YouTubeのシナリオライターはどんな仕事？0から稼ぐためのステップを月商1,000万規模のチャンネル運用者が解説

インタビュアーのワカジツです！本日はよろしくお願いいたします。

早速ですが、YouTubeのシナリオライターが活躍できるジャンルについて教えてください。

YouTubeには非常に多くの動画が存在すると思うのですが、どの場所でライターの需要があるのでしょうか？

YouTubeにおいて、シナリオライターの需要が高いジャンルは以下の3つです！

1. 企業や個人のマーケティング
2. 非属人系のエンタメ
3. ドキュメンタリー

それぞれ詳しく解説していくので、まだYouTubeのシナリオライターという仕事のイメージが湧いていない方は、ぜひご確認ください。

YouTubeで自社の商品やサービスをPRするために、マーケティング目的で作られたチャンネルでは、台本を作れるシナリオライターがかなり求められています。

特定のジャンルについて、企業の担当者やインフルエンサーがノウハウを発信しているようなチャンネルですね。

これからYouTubeシナリオライターを目指すなら、この分野で通用する台本制作ノウハウを身につけるのが、稼ぐうえで最も効率的だと考えています。

ノウハウを発信する系のチャンネル、僕もよく観ます！

なぜこのジャンルが最も効率的なのでしょうか？

事業の集客目的としてYouTubeを始める企業や個人は増え続けていて、今後も需要が途絶えることがないからです。

さらに販売する商品やサービスも高額なものが多く、その分ライターに回ってくる予算も高くなっています。

人によりますが、優秀な方だと台本1本で4万円くらい稼いでいますね。月10本も書けば、それだけで月収40万円です。

それはかなり高単価ですね…！

でも、高単価な分、台本を作るのが大変ということはないのでしょうか？

もちろん最初は、発信者の情報を調べたり、本人からヒアリングしたりという下準備が必要です。

でもライター自身も書いていくうちに、どんどん知識がストックされていって、かなり効率化できるようになります。

最終的には、1本4～5時間くらいで作れるようになると思いますよ。

1本4～5時間で4万円だったら、かなり夢がありますね！

仕事として多いのは、投稿者が顔出しや声出しをしない、非属人系のエンタメチャンネルです。

有名なものだと「ゆっくり解説」や「スカッと系」と呼ばれるジャンルですね。

ゆっくり解説とかはYouTube上にかなりたくさん動画があるイメージなので、仕事は多そうですね。

そうですね。ただし広告がチャンネルのメイン収入源になるので、マーケティング目的のチャンネルよりも稼げる上限額が低い傾向にあります。

そのため、ライターに割り当てられる予算が低くなりやすいのが難点です。よって初心者向けの案件というイメージですね。

「ホストの教育」とか「経営者が事業のダメ出しをする」のような、ドキュメンタリー系のチャンネルでも、台本を使うことが多い印象です。

チャンネルの目的としては、発信者の認知拡大ですね。

認知拡大…つまり、直接売上を目的としていないということでしょうか？

となると、シナリオライターに発注される予算も少ないのでしょうか。

いえ、むしろ逆で、認知拡大を目的としている人は別の事業でかなりの売上が出ているので、予算も多く割かれやすい傾向です。

ただしシナリオの難易度が非常に高いため、初心者にはあまりおすすめできません。

まずは他のジャンルで経験を積んで、実力がついてから挑戦するほうがいいですね。

まずは、マーケティング目的のチャンネルなどで仕事を獲得したほうが効率がよさそうですね。

それでは、0からYouTubeのシナリオライターになるためのステップを教えてください！

主な手順は、次の3ステップです！

需要があるのに営業が少ないというのは、かなりチャンスですね。

YouTubeのシナリオライターという仕事はそこまで認知が広まっていない段階なので、参入者がそこまで多くないのが現状です。

いまのうちに60点くらいの台本が作れるようになっておけば、かなり有利な状態で仕事を獲得できますよ。

これからシナリオライターを目指したい方は、ぜひ私のBrain「【※初心者向け】YouTube台本制作-超基礎ガイド-」をご覧ください。

YouTubeの基礎知識や、視聴者ニーズの掴み方など、台本制作に必要なノウハウをギュッとまとめています。

さらに1人あたり2動画分の添削サポートをつけているのが、私のBrainの強みです。

ノウハウだけでなく、添削がついているのは嬉しいですね！

正直、YouTube台本制作に求められる知識というものは、かなり少ないんですよね。

それよりも「受けた添削の回数や質」が、台本制作者の優劣を決めると考えています。

実務を取れるレベルに添削するサポートを用意しているので、これから本格的にシナリオライターとして活動していきたい方、稼ぎたい方は、ぜひ手に取ってみてください！

では最後に、YouTubeのシナリオを作るうえで意識すべきポイントを教えてください！

1. とにかく「視聴者ファースト」にすること
2. 発信者のキャラクターを理解すること
3. 発信者の価値観を理解すること

です！それぞれ詳しく解説します。

YouTubeのシナリオで大切なのは、視聴者が求めているものを理解して、とにかく視聴者ファーストで話を展開することです。

視聴者がどのレベルにいて、どんな情報を欲しているかをしっかりリサーチしましょう。

視聴者が何を求めているかを考えるのは、大変そうですね…。

だいたいのYouTubeチャンネルにはディレクターがいるので、動画のテーマや方向性が決まった状態でライターに降りてくることが大半だと思います。

そのためライターは、どちらかというと発信者の考え方をトレースして、わかりやすく提供することが大切です！

台本は発信者の代わりに発信内容を決めるものなので、キャラクターを理解したうえで作らなくてはいけません。

極端な例ですが、他のSNSでは敬語で発信しているのに、YouTubeだけタメ口というのはおかしいですよね。

確かに、キャラクターに合っていないですね…笑

発信者の雰囲気を崩さず、情報を発信していくことを心がけることが大切です！

キャラクターと同じく、価値観についてしっかり理解しておくことも大切です。

同じジャンルの発信者でも、大切にしている価値観は人によって違います。

例えば私は恋愛系のチャンネルを受け持っています。
恋愛ひとつとっても、「ひとりを大切にすべき」や「色々な人と遊んだほうがいい」など様々です。

「ひとりを大切にすべき」という価値観のチャンネルで、遊びを推奨するようなシナリオは適さないということですね。

そうです！価値観のズレは、シナリオライターとして確実に避けるべきポイントです。

発信者の他の動画を観たり、SNSでの発信を調べたりと大変な作業はありますが、需要があって稼げる仕事なので、ぜひチャレンジしてみてください！

ありがとうございました！