【属人性なし】YouTubeチャンネルを外注する5つのコツとは？1年で登録者15万人・売上5,000万円を突破したプロが暴露

インタビュアーのワカジツです！本日はよろしくお願いいたします。

早速ですが、YouTubeチャンネルをフル外注で運営するメリットについて教えてください。

フル外注だと楽だとは思いますが、なかなか伸びずに終わってしまうこともあるのではないでしょうか…？

確かにフル外注の場合、しっかり戦略を立てないとうまくいかないこともあります。
ただし、それを補って余りあるくらいに、メリットがあるのも事実です。

実際に私はフル外注で8チャンネルの収益化を実現していますし、そのうち1チャンネルは売上が5,000万円を超えています。

ではどのようなメリットがあるのか、私が考える3つの魅力を紹介します！

自分ですべての動画を作成していると、1つチャンネルを運営するだけでも相当な時間が必要です。

外注を活用すれば、動画作成やチェックに使っていた時間を自由に使えるので、他のチャンネルや事業に手を回して、売り上げをもっと伸ばしていけます。

時間が確保できるのは、外注化の大きな魅力ですよね。

でも、やはり自分でチェックしないと、完成度の高い動画が作れずに、結局費用だけがかかってしまう…ということにならないのでしょうか？

もちろんチャンネルの方向性や企画によっては、外注化がうまくいかないケースもあります。

でも「外注だから伸びない」ということはなくて、実際に私はフル外注のチャンネルで、1年で再生回数1.1億回を記録しました。

1.1億回再生ですか！？

フル外注でこれだけ再生されるのは、とても夢がありますね…！

参入するジャンルや競合のリサーチは必要ですが、外注だからといって伸ばせないということはありません。

外注をうまく使って確保した時間で、伸びるチャンネルを量産することで、稼ぎを大きく伸ばせる点は大きなメリットです。

外注化によって、チャンネルを伸ばして売り上げを安定させるための分析に時間を使えるのも、メリットの1つです。

チャンネルを伸ばしていくには、仮説を立てて検証していく作業が必要になるのですが、自分で動画を作っていると、なかなかそこまで手が回りません。

特に毎日投稿しているチャンネルだと、その日にアップする動画を作るだけで手一杯ということもあります。

僕も動画を作ったことはありますが、編集にかなり時間がかかるので、毎日投稿だと本当に大変だと思います。

動画制作に使っていた時間がなくなり余裕ができたら、ネタリサーチやサムネイル考案など、全体的なクオリティをブラッシュアップさせるための作業にリソースを費やせます。

収益アップに重要な要素である分析や企画立案にしっかり時間を割けるようになるのは、外注化の魅力的なポイントです。

YouTubeチャンネルの運営と一口に言っても、ジャンルがかなりあります。

業務を外注すれば他チャンネルをどんどん立ち上げていけるので、その分運営者としての経験を増やしていけるのはメリットです。

やはり、チャンネルはどんどん立ち上げたほうがスキルアップしていくのでしょうか？

そうですね。もちろん立ち上げる前のリサーチ段階で検討を重ねるのは大切ですが、やはり実際に運営を経験することが、最もスキルを磨けると思います。

• このネタは他チャンネルでもバズるだろう
• 以前成功したので、この部分を改善すれば数字がもっと伸びるだろう
• ここまでやると規制面上、広告がつかない可能性が高いだろう

など、データ上での根拠のある検証はもちろん、運営者としての勘も冴えるようになります。

私の実例を出すと、過去に収益化した際は15本ほどの投稿を必要としましたが、同ジャンルで別チャンネルを立ち上げた際は、以前の経験を活かして5本で収益化を達成しました。

運営者としての分析力や勘というのは大きな武器になるので、ぜひ外注を使って色々なことにチャレンジしてみてください。

それでは具体的に、チャンネル運営を外注するコツを教えてください！

1. わかりやすいマニュアルを作る
2. 自動で回る仕組みを作る
3. 自分の武器を身につける
4. 高いクオリティの動画を出し続ける
5. 注意深くアンテナを張る

です。それぞれ詳しく解説していきます！

事前にマニュアルを用意するのは面倒に思えるかもしれませんが、一度作成しておけばその後の作業がかなり楽になるので非常におすすめです。

• 毎回外注さんに説明をしなくてもいい
• 外注側からしても、やることが明確になり作業がはかどる
• ある程度のクオリティが担保されるので、チェックが楽になる

など、様々なメリットがあります。

マニュアルを作るうえで、意識したほうがいいポイントはありますでしょうか？

「小学生でも理解できるレベルで作り込むこと」ですね。

誰が見ても簡単にわかるくらいに、ていねいな解説つきでマニュアルを作成したほうがクオリティはアップします。

「ある程度理解はしてくれるだろう」という考え方ではなく、とにかく細かく解説を入れるようにしましょう。

ちなみに、YouTubeだと「台本」や「動画編集」「サムネイル」など、色々な外注先がいると思うのですが、それぞれでマニュアルを作るのでしょうか？

例えば僕はライターなので台本のマニュアルは作れそうですが、動画編集やサムネイルには自信がありません…。

そういうときは、できる限りその分野に詳しい人にチェックしてもらったり、一緒に作り込んだりすることがおすすめです。

自分ができない分野のマニュアルを1人で作るのは難しいため、知識のある人の力を借りて作るようにしてみてください。

外注するときは、毎回1つずつ個別に発注するのではなく、動画が完成するまでの仕組みを作り、流れを自動化すると効率的です。

1. 管理表を作成して、クリエイター全員に共有する
2. 管理表の使い方を解説して、クリエイターが自主的に着手できるようにする
3. クリエイターが作業を進めているかのチェックも外注する

こうすれば、自分が寝ている間にも、どんどん動画制作が進むのでおすすめです。

仕組みづくりができていると、さらに自分の時間を確保できそうですね。

ちなみに「外注さんが納期に遅れる」「連絡がつかなくなる」などのイレギュラーが発生したときには、どのように対応しているのでしょうか？

一番は先を考えた行動をしておくことですね。例えば急に動画編集者さんが飛んでしまったときのことを考えて、ストックを貯めておけるように発注量を調整するなどです。

納期に遅れる頻度が増えてきたら、飛ぶ前に前もって新しい外注さんを確保しておくこともよくやります。

うまく回るように事前に対応したり、イレギュラーが起きたらすぐに動ける体制を作っておくことが、仕組みづくりでは大切です。

クリエイターとしてでも、ディレクター・運営ノウハウなどなんでもいいので、得意なスキルを1つでも身につけておくと便利です。

得意なものがあると、クリエイターの立場になってわかりやすく教えられます。

外注さんから質問を受けたときも、すぐに回答することで安心感を与えられるので、運営がスムーズに進みやすくなりますよ。

なるほど。幸谷さんはどのような武器を身につけているのでしょうか？

私は今でこそ運営のスキルを色々持っていますが、最初はシナリオライターとして、実力をつけることに専念しました。

「その部分では他の人には負けない！」というくらい自信のある武器を持っていると、運営をスムーズに進められるので、まだYouTubeに慣れていない方は何かしらのスキルアップを考えてみてください。

当たり前ではあるのですが、クオリティにはこだわるようにしましょう。

色々なジャンルで、YouTubeチャンネルは年々増加しています。
いまから参入する後発組が生き残って伸ばすためには、サムネイルや中身のクオリティにこだわることが大切です。

クオリティにこだわるには、どのようなことを意識すればいいでしょうか？

効率的に伸ばすために、最初は競合をトレース（参考に）して、ネタをブラッシュアップしたり、新しい切り口の企画を考えたりするところから始めましょう。

例えば「お金を稼ぐために絶対にやめた方がいい習慣5選」という競合の動画がバズっている場合、「何がバズの要素なのか」を考えていきます。

今回だと「絶対やめた方がいい習慣」という表現や、「5選」というまとめ方がバズにつながっていると考えられるので、お金を稼ぐ→ダイエットに変えても伸ばせる可能性は高いです。

なるほど！競合を見て、変えてもいい部分を変えることで、新しい切り口を見つけていくんですね。

そうです。YouTube上の検索フィルターを使えば、アップロード日順や視聴回数順など、直近でバズっている動画を簡単に見つけられます。

トレースの仕方を工夫しつつ、クオリティの高い動画を作ってみてください。

情報収集はYouTubeチャンネルを伸ばすうえで重要なので、常にアンテナを張って、新しいノウハウがないか確認しておきましょう。

例えばX（Twitter）でビジネスアカウントを作成して、有益なツイートをしている方をウォッチすることで、効率よく情報を集められます。

他にも、普段の生活で気になったものを仕事で活かせないか考えたり、アニメや漫画で感情が揺さぶられたシーンの要素を分解してみたりと、日頃から情報感度を高めておきましょう。

アンテナを張っておけば、何かしら仕事に活かせるものが出てくるかもしれませんね。

その他のコツに関しては、私が執筆したBrain「【フル外注&属人性なし】たった1年で売上５０００万/登録者数15万人達成したYouTube裏ロジックの全て」で詳しく解説しています。

私がライターやYouTubeでのお仕事経験がゼロのド素人状態から、試行錯誤を繰り返して培ったノウハウを詰め込んだ教材です。

YouTube運営をしたいが何から始めたらいいかわからない方や、時間がないので外注化して効率よく運営したい方などに役立つ内容になっているので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください！

最後に、YouTubeチャンネルを外注する注意点を教えてください！

1. いきなりすべてを丸投げしない
2. 短期戦だと考えない
3. 外注先をおろそかにしない

です。それぞれ紹介していきます。

あまり経験のない状態で、自分の大切なチャンネルをいきなりすべて外注に任せるというのは、リスクが高いです。

最初はシナリオだけなど、部分的にディレクターを雇って作業時間を減らしつつ、クオリティも安定させていくようにすることをおすすめします。

外注には費用もかかりますし、いきなり丸投げは確かに怖いですね。

まずは一部だけ外注して、徐々に任せる幅を増やしていき、新しいチャンネルや事業を展開する時間を作る。

リスクヘッジのためにも、上記のサイクルを回すことを意識してみてください。

せっかく外注で時間を作っても、自分が考えた企画が滑ることはよくあるし、うまく回すまでに時間はかかります。

YouTubeはマラソンみたいなものなので、短期で一喜一憂するのではなく、コツコツ長期的に努力を続けていきましょう。

少しずつノウハウを積み重ねていくことで、最終的に効率よく稼げるチャンネルを運営できるようになります！

外注と一口に言っても、いろいろな相手がいます。クオリティの高いものを作りたいクリエイター気質の方や、楽して稼ぎたいと思っている人など、様々です。

ときには外注先と温度感が合わず、やり取りがうまく行かないことがあるかもしれません。

それでも諦めずに外注さんと向き合うことで、自分の信頼できる人と仕事ができるようになります。

自分の効率化ばかりを考えて、外注さんとのコミュニケーションをおろそかにしてしまうのはよくないですね。

信頼できる外注さんが増えることで、収益も上がっていきます。

外注さんの温度感をしっかり汲み取って、お互いに満足できるような仕組みを考えていきましょう！

ありがとうございました！