「Lステップのコンバージョン機能って何ができるの?」
「具体的な使い方を教えて」
「成果につながるコツを知りたい」
このように考えていませんか?
Lステップのコンバージョン機能は、商品やサービスが購入されたときに特定のアクションを設定できる機能です。スタンダードプラン以上の契約で使用でき、マーケティングにも役立ちます。
とはいえ、うまく使いこなせず困っている方も多いのではないでしょうか。Lステップ以外の設定も必要なので、初心者にとっては難易度がやや高いですよね。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説していきます。
- コンバージョン機能のメリット
- 使い方
- 注意点と代替案
- コンバージョン率を上げるコツ
最後まで読めば、機能を使いこなして売上げアップにもつながる内容です。ぜひ、参考にしてみてください。
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目次
Lステップのコンバージョン機能を活用する3つのメリット
コンバージョン機能には、主に3つのメリットがあります。
- コンテンツURLの自動送信で手間を省ける
- 自動的なクロスセル・アップセル提案で売上げアップを狙える
- リッチメニューを自動変更して関係構築に役立つ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.コンテンツURLの自動送信で手間を省ける
Lステップのコンバージョン機能は、誰が何を購入したのか特定して瞬時にコンテンツのURLを自動送信してくれます。
これまではWebサイトでコンテンツが購入されると、自分でメールアドレスの確認と記載をして、URLを送付する作業が必要でした。
ユーザーが購入してから、コンテンツの提供に数日かかってしまうケースも珍しくありません。
Lステップのコンバージョン機能を使えば、ユーザーの対応にかかる手間を解消してくれます。
さらに、ユーザーを待たせずにコンテンツを提供できるので、満足度が高まるのもメリットです。
2.自動的なクロスセル・アップセル提案で売上げアップを狙える
Lステップのコンバージョン機能を活用すれば、以下の提案も自動的にできます。
- クロスセル:購入した商品の関連商品を訴求
- アップセル:購入した商品の上位プラン・モデルを訴求
購入者に「この商品を購入した人は、こんな商品も購入しています」のような、Amazonや楽天市場で買い物をした際によく見るメッセージを自動で送ってくれます。
また、お試し価格での商品購入者を特定して、本命の上位モデルを限定公開するといったことも可能です。
営業にかかる手間を削減しながら売上アップも期待できるのは、コンバージョン機能を活用する利点といえます。
3.リッチメニューを自動変更して関係構築に役立つ
コンバージョン機能は購入者を特定するだけでなく、購入内容によって限定のリッチメニューを表示する設定も可能です。
購入してくれたユーザーに対して、同じ商品の紹介を続けても意味がありません。むしろ何度も売り込んでしまうと、うっとおしく思われるでしょう。
そのため、購入者には商品の詳細説明や使い方のアドバイス、気軽に問い合わせができるなどのリッチメニューに変更するのが効果的です。
購入後もLステップを見てもらえるように設計しておけば、新商品を発売した際も興味を持ってもらいやすくなります。
コンバージョン機能は、ユーザーとの関係構築にも役立つ便利な機能です。
▼リッチメニューについて詳しく解説▼
【知らなきゃ損】Lステップのリッチメニューのメリット3選!基本情報から設定方法まで解説
>>【知らなきゃ損】Lステップのリッチメニューのメリット3選!基本情報から設定方法まで解説
Lステップのコンバージョン機能を使う方法3ステップ
こちらでは、コンバージョン機能を使う方法を3つのステップに分けて解説していきます。
- 測定するページを作成する
- コンバージョン登録をする
- タグを測定するページに埋め込む
注意点もあわせて紹介するので、ぜひ確認してみてください。
1.測定するページを作成する
Lステップのコンバージョン機能は、特定のWebページが表示されることで認識する仕組みです。
そのため、商品購入の完了ページやセミナー申し込み完了ページなど、測定するWebページを作成しておく必要があります。
複数の商品を持っている場合は、それぞれ測定するページを作成しないと正確なデータが取れないので注意してください。
2.コンバージョン登録をする
Lステップの管理画面を開き、サイドバーにある「コンバージョン」をクリックします。
「新しいコンバージョン」をクリックすると「コンバージョン名」を登録できます。
名前を決める際は、どの商品なのかわかりやすくしておくのがポイントです。
次に、購入した友だちが特定された際のアクションを設定してください。テンプレートの送信など、9種類のアクションを選べます。
アクションを設定して、緑色の登録ボタンをクリックすればOKです。
3.タグを測定するページに埋め込む
コンバージョン登録後にコピーしたhtmlタグを、測定ページに埋め込みます。サイトをWordPressで構築している場合、プラグインを使って埋め込むことも可能です。
とはいえ、コンバージョンタグの埋め込みにはプログラミングの知識が必要です。
知識がない状態でサイトのプログラムを触ると、バグの原因になります。担当者が別にいるのであれば、埋め込み作業は任せてしまうほうが無難でしょう。
また、コンバージョン機能はLステップから送ったURLをクリックした人のみを計測するので、短縮URLの発行も忘れないでください。
以上の手順で、Lステップのコンバージョン機能が使えるようになります。
【注意】iPhoneではLステップのコンバージョン機能が使えない
iPhoneでLステップのコンバージョン機能を使いたい方は多いでしょう。
しかし、残念ながら現状では使用できません。理由と代替案を詳しく解説していきます。
1.iOS13.3以降で使えなくなってしまった
コンバージョン機能は便利な機能ですが、iPhoneのiOS13.3以降では使えなくなってしまいました。
Lステップの不具合ではなく、cookie(クッキー)に関する規制が強くなったためです。
cookieとは、Webページを開いたユーザーの情報を一時的に保存する機能です。
Lステップのコンバージョン機能では、cookieを使ってユーザーが測定ページを閲覧したことを把握して、タグ付けしています。
しかし、今は世界的に個人情報保護の管理が厳格になっています。日本でも個人情報保護法が改正されたことで、ユーザーの同意なくcookieを利用することへの規制が強まりました。
そのため、iOSのアップデートにともない、iPhoneではLステップのコンバージョン機能が使えなくなっています。
2.代替案は「流入経路分析」
iPhoneでコンバージョン機能を使いたい方には、代替案として「流入経路分析」の活用を推奨します。
流入経路分析は、どこから友だち追加したのかがわかる機能です。
しかし、流入経路には、商品購入の完了ページやセミナー申し込み完了ページなどの「測定したいページ」を設定することも可能です。
測定したいページに設置したボタンをユーザーがクリックすると、流入経路として検出されて自動的にタグ付けをしてくれます。
コンバージョン機能のすべてを補えるわけではありませんが、iPhoneユーザーは流入経路分析での代用を検討してみてください。
Lステップのコンバージョン率を上げる3つのコツ
3つのコツを押さえれば、Lステップのコンバージョン率は上がりやすくなります。
- シナリオ配信で購買意欲を高める
- 見込みのあるユーザーに訴求する
- 時間をおいて再提案する
「Lステップを成果につなげたい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
1.シナリオ配信で購買意欲を高める
コンバージョン率を上げるためには、商品の魅力をどれだけ伝えられるかが重要です。そこで有効なのが、シナリオ配信です。
友だち追加してくれた直後のユーザーは、商品について深く知らない場合がほとんどでしょう。そのため、いきなり訴求するのはおすすめしません。
シナリオ配信で購入するメリットや使い方を丁寧に説明して、ユーザーとの良好な関係を構築してください。商品に対する思いやこだわりなど、ストーリーも伝えると、購買意欲はより高まります。
ユーザーが届くのを楽しみにしてくれるようなシナリオ配信を設計するのが、コンバージョン率のアップにつながります。
▼シナリオ配信のポイントを紹介▼
Lステップのシナリオ配信のやり方を解説!作成ポイントや送信できないときの対処法も紹介
>>Lステップのシナリオ配信のやり方を解説!作成ポイントや送信できないときの対処法も紹介
2.見込みのあるユーザーに訴求する
当たり前ですが、商品を購入する見込みのないユーザーよりも、見込みのあるユーザーにアプローチするほうが成果につながりやすいです。
Lステップの回答フォームを活用すれば、ユーザーの属性などの詳細な情報を収集できます。また、分析機能では、配信した内容をどれくらい読んでいるかのスコアリングも可能です。
商品を購入する見込みのあるユーザーを把握して、ターゲットに合わせた内容を配信することが、コンバージョン率の向上には有効です。
▼Lステップの回答フォームについてはコチラ▼
Lステップの回答フォームでできる6つの機能!設定したい項目や返信率を上げるポイントを解説
>>Lステップの回答フォームでできる6つの機能!設定したい項目や返信率を上げるポイントを解説
3.時間をおいて再提案する
Lステップを配信しても、ユーザーは以下のような理由で反応しない場合がほとんどです。
- 単純に忘れていた
- お金が足りなかった
- 慎重に悩んでいた
そこでLステップのリマインダ配信を活用して、興味関心の高いユーザーに対して再提案をするのがポイントです。
どれだけ売上がよくても、コンバージョンが100%となることはありません。仮に10%が反応した場合でも、残りの90%を諦めるのは大きな機会損失です。
Lステップは友だち情報が残るので、再提案が簡単にできます。定期的なリマインド配信を怠らないように心がけてください。
Lステップのコンバージョン機能を使いこなして売上アップにつなげよう
Lステップで売上を伸ばすためには、コンバージョン機能は欠かせないツールです。ぜひ記事の内容を参考にして、使いこなしてみてください。
とはいえ、機能を最大限活かすためにはマーケティングスキルが必要不可欠です。
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