【総フォロワー20万社長が解説】情報発信で〝消える人〟の共通点と成功する人の思考法とは

Brainメディア運営部です!

今回は弊社代表の迫佑樹のインタビューを元に記事を執筆しました。

簡単に紹介をさせていただきます。

>>迫佑樹プロフィール

知識共有プラットフォーム「Brain」の代表を務め、これまでに28万人以上のユーザーが利用。

わずか3年で年商10億円を突破し、運営するオンラインスクールの受講者は累計2万人を超え。

「日本一の教育会社をつくる」という想いを胸に、人生を懸けて挑戦中。

スキルを活かして、自由に生きる個人を増やすための情報を日々発信している。

今回は、28万ユーザーを抱えるプラットフォーム「Brain」の運営者である迫佑樹さんの知見から、〝一瞬で消える人と、10年後も輝き続ける人の決定的な違い〟を徹底解説していきます。

「あの人、去年1,000万円も稼いだのに、
なんで自己破産したの…?」

「成功してキラキラして見えたのに、
気づいたら逮捕されたり、離婚したり…

SNSやビジネスの世界で、そんな話を見聞きしたことはありませんか。

これは、決して遠い世界の他人事ではありません。

事実、Brain運営部には、ある日突然、
税務署から「〇〇さんが破産申し立てをしました」という通知が届いたことがあります。

(これは、収入や手持ちの財産ではもう借金を返すことができず、経済的に破綻してしまったことを意味します。)

その方は、前年にBrainだけで〝1,000万円以上〟を稼ぎ出した、
誰もが羨む成功者でした。

なぜ、一度は結果を出したはずの人が、
いとも簡単に転落してしまうのか。

その理由は、彼らの〝ロードマップのゴール設定〟が根本的に間違っていたからです。

多くの人が目指してしまう「月10万円稼ぐ」「年収1,000万円達成」といった目標は、
実はあなたの才能を潰し、燃え尽きさせる〝天井の低いゴール〟に他なりません。

たとえその目標を達成できても、
お金だけの薄い人間関係に悩んだり、「自分はもう成功した」と学びを止めたりして、
幸福とは程遠い場所へたどり着いてしまうのです。

本記事では、迫さんが見てきた数々の成功と失敗の事例を元に、
なぜ多くの成功者が途中で消えてしまうのか?〟という根本原因を解き明かします。

その上で、あなたが短期的な結果に一喜一憂せず、
長期的に輝き続けるための〝本当に設定すべきゴール〟の見つけ方を具体的にお伝えします。

この記事を読み終える頃には、あなたは目先の数字に惑わされることなく、
自分だけの〝輝く未来〟を描くための、
本質的な羅針盤を手にしているはずです。

目次

あなたの未来は「ロードマップのゴール設定」ですべて決まる

あなたの未来は、〝ロードマップのゴール設定〟ですべて決まります。

成功し続ける人と一瞬で消える人の違いは、
才能や努力ではなく、ロードマップの「最終目的地」がどこにあるか、ただそれだけです。

多くの人が「月100万円稼ぐ」といった〝誤ったゴール〟を掲げ、
結果として転落しています。

Brain代表の迫さんが実際に目にした「前年に1,000万円を稼いだ人の自己破産」も、これが原因です。

この章では、あなたが燃え尽きることなく輝き続けるための「本質的なゴール設定」について、徹底的に解説していきます。

なぜ「結果を出す」だけではダメなのか?消えていく人もロードマップは持っていた

まず、残酷な事実からお伝えしなければなりません。

ビジネスの世界において、〝結果を出す〟という行為そのものは、
あなたの長期的な成功を何一つ保証してくれないのです。

なぜなら、彗星のごとく現れては消えていく人々のほとんどが、
短期的には驚くような結果を出しているからです。

本当に目を向けるべきは、その先にある〝結果を出し続けられるか、それとも維持できずに消えるか〟という、
よりシビアな現実です。

なぜ「結果を出す」だけでは不十分なのでしょうか。

それは、情報発信やコンテンツ販売の世界が、
特に変化のスピードが速いからです。

だからこそ、多くの成功者が生まれ、同時に、
それ以上の数の人々が舞台から姿を消していきます。

実際に、Brainを運営する迫さんの元には、ある日突然、
税務署から「貴社と取引のある〇〇氏が、破産申し立てを行いました」という一通の通知書が届いたことがあります。

その人物は、前年に1,000万円以上を稼ぎ出した、
間違いなく〝結果を出した〟人間でした。

彼もまた、「月1000万円稼ぐ」という目標を達成するためのロードマップを緻密に描き、
実行したはずです。

しかし、彼のロードマップは、
その「1000万円稼ぐ」という地点が終着駅だったのかもしれません。

ゴールテープを切った瞬間に、次へ進むための地図も、コンパスも、
そして進むべき理由さえも失ってしまったのです。

だからこそ、私たちは「結果を出す」という一点の成功と、
「結果を出し続ける」という線の営みを、明確に区別して考えなくてはなりません。

このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • 短期的な成功は、長期的な安定を保証しない
  • 消えていく人も、結果を出すためのロードマップは持っている
  • 真の課題は「結果を出し続ける」ことにある

だからこそ、一瞬の輝きで終わるか、
恒星のように輝き続けるかを決めるのは、あなたが今、手元に広げているロードマップの〝ゴール〟がどこを指しているのか、
そのによって決まるのです。

成功し続ける人とそうでない人の違いは、ロードマップの「最終目的地」にある

それでは、輝き続ける人と消えゆく人を分ける、
ロードマップの決定的な違いとは何でしょうか。

結論から言えば、それはロードマップに設定された〝ゴールの高さ〟と〝その質〟にあります。

なぜなら、あまりにも低く、そして質の悪いゴールを設定してしまうと、
人はそれを達成した瞬間に成長を止め、〝守り〟に入ってしまうからです。

例えば、あなたが今、「まずは月10万円を稼げたらいいな」という目標を立てたとします。

もちろん、副業で月10万円の収入が増えることは素晴らしいことです。

生活は、間違いなく〝良くなる程度には〟変わるでしょう。

しかし、SNSという強力なツールを手にしているあなたにとって、
その目標は正直に言って〝限界を作る目標〟なのです。

あなたも心のどこかでは、お金を稼ぐという事実の裏側にある、
誰かへの価値提供〟という側面に惹かれていたはずです。

その大きな可能性に気づいていながら、
自分のゴールを「月10万円」という小さな箱に閉じ込めてしまうのは、あまりにもったいないのです。

この話は、かつて迫さん自身が体験したことでもあります。

彼は「月100万円稼ぐ」「年収1億円」「年間10億円」と次々に目標を達成していきました。

しかし、数字が大きくなるにつれて、彼の心には「次は何だ? 100億円稼げば、この虚しさは消えるのか?」という、
拭いきれない空虚感が広がっていきました。

彼は気づいたのです。

自分は「資本主義を攻略する」というゲームの点数を追いかけるだけの、
終わりなきラットレースに迷い込んでいたのだと。

そのゴール設定は、あまりにも低く、質が悪かったのです。

この話の内容を、少し整理しておきます。

  • 「〇〇円稼ぐ」という目標は、達成した瞬間に虚しさを生む
  • 低い目標は、あなたの才能と可能性を殺してしまう
  • 本当のゴールは、数字の先にある〝理想の世界〟を描くこと

だからこそ、成功し続ける人々は「自分が本当に作りたい世界は何か?」という、
もっと高く、そして意味のある理想を最終目的地に設定しています。

その壮大なゴールがあるからこそ、途中の通過点に満足せず、
学びを止めず、常に挑戦を続けることができるのです。

あなたの「月10万円」目標が、成功を遠ざける〝危険な落とし穴〟であるワケ

多くの人が最初に掲げる「月10万円稼ぐ」という目標。

実はこの目標こそが、あなたの才能をロックし、
成功から遠ざけてしまう〝危険な落とし穴〟の正体です。

一見すると現実的で達成可能なこの目標は、
SNSという無限の可能性を秘めたツールを手にしたあなたのポテンシャルを、
あまりにも小さな箱に閉じ込めてしまいます。

この章では、なぜ「月10万円」という目標があなたの成長を止め、
燃え尽き症候群へと導いてしまうのか。

そのメカニズムを、具体的な事例と共に解き明かしていきます。

「月10万円稼ぐ」は才能の無駄遣い。成功し続ける人が絶対に掲げない“限界を作る目標”

もしあなたが今、ビジネスを始めるにあたって「まずは月10万円稼ぎたい」という目標を掲げているなら、
その目標はあなたの成功を妨げる〝最大の足かせ〟になるかもしれません。

なぜなら、SNSがインフラとなったこの時代において、
その目標はあなたの才能と可能性を最大限に引き出すどころか、
むしろ〝無駄遣い〟させてしまう危険な罠だからです。

なぜ、月10万円という目標が〝あなたの限界を作ってしまう〟のでしょうか。

それは、あなたが思っている以上に、
その目標達成の価値が低くなっているからです。

インターネットがなかった時代であれば、
個人が月10万円の副収入を得ることは非常に困難でした。

しかし今は違います。

SNSを使えば、あなたの知識や経験は、
瞬く間に日本中、あるいは世界中の悩める人々へ届けることができます。

その計り知れないポテンシャルに気づいているあなたにとって、
「月10万円」はゴールではなく、単なる〝チュートリアル〟に過ぎません。

考えてみてください。

あなたは、何かしらの価値を提供できると信じているからこそ、
発信を決意したはずです。

その価値は、本来であれば1,000人、1万人の人生に影響を与える力を持っているかもしれません。

にもかかわらず、「月10万円」という数字に縛られてしまうと、
あなたの思考は「どうすれば目標を達成できるか」という小さな範囲に限定され、
より大きな成功への道筋を見失ってしまうのです。

このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • SNS時代において、「月10万円」はゴールとして圧倒的に低い
  • 低い目標は思考を制限し、本来のポテンシャルを封じ込めてしまう
  • 結果を出し続ける人は、そんな〝限界を作る目標〟では満足しない

あなたの才能は、そんな小さな目標で測れるものではありません。

もっと大きな未来を描くことから、本当の成功は始まるのです。

月10万円で人生は「良くなる」だけ。あなたのポテンシャルを殺す〝満足の罠〟

もちろん、「月10万円稼ぐなんて大したことない」と否定したいわけではありません。

今の生活にプラス10万円の収入が加われば、
それは非常に大きなインパクトをもたらします。

これは紛れもない事実です。

例えば、あなたが月の手取り20万円で、
自由に使えるお金が5万円だとします。

この状況で、新たに10万円を稼げるようになったらどうなるでしょうか。

自由に使えるお金は、5万円から15万円へと一気に〝3倍〟になります。

今まで我慢していた少し贅沢な外食も、欲しかった洋服やガジェットも、
気軽に手にすることができるようになるでしょう。

間違いなく、あなたの人生は豊かになります。

しかし、ここにこそ、あなたのポテンシャルを殺す〝満足の罠〟が潜んでいます。

それは、あなたの人生が「良くなる」だけであり、
根本から「変わる」レベルのものではないという事実です。

SNSの持つ本当の威力、そしてあなたが秘めているポテンシャルは、
そんなものではないはずです。

人生が「良くなる程度」で満足してしまえば、あなたはそこで学びを止め、
モチベーションは低下し、成長の機会を自ら手放してしまうことになります。

この話の内容を、少し整理しておきます。

  • 月10万円の収入増は、生活を「良くする」が「変える」ものではない
  • 「良くなる程度」で満足することは、成長を止める〝危険な罠〟
  • あなたのポテンシャルは、そんなレベルで留まるべきではない

あなたの価値は、そんな小さな物差しで測れるものではありません。

もっと大きな変化を起こせる存在なのだと、自分自身を再評価してあげてください。

心当たりはありませんか?お金の先にある〝本当のゴール〟を見つける方法

最後に、あなたの心の中に問いかけてみてください。

そもそも、あなたが情報発信やビジネスに興味を持った〝最初のきっかけ〟は何だったでしょうか。

断言しますが、それは単なる「お金を稼ぎたい」という欲求だけではなかったはずです。

心当たりはありませんか?

誰かのYouTubeを見て、「こんな風に人に影響を与えられるってかっこいい」と憧れたこと。

あるインフルエンサーの発信に触れ、「この人の知識のおかげで救われた。
自分も誰かの人生を変えるきっかけを作りたい」と強く思ったこと。

あるいは、成功している人を見て、「この人のように豊かになって、周りの人を幸せにしたい」と感じたこと。

そうした憧れや感動の裏側には、
必ず〝自分の欲求以外の何か〟があったはずです。

それは、誰かに価値を届けたいという貢献意欲であり、
自分を表現したいという自己実現の欲求です。

その純粋でパワフルな動機に気づいていながら、
いざ行動する段になると、「まずは月10万円」という、
あまりにも現実的で小さな目標にすり替わってしまってはいないでしょうか。

それが、あなたの能力を過小評価させる〝天井の低い〟ゴール設定の正体です。

あなたが最初に心惹かれた、あの輝いて見えた世界。

その本質は、お金という数字ではなく、
人が人に与える影響力や、誰かの人生を豊かにする喜びの中にあったはずです。

このパートでお伝えしたいのは、次の3つのポイントです。

  • 発信の原動力は、お金ではなく「貢献」や「自己実現」の欲求にある
  • 「誰かに影響を与えたい」という純粋な想いを思い出すことが鍵
  • その本来の動機こそが、あなたを成功に導く〝本当のゴール〟になる

もう一度、自分の原点を思い出してください。

あなたが本当は何をやりたかったのか。

その答えこそが、あなたを燃え尽きさせることのない、
本物のロードマップを描くための第一歩となるのです。

年収10億でも不幸だった僕が気づいた「お金をゴールにする」という病

もし、年収10億円を稼げば、人は幸せになれるのでしょうか。

Brain代表の迫さんは、その答えが「ノー」であることを、
身をもって体験しました。

これは、お金をゴールに設定することの恐ろしさを物語る、壮絶な実体験です。

彼はお金を追い求め、資本主義というゲームの頂点を目指しました。

しかし、その先で待っていたのは、達成感ではなく、
拭いきれないほどの空虚感と、取り返しのつかない後悔でした。

この章では、迫さんの体験を通して、「お金を稼ぐこと」をゴールにした人間がどのような末路を辿るのか、
そのリアルな姿を明らかにしていきます。

月100万→年収1億→年収10億。達成しても満たされなかった僕のラットレース

多くの人が夢見る「経済的な成功」。

それは、まるで終わりのないレースのように、人を駆り立て続けます。

迫さんもまた、そのレースにどっぷりと浸かっていました。

彼にとって、資本主義を攻略することこそが正義であり、
幸福への唯一の道だと信じていたのです。

彼のレースは、大学生の時に始まりました。

「月100万円稼ぎたい」。

その目標を、大学4年生で見事に達成します。

しかし、喜びも束の間、すぐに次の目標が頭をよぎりました。

「よし、次は年収1億だ」。

彼はビジネスに没頭し、起業してわずか1年目に、
その目標すらもクリアしてしまいます。

達成感はある。

しかし、心のどこかで満たされない感覚が消えません。

「ああ、達成しちゃったな。
じゃあ次、年間10億稼げば幸せなのかもしれない」。

そう信じて走り続け、起業4年目には、
年間売上10億円という大台に乗せました。

しかし、そこで彼を待っていたのは、至福の時ではなく、
さらに深い問いでした。

「次は何だ?
100億行けば、今のこの不幸は払拭されるのか?」。

目標を達成すればするほど、まるで蜃気楼のように、幸福は遠ざかっていく。

進んでも、進んでも、ゴールテープの先には、
また新しいスタートラインが引かれているだけ。

彼は、自分がただひたすらに数字を追いかけるだけの〝ラットレース〟に迷い込んでいることに、
薄々気づき始めていました。

このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • 数字の目標達成は、一時的な高揚感しか生まない
  • 資本主義ゲームの中では、ゴールは無限に再設定される
  • お金を追いかけるだけでは、心の空虚感は決して埋まらない

お金という数字をゴールにしたロードマップは、
あなたを永遠に満たされることのない、終わらないゲームへと誘い込んでしまうのです。

僕の目を覚まさせた「ある悲劇」。目の前の一人すら救えない人間が、100億の価値を提供できるのか?

終わらないレースの中で虚しさを感じていた迫さんに、転機が訪れます。

それは、あまりにも突然で、悲劇的な出来事でした。

彼の身の回りで、同じように発信を頑張っていた人物が、
自ら命を絶ってしまったのです。

その一報を聞いた瞬間、彼の頭は真っ白になりました。

そして、自分自身に、燃えるような怒りと共に、
痛烈な問いを突きつけました。

「待てよ」と。

「100億稼げば幸せになるなんて、それ、なめてるよな。
目の前の一人の人生すらも変えてあげることができなかった人間が、
100億の売上を作って、その価値を提供できる資格があるのだろうか
」。

これまで自分が信じてきた価値観が、
ガラガラと音を立てて崩れ落ちる瞬間でした。

彼は、お金をゴールにしたロードマップを敷いていたことで、
本当に大切なものを見失っていたことに気づかされます。

「資本主義さえ攻略できれば幸せになる」という誤った信念のために、
目の前にいる大事な人をおろそかにしていた。

もっと大事なゴールがその奥にあったにもかかわらず、
自分は一体何をやっていたんだ、と。

達成感の裏にあった虚しさの正体は、これだったのです。

進んでも、進んでも、幸せから遠ざかっていたのは、
そもそも進むべき方向が間違っていたからでした。

この話の内容を、少し整理しておきます。

  • 本当の価値は、稼ぐ金額の大きさでは測れない
  • 目の前の人を大切にできない成功は、砂上の楼閣である
  • 人生の危機が、間違ったゴール設定に気づかせてくれることがある

この悲劇がなければ、迫さんはずっとお金という幻を追いかけ、
全てを失っていたかもしれません。

人生を揺るがすほどの出来事が、時として私たちに、最も重要な真実を教えてくれるのです。

お金も、名誉も、フォロワーも。全てはあなたの理想を叶えるための「ツール」に過ぎない

この壮絶な体験を通して、迫さんは一つの確信に至ります。

それは、お金も、名誉も、フォロワー数も、
それ自体がゴールなのではなく、全てはあなたが理想を叶えるための〝手段(ツール)〟に過ぎない、という真実です。

多くの人が、「お金を稼げば幸せになれる」「フォロワーが増えれば認められる」という、
いつの間にかすり込まれた価値観に縛られています。

しかし、それは全ての不幸の始まりです。

ツールであるはずのお金や名誉を得ること自体が「ゴール」であるという、
誤った洗脳を解かなければなりません。

そして、自分自身にこう問いかけるのです。

本当にあなたが作りたい世界って何ですか?」と。

その答えは、決して「周りの人がボロボロになって病んでいるのに、
自分だけお金を稼げればいい」という世界線ではないはずです。

まずは、あなたの周りにいる人にちゃんと価値を提供して喜んでもらう。

その感謝の輪が少しずつ広がっていく。

その〝結果として〟、売上というものがついてくる。

そして、その売上を使って、さらに多くの人の人生に影響を与えていく。

この美しい循環こそが、私たちが本来目指すべき姿ではないでしょうか。

このパートでお伝えしたいのは、次の3つのポイントです。

  • お金やフォロワー数は、目的ではなく「手段」である
  • 手段と目的を履き違えた瞬間に、すべてが狂い始める
  • 本当のゴールは「自分が作りたい世界」の実現にある

ツールをゴールだと勘違いしないでください。

あなたのロードマップの最終目的地に設定すべきは、
お金という数字ではなく、あなたにしか作れない〝輝く未来〟の姿なのです。

結果を出した途端に堕ちる人がハマる「3つの罠」

なぜ、一度は栄光を掴んだはずの人が、
いとも簡単に転落してしまうのでしょうか。

その背景には、成功者が必ずと言っていいほどハマってしまう、
恐ろしい「3つの罠」が存在します。

これらの罠は、お金をゴールに設定したロードマップを歩む者たちの行く手に、
まるで時限爆弾のように仕掛けられています。

この章では、迫さんが数多くの成功と失敗を見てきた中で明らかになった、
転落者たちの共通点を「3つの罠」として具体的に解説します。

この法則を知ることで、あなたは同じ過ちを繰り返すことなく、
持続的な成功への道を歩むことができるでしょう。

【罠1】お金で集まった人間関係は、お金が尽きた瞬間に崩壊する

第一の罠は、人間関係に関するものです。

それは、〝お金で築いた人間関係は、お金が尽きた瞬間に砂のように崩れ去る〟という、
残酷な法則です。

多くの人が、成功すれば素晴らしい人間関係に恵まれると信じています。

しかし、「1億円稼ぐ」といった目標を達成した人々の周りには、
残念ながら、その人自身ではなく、その人のお金に魅力を感じる人々が集まってきがちです。

その結果、どうなるか。

お金目的で近づいてきた人々に裏切られ、
人間不信に陥るという悲劇が待っています。

しかし、迫さんはこう指摘します。

「裏切られた、と嘆く前に考えてみてほしい。
そもそも、そうした薄っぺらい人間関係しか築いてこなかったのは、
自分自身なのではないか?」と。

お金を稼ぐことだけを考え、人間的な信頼関係の構築を怠ってきた。

そのツケが、事業が落ち目になった時に一気に回ってくるのです。

昨日まで周りにいた人々は蜘蛛の子を散らすように去っていき、
たった一人残された自分を前に、「自分の価値は、お金だけだったのか…」と絶望することになります。

このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • お金を目的にした関係は、本物の信頼関係ではない
  • 「裏切られた」のではなく、そうなる関係性を自ら選んでいた
  • 事業が傾いた時に残る人こそが、あなたの本当の財産である

人間関係は、お金で買うことはできません。

目先の利益ではなく、長期的な信頼を育むことこそが、
あなたを支える最も強固なセーフティネットになるのです。

【罠2】「幸福は総合格闘技」である。一つの競技で勝ったと勘違いし、学びを止めてしまう

第二の罠は、成功したという〝慢心〟が生み出す、学びの停止です。

これは、人生の幸福をたった一つの物差しで測ってしまうことから生まれます。

迫さんは、自身の経験を振り返りこう語ります。

「幸せってのは、総合格闘技なんですよ」。

どういうことか。

私たちの幸福度は、お金、人間関係、健康、自己実現など、
あらゆる要素の〝総合得点〟によって決まります。

オリンピックの十種競技のように、
すべての種目でバランス良く得点を取ることが求められるのです。

しかし、多くの転落者は、「お金を稼ぐ」という、
たった一つの競技で高得点を出しただけで、
人生というゲーム全体に勝利したかのように錯覚してしまいます。

迫さん自身、年間売上10億円を達成した時、「この世のゲームはクリアした」と慢心し、
学びを放棄してしまった時期があったと言います。

それは、陸上競技だけで金メダルを取り、
自分を総合チャンピオンだと勘違いするような、愚かな状態でした。

「もうお金は稼げるからいいや」。

そう思って守りに入った瞬間、どうなるか。

総合評価で競われているにもかかわらず、
他の競技(人間関係、健康、新たな知識の習得)の練習を一切しなくなる。

その結果、他の分野で学び続けているライバルたちにどんどん追い抜かれ、
最終的には、唯一の得意分野であった「お金を稼ぐ」という能力すらも失ってしまうのです。

この話の内容を、少し整理しておきます。

  • 幸福は、お金・健康・人間関係など、複数の要素からなる〝総合格闘技〟
  • 一つの成功体験に満足し、学びを止めた瞬間に転落は始まる
  • 「もう十分」という守りの姿勢が、全てを失う第一歩になる

「お金を稼ぐ」というのは、あくまで人生の一側面に過ぎません。

総合格闘技のチャンピオンを目指すように、
常に全ての分野で自分をアップデートし続ける姿勢が不可欠です。

【罠3】「自分はもう稼げる」という傲慢さが、他人の“知恵(Brain)”を借りる機会を奪う

そして、第三の罠。

これが最も根深く、致命的な罠かもしれません。

それは、〝「自分はもう稼げる」という傲慢さが、
他人の知恵、つまり他人の『脳』を借りる機会を完全に奪ってしまう〟ことです。

第二の罠で触れたように、守りに入った人間は、勉強をしなくなります。

これは、言い換えれば「他人の脳みそ(=知恵)」を借りて自分をアップデートするという、
成長のための最も重要な行為を放棄するということです。

そして、この「知恵」こそが、私たちがプラットフォーム名にも掲げている〝Brain〟という言葉に込めた想いでもあります。

考えてみてください。

世の中には、歴史上の偉人をはじめ、
自分とは全く違う価値観、経験、知識、ノウハウを持った素晴らしい人々がたくさんいます。

かつては「月100万円稼ぎたい」と思っていた頃、
必死でそうした先人たちの知恵を借りようとしていたはずです。

しかし、一度お金という物差しで成功してしまうと、
自分の方が稼いでいるしな」という間違った価値観が生まれ、
学びに対して謙虚になれなくなってしまうのです。

自分一人の脳みそで考えられることには限界があります。

にもかかわらず、傲慢さから他人の知恵、つまり〝Brain〟を借りることをやめてしまう。

それは具体的には、私たちが運営する「Brain」のような場所で、
自分とは違う経験や知識を持つ人から学ぶという、
最も費用対効果の高い自己投資を放棄してしまうことを意味します。

このパートでお伝えしたいのは、次の3つのポイントです。

  • 成長の源泉は、他者の〝知恵(Brain)〟を借りることにある
  • 「自分の方が上だ」という傲慢さが、学びの機会を奪う
  • 謙虚に他者から学び続ける姿勢こそが、持続的な成功の鍵

自分はまだ何も知らない。

その謙虚な姿勢を忘れず、常に他者から学ぼうとすること。

それこそが、様々な知恵が集まる「集合知」の力を借りて、
変化の激しい時代を生き抜き、輝き続けるための唯一の方法なのです。

あなたにしか作れない「輝く未来」を描くロードマップ設計法

ここまで、誤ったゴール設定がもたらす悲劇について解説してきました。

では、私たちは一体どのようなロードマップを描けば、
燃え尽きることなく輝き続けることができるのでしょうか。

その答えは、あなた自身の心の中にあります。

この章では、お金や数字に囚われず、
あなただけの「輝く未来」を創造するための、
具体的なロードマップ設計法をお伝えします。

この設計法を実践すれば、あなたのビジネスや情報発信は、
心から「楽しい」と思える、やりがいに満ちたものに変わるはずです。

「本当にあなたが作りたい世界は何か?」この問いこそが、最強の羅針盤になる

ロードマップを描く上で、最も重要で、
最初に取り組むべきこと。

それは、自分自身に〝「本当にあなたが作りたい世界は何か?」〟と深く問いかけることです。

この問いこそが、あなたを正しい方向へと導く、最強の羅針盤となります。

なぜなら、この問いは、あなたを「月100万円稼ぐ」といった表面的な数字の呪縛から解放し、
より本質的で、パワフルな行動の源泉へと繋げてくれるからです。

あなたが作りたい世界は、決して「周りの人が疲弊しているのに、
自分だけが豊かになる」といったものではないはずです。

例えば、迫さんであれば「僕の発信を見てくれる人の人生が、
少しでも軽くなるきっかけを作りたい
」という想いが、
全ての活動の原点になっています。

あなたはどうでしょうか。

「子育てに悩むお母さんたちが、心から笑顔になれる社会を作りたい」
「挑戦したいけれど一歩を踏み出せない人たちの、背中を押せる存在になりたい」。

どんなことでも構いません。

あなたの中にある純粋な願いこそが、人を惹きつけ、
あなた自身を突き動かす、最も強力なエネルギーになるのです。

このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • 最強の羅針盤は「自分が作りたい世界」を問うことから始まる
  • 数字の目標ではなく、本質的な願いが行動の原動力になる
  • あなたの純粋な想いが、あなただけのロードマップの核となる

この問いの答えに、正解や不正解はありません。

あなたの心が本当に望む世界を描き出すこと。

それが、ブレることのないロードマップ作りの第一歩です。

お金はあくまで手段。周りの人を幸せにした“結果”として売上はついてくる

「作りたい世界」という理想を掲げると、
「それはきれいごとではないか?
ビジネスなのだからお金は大事だろう」という声が聞こえてきそうです。

その通りです。

資本主義社会において、お金が重要なのは間違いありません。

しかし、ここで決定的に重要なのは、お金の〝位置付け〟です。

輝き続ける人々にとって、お金は目的ではありません。

彼らは、お金を、理想の世界を実現するための〝手段(ツール)〟として捉えています。

お金も、名誉も、フォロワー数も、
すべてはあなたのロードマップの最終目的地にたどり着くためのガソリンや装備に過ぎないのです。

では、どうすればお金というツールを手に入れられるのか。

その答えは、美しい循環の中にあります。

まず、あなたの周りにいる人々へ、誠実に価値を提供する。

そして、喜んでもらう。

その感謝の輪が自然と広がっていき、
その〝結果として〟、売上というものが後からついてくるのです。

そして、手に入れた売上というツールを使って、
さらに多くの人に価値を届け、自分の理想の世界の実現へと再投資していく。

この話の内容を、少し整理しておきます。

  • お金は目的ではなく、理想を叶えるための「手段」である
  • 他者への価値提供が先、売上はその後についてくる「結果」
  • 得たお金を再投資し、さらに大きな価値を生む循環を作る

この順番を間違え、「お金を稼ぐこと」が目的化した瞬間に、
ロードマップは狂い始めます。

お金は追いかけるものではなく、
あなたの貢献の後に、自然と集まってくるものだと心得てください。

守りに入らない最強の思考法は「高いゴール」を持ち、永遠に学び続けること

最後に、設計したロードマップを力強く進み続けるための、
最強の思考法をお伝えします。

それは、〝どこまでも高いゴールを持ち、永遠に学び続ける〟ということです。

なぜなら、「もうある程度稼いだからいいや」という守りの姿勢こそが、
転落の最大の原因だからです。

「年収1億円達成」といった目標は、
あくまでロードマップの途中にあるチェックポイントに過ぎません。

それを最終ゴールだと勘違いした瞬間に、人は満足し、学びを止めてしまいます。

迫さん自身、一時期「もうお金は稼ぎ切った」と慢心し、
学びを完全に放棄してしまったことがあったと告白しています。

しかし、その時、彼は気づきました。

「お金を稼ぐ能力は身についたかもしれない。
でも、周りの人を幸せにするための学びは、全く足りていないじゃないか」。

この気づきが、彼を再び学びの道へと引き戻しました。

「自分が作りたい世界」という、どこまでも高いゴールを掲げていれば、
「自分の学びはまだまだ足りない」と謙虚になることができます。

そして、その謙虚さが、あなたを永遠の学習者へと変え、
成長し続けさせてくれるのです。

このパートでお伝えしたいのは、次の3つのポイントです。

  • 守りに入らない秘訣は、常に「高いゴール」を見据えること
  • 「理想の世界」のためなら、学ぶべきことは無限に見つかる
  • 高いゴールが、あなたを謙虚にし、成長し続けさせてくれる

あなたのロードマップに、終着駅はありません。

理想の世界を追い求める旅を続ける限り、
あなたは守りに入ることなく、輝き続けることができるのです。

あなたの物語は、あなただけのゴールから始まる

ここまで読んでくれたあなたが一番知りたかったこと。

それはきっと、「どうすれば自分も、輝き続けることができるんだろう?」ということだと思います。

その答えは、特別な才能や難しいノウハウではなく、
あなたの心の中にある〝コンパス〟がどこを指しているか、ただそれだけです。

多くの人が、つい「月10万円稼ごう」「年収1億円を目指そう」といった、
分かりやすい数字の目標を立ててしまいます。

でも、この記事でお伝えしてきたように、
その道の先には、お金だけの寂しい人間関係や、
「なんで頑張ってるんだろう…」という満たされない気持ちが待っている、という現実がありました。

それは、幸せに見えて、実は転落へと続く〝落とし穴〟なのです。

本当の成功への道は、たった一つのシンプルな問いから始まります。

あなたが本当に、心から作りたい世界って、どんな世界ですか?

この問いこそが、「いくら稼ぐか」という悩みからあなたを自由にし、
決して枯れることのない情熱を与えてくれる、たった一つの光になります。

お金も、名誉も、フォロワーも、その理想の世界を作るための大切な〝道具〟であって、
あなたが誰かの役に立ち、「ありがとう」を集めていけば、後から自然とついてくるものなのです。

難しく考えなくても、大丈夫ですよ。

「誰かの悩みを、ほんの少しでも軽くしてあげたいな」
「自分の経験が、誰かの勇気になったら嬉しいな」。

まずは、そんなあなたの心の中にある、
ささやかで温かい〝願い〟に、そっと耳を傾けてみてください。

その純粋な想いこそが、あなただけの特別な物語を始めるための、
大切な第一歩になるはずです。