「副業ブロガーがキーワード選定にこだわり、月間最高60万PV・月商200万円を達成」
大手企業が運営するメディアが多く上位表示されている昨今のSEOで、個人でも大きな結果を残している方の実体験です。
今回は副業ブロガーとして活動し、雑記ブログ「ガオのノート」を始めとした多くのメディアを運営しているガオさん( @gaolifehack )へのインタビューを通して、
「キーワード選定ってどうやるの?」
「コツはある?」
「キーワードをもとにどのように記事を書けばいい?」
などの悩みにお答えします。
「検索順位の上位を獲得して、売上を伸ばしていきたい」と考えている方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください!
- 自身が検索1位を1,000件獲得した手法を紹介
- 穴場キーワードを掘り出す裏技を厳選して解説
- 即使える穴場定型キーワードつき
アクセスを伸ばすためのキーワード選定についてまとめた「穴場キーワードを掘り出す画期的な方法3選+1【無料ツールのみ】」はこちら
目次
ブログのキーワードを選定する手順5ステップ
ワカジツ
インタビュアーのワカジツです!本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、ブログのキーワード選定を行う手順についてお伺いしたいです。
最近は大手メディアが多数登場していて、なかなか個人が検索上位を取ることは難しいと思うのですが、どのようにキーワードを決めているのでしょうか?
ガオさん
確かに大手のメディアの数は多いですが、うまく穴場を狙えば、月間検索数1万くらいのキーワードで1位を取ることも十分可能です。
僕が実際に1からブログを作る際に行っている手順や、使っているツールを紹介していくので、ぜひご確認ください。
1.ブログのジャンルを決める
ガオさん
キーワードを選定する前に、まずはブログ全体のジャンル決めから行っていきます。
効率よく稼いでいくとなると、やはり色々なものを書く雑記ブログよりは、何かに特化することがおすすめです。
ワカジツ
いまは専門性も問われるし、やはり特化したブログのほうがいいんですね。
では、ジャンルはどのように決めているのでしょうか?
ガオさん
僕はテスト用の雑記ブログを持っていて、そこに色々なジャンルの記事を入れています。
しばらくすると検索順位がつく記事が出てくるので、そのジャンルを特化ブログとして作り直すことを検討していますね。
ざっくりジャンルを決めたら、すでにSEOで稼いでそうな個人ブログがあるかどうかを見て、自分も運営するかどうかを判断しています。
ワカジツ
なるほど。すでに個人で稼いでいるブログがあるなら、自分が挑戦しても結果は出しやすそうですね…!
雑記ブログのなかから伸びたジャンルを特化ブログにするというのも、効率がよさそうです。
2.具体的なキーワードに落とし込んでいく
ガオさん
ジャンルを決めたら、競合となる個人ブログを確認して、どのようなキーワードを狙った記事を書いているのかを調べていきます。
もしご自身が雑記ブログを持っているなら、サーチコンソールを見て伸びやすそうなキーワードを探すのもおすすめです。
3.検索ボリュームを調べる
ガオさん
キーワードのリストアップが終わったら、次にツールを使ってキーワードの月間検索ボリュームを調べていきます。
使うツールは、キーワードプランナーや、Google Chromeで使えるUbersuggestのプラグインです。
これは戦略にもよるのですが、僕は月間検索ボリューム1,000以下のキーワードは除外しますね。
ワカジツ
そうなんですね!よくブログでは「検索ボリュームが10~100くらいの少ない記事から書いていく」という攻略法が使われると思いますが、なぜ1,000以下は書かないのでしょうか?
ガオさん
確かに戦略として、ロングテールと呼ばれる検索ボリュームの少ない記事を書くのは効果的だと思います。
ただ僕は副業なので、専業の方と比べると時間に対する価値が違うんですよね。
よって結果が出やすい、ある程度検索ボリュームのあるキーワードに絞って記事を書いています。
しっかり穴場のキーワードを選定すれば、検索ボリューム1,000以上でも十分上位表示は狙えるので。
ワカジツ
確かに副業だと、時間が限られますからね…!
ちなみにガオさんは、毎月どれくらい記事を書いているのでしょうか?
ガオさん
仕事終わりと土日を使って、1日平均で2~3記事くらいですね。
定型のフォーマットを用意したり、AIを使ったりして時短しつつ記事を書いているので、月に100記事くらいは公開していると思います。
ワカジツ
副業で月100記事の公開はすごすぎます…!笑
4.競合調査を行う
ガオさん
これまでは、キーワードやジャンルに対する競合調査です。
ここからは実際にキーワードで検索して、上位に出てきた記事に、自分が勝てるかどうかの調査を行います。
ワカジツ
具体的に勝てるかどうかを判断していくわけですね。
ちなみに「競合に勝てるかどうか」の基準はなんでしょうか?
ガオさん
「記事の質」と「ドメインの強さ」の2つですね。
まず、検索キーワードに対して、競合がしっかりとニーズを満たした記事が書けているかどうかをチェックします。
Yahoo!知恵袋のように、あまりニーズを満たせていなそうなサイトが上位に来ている場合は、狙い目です。
ガオさん
次にドメインの強さは、MozBarなど、ドメインパワーを検索できるツールを使って調べます。
ここは過去の経験になってしまうのですが、「このドメインパワーだったら記事の質を上げれば勝てるな」という基準を持って、記事を書くか判断していきます。
ただしドメインパワーはあくまでも基準のひとつなので、競合が強すぎるからといって諦めるのではなく、記事の質なども踏まえて、総合的に見ていくことが大切です。
5.関連キーワードを洗い出す
ガオさん
勝てそうなメインキーワードが見つかったら、最後にラッコキーワードなどのツールを使って、関連キーワードを洗い出します。
関連キーワードの内容を記事に盛り込むことで、読者のニーズを満たした記事を作ることが可能です。
ただし抽出されたキーワードが、必ずしもメインキーワードのニーズに合っているとは限らないので、読者のニーズを考えて盛り込むかどうかを検討しましょう。
ワカジツ
「読者のニーズを満たす」という点は、意識しておきたいですね。
ガオさん
以上がざっくりとしたキーワード選定の流れです。
さらに、より具体的に穴場キーワードを調べていく方法は、僕のBrain「穴場キーワードを掘り出す画期的な方法3選+1【無料ツールのみ】」で詳しく解説しています。
実際に僕が実践して400個近いキーワードで検索順位1位を獲得したノウハウを解説しているので、高確率で上位表示が狙えるキーワードの探し方を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
ブログのキーワード選定を行う3つのコツ
ワカジツ
いま伺ったキーワード選定の流れのなかで、「ここは意識しておいたほうがいい!」というコツのようなものがあれば教えてください!
ガオさん
- 月間ボリュームを最大化しつつ勝てるところを見つける
- キーワードのグルーピングをしっかり行う
- なぜそのキーワードで記事を書いているかを明確にする
という3点です。それぞれ詳しく解説していきます!
1.月間ボリュームを最大化しつつ勝てるところを見つける
ガオさん
繰り返しになりますが、特に副業でブログをやっている方からすると、効率よく記事を作っていくことが非常に大切です。
そのため、いかに検索ボリュームを保ちつつ、穴場で勝てるキーワードを見つけられるかが重要になってきます。
ワカジツ
検索ボリュームが大きい=競合が強いというイメージでしたが、穴場な場所もあるのでしょうか?
ガオさん
はい。月間ボリューム1万程度であれば、個人でもキーワード次第で1位を狙うことが可能です。
僕の実績だと、1記事で月間4万PVを記録した記事もありますね。
引用:Brain
ガオさん
具体的には明かせませんが、僕はGoogleサーチコンソール上で、数千~数万クリックを獲得しているキーワードで1位を多数獲得しています。
ボリュームが多い=競合が強いと考えて諦めるのはもったいないので、ボリューム数と自分が勝てるかどうかのバランスを考えたうえで、選定を進めていきましょう。
なお僕のBrainでは、このバランスの部分を主題にして解説しているので、気になる方はぜひ確認してみてください。
2.キーワードのグルーピングをしっかり行う
ガオさん
こちらも手順の部分で簡単に説明しましたが、関連キーワードのグルーピングは非常に大切です。
検索意図が合っていない内容を盛り込んでしまうと、メインキーワードでも関連キーワードでも上位表示されない記事になってしまいます。
「この関連キーワードはメインキーワードの記事に盛り込むのか」「別で記事を作るのか」は、慎重に考えていきましょう。
ワカジツ
それは怖いですね…
グルーピングはどのように行えばいいのでしょうか?
ガオさん
実際に検索してみて、検索結果の上位を見て判断していきます。
例えばキーワードAとBを実際に検索したときに、どちらでも上位表示されている記事が5つ以上ある場合は、検索意図が似ている可能性が高いです。
一方でまったくバラバラの記事が上位表示されている場合は、意図が違うキーワードだと判断できるので、盛り込まないようにしましょう。
3.なぜそのキーワードで記事を書いているかを明確にする
ガオさん
最後が、そのキーワードで記事を書く目的をハッキリさせることですね。
ブログの最終目的は「利益を得ること」なので、ちゃんと利益に繋がっている記事かどうかを判断することが大切です。
ガオさん
やみくもに穴場キーワードを探して書くのではなく、
- その記事から成約を狙うのか
- 他の成約用の記事に誘導するのか
- 網羅性を高めるために書くのか
など、目的を明確にしてから記事の制作に移りましょう。
ワカジツ
やみくもに書いてしまうと、先ほどおっしゃっていた時間との兼ね合いの部分でも非効率になってしまうので、ゴールを考えたうえで記事を作っていきたいですね。
選定したキーワードをもとに記事を制作する際のポイント3つ
ワカジツ
最後に、キーワードを決めたあとに記事を制作するうえで意識すべきポイントがあれば教えてください!
ガオさん
- Hタグを最適化する
- 他の記事に内部リンクでつなぐ
- 読者の悩みを解決できる文章を書く
です。それぞれ詳しく解説していきます。
1.Hタグを最適化する
ガオさん
ブログ記事を書く際には、H1(タイトル)・H2(見出し)・H3(小見出し)などのHタグを利用します。
このHタグに狙うキーワードや関連キーワードを自然に盛り込めていないと、結局キーワードに沿って記事を書いているつもりでも、Googleに認識されません。
SEOでは読者に向けて記事を書く他に、Googleに「いい記事だ」と認知されることも非常に大切なので、しっかりアピールをするためにもキーワードは盛り込んでいきましょう。
2.他の記事に内部リンクでつなぐ
ガオさん
穴場キーワードを見つけても、単体で記事を書いているだけでは少し効率が悪いです。
他に公開している記事といかにうまくつなげられるか、回遊率を高められるかということを考えて、内部リンクを設置することが大切だといえます。
ワカジツ
内部リンクを設置できるかどうかは、記事を書きながら判断していけばいいのでしょうか?
ガオさん
もし最初から特化ブログを作ると決めている場合は、キーワードを選定した段階で、あらかじめ内部リンクをつなぐかどうかを考えておくと効率的です。
ただ、運営する途中でサーチコンソールなどから穴場キーワードが見つかることもあるので、その場合は都度内部リンクのつなげ方を考えていきましょう。
3.読者の悩みを解決できる文章を書く
ガオさん
穴場キーワード見つける方法など色々なテクニックはありますが、結局書いている記事が検索ユーザーの意図とズレていたら、検索上位を取れません。
狙っているキーワードで検索する読者の悩みをしっかり解決できている文章かどうかは、すごく意識しているポイントですね。
ワカジツ
「ユーザーの悩みを解決する」というのは、記事を書くうえで難しいポイントだと思います。
どのようなところに気をつけて記事を書けばいいでしょうか…?
ガオさん
そうですね。まず読者のニーズには「顕在ニーズ(読者が気づけている悩み)」と「潜在ニーズ(読者が気づけていない悩み)」があるので、それぞれを考察することが大切です。
もしわからない場合は、AIに聞くのも手段のひとつですね。最近は特に便利なツールがたくさん登場しているので、ニーズの把握など、積極的に活用していきましょう!
ワカジツ
ありがとうございました!
穴場キーワードを掘り出す画期的な方法3選+1
ガオさんのBrain「穴場キーワードを掘り出す画期的な方法3選+1【無料ツールのみ】」では、月間60万PVを記録したガオさんが使っている、穴場キーワードを探すテクニックについてまとめています。
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