「仮想通貨(ビットコイン)はやめとけ!」といわれる理由は?逆に向いている人や稼ぐコツを徹底解説

とうとうビットコインが大台の1,000万円を突破し、ますます活気づいている仮想通貨業界。

その賑わいを横目に、

「仮想通貨を始めようとしたら知り合いにやめとけっていわれた…」
「仮想通貨に興味があるけど、全然知識がないから不安…」
「もう今からビットコインに参入しても、遅いんじゃないの?」

このように悩んだ末、手が出せない方も多いのではないでしょうか?

結論からいうとむしろ勢いがある今こそ、仮想通貨(ビットコイン)を買って流れに乗るべきと断言できます。

ただし正しい知識や認識がない状態で始めると、思わぬトラブルで大損をしてしまうかも…。

そこでこの記事では、以下の内容を解説しています。

  • 仮想通貨は今から参入して儲かるのか
  • 仮想通貨投資に向いているのはどういう人か
  • 仮想通貨で利益を出すためのコツ

今こそ仮想通貨で稼げるようになりたい方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください!

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「仮想通貨は危険すぎるからやめとけ」といわれる理由5つを総まとめ

巷で「仮想通貨はやめとけ」といわれる理由は、大別すると5つに分けられます。

仮想通貨が危険といわれる理由
  1. 専門用語が多く難易度が高いから
  2. レバレッジ取引で大損する可能性があるから
  3. 価格変動が激しくギャンブル性が高いから
  4. ハッキング被害に遭い資産を失う可能性があるから
  5. 今後の法改正により規制される可能性があるから

仮想通貨投資を始めるにあたり、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

1.専門用語が多く難易度が高いから

仮想通貨業界は金融の一部であるため、専門用語が多く理解に時間がかかります。

代表的な専門用語として、次のようなものがあります。

  • アルトコイン … 「BTC(ビットコイン)」以外の仮想通貨の総称
  • ブロックチェーン … 仮想通貨の決済・送金を管理し記録する技術
  • ボラティリティ … 通貨の価格変動幅。大きいほどギャンブル性が高くなる
  • CEX(中央集権型取引所) … 仮想通貨取引所を運営している業者の総称
  • ウォレット … 仮想通貨を収納しておくソフトウェア。さまざまな種類が存在

仮想通貨取引所公式サイトや解説ページなどは、専門用語が分かっている前提で作られたページがほとんど。

仮想通貨投資で利益を上げるには、少しずつ用語を勉強しながら進めていく必要があります。

2.レバレッジ取引で大損する可能性があるから

仮想通貨のレバレッジ取引で高倍率取引に失敗すると、多くの資産を失います。

レバレッジ取引とは?

 

投資する資産に倍率をかけることで数倍、数十倍の金額を運用可能な取引方法のこと。
仮想通貨では国内で最大2倍、海外では無制限の倍率で取引ができます。

手持ち資金以上の取引ができるので勝ったときの収益は大きいですが、その分多額の資産を失うリスクも認識しなければなりません。

とくに仮想通貨は価格変動が激しい銘柄も多いので、慣れないうちは高いレバレッジでの取引は控えましょう。

3.価格変動が激しくギャンブル性が高いから

仮想通貨はもっともメジャーな『BTC(ビットコイン)』を含め、価格変動が激しくギャンブル性が高めです。

例として2024年3月のビットコインを取り上げます。以下のチャートを見ると3月14日に1,000万円を超えていた価格が、3月20日には930万円ほどまで下落しました。

その後もビットコインは乱高下を続け、3月末までは1,000万円前後を行ったり来たりしています。

有名投資家やアナリストは今後も、ビットコインの価格は年単位で上がると予想している方が多数です。しかし今後の法改正や普及を考えると、結局先のことは誰にもわかりません。

仮想通貨ではその点を考慮しつつ、短期的ではなく中長期的に投資を行うことが重要です。

4.ハッキング被害に遭い資産を失う可能性があるから

仮想通貨業界ではハッキング被害が多発しており、資産を盗まれてしまう可能性が0ではありません。

2019年の仮想通貨全般の総被害額はおよそ44億ドル(約4,810億円)と2023年までで業界最大であり、被害額のうちもっとも多い割合は北朝鮮からのハッキングとされています。

2019年の合計被害金額は44億ドルに上り、2018年比で158%増。特に被害金額の大きい事案として、PlusToken詐欺は29億ドルで、カナダの取引所QuadrigaCXが失った仮想通貨資産の約2億ドルなどがある。

CoinPost『19年の仮想通貨関連被害総額は44億ドル 一つの詐欺被害が主要因に=CipherTrace報告書』より引用

この状況を重く見た取引所の運営企業は、セキュリティ強化を徹底して行いました。その結果、2023年の被害額は約22億ドルまで抑えられています。

今ではどの取引所においても、二段階認証などのセキュリティ設定をきちんとすれば個人が被害に遭うリスクは著しく低くなります。

もし仮想通貨投資を行うならば、セキュリティ設定は確実に済ませましょう。

5.今後の法改正により規制される可能性があるから

仮想通貨業界は年々法整備が進んでおり、今後の法改正によっては規制が厳しくなる可能性があります。

とくに課税については議論が活発で、2017年に資金決済法に仮想通貨が追加され確定申告が必要になって以降、徐々にルールが厳格になっています。

>> 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて」(外部サイト)

ただしこれは今まで不明瞭だった仮想通貨の税制上の扱いを明確にするものであり、正規の取引を行っているユーザーが不利益を被るわけではありません。

近年の税制改正では課税対象・対象外の細分化も進められているため、かならずしも消費者にとって不利な改正ばかりでないことは留意しておきましょう。

【結論】仮想通貨を始めるなら今!理由を大きく3つ解説

2024年現在、今こそ仮想通貨投資を始めるべき理由は大きく以下3つです。

  1. 全世界で開発や保有・利用が進んでいる
  2. 仮想通貨業界は圧倒的な成長市場
  3. ビットコインETFなど資金流入の導線が整いつつある

詳しくは仮想通貨で年間500万円以上の利益を上げている、しょーてぃさん( @sho_tea_blog )へのインタビューでも解説しています。

もし興味があれば、こちらも併せて見てください。

仮想通貨は今から買っても儲かる?投資の始め方やコツを年間500万円の利益を出したプロが解説

1.全世界で開発や保有・利用が進んでいる

仮想通貨(ビットコイン)は急速に開発・普及が進んでおり、世界的に利用法が模索されています。

とくにアフリカや南米諸国のような自国通貨の価値が不安定な新興国では、より安定性を求めてビットコインで決済する人々が増えてきました。

ナイジェリアは外貨不足でナイラは対ドルで1年前と比べ半値になりました。インフレ率は年20%を超え「身を守れない」とビットコインを日常使いする人は多いようです。シンガポールのフィンテック企業のトリプルAによると、ナイジェリアでは1000万人以上が仮想通貨を保有しています。

日本経済新聞「仮想通貨は生き残れるか 誕生15年、見えてきた優勝劣敗」 より引用

日本でも2023年頃からメルカリや楽天などの大手サービスでビットコイン取引が実装され、より大衆に身近なものとなりつつあります。

ビットコイン決済ができるお店も増えてきており、たとえばビックカメラは全店舗ビットコインで買い物が可能です。

2.仮想通貨業界は圧倒的な成長市場

仮想通貨市場は大手企業や他の金融商品と比較しても、圧倒的な成長市場といえます。

以下のグラフはビットコインの価値と、大手IT企業(GAFAM)の株価や金融商品の価額を比べたものです。

2023年以降は世界的なインフレで企業の株価も軒並み上昇していますが、それらと比較してもビットコインの上昇率は驚異的。

ここまで価格が上昇したのは、ビットコインの価値は特定の政府や地政学的リスクから影響を受けにくいという性質を持つことも理由の1つです。

ビットコインは「金(ゴールド)」と類似した性質を持つため、『デジタルゴールド』と言われることもあります。

3.ビットコインETFなど資金流入の導線が整いつつある

上記2要素とも共通する部分ですが、ビットコインETFが1月に承認されたことでより資金流入の導線が整いつつあります。

ETF(上場投資信託)とは?

 

証券取引所に上場している金融商品のこと。
ビットコインが承認されたことにより、ビットコインそのものを保有せずとも投資が可能になりました。

今年(2024年)はとくにその流れが顕著であり、その流入額はすでに2021年の全体量を超える勢いです。

コインシェアーズの調査責任者ジェームス・バターフィル氏のリポートによると、今年に入り約103億ドルがデジタル資産投資商品に流入しており、2021年全体の流入額106億ドルに迫る勢いだという。

ブルームバーグ「仮想通貨投資商品への資金流入、過去最高に増加-コインシェアーズ」より引用

株式市場と比較すると仮想通貨市場はまだまだ規模が小さいため、今後も多くの資金が流入してくる可能性は高いといえます。

仮想通貨投資はやめとけ!といわれる人の特徴3選

「仮想通貨参入は今!」と断言しましたが、それでも以下のような方は仮想通貨投資に向いていないかもしれません…。

  1. 自分で何も考えずに稼ぎたい人
  2. 仮想通貨で一攫千金を狙いたい人
  3. 仮想通貨=ギャンブルと考える人

これらのタイプの方はリスクの高い取引に走りがちなので、もし当てはまる場合は自分の投資スタイルを見直しましょう。

1.自分で何も考えずに稼ぎたい人

仮想通貨で安定的に稼ぐためには市場動向の確認や勉強が必要です。何も考えずに稼げると思っている方にはおすすめできません。

中長期的には右肩上がりで上昇すると予想されているビットコイン価格ですが、短期的に見ると今後もインフレの緩和や他銘柄との連動などの要因で下落するタイミングがあると考えられます。

その際に正しい金融知識を持っていれば慌てることなく、変化に柔軟に対応できるでしょう。逆に知識がないと、うかつな売却や買い増しを行い大損してしまうかもしれません…。

以上の理由から、仮想通貨で稼ぎたいならば長期的な勉強を続けるのは必須といえます。

2.仮想通貨で一攫千金を狙いたい人

ビットコインで一攫千金を狙いたいと思っている方は、仮想通貨に手を出さないことをおすすめします。

たしかに仮想通貨は価格変動の激しい金融商品であり、価格の低いときに大量に購入したのちにバブルが起これば、億り人となることも夢ではありません。

しかしこの手法は本質的にギャンブルと変わりなく、短期的な取引を繰り返すといずれ大幅な損失を受け破産する可能性が著しく高いです。

現に2017年と2021年のビットコインバブル崩壊時には下落時に大損する投資家が続出し、X(旧Twitter)や掲示板では嘆きの声が多く見られました。

このような憂き目を見ないためにも、あくまで中長期的な目線で取引をするのを忘れないようにしましょう。

3.仮想通貨=ギャンブルと考える人

「仮想通貨=ギャンブル」と考える方はギャンブル性(投機性)の高い取引を行いがちなため、仮想通貨への参入を控えたほうがいいかもしれません。

投機性とは?

 

簡単にいうと価格変動の影響の受けやすさのこと。
短期的な取引になればなるほど、投機性が高くなります。

この記事で「仮想通貨を始めるなら今!」と断言するのは、あくまで仮想通貨投資を中長期的に行う場合にのみ。

短期取引で利益を出すのはプロでも困難なのに、価格変動が激しい仮想通貨で素人がそれを繰り返すのはあまりにも無謀といえます。

仮想通貨で損をしたくなければ、しっかりと準備をして長期的な投資を心がけましょう。

仮想通貨投資に向いている人の特徴3選

仮想通貨投資を始めても損をしにくい方の特徴は、たとえば以下のようなタイプです。

  1. 勉強熱心な人
  2. コツコツと続けられる人
  3. 感情に負けず理論的に考えられる人

もし当てはまるのならば、あなたは大局を見て理性的に取引ができる方といえます。

1.勉強熱心な人

仮想通貨のみならず金融取引を行う際は、用語や時勢などの勉強は必須です。利益を上げるための勉強を惜しまない方は、まさに仮想通貨投資に向いているといえます。

ビットコインの価格は、以下のような要素に強く影響されます。

  • 世界的インフレ・デフレ
  • FRB議長やIT業界の重鎮(イーロン・マスクなど)の発言
  • 仮想通貨関連の法改正

ビットコインは平均株価や政策金利などの影響はほとんど受けませんが、仮想通貨固有の問題が強く出ます。

仮想通貨投資を行うならば、これらの動向を絶対に見逃さないようにしましょう。

2.コツコツと続けられる人

仮想通貨投資は中長期的に積み立てたり投資先をうまく分散することが重要になるため、何事もコツコツとこなせる方に適しています。

これは今話題の新NISAにも同じことがいえます。短期的に見ると損失が出ることもありますが、5年10年と続けることで最終的にまとまった利益を得られるのが中長期投資の大きなメリット。

ビットコインはまだまだ価値が上昇すると考えられているため、いかにその波に便乗するかで利益が決まるといっても過言ではないでしょう。

3.感情に負けず理論的に考えられる人

率直にいうと感情的な方は金融取引にまったく向いていないため、冷静に理論を信じられるかは重要です。

投資は理論通りにやれば、期待値は限りなくプラスに近づきます。しかし「理論的には正しくても、暴落して心が揺らいでしまう」という事態は誰にでも起こりうるもの。

ここできちんと投資ポートフォリオを作り、理論的に考えられる方は、焦りや不安に負けずに利益を確定できます。

投資ポートフォリオとは?

 

投資先の金融商品の組み合わせをまとめたもの。

これを作成し記帳することで、資金の流れが分かりやすくなります。

仮想通貨で借金地獄にならないために!覚えておきたいコツを3つ解説

仮想通貨で大損し借金地獄に陥らないためには、以下3つのコツを厳守しましょう。

仮想通貨投資で覚えておきたいコツ
  1. 少額投資から始める
  2. 信頼性が高い取引所を選ぶ
  3. 信頼性が低い銘柄に手を出さない

仮想通貨初心者にとってどれも重要なので、しっかり確認しましょう。

1.少額投資から始める

金融取引に慣れないうちは、勝手が分からず思わぬ損をする可能性が高いです。経験を積む意味でも、最初はかならず少額から始めましょう。

今回のように仮想通貨を積み立てて中長期的な利益を目指す場合、大金を一度に突っ込むようなハイリスクを取る必要はありません。将来必要な資産額を算出し、シミュレーションを行えば誰でも同じように少額から始められます。

「シミュレーションなんて難しそう…」と思う方も多いでしょうが、手順さえ分かれば簡単に実行可能です。もし興味があれば、以下の記事で専門家「しょーてぃ」さんが詳しく解説しているので参考にしてみてください。

仮想通貨は今から買っても儲かる?投資の始め方やコツを年間500万円の利益を出したプロが解説

2.信頼性が高い取引所を選ぶ

国内・海外問わず数多くの仮想通貨取引所がありますが、ポイントはいかに信頼がおける取引所を選べるかです。

ただし個人で取引所を吟味するのは大変なため、ここで信頼性の高い取引所を国内・海外3つずつ紹介します。

おすすめの国内・海外取引所3選

国内取引所

  • CoinCheck(コインチェック)
  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • GMOコイン

海外取引所

  • Bybit(バイビット)
  • Bitget(ビットゲット)
  • Binance(バイナンス)

この中から選んでおけば間違いないので、ぜひ参考にしてください。

3.信頼性が低い銘柄に手を出さない

2024年現在、仮想通貨の銘柄数は10,000以上あるといわれており、どれに投資するかは重要な要素です。ほとんどは信頼性が低い銘柄のため、投資先を決める際にはよく吟味しましょう。

ここでは投資先として初心者におすすめの銘柄を3つ紹介するので、どれを買うか迷っている方は参考にしてください。

おすすめ仮想通貨銘柄3選
  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • BNB(バイナンスコイン)

銘柄選択で失敗したくなければ、とりあえずビットコインにしておけば間違いはないでしょう。

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