仮想通貨が危険すぎるって本当？おすすめできる理由やリスクを抑える5つのポイントを解説

「仮想通貨は危険すぎるって本当？」
「今から始めるべきではない？」
「安全に利用する方法があれば知りたい」

と悩んでいませんか？

価格が大幅に下落したり、ハッキングによる損失の不安があったりして、なかなか仮想通貨に手を出せない方もいるのではないでしょうか。

どんな危険性があるのか、そして安全に取引するにはどうすればいいのかを正しく知ることで、安心して仮想通貨を始められるでしょう。

今回は、仮想通貨は本当に危険すぎるのか気になっている方に以下の内容を解説します。

• 仮想通貨が危険すぎると言われる理由
• 今から始めるべき理由
• 投資が危険すぎる人の特徴
• 危険性を最小限に抑えるポイント

安全に仮想通貨を始めてみたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

仮想通貨が危険すぎると言われる4つの理由

仮想通貨はなぜ「危険すぎる」と言われるのか、その理由を4つに分けて解説します。

1. 価格の変動により大きな損失が出るリスクがある
2. ハッキングによる資産流出の危険がある
3. 税金の仕組みがわかりにくく脱税してしまうリスクがある
4. レバレッジ取引により大損する可能性がある

詳しく見てみましょう。

1.価格の変動により大きな損失が出るリスクがある

仮想通貨は、価格の変動が大きいという特徴があります。株の場合は、株価の上昇や下落を一定の範囲に抑えるストップ高やストップ安がありますが、仮想通貨にはありません。

制限がないため、価格が暴落して大損するリスクがあるということです。仮想通貨は、世界情勢や新たな法規制といったさまざまな要因で容易に価格変動が起こります。

ハイリターンを期待して高額投資するのには、危険が伴います。

2.ハッキングによる資産流出の危険がある

仮想通貨はインターネット上で取引をおこなうため、取引所がハッキングのターゲットにされやすくなっています

仮想通貨取引所へのハッキングにより、過去には多額の被害が出たことも。

自分自身でもきちんとセキュリティ対策を講じないと大切な資産を失う可能性があるため、個人でも気をつける必要があります。

3.税金の仕組みがわかりにくく脱税してしまうリスクがある

仮想通貨で得た利益は「雑所得」となり、税率は最大55％です。
株式投資やFX投資は「金融所得課税」であり税率は一律20.315%なので、仮想通貨には高い税率がかけられていることがわかります。

株式投資の場合、証券口座への入金時に課税所得が発生します。しかし、仮想通貨の場合は通貨を購入したときや商品を購入したときにも課税所得が発生するため注意が必要です。

税金の仕組みを把握していないと正当に税金を支払えず、脱税してしまう危険性があります。

4.レバレッジ取引により大損する可能性がある

仮想通貨は、口座の資金を担保により高額な取引をおこなうレバレッジ取引が可能です。

2024年3月時点では、法改正により仮想通貨のレバレッジは一律2倍です。たとえば口座に100万円を預ける場合、200万円までの取引が可能ということです。

レバレッジ取引は好調であればハイリターンを狙えますが、暴落すれば大損するリスクもあります。

仮想通貨は危険すぎることはない！今から始めるべき3つの理由

仮想通貨には危険性もありますが、リスクを抑えて取引すれば利益を得るチャンスがあるため、気になっている方は今から始めるべきです。

仮想通貨をおすすめする理由を3つ紹介します。

1. 実用性が高まっている
2. 価格上昇が期待できる
3. 少額からスタートできる

それぞれ見てみましょう。

1.実用性が高まっている

仮想通貨で決済できる店舗が増えたり、国際送金の手段として利用できたりと実用性が高まっています。

仮想通貨の代表と言われる「ビットコイン」は、日本国内のさまざまな店舗で決済に利用可能です。「リップル」は国際送金の手段として使えるため、煩わしい手続きをしなくても迅速かつ簡単に海外へ送金できます。

このように仮想通貨を利用できる場面は多く、危険すぎるものではありません。

2.価格上昇が期待できる

仮想通貨は短期間というよりも、時間をかけて価格が上昇していく傾向にあります。
スタート時は1円以下だったビットコインも、数年後には200万円超まで高騰しています。

余剰金を投資しておけば損失を受けてもダメージは抑えられ、それどころか大金を手にするチャンスもあるということです。

3.少額からスタートできる

仮想通貨を始めるのに、大金を用意する必要はありません。

たとえば、日本で知名度の高い仮想通貨取引所の「Coincheck（コインチェック）」は、500円からビットコインの購入が可能です。

仮想通貨が気になっている方は、まず少額で購入できる仮想通貨を購入して様子を見てみるのがおすすめです。

仮想通貨への投資が危険すぎる人の特徴

仮想通貨は危険すぎるものではありませんが、向いていない人もいます。以下に当てはまる人は、仮想通貨で大きな損失を出してしまうリスクが高いので気をつけたほうがいいでしょう。

1. 短期間でハイリターンを得たいと考えている人
2. 得た情報が正しいか吟味せず、儲け話を鵜呑みにする人
3. 仮想通貨のリスクに目をつぶる人
4. お金に余裕がない人

なぜ危険なのか、詳しく解説します。

1.短期間でハイリターンを得たいと考えている人

仮想通貨の利益を短期間で得ようとする方は危険です。仮想通貨は価格の変動が激しく、高いリターンも期待できますが、その分大きな損失を受ける可能性もあるためです。

ハイリターンを期待して、レバレッジ（少ない資本で多額の取引ができること）をかけて投資してしまうと、何倍もの損失になるケースもあります。

仮想通貨をギャンブルのように儲けられると考えている方は、投資しないほうが無難です。

2.得た情報が正しいか吟味せず、儲け話を鵜呑みにする人

仮想通貨を始めたばかりの方は、いろいろな情報が入ってきたときにそれが本当なのか判断できません。怪しい儲け話を鵜呑みにして安易に投資してしまうと、偽の情報を掴んで大損する可能性が高まります。

そもそも、仮想通貨で必ず儲ける方法は誰にもわかりません。自分の経験や正しいデータを元に、本当に儲かるのかきちんと判断できない人は、仮想通貨は危険なものになってしまうでしょう。

3.仮想通貨のリスクに目をつぶる人

「仮想通貨にはリスクがある」と、きちんと理解しておくことが大切です。損をする危険性には目をそむけて儲けることばかり考えていると、損をしたときに冷静な対処ができません。

然るべき対処をせずに放置していると、損失がどんどん大きくなるリスクが高まります。

万が一損失を出したとしても現実を受け入れて、投資を続けるべきか売るべきか冷静に判断することが大切です。

4.お金に余裕がない人

お金に余裕がないのに、取引を始めて儲けを得ようとする方は仮想通貨を始めるべきではありません。

仮想通貨は、余剰資金を投資するのが基本です。生活費を削ってまでリターンを期待して投資してしまうと、価格が下落したときに生活できなくなってしまいます。

生活資金を取り返そうと無理な投資をしたり借金をしたりしてしまうと、仮想通貨を始める前よりも苦しい日々を強いられる可能性が高いでしょう。

仮想通貨の危険性を最小限に抑える5つのポイント

仮想通貨を安全に始めるために、危険性を抑える5つのポイントを解説します。

1. 少額からはじめる
2. 仮想通貨に関する知識をしっかり身につける
3. 大手の取引所を選ぶ
4. 分散投資をおこなう
5. セキュリティ対策を万全にする

1つずつ見てみましょう。

1.少額からはじめる

仮想通貨は、いきなり高額を投資することも可能です。しかし、仮想通貨は価格変動が激しい市場なので、大金を投じると大きな損失を受けるリスクも高まります。

特に初心者のうちは、まず少額からスタートすることをおすすめします。

ある程度投資を続けてみて、慣れてきたら金額を増やしていくといいでしょう。また、投資額を増やすにしても、損失リスクを抑えるために余剰金を使うことが大切です。

2.仮想通貨に関する知識をしっかり身につける

仮想通貨の投資で利益を得るには、正しい知識を身につけることも重要です。

自分で市場の動向を調べたり、最新のニュースをチェックしたりして知識を身につけることで、新たな情報を得たときにそれが正しいのか単なるガセなのか判断できるようになります。

「儲けたい」という気持ちだけで仮想通貨を続けると、失敗するリスクが高まります。

自力で学習が難しい方は、しょーてぃさんのBrain「「仮想通貨マスター講座~残業70時間でも仮想通貨で脱サラ！動画55本(6時間)」を利用すれば短期間で正しい知識を身につけることが可能です。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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3.大手の取引所を選ぶ

安全に仮想通貨を始めるなら、大手の取引所を選ぶことをおすすめします。マイナーな取引所よりも破綻するリスクが低いので、突然資産を失うことを防げます。

また、大手の取引所はセキュリティ対策もしっかりおこなっている傾向にあり、ハッキングや情報流出の被害に遭うリスクも低減できるでしょう。

金融庁・財務局に登録されている取引所を調べるには、まず金融庁HPの「暗号資産交換業者に係る情報」に掲載されているかどうかを確認するのがおすすめです。

ただし、日本の取引所はきちんと登録した上で運営しているところがほとんどなので、それほど心配する必要はありません。取引所によって取り扱う通貨が異なるので、サービス内容を比較して選ぶといいでしょう。

4.分散投資をおこなう

仮想通貨に投資する際は、銘柄や時期を分散させることをおすすめします。

1つの銘柄に投資すると、暴落したときに資産を一気に失ってしまいます。複数の銘柄に分散させておけば、1つの銘柄の価格が急落してもその他の資産が安定していれば、損失を抑えることが可能です。

また、投資する際も一度に投資するのではなく、毎月や2ヶ月ごとなど期間を分けることで価格変動の影響を最小限に抑えられます。

5.セキュリティ対策を万全にする

仮想通貨取引をおこなう際は、個人でもセキュリティ対策をしっかりおこなうことが大切です。たとえば、

• IDやパスワードが流出しないように気をつける
• 第三者が簡単に予測できるID・パスワードを設定しない
• 二段階認証を設定する
• 公共のネットワーク通信を利用しない

などが挙げられます。

取引所のセキュリティ対策に頼るだけでなく、自分でできる最大限の対策をおこなっておき、大切な資産を守りましょう。

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