商品を販売するうえで欠かせない要素である、セールスライティング。商品の販売ページや動画の台本など、幅広い場所でテクニックが用いられています。
ところが「どうやって文章を書けば、商品が売れるのかがイマイチよくわからない…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
今回はWebライターや編集者として活動し、さらに1,000名以上(2022年10月現在)が在籍するWebライター向けオンラインサロン運営者の中村さん( @freelance_naka )へのインタビューを通して、
- セールスライティングの定義
- 取り入れるうえで大切なポイント
- すぐに使える具体的なテクニック
について紹介します。
「セールスライティングの技術を身につけたい」「商品が売れる文章を書けるようになりたい」と考えている方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください!
- 世界一わかりやすく、世界一実践的なセールスライティングの教科書
- 即使える15個のテクニック
- 動画(約2時間12分)と文章(約45,000文字)で徹底解説
すぐに活用できるセールスライティングのテクニックをまとめた「【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選」はこちら
目次
セールスライティングとは「人の心を自分の思惑通りに誘導すること」
ワカジツ
インタビュアーのワカジツです!本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、まずはセールスライティングの定義についてお伺いしたいです。
「セールスライティング=商品を売るための文章」と捉える方は多いと思うのですが、中村さんはどのようにお考えでしょうか?
中村さん
僕はセールスライティングを「人の心を自分の思惑通りに誘導すること」だと定義しています。
思惑通りに誘導というと少し聞こえが悪いですが、決して人をだますテクニックではなくて、商品やサービスの本当の魅力を正しく伝えるスキルというイメージです。
商品を売るだけではなくて、自分が相手に伝えたいブランドイメージなどを明確にすることも、セールスライティングのテクニックだと考えています!
ワカジツ
なるほど。自分が相手に感じてほしいイメージを正確に伝達するために、セールスライティングを使うんですね。
やはりセールスライティングを使うのと使わないのでは、相手に与える印象は大きく変わるのでしょうか?
中村さん
そうですね。僕はメルマガを配信しているのですが、タイトルを少し変えたり、使うセールスライティングの種類を変えたりするだけで、開封率や反応が大きく変わります。
さらにセールスライティングは「人の心を動かすテクニック」なので、TwitterやInstagramなどのSNSでも有効です。使える場所は非常に多いので、ライターだけでなくすべてのビジネスパーソンが学ぶべきスキルだといえます。
セールスライティングを取り入れるうえで大切な3つのポイント
ワカジツ
これから文章にセールスライティングを取り入れていくうえで、意識したほうがいいポイントはありますでしょうか?
中村さん
- 原理原則を忘れないこと
- 執筆後に必ず見直すこと
- とにかく実践すること
です。それぞれ詳しく解説していきます!
1.原理原則を忘れないこと
中村さん
セールスライティングで最も大切なのは、原理原則に基づいて利用することです。
- 目的はなにか
- 誰が文章を書いているのか
- 誰に向けて書くのか
- 何を書くのか
- どう伝えるのか
具体的なテクニックを紹介している書籍や教材はたくさんありますが、上記の原理原則を正しく理解していないと、勉強してもあまり意味がありません。
ワカジツ
確かに「セールスライティングの種類◯選!」みたいな、テクニックに特化した教材は多いですね。
中村さん
テクニックを学ぶのは悪いことではないのですが、文章の目的や「誰が誰に対して言うか」で使える手法が大きく変わるんですよ。
例えばライター歴1ヶ月の初心者がアフィリエイトを訴求する際に「この教材を買えばあなたの商品は飛ぶように売れます!」と訴求しても、あまり説得力がないですよね。
文章自体はベネフィット(未来)を見せるというテクニックを使っているのに、誰がの部分が抜けているせいでチグハグな印象を与えてしまいます。
ワカジツ
なるほど…誰が言っているかというのは、かなり大切ですね…!
中村さん
木に例えると、テクニックはあくまでも枝葉の部分であって、大切なのは根幹である「原理原則」です。
原理原則を意識しないと、いくらセールスライティングを学んでも効果が出ないので、しっかり理解しておきましょう。
2.執筆後に必ず見直すこと
中村さん
自分なりにセールスライティングを駆使して書いてみた文章は、後日見直して自己添削を行いましょう。
文章って書いているときは普通でも、後から見返すと変な表現を使っていることがあるんですよね。
ワカジツ
後から見返して変だと感じる気持ち、めっちゃわかります…笑
中村さん
特に初心者のころはターゲットに対して訴求ポイントがズレていることが多々あるので、必ず時間を置いて確認するようにしてみてください!
3.とにかく実践すること
中村さん
学んだセールスライティングは、使わないと定着しません。
ただ勉強するだけじゃなくて、必ず実践するようにしましょう。
ワカジツ
セールスライティングを実践する機会はなかなか少ないように感じるのですが、おすすめの実践方法はありますでしょうか?
中村さん
おすすめはやはりTwitterですね。「自分の商品を売る」とかは考えなくていいので、以下の内容を意識してツイートを作ってみてください。
- どんなフォロワーがいるのか
- どういう人にフォローして欲しいのか
- 何を伝えればいいのか
- どのように書けばいい反応が得られるのか
ツイートの反応を見ながら試行錯誤することで、どんどんセールスライティングのスキルが身についていきますよ。
ワカジツ
Twitterなら誰でも始められるし、練習の場としてとてもよさそうですね!
すぐに使えるセールスライティングのテクニック5選
ワカジツ
それでは、具体的なセールスライティングのテクニックについて教えてください!
中村さん
それでは、すぐに使えるテクニックを5つ紹介しますね。
- 希少性・限定性
- 損失回避
- 具体性
- バンドワゴン効果
- カクテルパーティー効果
ただし繰り返しにはなりますが、テクニックより先に「原理原則」について深く理解することのほうが大切です。
あまり自信がない方は、もう一度原理原則の項目を見返してからご覧ください!
1.希少性・限定性
中村さん
すぐに使えて大きな効果があるのは、やはり希少性や限定性ですね。
- 限定◯つのみ販売
- あと◯日で販売終了
- ◯日後に値上げします
ありきたりなテクニックではあるのですが、効果は絶大です。
商品によって販売方法は変わるので、毎回使えるわけではないものの、使える状況なら100%冒頭に持っていくべきですね。
ワカジツ
限定性や希少性は冒頭に持っていくのがいいんですね。
中村さん
そうですね。人は基本的に文章を読まないので、引きつけるためにも冒頭で訴求したほうが効果的です。
ツイートなら一番最初の行、メルマガならタイトルなど、いち早く目にはいる場所に配置してみてください。
2.損失回避
中村さん
損失回避は、人間の「得したいより損したくない」という心理を突いたテクニックです。
例えば「いま買うと5,000円得しますよ」というよりも「いま買わないと5,000円損しますよ」という表現のほうが、心に響きやすいといえます。
ワカジツ
確かに、失う訴求のほうが恐怖心が生まれるので、商品に注目しちゃいますね。
希少性と組み合わせて「あと◯日で二度と手に入らなくなります」のような訴求もできそうです。
中村さん
おっしゃる通り、テクニックを組み合わせることでより効果的に使えますが、これもやはり原理原則に基づいて利用することが大切です。
例えば普段は柔らかい発信をしている人が、いきなり「損しますよ!」と強い訴求をすると、悪いイメージがつきかねません。
「誰が誰に発信するのか」は考えたうえで、利用するかどうかを検討しましょう。
3.具体性
中村さん
3つめは、文章を具体的に書くというテクニックです。
例えば「これを買えば成果が出ます」よりも「売上が2.5倍に増えます」と書いたほうが、引きが強くなります。
ワカジツ
確かに、あいまいな表現を使うよりもわかりやすいですね。
ちなみに具体性を出すうえで大切なポイントはありますでしょうか?
中村さん
やはり数字を盛り込むことですね!
「稼げるようになります」ではなく「月収が5万円アップします」のように、数字を用いて表現できないかどうかを考えることで、簡単に具体性を出すことが可能です。
表現があいまいだなと感じたら、数字を盛り込めないかを考えてみてください。
4.バンドワゴン効果
中村さん
バンドワゴン効果は「みんなが選択している人気の商品だから、きっといいものだろう」と考える心理効果を狙ったものです。
発信者についてあまり知らない状態でも、周囲からいい評判を集めていると、商品の売れ行きがよくなります。
中村さん
例えば僕はWebライターラボという、加入者1,000人(2022年10月現在)超のオンラインサロンを運営しています。
運営者の僕について知らなくても「加入者が1,000人もいるならいいサロンなんだろうな」という認識を与えられますよね。
他にも「Amazonランキング1位」のように、順位を使うのも効果的です。
ワカジツ
「ランキング1位!」といわれると、買ってみたくなりますね…!
中村さん
ただし「商品自体が本当にいいもの」じゃないと、購入後に「イマイチだな…」とマイナス効果が大きくなってしまいます。
当然ではありますが、商品の質をしっかりと高めたうえで、バンドワゴン効果を狙うようにしましょう。
5.カクテルパーティー効果
中村さん
カクテルパーティー効果は、多くの情報の中から、自分が必要としているものを無意識に選択する性質を活用した手法です。
これはあいまいな表現になりがちなときに使うことで、効果を発揮します。
ワカジツ
あいまいな表現とは、どのような状況でしょうか?
中村さん
シチュエーションによって変わるのですが、以下のように表現を変更するイメージです。
- 売上を増やしたいライターへ→文字単価を高めたいライターへ
- マンションをお探しの方へ→葛飾区でマンションをお探しの方へ
「あなたに向けて発信していますよ」ということを明確に伝えたい場合に、カクテルパーティー効果は有効です。
ワカジツ
具体的な文言を入れるだけで、かなり自分ごとのように感じられますね!
中村さん
今回は5つのテクニックを紹介しましたが、僕のBrain「【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選」では、明日から使える即実践可能なノウハウを15個解説しています。
少なくとも100個以上存在するテクニックの中から、僕がメルマガやLPなどで実践して効果のあった、誰でも使える手法だけを厳選してまとめました。
動画とテキストの両方を用意しているので、かなり学びやすい内容に仕上がっています。これからセールスライティングを学びたい方は、ぜひ手に取ってみてください!
セールスライティングの注意点
ワカジツ
最後に、セールスライティングを取り入れるうえでの注意点があれば教えてください!
中村さん
- テクニックを使おうと思いすぎない
- 過度に煽りすぎない
です。それぞれ紹介していきます!
1.テクニックを使おうと思いすぎない
中村さん
セールスライティングは学ぶと「すぐに使ってみたい!」となるのですが、何でも使おうと思いすぎることには注意が必要です。
今回のインタビューでも何度も伝えていますが、セールスライティングは「原理原則」を考えたうえで使わなくてはなりません。
- 目的はなにか
- 誰が文章を書いているのか
- 誰に向けて書くのか
- 何を書くのか
- どう伝えるのか
この5つを考え抜いたうえで、適切なテクニックを用いるようにしてください。
ワカジツ
「原理原則を考える→当てはまるテクニックを活用する」という流れを忘れないようにしたいですね…!
2.過度に煽りすぎない
中村さん
セールスライティングのテクニックって、結構「煽る系」が多い印象です。
煽りが強すぎると逆に人は行動しなくなるので、そっと背中を押すくらいの気持ちが大切だといえます。
ワカジツ
確かに何度もセールスされると、かえって購買意欲が下がりますね…笑
中村さん
セールス=商品を売りつけるというイメージがあると思いますが、大切なのは「文章を読んで自然と買いたいと思ってもらうこと」です。
作った文章は自分でしっかりと見直して、過度に煽りすぎている状況になっていないかを確認してみてください!
ワカジツ
ありがとうございました!
月商400万円超のセールスライターが教える「セールスライティング」
中村さんのBrain「【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選」では、中村さんが実践して売上を400万円超に伸ばしたライティングのテクニックをまとめています。
- セールスライティングの基本的な考え方
- 絶対知っておくべき原理原則
- 中村がよく使う15個のテクニック
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