最高の集合知(ブレイン)を作りたい。Brain代表が語る理念について

こんにちは。

コンテンツ販売プラットフォームBrain代表の迫佑樹です。

コンテンツ販売プラットフォームBrainは、リリースから4年が経過しました。

今では、ユーザ数は26万人を超え、流通額は年間13億。

そして累計で60万個のコンテンツの売買が行われてきました。

ここ数年でBrainの利用者数は急増しました。

それ自体はもちろん嬉しいことですが、

Brain運営チームは決して、

利用者数や流通額が増えることを第一に考えているわけではありません。

Brainを通じて、我々はどんな世界を作っていきたいか。

Brainが、どんなプラットフォームを目指しているのか。

Brainのユーザさんに、どんな体験を届けたいのか。

急成長している今のタイミングで改めて、

代表の迫佑樹自ら、Brainに対する運営陣の想いを書かせてください。

■売るのがうまいサービスではなく、良いサービスが広がるべきという価値観

僕は現在、50人以上のスタッフに囲まれ、

10億円以上の売上の会社を経営していますが、

元々は全く稼げない貧乏大学生でした。

“情報発信をすれば稼げる”と聞いて、

ブログを始めるも1年間死ぬ気で記事を執筆して

稼いだお金はたったの243円。

“起業したければプログラミングをやるべきらしい”と聞いて、

アプリ開発をやってみるもエラーがでて勉強開始5秒で挫折。

そう…

僕には稼ぐ才能などなかったんです。

稼ぐ才能はないが、お金は欲しい。

当時大学生だった僕はそんなことを考えていました。

そこで、「プログラミングやブログ運営など自分で稼げる知識について学べるスクールはないか」と探し始めます。

ネットで調べると、似たようなスクールが大量に出てきます。

比較しようと思っても「おすすめプログラミングスクール50選!」みたいな、無機質な記事ばかり。

30万円〜100万円かけて人生を変えようと思ってるのに、

どのスクールに入っていいか分からず、参考になるサイトや記事も見つからないんです。

  • 広告収益目的で作られたランキング記事
  • 競合他社を蹴落とすための印象操作
  • お客さんからお金を奪うことしか考えてない強烈なコピーライティング

など。

「今から人生の全てをかけて勉強しようとしているのに…

全く参考にならないじゃないか」

と、打ちひしがれたのを覚えています。

そこから僕は結果的に、プログラミングを勉強するために

国内で受講できる全てのプログラミングスクールの体験や相談会に足を運びました。

それだけで10日近くかかりましたね。

今思っても狂気の沙汰だと思います。

・・・それくらいお金がなかったし、慎重になっていたんです。

人生を変える覚悟を持った人間が

「お金・時間・やる気」

それら全てを賭けて

コンテンツを買ったり、オンラインスクールに申し込みます。

なのに、そのスクールやコンテンツのレビューが見れない。

そんな状態を、起業当初から変えたいとずっと思っていました。

■コンテンツ販売の業界をみて絶望した

最近、SNSで情報発信を始めた人は知らないかもしれません。

ネットの世界には詐欺同然の誇大広告まみれの悪質商品で溢れていました。

例えば

「自分の商品を販売するためにポジショントークの嵐」

「コンテンツを販売して売ったら、ロクにサポートもせず終わり。」

いや、自分の利益しか考えてないのか・・・?

としか、思えないような商品ばかり。

よくコンテンツ販売は情報商材と揶揄されバカにされますが

10年前の惨状を見ていたら、バカにされても仕方ないとすら思います。

顧客の欲望と恐怖を刺激し

コピーライティングの能力で

人を洗脳し、財布からお金を盗み出す。

・・・え、そんなんでいいの?

粗悪なコンテンツを買わされた顧客はどうすればいいの?

「いいコンテンツにさえ出会えれば

人生が変わるのは間違いない。

にも関わらず、勇気を持って行動した多くの人が

騙されて、涙を流していく。」

こんな現状を変えなければいけない。

そう思いました。

本当に良いものがたくさん売れる

もちろん、悪いものは全然売れない。

そんな世界を実現するべく

Brainが生まれました。

Brainを作るにあたって、僕は、

「それまでの業界では絶対にあり得なかった領域」

に足を踏み入れてみました。

それが、

「コンテンツ販売プラットフォームに、レビュー機能をつける」

ということです。

・・・驚かれるかもしれませんが

Brainが登場する以前は

レビュー機能付きのコンテンツ販売プラットフォームなど

1つもありませんでした。

なぜか・・・?

Brainが登場する以前は、”いい商品” よりも ”売れる商品” を扱うという文化だったからです。

アフィリエイターのほとんどは、

商品の中身よりも、「いかに売れるか」を考えていて、

結局それって、誇大広告を駆使したり、

人の心理を操作して煽って売っている人が

得をしてしまうのです。

そんな商品に、レビューを付けたら、荒れるのは必至です。

だから、「レビュー機能」は、情報コンテンツ販売の業界では「タブー」視されていたのです。

ただ、僕はそれは不健全だと強く感じました。

商売をするなら、お客様の満足度を最優先にするべきだし、

愛されたければお客さんの信用を第一に考えるべき。

それが可視化され、”良いもの” が広まっていく仕組みにしないと

業界自体が廃れてしまうという危機感があったんです。

本来、Amazonにしてもメルカリにしても

物販のプラットフォームは全てレビュー機能があり

レビューがいい、つまりお客様に評価されている人は

さらに商品が評価されうまくいく。

それが、健全な形であり、

レビュー機能はあって当たり前なんですよ。

・・・でも、Brain登場以前に、そんなプラットフォームはありませんでした。

というか、いまだに、大手コンテンツ販売プラットフォームは、

このレビュー機能を導入していません。

なぜだかわかりますか?

レビュー機能はプラットフォーマーにしても

コンテンツ販売者にしても【不都合】なんです。

だって、

「思っていたよりも情報の中身がない・・!!」

とか、書かれようもんなら商品は売れなくなるから。

そうなると、コンテンツ販売者は儲からないし

プラットフォームも手数料が入ってこない。

コンテンツ販売で粗悪な商品を出してしまうと

レビュー欄は荒れ、そうなればどんどん売上が落ちる。

どちらにとっても【不都合】なんですよ。

プラットフォームを作る人間からしたら、

お客さんの満足度よりも、

いかにたくさん売れるかどうか?

が大事だったのです。

なぜなら、手数料で利益を得ているから。

売れた後、クレームが来ようが、

それは販売者の責任。

だから、

そのコンテンツ販売者の悪口が書かれる可能性があるレビュー機能などつけないんですよ。

普通はね。

でも、僕は、

お客さんが悪い商品を手にしてしまって、悔しい思いをしたなら、

それは、販売者だけの責任ではなく、

その商品を取り扱っているプラットフォームにも

責任があると思っています。

だから、僕は、新たなプラットフォームを作るにあたって、

「コンテンツ販売者の儲け」よりも

「コンテンツを買ったお客さんの人生」

を第一にしようと、心に誓いました。

もちろん、その選択をしたことで、
誰もそのプラットフォームを使う人がいなくなって、
ほとんど利益が出ない可能性だってありました。

むしろ、当時のコンテンツ販売の業界を見ていたら、
そうなる可能性の方が高かったと思います。

しかし、僕が、新たなプラットフォームを作り、一石投じることによって、

もっと、お客さんの人生が良くなることを真剣に考えて、
より良いコンテンツを作ろうと努力する人が増えたら、

少しはこの業界も変わるんじゃないだろうか・・・

そんな淡い期待を胸に抱いて、

“購入者の満足度を最優先し、
購入者の人生を変えるためのコンテンツ届けるための場所を作る”

その理念の元、Brainというプラットフォームを生み出しました。

■良いコンテンツは、人を変え、その循環を通じて世界を変える

良いコンテンツを正しく売れていく場所を作りたい。
その一心でBrainの立ち上げましたが…。

・・・まぁ、とにかく大変でした。
僕が今までやってきたビジネスの中で1番大変だったかもしれません。

周りの人からは

”資金調達なしでプラットフォーム運営をするなんて無理だろ”

とか

”レビューなんて付けたら、みんな批判を恐れて、誰も販売する人なんていなくなるぞ”

といった批判や反対の声がたくさん届きました。

・・でも僕の心は折れませんでした。

セールスレターに煽られて、しょうもない商品を騙されて買ってしまい、
泣き寝入りしなければいけない人を、1人でも減らして、

良いコンテンツに出会って、人生が変わる経験、
その「感動」を味わえる人を、
1人でも増やしたい。

この想いを発信すれば、きっと共感してくれる人も出てくるはず。

そんな想いを、SNSで発信し続けました。

僕はたまたま、良いコンテンツに出会って、
そして、多くの仲間に助けられて、今がある。

仲間たちもみんな、同じ想いを抱いて、
一緒に発信し、盛り上げてくれました。

自分たちの想いは、きっと世の中に届く。

そう信じて、発信し続け・・・

いよいよ、Brainのリリース日。

正直、不安もいっぱいでした。

莫大なお金を投下した、一世一代のプロジェクト。

これに失敗したら、僕はまた、
貧乏生活に逆戻りしなければいけない。

そんな中、いよいよ、Brainをオープンさせます。

「本当にうまくいくのだろうか・・・」

人生で1番不安でした。

すると・・・

「ピコン」と音が鳴り、
1通の通知メールが来ました。

「Brainにコンテンツを出品しました!」

そのメールを皮切りに、次々とメールが。

通知が鳴り止まない・・・。

僕のX(旧:Twitter)にも、たくさんのメッセージが届きます。

本当に、毎日毎日発信をし続けた甲斐もあってか
理念に共感したインフルエンサーが集まって、盛り上げてくれました。

実は、初日に拡散に協力してくれたインフルエンサーたちの

総フォロワーは500万人。

これで盛り上がらないわけがありません。

Brainのページビューは、リリースからたった3日で100万回を突破。

システム開発でなかなか進まなかったり

資金調達もなしでいけるのかと言われ続け不安に駆られ

そんな苦労は全て喜びへと変わりました。

この日のことを忘れることは絶対にありません。

独立してから1番記憶に残っている日です。

その後、Brainというプラットフォームを通じて、さまざまな嬉しいことが起こっていくのです。

利用者の方からさまざまな声が届きます。

「Brainに売ってる経営ノウハウをみて、倒産寸前の店がV字回復しました!」

「BrainでSNSマーケティングに関するコンテンツを買ったらフォロワーが5倍になりました!」

「ただの主婦なのにインスタグラムで1万フォロワー突破しました!」

と。

僕が作ったコンテンツ販売プラットフォームBrainによって

そこでコンテンツを買った人の未来が大きく変わる。

累計60万件ものコンテンツが売れる場所に成長した今、

数えきれないような感謝のメッセージが届きます。

数年前に比べると、だいぶWeb上にあるコンテンツの質も上がってきました。

「良いコンテンツが、正しく広まる場所を作る」

という目的の達成に向けて、少しずつ進んでいることも事実です。

■稼ぐだけでは幸せにならない。Brainが目指す真のゴール

・・・さて。

Brainには、多くのユーザが付き、
数多くのノウハウが集まりました。

レビュー機能がついたことで、
どのコンテンツが良いものかがハッキリと分かり、

それを実践することで、大きな結果を出す人も
たくさん出てきました。

僕は、それで、みんなが幸せになると信じていました。

しかし、僕は、あることに気付かされることになります。

それは、

「お金や知名度を得たからと言って、必ずしも幸せになれるとは限らない」

ということです。

むしろ、世の中で、大きく稼いでる経営者、インフルエンサーほど、

実は、病んでる人が多いのです。

いつも、フォロワー数やいいねの数ばかり気にして、数字が伸びなかったら落ち込んだり、

他人と比較して、劣等感を感じていたり、

批判やクレームが来るとメンタルがボロボロになったり、

このままずっと稼ぎ続けられるのか常に不安だったり・・・

一番多いのが、

「この先の人生、自分は何をしたらわからない」

という人です。

お金も、自由も、手に入った。

だから、その気になれば、何だってできる。

あまりにも選択肢が多すぎるが故に、

逆に、何をしたいのかがわからなくなってしまうのです。

起業当初は、

「お金持ちになったら、こんなおいしいものを食べよう!」とか

「フォロワー数が増えたら、女性からモテるのかな?」とか

「時間的自由ができたら、海外旅行にいってみよう!」とか

そんなワクワクした生活を夢見て頑張るんです。

その夢を原動力にして頑張るから、日々が輝いているんです。

しかし、今、Brainでノウハウを調べたら、

お金を稼ぐ方法やSNSで有名になる方法が、

安価で大量に転がってるわけですね。

少し行動力があって、投資する勇気がある人であれば

時間的・経済的自由を、あっという間に達成できてしまえるのです。

でも、そうして望み通りの人生を手に入れても、

楽しいのは最初だけで、すぐに飽きてしまい、虚しくなる、

そんな人がものすごく多かったのです。

Brainを作った当初、僕は

「Brainというプラットフォームが良いコンテンツで溢れて

多くの人がお金を稼げたり、SNSで有名になったり

自由になったりするきっかけになったらいいな」

と考えていました。

『お金さえ稼げば、有名にさえなれば、
全て満たされて、幸せになる』

世間ではよく言われていることです。

…しかし、実は本当の幸せとは
いくらお金を持ってるか、いくら有名かでは決まらないのです。

これは、僕がBrainというプラットフォームを運営しながら、
何百人、何千人ものお金持ちをみてきて、確信していることです。

…というか、僕自身もそうでした。

Brainというプラットフォームを作り

  • 寝てても毎月数千万円の手数料収益が入ってくる。
  • インフルエンサーが使うプラットフォームだから、僕自身も有名になる。

という状態ができてしまいます。

でも、どんどんお金が入ってきて、勝手に有名になっていった時、

いつしか僕は、起業当初の熱い気持ちを失っていて、

毎日、のんべんだらりと過ごしていて、

「勝手にお金は入ってくるけど、僕自身は全く成長していない」

ということに気づいてしまったのです。

もともと、Brainというサービスの名前には

「多くの人が自分の知識を持ち寄れば
素晴らしい知識があつまる場所になって
最強の ”脳みそ” (=集合知)が完成する」

という意図を込めていました。

しかし、そのBrainの代表を務める僕が、

お金を稼げるようになって、

怠けてしまい、薄い時間を送っていることに気づいてしまったのです。

いくらお金が入ってきたとしても、

それで、逆に人生の密度が薄くなってしまっていたら、

そもそもお金を稼いでいる意味がありません。

それで一時期、僕は、絶望していました。

自分が今までやってきたことって、何だったんだろう、

この先、どこを目指せば良いのだろう、って。

そんな時に、僕は、これからの人生、どう生きていけば良いのか、

指し示してくれる仲間と出会うことが、幸運にもできました。

そこで、僕は、自分の生きている意味、

このBrainを通してやっていきたいことが、ようやく定まりました。

(実は、言語化されていないだけで、もともとうっすらとはあったのですが、
それを、はっきりと言語化してもらったのです。)

人は、単にお金を稼いで、自由になるだけでは、

本当の幸せは手に入りません。

その先にある、

「人生、何をしていきたいのか?(何を成し遂げたいのか?)」

という究極の問い、

それを明確にして、そこに全身全霊で日々生きていること、

その理想の実現のために、日々、仲間と一緒に、学び、成長し続けること、

それこそが本当の「生きる喜び」なのです。

だから、これからのBrainは、

単に「お金を稼ぐノウハウ」とか、「SNSでフォロワーを集めるノウハウ」とか、

それだけではなく(もちろん、それはそれで大事ではありますが)、

もっとその先の人生で、生きる喜びを1人1人が見つけられるような、

そのための学び(知識)が集まる場にしていきたい

そして、

僕も含めて、みんなが、日々、そういったことを考えて、

理想の未来を実現するために、学び、成長し、挑戦し続ける、

そんな姿を見せ続けていくような

そんな人たちで溢れる場にしていきたい

今は、はっきりとそう思っています。

お金を稼いで自由になるのはゴールじゃない。

もっとその先の本当の喜びを見つけていってほしい。

そこを目指して、まずは、人生を変えるきっかけを、何か1つでも、

このBrainで見つけてみてください。

そして、成功して、お金を稼げたり、自由になった暁には、

そのお金と時間を使って、より成長し、

それによって得た学びを、自分のお客さんや、大切な人たちに

還元していってほしいなと思います。

このBrainは、まだ完成していません。

ここに、コンテンツだけでなく、

多くの人の人生ストーリーが集まっています。

一緒に、ここに、みんなの叡智(えいち)を結集させ、

Brainに関わる全員で、いつか、世界をより良いものに変えていき、

1人1人が、心の底から幸せを感じられる人生になっていく

そんな最高峰の集合知(ブレイン)になることを目指して、

今後も、より良いコンテンツ、よき想いで活動する販売者、

それを良い想いで使ってくださるユーザー様で溢れるような場にしていけるよう、

スタッフ一同、励んでまいりますので、

今後とも、どうぞよろしくお願いします。