「noteで記事販売したいけど、手数料はどれぐらいかかるの?」
「手数料が発生するのは、どのタイミングか知りたい」
「手数料がかかってもnoteは使うべき?」
このように悩んでいませんか?
noteは誰でも無料で始められ、収益化もしやすいサービスです。
しかし、ある程度の手数料が発生するため、状況によっては「もったいない」と感じてしまうかもしれません。
この記事では、noteの手数料を詳しく解説し、他のプラットフォームとの比較を行います。
「noteの手数料を知りたい」「できれば手数料は安く済ませたい」と考えている方は必見です。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
noteで発生する手数料は主に3つ
noteで有料記事を販売する場合に発生する手数料は、主に以下3つです。
- 事務手数料(決済手数料)
- プラットフォーム利用料
- 振込手数料
手数料の仕組みを知らないと、思ったような収益を得られない可能性があります。noteで有料販売する方は、押さえておきましょう。
1.事務手数料(決済手数料)
事務手数料は、コンテンツの決済手段により以下の割合を乗じた額を差し引きます。
- クレジットカード決済:売上金額の5%
- 携帯キャリア決済:売上金額の15%
- PayPay決済:売上金額の7%
これは、クリエイターご自身が登録されている決済手段ではなく、購読者の決済手段によるものです。
また、この手数料は、記事を購入するたびに発生します。
①クレジットカード決済 :売上金額の5%
クレジットカードで決済したときの事務手数料は、5%です。
たとえば、有料記事1,000円をクレジットカードで決済した場合は、手数料として「1,000円 × 5% = 50円」がかかります。
②携帯キャリア決済 :売上金額の15%
携帯キャリアで決済したときの事務手数料は、15%です。
1,000円の有料記事を携帯キャリアで決済した場合は、手数料として「1,000円 × 15% = 150円」がかかります。
③PayPay決済 :売上金額の7%
noteでは、PayPay決済も可能で、発生する事務手数料は、7%です。
1,000円の有料記事をPayPay決済した場合は、手数料として「1,000円 × 7% = 70円」がかかります。
2.プラットフォーム利用料
プラットフォーム利用料は、売上金額から事務手数料を引いた金額に以下の割合を乗じた額を差し引きます。
- 有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップ:10%
- 定期購読マガジン:20%
販売する形態によって割合が異なり、記事を購入してもらうたびに発生する手数料です。
①有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップ:10%
有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップを利用した際の手数料は、10%です。
このプラットフォーム利用料は、事務手数料が引かれた金額をもとに算出されます。
例えば、有料記事1,000円をクレジットカードで決済した場合、
クレジットカード決済の事務手数料は5%なので、
「事務手数料 = 1,000円 × 5% = 50円」→「プラットフォーム利用料 = (1,000円 – 50円) × 10% = 95円」が引かれます。
②定期購読マガジン:20%
定期購読マガジンの手数料は、20%です。
例えば、有料記事1,000円を携帯キャリアで決済した場合、
携帯キャリアの事務手数料は15%なので、
「事務手数料 = 1,000円 × 15% = 150円」→「プラットフォーム利用料 = (1,000円 – 150円) × 20% = 170円」が引かれます。
3.振込手数料
振込手数料は、noteで得た収益を銀行へ振込む際に発生する手数料です。
金額は一律で270円が発生します。
noteとコンテンツ主要サイト3社と比較
noteとコンテンツ主要サイトである以下3社との比較結果をまとめました。
- Brain
- ココナラ
- ランサーズ
- クラウドワークス
それぞれを解説します。
コンテンツ名 | 販売手数料 |
note | 売上金額の15~35% (決済手数料5~15%、プラットフォーム利用料10~20%) |
Brain | 売上金額の12% (※アフィリエイト機能を使う場合は追加で12%) |
ココナラ | 売上金額の22% |
Tips | 売上金額の14% |
noteは他のプラットフォームと比べると、中間~高額な手数料が発生することがわかりました。
手数料を抑えたいだけであれば他のプラットフォームも検討したほうがいいですが、noteは有料マガジンやサークルなど、様々な収益化の手段があるのが魅力です。
noteが選ばれている理由もあるため、次の章で確認してみましょう。
手数料がかかってもnoteが使われる4つの理由
手数料がかかってもnoteが使われるのは、主に以下4つの理由があります。
- 手軽に情報発信できる
- 集客しやすい
- フォロー機能で注目を集めやすい
- 機能が充実したプレミアム会員がある
それぞれを解説します。
1.手軽に情報発信できる
noteはSNSと同じような感覚で情報発信がしやすいです。
もし、ブログで情報発信する場合、サーバーやドメインなどの準備が必要で、費用がかかるケースもあります。
また、他のプラットフォームだと有料サービスしか販売できないなど、気軽に使えないことも。
費用をかけず、始める手間も少ないnoteは、情報発信しやすいサービスです。
2.集客しやすい
noteでは、自分の記事が紹介されやすいプラットフォームです。
トップページの特集に掲載されたり、他ユーザ記事で「おすすめ」として紹介されたりします。
この仕組みを活用することで、フォロワーが増えたというケースがあり、集客しやすくなります。
また、SEOを意識して、キーワードを本文中に入れることで、Google検索からの集客を行えるのも特徴です。
3.フォロー機能で注目を集めやすい
noteにはフォロー機能という、記事の更新でフォローしてくれたユーザーのタイムラインに並ぶ機能があります。
タイムラインに並ぶため、注目を集めやすいのが特徴です。
ブログの場合、TwitterやLINEなど他のツールを使わないと更新したことを知らせられません。
その点、noteは記事更新を知らせやすいため、記事を読んでもらえる機会が多いといえます。
4.機能が充実したプレミアム会員がある
noteには、月額500円でプレミアム会員になれます。
上手く活用することで売り上げを伸ばすことが可能です。
プレミアム会員の主な機能は以下の5つです。
- 定期購読マガジンの申し込み
- 予約投稿
- コメントの受付設定
- 数量限定販売
- Amazonウィジェット(アフィリエイト)
本格的にnoteで収益を得ようと考えている人は、プレミアム会員になるのがおすすめです。
noteを使うときに気をつけるべき3つの制限
noteを使う際には以下の3つに気をつけてください。
- 掲載できる広告に制限がある
- 装飾に制限がある
- 掲載内容に制限がある
これらを気にしないと、記事作成にかかった時間が無駄になってしまうケースもあります。ぜひ、ご一読ください。
1.掲載できる広告に制限がある
noteは掲載する広告に気をつけなければなりません。
プレミアム会員になり、かつAmazonアフィリエイトの利用のみと制限があります。
Amazon以外のサービスや、Googleアドセンスの利用はnoteではできません。
Amazonアフィリエイト以外を使って広告収入を得たい方は、note以外のプラットフォームを検討するようにしてください。
2.装飾に制限がある
noteは、ブログのように自由な装飾ができません。
noteで使える装飾機能は以下の5つのみです。
- 見出し(H3のみ)
- 引用
- 太字
- 中央寄せ
- コードの埋め込み
ブログならマーカー線を引いたり、表を使ったりと、様々な装飾が可能です。
記事装飾の最低限の機能しかnoteにはないため、ブログに慣れている人からすると使いづらいと思うかもしれません。
3.掲載内容に制限がある
掲載内容次第で、記事公開が制限されるケースがあります。
利用規約に反すると、記事公開の停止や売り上げの没収などされたりします。
noteの規約で禁止されている主な行為は以下のとおりです。
- 著作権等を侵害したもの
- 不快感を与えてしまうもの
- 株式の銘柄推奨
- 誤解を招くような表現
- オンラインゲーム等のアカウントの譲渡
記事が公開された後でも急に非公開にされるケースもあるため、掲載内容には気をつけましょう。
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