【個人でも可】Instagram広告の出し方5ステップ！費用や種類、宣伝効果を高める5つのコツを解説

「Instagramに広告を出すにはどうしたらいい？」
「費用はどのくらいかかるのだろう？」
「宣伝効果のある広告を打つにはどうすればいいの？」
などお悩みを抱えていませんか？

Instagram広告は、年齢や性別、職種など細かいターゲティングができるのが特徴です。上手く活用すれば、新規顧客を獲得できたり、売り上げが伸びたりなどのメリットを感じられます。

とはいえ、どうやってInstagramに広告を出すのか分からない方が多いと思います。どのくらい費用がかかるのかも知りたいところですよね。

そこでこの記事では、Instagramで広告を出そうとしている方に向けて、

• 広告の出し方
• 課金システム別の費用の目安
• 宣伝効果を高めるコツ

などを紹介します。

コラムを最後まで読むことで、広告の打ち方だけでなく、成果を高める方法まで明確になります。ぜひご一読ください。

Instagramで広告を打つ3つのメリット

Instagramで広告を打つことには、主に以下3つのメリットがあります。

1. 細かいターゲティングができる
2. 広告の種類が豊富にある
3. 予算にあわせて広告を打てる

「Instagramに広告を出すか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.細かいターゲティングができる

Instagram広告最大の特徴は、細かいターゲティングができることです。主に以下の項目を設定できます。

• 年齢
• 性別
• 職種
• 交際ステータス

Facebookと運営元が一緒なので、Facebookページにいいねした人やその友達をターゲットにすることも可能です。

細かいターゲティング設定できるため、よりユーザーに刺さりやすい広告を打てます。つまり、広告の成果を感じやすいということです。

2.広告の種類が豊富にある

Instagramは、主に以下9つの種類の広告が用意されています。

• 動画広告
• 写真広告
• ストーリーズ広告
• カルーセル広告
• コレクション広告
• ショッピング広告
• アンケート広告
• 発見タブ広告
• ブランドコンテンツ広告

種類が豊富なので、商材や目的にあわせて広告を選択できます。さらに、表示できる場所も通常の投稿やストーリーズなどから選べるのもメリットです。

なお、各広告の特徴は本記事中の「Instagramの広告の種類は9点」にて紹介しています。

3.予算にあわせて広告を打てる

Instagramには、毎月2～3万円程度で広告を出せます。利用した金額が上限に達すると配信停止されるため、予算にあわせて広告を打てるのはメリットといえるでしょう。

なお、Instagramには、以下4つの課金システムがあります。

• 表示課金（CPM）
• クリック課金（CPC）
• 動画再生課金（CPV）
• インストール課金（CPI）

「広告が表示されるごと、動画が再生されるごと」など、広告を出したからといってすぐに費用が発生するわけではありません。

費用が発生するタイミングや費用の目安は、本記事の「Instagram広告の費用を課金システム別に解説」を参考にしてみてください。

Instagram広告の費用を課金システム別に解説

Instagramの広告には、主に以下4つの課金システムがあります。

1. 表示課金（CPM）
2. クリック課金（CPC）
3. 動画再生課金（CPV）
4. インストール課金（CPI）

システムごとに費用が異なるため、それぞれの特徴を理解して最低な方法を選びましょう。

1.表示課金（CPM）｜1,000回の表示で500円～1,000円

表示課金（CPM）は、広告が表示されるごとに費用が発生する課金システムです。

広告が1,000回表示されると課金される仕組みです。相場は、1,000回の表示で500円～1,000円程度。つまり、1表示で0.5～1円ほどの費用が発生しています。

表示課金（CPM）は、商品・サービスや企業などの認知度を向上したいときにおすすめです。

2.クリック課金（CPC）｜1クリックあたり40円～100円

クリック課金（CPC）は、名前の通り広告がクリックされると費用が発生するシステムです。反対に、クリックされなければ、費用はかかりません。

クリック課金（CPC）の相場は、1クリックあたり40円～100円程度です。

ECサイトや自社サイトなど、別のWebサイトに誘導したいときに向いています。

3.動画再生課金（CPV）｜1再生あたり4～7円

動画再生課金（CPV）は、動画の再生回数に応じて費用が発生する課金システムです。「ThruPlay（スループレイ）」とも呼ばれています。

動画再生課金（CPV）の目安は、1再生あたり約4～7円です。

動画広告は、画像や写真だけのものと比較すると情報量が多く、ユーザーの目を引きやすいです。上手くいけば、大きな効果を期待できるでしょう。

4.インストール課金（CPI）｜1インストールあたり100円～150円

インストール課金（CPI）は、広告を経由してアプリがインストールされるたびに費用が発生します。アプリのインストール数を増やしたい場合に向いている課金システムです。

費用の目安は、1インストールあたり100円～150円程度です。

Instagramの広告の種類は9点

Instagramで打てる広告は、主に以下の9種類です。

1. 動画広告
2. 写真広告
3. ストーリーズ広告
4. カルーセル広告
5. コレクション広告
6. ショッピング広告
7. アンケート広告
8. 発見タブ広告
9. ブランドコンテンツ広告

それぞれ特徴が異なるので、自分がプロモーションしたい商材や目的にあわせて広告を選びましょう。

1.動画広告

出典：動画｜Facebook広告ガイド

動画広告は、名前の通り動画を使用して商品やサービスを紹介できる広告です。動きや音声が入ることで、ユーザーの目に入りやすくなります。

動画の長さは、1～60秒までの間で設定できます。

2.写真広告

出典：画像｜Facebook広告ガイド

写真広告は、写真や画像を設定して商材をアピールできる広告です。広告にURLを含めることができ、ユーザーへアクションを促せます。

3.ストーリーズ広告

出典：ストーリーズ｜Instagram

ストーリーズとは、スライドショーのように動画や画像をアップできる機能です。

他の広告とは異なり、画面全体を使って商材をアピールできるのが特徴です。ストーリーズ広告では商品のタグ付けができ、アプリ内での購入を促せます。

4.カルーセル広告

出典：カルーセル｜Facebook広告ガイド

カルーセル広告では、最大10点の画像・動画を表示し、それぞれに別のリンクを付けられます。複数の商品を紹介したり、1つの商材をさまざまアプローチ方法で訴求したりできるのがメリットです。

5.コレクション広告

出典：コレクション｜Facebook広告ガイド

コレクション広告は、カタログのように複数の画像を1度に表示できる広告です。カバー画像・動画を設定でき、その後に3点の商品画像が続く仕組みです。

画像の下には商品名や価格を記載できるので、商材の販売に繋がりやすくなっています。

6.ショッピング広告

出典：Instagramショッピングガイド｜Instagram

ショッピング広告の特徴は、商品タグを含めた投稿をおこなえることです。通常の投稿だけでなく、ストーリーズやリールなどにも対応しています。

商品タグが付いた投稿からは、該当商品のサイトへアクセスすることが可能です。

7.アンケート広告

出典：Instagramストーリーズ広告のインタラクティブ性｜Instagram

Instagramのストーリーズにはアンケートを表示させる機能があり、広告として配信できます。

アンケートは2択で設定できるため、ユーザーが気軽に参加できるのが特徴。ユーザーの興味を引きつつ、アクションを促せます。

8.発見タブ広告

出典：発見タブ広告｜Instagram

発見タブとは、Instagramの虫眼鏡のマークをタップしたときに表示される画面です。発見タブ広告とは、この発見タブに打てる広告を指します。

メリットは、ユーザーごとにパーソナライズされて表示されることです。商材に興味を持ってもらいやすく、購入や契約などのアクションに繋がりやすくなっています。

9.ブランドコンテンツ広告

出典：Instagram、ブランドコンテンツ広告の提供開始を発表｜Meta

芸能人やインフルエンサーと連携して配信できるのが、ブランドコンテンツ広告です。ファンやフォロワーが多いアカウントの影響力を利用して、商材をアピールできます。

タイアップ投稿（PR投稿）とは異なり、芸能人やインフルエンサーなどのクリエイターが作成した投稿を利用し、広告主が商材を宣伝する目的で使用します。

Instagram広告の出し方を5ステップで解説

Instagramで広告を出すには、主に以下の5ステップを踏みましょう。

1. FacebookとInstagramのアカウントを連携する
2. 広告クリエイティブを用意する
3. キャンペーンを作成する
4. 広告を入稿する
5. 支払い方法を設定する

画像とあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ステップ1.FacebookとInstagramのアカウントを連携する

Instagramで広告を出すには、Facebookのアカウントと連携する必要があります。Facebookのアカウントを持っていない方は、公式サイトから登録しましょう。

FacebookとInstagramのアカウントを連携するには、Instagramをビジネスアカウントにする必要があります。

まずはInstagramのプロフィールの右上の三本線をタップし「設定」を選択します。

続いて「プロアカウントに切り替える」をタップし、次へ進みます。

「クリエイター」か「ビジネス」どちらかを選択しましょう。この設定は後からでも変更できるので、ざっくり決めて問題ありません。

続いてFacebookのアカウントと連携するために「Facebookにログイン」をタップします。

Facebookのログイン画面がでてきて入力が完了したら、プロアカウントの設定とFacebookのアカウント連携が完了しました。

ステップ2.広告クリエイティブを用意する

FacebookとInstagramのアカウントを連携し終わったら、どの広告を出すのかを決めます。広告の種類は、主に以下の9点です。

• 動画広告
• 写真広告
• ストーリーズ広告
• カルーセル広告
• コレクション広告
• ショッピング広告
• アンケート広告
• 発見タブ広告
• ブランドコンテンツ広告

各広告の特徴は、本記事中の「Instagramの広告の種類は9点」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

商品やサービスの特徴や目的にあわせて、広告クリエイティブを選択します。

ステップ3.キャンペーンを作成する

続いて、キャンペーンの作成に移りましょう。

Metaビジネスマネージャーへアクセスし、右上にある「スタート」をクリックします。

画面が切り替わったら「作成」ボタンをクリックし、キャンペーンを作成します。すると、キャンペーンの目的が聞かれるので、選択しましょう。

キャンペーン目的を選択すると、以下のような画像に切り替わります。キャンペーン名やカテゴリ、キャンペーン詳細など設定したら完了です。

ステップ4.広告を入稿する

キャンペーンの作成が完了したら、広告を作成して入稿するフェーズに入ります。

「広告セット」のタブをクリックし、作成したキャンペーンを選択しましょう。

「次へ」をクリックすると、広告セット名や予算などを設定します。設定し終わったら「次へ」ボタンをクリックしましょう。

続いて、広告に表示する名前や広告設定などをしていきます。すべての設定が完了すれば、広告入稿のフェーズは完了です。

ステップ5.支払い方法を設定する

最後に支払い方法を設定しましょう。Instagramは、以下の決済方法に対応しています。

• クレジットカード・デビットカード
• PayPal

支払い方法を設定し「確認して公開」をクリックすれば、Instagramに広告が表示されます。

Instagramの広告の成果を高める5つのコツ

ただ単にInstagramに広告を打っても、期待した成果を得られない可能性があります。せっかく費用をかけて広告を出すなら、効果を感じたいですよね。

こちらでは、Instagram広告の成果を高めるコツを5つ紹介します。

1. ターゲット設定をおこなう
2. ベネフィットを訴求する
3. デザイン性の高い広告を打つ
4. ハッシュタグを使う
5. 広告出稿後の分析を欠かさない

「新規顧客を増やしたい」「売り上げを伸ばしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.ターゲット設定をおこなう

Instagramに限らず、広告を出す際にはターゲット設定をおこなうことが大切です。ターゲットがあいまいと、誰にも刺さらない広告になってしまい、効果を感じられません。

広告を作成する前には、主に以下の項目を明確にしましょう。

• 年齢
• 性別
• 趣味嗜好
• 居住地

なお、Instagramのターゲティング機能を使うと、住んでいる地域や年齢、性別などを細かく設定できます。ぜひ積極的に使ってみてください。

2.ベネフィットを訴求する

ベネフィットとは、顧客が商品やサービスから得られる効果・利益を指します。Instagram広告では、このベネフィットを訴求することが大切です。

例えば、ジムのオープンに伴い、広告を打つとします。ジムを訴求する際のOK例とNG例を以下にてまとめてみました。

このように、商品・サービスを利用することでどんなメリットがあるのかを明確にすると、広告を見たユーザーの心に刺さりやすいです。

3.デザイン性の高い広告を打つ

Instagramの広告は、文字よりも画像や動画がメインとなります。そのため、ユーザーの目を引くようなデザイン性の高い広告を作成することがポイントです。

作成する際には、効果が出ているものや自分が「いいな」と思ったものを真似てみるのがおすすめです。自分で1から考えるよりも、成果を感じられる広告を作れます。

「デザインに自信がない」という方は、外注を視野に入れてみても良いでしょう。

4.ハッシュタグ（#）を使う

ハッシュタグ（#）とは、Instagramで投稿する際にタグとして利用されるものです。投稿だけでなく、広告を打つ際にもハッシュタグを活用しましょう。

ユーザーが特定のハッシュタグを検索した際に、自社の広告が表示される可能性が高くなります。結果、さまざまなユーザーの目に触れる機会が増え、宣伝効果を高められるのです。

特に、広告を出す目的が商品・サービスの認知度の向上なら、ハッシュタグを積極的に利用しましょう。

5.広告出稿後の分析を欠かさない

Instagramに広告を出稿した後は、効果が出ているのかを分析しましょう。主に、以下の項目を確認します。

平均値に満たない場合は、改善すべき点がないか見直すことが大切です。

ぜひこの記事を参考に、Instagramに広告を出してみてください！

なお、Instagram広告については、関連記事「【初心者OK】Facebook・Instagram広告運用の始め方！メリットやコツを5億稼いだアフィリエイターが伝授」でも紹介しています。5億稼いだアフィリエイターが成功のコツを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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