近年、Brainをはじめとする複数のコンテンツ販売プラットフォームが出てきおり、個人でもコンテンツを販売しやすい環境になりました。
ところがコンテンツ販売に興味を持っていても「作り方がわからない」「出しても売れるか不安」と考えている方は多くいます。
そこで今回は、コンテンツ販売で累計1,200万円以上の売上を記録している桜木えるさん( @el_study88 )へのインタビューを通して、
「なぜそんなにコンテンツが売れるの?」
「具体的なコンテンツの作り方は?」
「注意点は?」
などの疑問にお答えします。
「自分のコンテンツを持ちたい」「満足度の高いコンテンツを作りたい」と考えている方は、ぜひ内容をご確認ください!
- 完全匿名・顔出し・声出しなしで売れるコンテンツの作り方
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目次
コンテンツを販売するコツは「価格<期待値<満足度」を意識すること
ワカジツ
インタビュアーのワカジツです!本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、桜木えるさんが考えるコンテンツ販売のコツについてお伺いしたいです。
桜木えるさんのコンテンツは読者の満足度が非常に高い印象なのですが、どのようなことを意識して作っているのでしょうか…?
桜木えるさん
ぼくはコンテンツを作る際は「価格よりも期待値が高く、期待値よりも満足度が高い状態」を意識しています。
つまり「価格<期待値<満足度」という不等式が成り立つ状態ですね。
桜木えるさん
お客さんは、価格よりも期待値のほうが高いと思った際に、購入を決断します。
例えば1万円の服を買うときは、「この服は1万円だけど、着ると満足できそうだな」という期待を持っているんですよね。
ワカジツ
なるほど、確かにそのとおりですね。
桜木えるさん
よって極論を言えば、期待値を煽りまくったら商品はいくらでも売れるんです。ところが期待値を高め過ぎると、次は満足度が追いつきません。
買ったお客さんが満足しないとコンテンツの評価が悪くなって、口コミが広がらなかったり、リピートにつながらなかったりします。
お客さんを喜ばせるには、商品自体の価値が高いだけでなく、期待値を超す満足感を提供することが大切なんです。
ワカジツ
期待値よりも満足度が上にいくようなコンテンツは、どのように作ればいいのでしょうか…?
桜木えるさん
「価格<期待値<満足度」を成り立たせるために、期待値をうまく調整することが大切です。
例えば商品を販売するときはベネフィット(買った後の未来)を語ることが重要だといわれていますが、盛り込みすぎると期待値をコントロールできなくなるリスクが発生します。
ベネフィットは確かに大切ですが、過度に煽りすぎずに、しっかり商品の機能自体を隠さずに語ることをメインに進める。これだけで簡単に期待値を超える満足度の高いコンテンツが作れますよ。
満足度の高いコンテンツを0から作成する手順7ステップ
ワカジツ
それでは実際に、満足度が高いコンテンツを0から作成する手順について教えてください!
桜木えるさん
コンテンツを作る際は、以下の7ステップで進めていきます。
- テーマ・ジャンルを決める
- 競合のリサーチ
- コンセプト決め
- 商品の設計
- 執筆
- コンテンツのチェック
- サムネイルや特典の作成
それぞれ詳しく紹介します!
1.テーマ・ジャンルを決める
桜木えるさん
まずはコンテンツの大元となる、テーマやジャンルを決定していきます。
基本的には「自分の強みがあるジャンル」を見つけていくことが大切です。
ワカジツ
人によっては「強みがない」という状況もありそうですが、そのような場合はどうすればいいでしょうか…?
桜木えるさん
その場合は、自分が興味のあるジャンルを攻めてもOKです!ぼくも普段はライティングに関する発信を行っていますが、最初からプロというわけではありません。
どれだけ調べても苦にならないテーマだったからこそ、長く続けられました。
まずは自己分析をしっかりと行って、なにかしらの経験をコンテンツに結び付けられないか考えてみましょう。
2.競合のリサーチ
桜木えるさん
次は同じテーマで作られている競合コンテンツをリサーチして、自分のポジションを見つけていきます。
ぼくが見ている箇所は大きく分けて4つです。
- ターゲット
- 強みや切り口
- 価格帯
- 内容や品質
をリストアップしています。
ワカジツ
競合はだいたい何コンテンツくらいチェックするのでしょうか?
桜木えるさん
実際に調査すると結構な作業量になるので、5アカウントを目安にリサーチしています。
ちなみにリサーチする場所はTwitterなどのSNSがメインなのですが、同じ場所ばかりを見ていると商品構成に偏りが出る恐れがあります。
そこで資格教材など、別の切り口でコンテンツをリサーチしていくことで、差別化を図ることが可能です!
ワカジツ
なるほど、資格教材も参考にするのは盲点でした…!
3.コンセプト決め
桜木えるさん
リサーチの段階で、競合がどのようなターゲットに対して、どのようなコンテンツを販売しているかがわかります。
そこから差別化して、同じテーマのなかで空席を見つけるイメージを持って、コンセプトを決めていきましょう。
ワカジツ
空席を見つけるのは、難しそうですね…
桜木えるさん
ぼくは以下のポイントを重要視しています。
- 誰の
- どんな課題を
- どんな手段で解決するか
- ターゲットの理想の未来はどんなものか
- あなたが語る正当性はなにか
この5つを考えて、コンセプトを決めていくイメージです。
ワカジツ
ここでターゲットや手段が競合とかぶらないようにして、オリジナリティを出していくんですね。
ちなみに最後の「正当性」というのはどのようなものでしょうか?
桜木えるさん
「なぜこの人から学ぶのか・コンテンツを買うのか」という部分ですね。商品が売れない人は、この正当性が欠如していることが多い印象です。
正当性を出すために、自分が持っている実績を出したり、1ヶ月間ずっと同じコンセプトで発信を続けたりしましょう。
ここまでのステップで商品が売れるかどうかが決まるので、しっかり準備していってください!
4.商品の設計
桜木えるさん
次にいよいよ、商品の設計に入っていきます。ぼくは主に、3つの段階に分けて設計します。
- 要素の洗い出し
- ステップ化
- 具体例の肉付け
です。
桜木えるさん
要素の洗い出しでは、まず自分がいままで学んできた教材を並べて、読み直しながら整理していきます。
- どんな知識があるか
- 自分はどの知識を実際に使っているか
- 自分がさらに補足できるものはなにか
を、マインドマップなどを使ってまとめていきます。
ワカジツ
過去に勉強で使った教材を活用するんですね!
桜木えるさん
はい。そして次にまとめた知識を、読者が行動しやすいようにステップ化していきます。
コンテンツで重要な部分は「読者を行動させること」なので、マニュアルを作るイメージで手順を構築。
そして手順に対して、なぜ必要なのかというロジックや具体例を肉付けしていくことで、設計完了です。
イメージとしては、最初にパズルのピースを用意して、当てはめていくような作業だと考えてください!
5.執筆
桜木えるさん
ここまで来たら後は手を動かして、ひたすらコンテンツを作っていきます。
ワカジツ
桜木えるさんのコンテンツはテキストが多いイメージなのですが、最近他の方が出している教材には動画もよく見かけます。
テキストと動画、どちらのほうがいいのでしょうか?
桜木えるさん
ぼくはライティングにこだわりを持っているので、基本的に文章でコンテンツを作っています。
ただし、初心者に教えるときは動画を推奨しています(笑)
動画のほうが作成時間を短縮できるのと、ある程度ごまかしが効くので。
桜木えるさん
ライティングはどうしても、細かい部分で実力差が如実に出てしまうんですよね。
顔出しや声出しをなるべくしたくないという方もいると思いますが、動画でのコンテンツ制作はおすすめです。
6.コンテンツのチェック
桜木えるさん
コンテンツのチェックは誤字脱字をなくしたり、改行などで視覚的な見やすさを整えたりする工程です。
誤字脱字は自分では気づきづらいので、チェックシートを用意したり外注を使ったりして、ブラッシュアップしていきましょう。
7.サムネイルや特典の作成
桜木えるさん
いままでの手順と同時並行で、サムネイルの外注やコンテンツの特典づくりも進めていきます。
繰り返しになりますが、読者が抱えている期待値を超えられるような満足感を出すことが大切です。
そのために読者が行動しやすくなるようなワークシートや、質問対応などのサポート特典などもうまく活用していきましょう。
ワカジツ
最終的な目的は「期待値<満足度」ということを忘れないようにしたいですね。
桜木えるさん
いままで紹介した手順のより具体的な内容は、ぼくのBrain「【個人ブランド化×商品販売】個人で1,000万を売る商品販売マスター講座」で紹介しています。
期待値を確実に超えるためのテクニックや、利益を最大化できる価格の決め方など、人気商品を連発するためのノウハウを詰め込みました。
これから個人でコンテンツ制作を行いたいと考えている方は、ぜひ手にとってみてください!
高単価のコンテンツを販売するうえでの2つの注意点
ワカジツ
最後に、コンテンツを販売する際の注意点を教えてください。
桜木えるさん
- 裏側の設計を怠らない
- 読者を行動させる設計を心がける
です。それぞれ紹介していきます!
1.裏側の設計を怠らない
桜木えるさん
他の発信者が行っているセールス部分は目立つので、みんな参考にするんですけど、ぼくはそれよりも「裏側の部分」が大切だと思っています。
競合のリサーチや商品設計、読者の行動を促す施策などの裏側の部分は、外からはなかなか見えません。
ワカジツ
確かに、ついつい「この売り方はすごい」「導入文が優れている」という、プロモーションの部分ばかりに目が行きがちですね。
桜木えるさん
そこで「【個人ブランド化×商品販売】個人で1,000万を売る商品販売マスター講座」では、この見えない裏側部分の解説に注力しています。
裏側の設計で6割くらい勝負が決まってしまうので、他と同じコンテンツにならないようにするためにも、しっかり学ぶことが大切です。
2.読者を行動させる設計を心がける
桜木えるさん
少し厳しい言い方になってしまうのですが、読者は基本的に行動しないし、コンテンツを最後まで読みません。
ノウハウを集めて満足してしまう人が大半だということを前提にして、コンテンツを作ることが大切です。
ワカジツ
桜木えるさんは、どのように読者の行動を促す施策を行っているのでしょうか?
桜木えるさん
一例ですが、ぼくは手を動かさせるために、印刷したくなるようなかわいいリサーチシートを特典で作りました。
印刷すると手を動かすしかなくなるので…(笑)
その結果、翌月に「ぼくのBrainを実践してコンテンツ販売で月10万円達成した」という報告をいただきました!
ワカジツ
読者がしっかり行動して、成果が出ているのはすごいですね!
桜木えるさん
行動して成果が出ると、コンテンツへの満足度も高まります。
「価格<期待値<満足度」を忘れずに、コンテンツ作りに着手してみてください!
ワカジツ
ありがとうございました!
5万円でもリピート購入される高単価コンテンツの作り方
桜木えるさんのBrain「【個人ブランド化×商品販売】個人で1,000万を売る商品販売マスター講座」では、高単価でも満足度を高めて、リピート購入されるようなコンテンツ制作のノウハウを解説しています。
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