「AIを活用して、2,000~3,000文字の文章をわずか10分で作成」
嘘のような話に聞こえるかもしれませんが、AIツールの精度は日々高まっており、人間にはできないスピードでコンテンツを制作できるようになっています。
今回はAIを活用したコンテンツを作成し、Brain総合ランキングで1位を獲得した実績のある右京さん( @ukyo_project )へのインタビューを通して、
「AIって本当に使えるの?」
「AIを利用するメリットは?」
「注意点はある?」
などの疑問にお答えします。
「いま話題のAIを使えるようになりたい」「AIを活用して、楽にコンテンツを作っていきたい」と考えている方は、ぜひ内容をご確認ください!
- AIを使って文章を短時間で書く方法
- AIから新たな着想を得るための使い方
- 属人性を加えた文章を作るためのテクニック
AIを使いこなす手順を0から学べる「ブロガーも必見!激時短AIライティング術【秀逸】属人性AI導入の指南書~AIコンテンツメイクのすすめ」はこちら
目次
AIを利用してコンテンツを作る5つのメリット
ワカジツ
インタビュアーのワカジツです!本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、AIを使ってコンテンツを作るメリットについてお伺いしたいです。
最近AIの精度が高まっていると話題になっていますが、本当に質の高いコンテンツを作れるレベルになっているのでしょうか…?
右京さん
はい。AIの精度は日々向上していて、うまく使えばコンテンツ制作を大きくサポートしてくれます。
- 時短につながる
- 全体のガイドラインを組んでくれる
- 品質の向上が期待できる
- アイデアの着想を得られる
- 一貫性のある文章ができあがる
という5つのメリットを紹介していくので、AIについて詳しく知らないという方は、ぜひ内容をご確認ください。
1.時短につながる
右京さん
AIを利用することで、コンテンツ制作にかかる時間をグッと短縮できるのが、大きなメリットです。
- コンテンツのアイデア出し
- 情報収集
- 文章の作成
などのコンテンツ作成に必要な作業を、人が実施するよりも段違いのスピードで進めてくれます。
右京さん
上は「金沢からディズニーまで夜行バスで行く方法」の一部を記事化した際の動画です。
文章化したい情報を選択して、わずか数秒で自動的に文章ができあがっています。
【完成した文章】
右京さん
完成した文章も、ほぼ違和感なく読めますよね。
ワカジツ
え、普通に読みやすい文章ですね…!
AIってもっと意味不明な文章が出てくると思っていたので、びっくりしました。
右京さん
AIを活用すると、3,000文字程度の文章なら、指示出しも含めて10分で作成が可能です。
人が読んでもわかりやすいコンテンツにするには工夫が必要ですが、うまく使えばかなりの時短につながります。
2.全体のガイドラインを組んでくれる
右京さん
AIはテーマに沿った文章を書くだけでなく、全体的なガイドラインを組んでくれることも、メリットのひとつです。
ひとつの視点ではなく、全体を俯瞰して見てくれているので、どのように物事を進めればいいのかを明確にできます。
右京さん
例えば上の画像は、「金沢からディズニーまで夜行バスを利用して行きたいのですが、安くおすすめのバスがあれば教えてください」と質問した際の回答です。
安いバスを教えくださいと指示しただけなのに、持ち物や夜行バスでのセキュリティなど、旅行全般に関する内容を提示していますよね。
ワカジツ
確かに、バスのチケット情報だけじゃなくて、読めば旅行ができるようなガイドラインができあがっていますね…!
右京さん
このように全体を俯瞰して見てガイドラインを作るのは、AIの得意分野のひとつです!
3.品質の向上が期待できる
右京さん
AIは大量のデータから学習して答えを出しているため、品質の向上にも期待が持てます。
人間だとどうしても知識量に限界があるので、ジャンルによっては自分が仕入れてきた知識よりも高い精度で情報を得られるでしょう。
ワカジツ
自分が専門としない分野だと、AIのほうが情報量は多くなりそうですね。
でもAIの情報って、100%信頼できるものなのでしょうか…?
右京さん
残念ながら現段階では、AIが導き出したデータは100%信頼できるものではありません。
あくまでもAIはインターネットにあるデータを集積して、独自のアルゴリズムで再構築しているだけです。
大量のデータから情報を断片的に再編成して提示するので、細かく見ると間違っている答えが出てくることも十分ありえます。
ワカジツ
なるほど…AIに100%頼るのではなく、ある程度自分でもチェックしていく必要がありそうですね。
右京さん
ツールによってはファクトチェック機能が内蔵されているものもあるのですが、現状のAIには頼りすぎないほうが無難です。
とはいえ自分の知らない知識を集められるのは大きなメリットなので、AIとうまく向き合っていけるようになるといいですね。
4.アイデアの着想を得られる
右京さん
ガイドラインを出してくれるというメリットに付随して、自分にはないアイデアのヒントを得られるのも、AIの魅力です。
自分の常識外から知識を引っ張ってきてくれるので、新しい視点を得るのに非常に役立ちます。
ワカジツ
先ほどの夜行バスの例でも、「持っていくべきもの」や「乗客の安全とセキュリティのヒント」など、意識していない情報まで説明してくれていましたね。
右京さん
はい。他にも「◯◯公園の花見はいつが見頃ですか?」と聞いたら、公園を上空から見た情報を提供してくれるなど、人間目線では確認できない景色を見せてくれます。
ここから「桜の木が多くて見ごたえのある場所を紹介しよう」など、次のアイデアに結びつけることが可能です。
AIはコンテンツを作る際のアイデア出しにも使えるので、とても便利です。
5.一貫性のある文章ができあがる
右京さん
AIは主題に沿ってデータを集めているので、完成する文章に一貫性がある点も特徴です。
人間だとどうしても話がぶれてしまうことがあるため、場合によってはAIの書いた文章のほうが読みやすいことがあるかもしれません。
ワカジツ
なるほど。文章に慣れていない人からすると、重宝しそうなメリットですね。
右京さん
元々文章を書いているライターさんならAIに頼らなくてもいい文章を書けると思います。
ただし「これから副業を始めたい」という人だと、文章力というのはかなりの鬼門になるため、AIの力でわかりやすい文章を作れるのはメリットです!
コンテンツ作成にAIを利用する5つの注意点
ワカジツ
では反対に、AIを利用する際の注意点やデメリットについて教えてください!
右京さん
- 精度が100%ではない
- 属人性がない
- 文章に抑揚がない
- クリエイティブな要素が弱い
- プライバシー情報の流出が懸念される
です。それぞれ詳しく解説していきます!
1.精度が100%ではない
右京さん
繰り返しにはなりますが、AIは100%正しい情報を持ってくるとは限りません。
インターネットにある情報を断片的に再構築した回答を提示するだけなので、専門的な人が細かく見ると「違う」という部分があるんですよね。
ワカジツ
インターネット上の情報が、すべて正しいとは限らないですからね…
右京さん
さらにAIによっては、そもそも取得している情報が古いということもあるんです。
例えば急に総理大臣が変わった際に「いまの総理大臣は?」と聞いても、古い人物名を提示することがあります。
現状のAIの精度を考えると、最新ニュースのような情報を求めるのは、少し難しいでしょう。
ワカジツ
AIから提供された情報は、面倒でも再度チェックしておく必要がありそうですね。
2.属人性がない
右京さん
AIが導き出す文章には、属人性がほとんどありません。
コンテンツは「この人が書いているからこそ買う」「この人の発信に価値を感じている」という側面があります。
AIが書いたものをそのままコンテンツ化しても、高い満足度は得づらいでしょう。
ワカジツ
属人性を出すためには、AIが出した文章を自分なりに変えていく必要があるということでしょうか?
右京さん
その通りです。AIが作ったテキストに個性をつけ加えることで、属人性のある魅力的な文章が完成します。
ではどのように属人性を出していけばいいのかについては、私のBrain「激時短AIライティング術【秀逸】属人性AI導入の指南書~AIコンテンツメイクのすすめ」で詳しく解説しています。
AIツールの使い方から本格的な文章を作る裏技など、まさにAIの入門書といえる教材に仕上げました。「いま話題になっているし、ちょっと覗いてみたいな」という方にピッタリの教材なので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください!
3.文章に抑揚がない
右京さん
属人性に付随する内容ですが、文章に抑揚がないのも、AIを利用する際の注意点です。
教科書のように淡々と書いてしまうことがあるため、何度も使っていると「ちょっと面白みに欠けるな…」と感じることがあります。
ワカジツ
淡々とした文章だと、やはりコンテンツの売れ行きも悪くなってしまいそうですね。
右京さん
そうですね。
人間だと「ここはしっかり伝えたい!」という部分に力を込めて書くことで、読者に感動を与えられるのですが、AIではなかなかうまくいきません。
AIにトーンのバリエーションを持たせる使い方もできるのですが、慣れるまでは自分目線で追記していくことが求められます。
4.クリエイティブな要素が弱い
右京さん
AIはあくまでもデータを収集して引っ張ってくるだけなので、クリエイティブな要素は弱いです。
画像を生成するAIも話題になりましたが、あくまでも「膨大な既成のデータから学習して作っている」だけなので、0から生み出してくださいという指示はしづらいんですよね。
やはり「いまある情報を効率よく取得する」「再構築して文章化する」という使い方が向いています。
ワカジツ
0から生み出す力は、まだまだ人間のほうが優れているんですね。
5.プライバシー情報の流出が懸念される
右京さん
これはコンテンツ制作とはあまり関係がありませんが、今後問題になることが考えられるので触れておきますね。
AIは与えられた情報を繰り返し学習することで、精度を高めています。
ここでプライバシーに関わる情報を教えてしまうと、どこかで悪用されるのではという声も存在します。
ワカジツ
それは怖いですね…
右京さん
いまはまだAIが出始めなので、みなさん「とりあえず触れてみよう!」と、楽しく使っていると思います。
ところが使い方を一歩間違えると危険なツールにもなり得ることを覚えておかないと、重大なトラブルに巻き込まれる恐れがあるので注意しましょう。
右京さん
とはいえ正しい使い方をすれば非常に有用なツールではあるので、ぜひ使い方を覚えて、今後のコンテンツ制作に役立ててみてください!
ワカジツ
ありがとうございました!
AIを活用した激時短AIライティング術・コンテンツメイクのすすめ
右京さんのBrain「ブロガーも必見!激時短AIライティング術【秀逸】属人性AI導入の指南書~AIコンテンツメイクのすすめ」では、AIを活用したライティング術や、コンテンツ制作を効率よく進める方法について解説しています。
- コンテンツ制作に使えるAIの利用方法
- AIツールを0から使いこなすためのテクニック
- AIに属人性を付与するための手法
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