TikTokは危険性があると言われる理由を9つ紹介!回避方法8選も徹底解説

「TikTokは危険なの?」
「安全に使える方法を知りたい」
「利用にお金はかかるの?」
このように考えていませんか?

TikTokは世界で6億人以上が利用しているSNSですが、中国発祥のアプリということもあって、本当に安全なのか気になっている方も多くいます。
予期せぬトラブルを避けるためにも、危険性については知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、TikTokの危険性や、安全に使う方法を解説していきます。

危険性について理解して、安全に利用したいと考えている方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください。

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【結論】TikTokの危険性は低い!見るだけでお金がかかるは嘘

「TikTokは危険なアプリだ」と言われることはありますが、実際は安全に利用できるアプリです。

特に動画を視聴するだけであればお金もかからないため、危険な状況になることは0に近いといえます。

とはいえ、使い方によってはお金が発生したり、誹謗中傷を受けたりする可能性もあります。

危険だと言われる理由についてしっかり把握したうえで、利用することが大切です。

TikTokの危険性が高いといわれる9つの理由

TikTokの危険性が高いといわれている理由は以下の9つです。

  1. 個人情報が流出する恐れがある
  2. 無断転載されやすい
  3. ネットストーカーによる被害にあう可能性がある
  4. 誹謗中傷を受ける可能性がある
  5. インターネット詐欺にあう可能性がある
  6. 運営がユーザーデータを収集している
  7. 中国製アプリのため不信感が強い
  8. ユーザー間でトラブルが発生する場合がある
  9. 犯罪目的で利用するユーザーがいる

これらの内容を踏まえたうえでTikTokを利用するのがおすすめです。

1. 個人情報が流出する恐れがある

TikTokに投稿された動画から投稿者の個人情報が流出する可能性があることから、危険だと言われています。

本人は公開したくない情報が、うっかり動画内に映り込むことが考えられるからです。

たとえば動画に映り込んだ建造物から、撮影している場所の住所を特定される恐れもあります。

投稿者が予期していない情報の流出があることから、TikTokは危険性が高いと言われることがあるのです。

2. 無断転載されやすい

TikTokに限らず、SNSやインターネット上で公開された情報を削除するのは難しく、簡単に拡散できてしまいます。

そのため、他のユーザーやウェブサイトによって無断で転載される可能性が高まります。

また、転載されたコンテンツが無断で改変されたり、悪意のある編集が施されたりするケースもあるため、この危険性を理解してコンテンツを投稿しなければなりません。

3. ネットストーカーによる被害にあう可能性がある

TikTokを恋愛目的で利用し、ネットストーカーとして執拗なコミュニケーションを行うユーザーがいます。

たとえば、コメント欄で出会いを求めたり、TikTokのダイレクトメッセージでアプローチしてきたりと、マナーに反する行為をするケースがあります。

放置していると大きなトラブルになる場合もあるため、ネットストーカーに遭遇した場合は、ユーザーをブロックするか、運営に通報するようにしてください。

4. 誹謗中傷を受ける可能性がある

TikTokのフォロワーが増えることで、投稿に対して悪意のあるコメントや誹謗中傷をされる可能性が高くなります。

ユーザーの中には、誹謗中傷を行うことで、ストレスを解消している人が存在します。

悪質なコメントを見て心を痛めてしまい、うつ病などを発症してしまう人も少なくありません。

これはTikTokだけに限った話ではありませんが、悪意あるコメントが届いてしまうのは、投稿者として避けられないものです。

何もしていなくても誹謗中傷される可能性があるのは、危険性があると言われる理由のひとつです。

5. インターネット詐欺にあう可能性がある

TikTokは今勢いのあるSNSの1つなため、詐欺師のターゲットとなっています。

よくある詐欺行為は、暗号資産の勧誘や有名人やインフルエンサーのなりすまし、詐欺アプリへの誘導などです。

詐欺師に騙された結果、多額のお金を取られてしまったというトラブルや、スマホがウイルスに感染して個人情報が盗まれたという事例が発生しています。

インターネット詐欺は、ネットの知識が乏しい人をターゲットにして行われることが多いため、怪しい人との交流は避け、個人情報は聞かれても教えないようにしましょう。

6. 運営がユーザーデータを収集している

TikTokでは、ユーザーの位置情報や閲覧履歴などのデータを大量に収集しています。これらはユーザーに合わせたおすすめコンテンツや広告を表示するために使われますが、プライバシーの侵害やデータ流出のリスクがないとは言い切れません。

実際、2022年にはTikTokの運営会社の社員が利用者データに不正アクセスして、取材記者の位置情報を入手しようとする事件がありました。この事件も、TikTok運営のデータ管理に関して懐疑的な意見が目立つ理由の一つでしょう。

7. 中国製アプリのため不信感が強い

TikTokは中国発祥のアプリなので、ユーザーデータなどが中国当局に送られる可能性があります。大元の会社が中国である以上、どのようなデータを収集しているかはわかりません。

現在は大きなトラブルには発展していませんが、アメリカやイギリス、カナダなどの国では、政府が使うデバイスでのTikTokの使用を禁止しています。

基本的には個人情報を入れなくても使えるアプリですが、うっかりTikTok内で個人情報を入力した結果、違う国で使われてしまうという可能性も0ではないため、注意が必要です。

8. ユーザー間でトラブルが発生する場合がある

TikTokではユーザー同士が自由にコミュニケーションがとれますが、その過程でトラブルに発展する恐れがあります。

たとえば、ダンス動画を投稿したとして「好き」「上手」などの肯定的な意見もあれば「下手」「面白くない」といったアンチコメントがつくことも考えられるでしょう。そのような場合にアンチコメントに対して返信してしまうと、コメント欄を荒らされたり他動画でも粘着されたりする可能性があります。

TikTokを利用する際は、人によって考え方が違うことを十分に理解しておくことが重要です。

9. 犯罪目的で利用するユーザーがいる

なかには犯罪目的でTikTokを利用するユーザーもいます。

TikTokではユーザー間でDM(ダイレクトメッセージ)が送れます。DM機能を使えばクローズドでメッセージが送れるので犯罪目的で利用されやすいです。

たとえば、以下のようなケースに注意しましょう。

  • 個人情報を聞き出してくる
  • 「簡単に稼げる」といった闇バイトの勧誘
  • 金銭関係の話をされる

DM機能を悪用して接触してくる見知らぬユーザーには、むやみに返信しないのが無難です。

TikTokの危険性を回避して安全に使う8つ方法

TikTokを安全に使うための方法は以下の8つです。

  1. 見るだけならアカウントを登録しない
  2. 非公開アカウントにする
  3. 顔出しをしない
  4. ペアレンタルコントロールを使う
  5. 他ユーザーとのコミュニケーションを控える
  6. 個人情報の取り扱いには気をつける
  7. コメントやダウンロードを制限する
  8. アカウントのセキュリティを強化する

それぞれを解説します。

1. 見るだけならアカウントを登録しない

TikTokの投稿を見るだけであれば、アカウント登録は不要です。

アカウント登録をすると、個人情報を入力したり、他ユーザーとのコミュニケーションが発生したりするケースもあります。

TikTokに投稿せずに視聴だけを楽しみたい人は、アカウント登録は控えるのが安全です。

2. 非公開アカウントにする

TikTokのアカウントを非公開にすることで、特定にユーザしかフォローやいいねができないように設定できます。

不特定多数のTikTokユーザーに自分の存在を知られるリスクがなくなり、怪しい人からのコミュニケーションが来ないため、安全に利用可能です。

コメントを残したり、動画を投稿したりしない限りは、非公開アカウントでも問題ありません。

3. 顔出しをしない

TikTokに動画を投稿した場合は、顔出しを控えることで安全に利用しやすくなります。

顔出し投稿を行うと、視聴者によって個人を特定される可能性が高まります。

投稿の際は顔より下だけを写す、フィルターを使うなど、個人を特定しないような動画を作るようにしましょう。

顔出しをする場合は、個人が特定されるリスクがあることを認識したうえで、慎重に動画内容を決めてください。

4. ペアレンタルコントロールを使う

未成年の方がTikTokを利用する場合は、ペアレンタルコントロールを使うのがおすすめです。

ペアレンタルコントロールを使うことで、使用時間やダイレクトメッセージの制限を行えます。

使用時間が長くなったり、ダイレクトメッセージの頻度が多くなると、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。

トラブルを未然に防止するためにも、未成年の方が利用する場合はペアレンタルコントロール使用し、安全に楽しめるようにしましょう。

ペアレンタルコントロールは、プロフィールの「設定とプライバシー」から設定できます。

5. 他ユーザーとのコミュニケーションを控える

TikTokをはじめ、SNSではユーザー同士のトラブルが起こりやすいです。

トラブルの原因はコミュニケーションによるものが多く、気をつけた言葉遣いでも、受け取り方によっては口論になるケースもあります。

そのため、安全に利用するためには他ユーザーとのコミュニケーションを控えるのがおすすめです。

投稿にコメントしたりDM機能を使ったりするのは親しい相手のみと決めておくなど、自分の中でTikTokの利用ルールを作ると良いでしょう。

6. 個人情報の取り扱いには気をつける

TikTokだけではないですが、動画投稿の際には個人情報の取り扱いには気をつけましょう。

背景や制服、家などが写っている投稿をすると個人情報の漏洩リスクが高まります。学校や住んでいる地域がバレてしまうとストーカー被害にあう可能性があるため、投稿する際は慎重に行ってください。

注意しても思わぬところから個人が特定され、悪用される場合もあるため、投稿時は十分な注意が必要です。

7. コメントやダウンロードを制限する

TikTokを安全に利用するには、他ユーザーから動画がダウンロードできないように制限したり、コメントフィルターを活用したりするのがおすすめです。

動画のダウンロードを制限するには、以下の手順で行ってください。

  1. プロフィールの画面右上にある「≡」をタップする
  2. 「設定とプライバシー」→「プライバシー」を開く
  3. 「ダウンロード」→「動画のダウンロード」をオフにする

コメントフィルターを設定する手順は、以下のとおりです。

  1. プロフィールの画面右上にある「≡」をタップする
  2. 「設定とプライバシー」→「プライバシー」を開く
  3. 「アクティビティ」の「コメントを許可する範囲」を開く
  4. 「コメントフィルター」から表示・非表示を選択する

このような対策をすることで、スパムコメントや投稿した動画が悪用されるリスクを避けられます。

8. アカウントのセキュリティを強化する

アカウントのセキュリティを強化することで、TikTokでの個人情報の漏洩やハッキングの対策になります。

セキュリティ強化には、以下の方法が効果的です。どれも簡単に設定できるので、やっていない場合はすぐに実践しましょう。

  • 他人に推測されにくいパスワードを設定する
  • 2段階認証を使う
  • アプリのプライバシー設定を見直す

特にパスワードに関しては、誕生日などの個人情報と関連したものを設定したり複数のサイトで同様のものを使い回したりしている人が多いかと思います。このようなケースは特定されやすいので、パスワードを複雑なものに設定し直すことをおすすめします。

TikTokを利用する際の3つの注意点

TikTokを利用する注意点について、3つ紹介します。

  1. 利用規約を守る
  2. ネットリテラシーを身につける必要がある
  3. 投稿した動画はネット上に残り続ける

TikTokを利用する前に、解説する内容を押さえておきましょう。

1. 利用規約を守る

面倒に思うかもしれませんが、TikTokの利用規約は必ず確認しておきましょう。

たとえば「TIKTOKサービス規約」によると、サービスを利用できるのは「13歳以上の方のみ」です。この規約を守らずに小学生が利用してトラブルに巻き込まれた場合、TikTok運営のほうで対処してもらうのは難しい可能性があります。

いつ・だれがTikTokでのトラブルに巻き込まれてもおかしくないので、利用規約を確認して守ることが安全に利用するために重要なポイントです。

2. ネットリテラシーを身につける必要がある

特に未成年の場合は、ネットリテラシーを身につけたうえでTikTokを利用しましょう。

ネットリテラシーとは、インターネットを正しく安全に使う能力を指します。TikTokにはネットリテラシーが身についていない未成年ユーザーも多いため、トラブルに巻き込まれてしまうケースが珍しくありません。

たとえば、以下のようなことは最低限理解しておく必要があります。

  • ネット上の情報はデマや間違いもあるので鵜呑みにしない
  • 不審なサイトにはアクセスしない
  • 他人を傷つけるような言動は避ける
  • OSやアプリなどは常に最新の状態にアップデートする

情報の信憑性や良し悪しを自分で判断できるように、ネットリテラシーを高めましょう。

3. 投稿した動画はネット上に残り続ける

一度投稿した動画は、簡単には消せない点に注意が必要です。

TikTokに投稿した動画は、アプリ上で削除したとしても他のサイトやSNSで拡散され続けます。仮にTikTokの動画が炎上してしまった場合、広く拡散されることにより多くのユーザーから誹謗中傷を受け、深く傷ついてしまう可能性があります。

そのため、TikTokに動画をアップする際は、完全には消せないリスクを理解したうえで慎重に投稿する必要があるでしょう。

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