ChatGPTで独創的なコンテンツを生成する3つのコツとは？1,000時間以上AIと向き合った結論

インタビュアーのワカジツです！本日はよろしくお願いいたします。

最近、身の回りで急激にAIツールが流行しているように感じていて、ChatGPTはその先駆けでもあったのかなと思っています。

このようにAIツールがたくさん出ている中で、ChatGPTの強みや弱みって何なのでしょうか？

よろしくお願いいたします。

まずChatGPTの強みですが、やはり自由度が非常に高いことが挙げられます。

私は主にコンテンツ制作でChatGPTを利用しているのですが、プロンプト（指示）さえしっかりしていれば、まるで特定の個人が書いたかのような文章を生成してくれます。

この文章は、私が独自のプロンプトで生成した原文で、人間の手は一切加えていません。

およそ5,000文字の文章を、数十分で作ってくれました。

え、これをChatGPTが作ったんですか！？普通に人間が書いた体験談のように見えますね…。

このように、人間の指示の出し方次第で、独創的なコンテンツを生み出せるのは、ChatGPTの強みです。

まさかここまで進化しているとは思いませんでした。

ただし、この「自由度が高いこと」は、逆に弱みになるともいえます。

指示を出すことに慣れてくると独創的なコンテンツを生み出せますが、指示を言葉にするのが苦手な人はうまく機能しないかもしれません。

ChatGPTは対話式のAIツールで、会話をスレッド（テーマ）ごとに整理することが可能です。

対話式ということで、よく「一問一答形式」で指示を出す人がいますが、ChatGPTが1つのスレッドで記憶できる情報には上限があるため、話を進めていくうちに前半の記憶が失われてしまうんですよね。

なるほど。適当に指示を出していくだけだと、欲しい答えやコンテンツにたどり着けない可能性があるんですね。

はい。自分でChatGPTにやってほしいことを、再現可能なレベルまで言葉にしてプロンプト化できないと、思っているほどの成果が得られない可能性があります。

ChatGPTを適当に触ってみて「こんなものか」と感じて使うのを辞めた人も多いのではないでしょうか。

「みんな使えるけど、みんな使えない」というのが、私がChatGPTに持っているイメージですね。

ChatGPTは指示を出す人によって、得られる成果が大きく変わることはわかりました。

では、コンテンツを生成する際のコツは何かありますか？

私が考えるコツは、次の3つです。

1. 言語化を諦めないこと
2. 自分の意見を持つこと
3. 凝縮してステップ化すること

それぞれ詳しく解説していきます。

ChatGPTに使うプロンプトは、質問ではなく指示です。なので、求める成果物から逆算して、言葉にする能力がないと、活用することは難しいでしょうね。

もちろん言語にするのが難しい領域もあるとは思うのですが、極限まで言語化を諦めずに表現して、指示を出していくことが求められます。

言語化ですか…。なかなか難しそうですね。

そうですね。ChatGPTは本当に自由度が高いので、例えるなら「真っ白なキャンバスに好きな絵を描いていいよ」と言われているようなものです。笑

結局人もAIも、言葉にした情報があるからこそ、再現性を持たせられます。

慣れていないと難しいかもしれませんが、自分の考えをとにかく細かく言葉にして、ChatGPTに投げかけるようにしましょう。

これは言語化と少し被るのですが、「自分はどうしたいのか」「どう感じるのか」という、自分の意見や判断軸を持っていないと、AIに振り回されてしまいます。

判断軸とは、どういうものでしょうか？

「自分が何を良しとするのか、悪しとするのか」という基準ですね。

AIには「これはやってはいけない」という倫理規定はありますが、一定の知見はありません。

つまり、文章の良し悪しについては何も知らないんですよ。
だから、AIに任せっぱなしだと「AIが良しとしている範疇での文章」しか出てこない。

なるほど。AIに丸投げするような使い方だと、使っている人間に合う回答は得られないということですね。

そうです。自分のやってほしいことや、やってほしくないことをプロンプトに盛り込んでいくことで、回答の精度が上がっていきます。

よく「AIの回答は均一化している」と言われるのですが、それは文章生成におけるAIの比率が高すぎるからなんです。

ちゃんと自分の主義主張を持って、AI40％：人間60％か、半々くらいの感覚で指示を出していくと、ちゃんと求める成果物が返ってきますよ。

現状のChatGPTを使う際には、指示内容をある程度のカタマリに分けて、ステップ化することがかなり大切です。

先程もいいましたが、対話式だからといって、一問一答形式で指示を出しても、クオリティの高い成果物は得られないんですよね。

例えば生卵を飲んで、醤油を飲んで、白米を食べても、卵かけご飯にはならないじゃないですか 笑

なるほど、わかりやすいです笑

ひとつずつ質問しても、できあがるものは大きく違うということですね…！

そうですね。ただし1度に入力できる文字数に上限があるので、一度に複雑な指示を出してもAIは受けつけてくれません。

よって「ある程度のカタマリで」「ステップ化して」という流れで指示を出すのが、最適な使い方です。

ChatGPTをうまく使いこなせるかどうかは、自分が考えるプロセスを言葉にして、ステップに分けてプロンプト化していく力にかかっています。

そこでぜひ読んでいただきたいのが、私のBrain「ブロガーも必見！覚醒『創造』ライティング術【秀逸】AIで『唯一無二』を創造する最新指南書〜AIコンテンツメイクのすすめ５」です。

このBrainでは、人間の創造性を盛り込めるようなプロンプトを複数用意しているので、コピー＆ペーストして、空欄を適宜埋めていくだけでコンテンツを作成可能です。

アイデアの種はあるのに形にできない方や、文章を書くことが苦手という方は、ぜひBrainを手に取ってみてください！

最後にChatGPTを使ううえでの注意点を教えてください。

1. 創造性を手放さないこと
2. ファクトチェックを徹底すること

ですね。それぞれ紹介します！

いままでに話した内容とも重複するのですが、AIを盲信して丸投げするだけだと、クオリティの低いコンテンツが量産されてしまいます。

そもそもコンテンツは「これは良い、これはイマイチ」など、小さな判断や創造性の積み重ねでできていくものです。

ここをおろそかにしてしまうと、質の悪い成果物ができあがってしまうので、創造性を持ってAIと向き合うようにしましょう。

創造性が大切なのは理解しましたが…なかなか持っている人が少ないように感じます。
やはり創造性がないとAIは使えないのでしょうか？

いえ。私は創造性のない人間はいないと思っています。誰しも創造性の種は持っているものの、表現する能力が追いついていないだけなんです。

また創造性は磨こうとしないと磨かれないので、ChatGPTなどのAIツールを使って、少しずつでも言葉にする能力を身につけていけば、誰でも高品質なコンテンツを作れるようになりますよ。

なるほど…！少しずつでも、自分なりの判断基準を持ってAIを扱ってみます！

これはよく言われることですが、AIが出した情報が必ずしも真実とは限りません。

また私のAIコンテンツメイクのすすめ５を使うと、「人間が書いたんでしょ？」といわれるような、個人的なエピソードとも取れる文章を作ることが可能です。

情報の精査だけでなく、人間がモラルを持ってAIを使わないと、後々大きなトラブルが起きる可能性があります。

確かに、AIは人間と違って、責任をとれないですもんね…。

AIは使い方によっては、刃物にも花束にもなるような存在です。

しっかり人間が手綱を持って、AIを扱うようにしましょう！

ありがとうございました！