LP制作フリーランスに重要な5つのスキルとは!案件獲得のコツを独立半年で月50万円稼いだWeb制作者が徹底解説

商品やサービスのPR用に作られるLP(ランディングページ)は需要が高く、案件が豊富にある仕事だといわれています。

一方で学習に時間がかかるので、今からでもフリーランスLP制作者として活躍できるのかどうか、気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回はLP制作フリーランスとして独立して、半年で月収50万円を達成した すがちさん( @sugach_en )へのインタビューを通して、

「フリーランスのLP制作者ってどれくらい稼げるの?」
「どんなスキルが必要?」
「どうやって案件を獲得すればいい?」
などの疑問にお答えします。

これからLP制作を学びたい方や、フリーランスとして稼いでいきたいという方は、ぜひ内容をご確認ください!

すがちさんのBrain
  • 未経験者でもゼロから本格的なLPサイトを作れるマニュアル
  • LPの真髄であるコンバージョン獲得のためのマーケティングにフォーカス
  • 最短最速かつコスパのいい制作方法を紹介

LP制作を行う際に必要な情報をすべて詰め込んだ「ゼロから“売れる”LPを作るために必要な全てが学べるLP制作完全マニュアル」はこちら

フリーランスのLP制作の相場は1万円~20万円!高単価になるために意識すべきこととは

ワカジツ

インタビュアーのワカジツです!本日はよろしくお願いいたします。

早速ですが、まずはフリーランスのLP制作者の相場について教えてください。

Web制作には色々な仕事があると思うのですが、LPに特化した場合、どれくらい稼げるものなのでしょうか?

すがちさん

僕の肌感なのですが、クラウドソーシングで活動している方は1万円~10万円、直接仕事を受注しているフリーランスなら5万円~20万円くらいが相場ですね。

僕は作業効率を意識した構築を行っているので、一律7.5万円と少し安めの価格で受けています。

ワカジツ

1万円~20万円と、かなりバラツキがあるんですね…!

なぜここまで価格差が出るのでしょうか?

すがちさん

LP制作は、幅広いスキルが求められるんですよね。

LP自体は、基本的なサイト構築とデザインのスキルさえ持っていれば作れます。
ところが本来の目的である「商品やサービスの売上を伸ばす」という点を考えると、マーケティングの知識やライティングのテクニックが必要です。

そのため、自身が持っているスキルに応じて、受注金額が大きく変わるのが、LP制作の特徴です。

ワカジツ

なるほど。高単価になるとただLPを構築するだけでなく、商品を売るためのテクニックも求められるんですね…!

LP制作のフリーランスに求められる5つのスキル

ワカジツ

では、高単価で受注できるLP制作者には、どのようなスキルが求められるのでしょうか?

すがちさん

LP制作者に求められるスキルは、次の5つです。

  1. マーケティングスキル
  2. ライティングスキル
  3. デザインスキル
  4. サイト構築スキル
  5. 広告運用スキル

特にマーケティングとライティングのスキルはかなり重要です。

それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1.マーケティングスキル

すがちさん

先ほども言いましたが、LPは「商品やサービスの売上を伸ばす」ことが目的です。

そこで、全体的なマーケティングの流れを把握しておかないと、適切なLPを制作できません。

ワカジツ

全体的な流れというのは「どのように集客して、成約につなげるか」ということでしょうか?

すがちさん

そうです。例えば有名なマーケティング方法であるDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)だと、集客→教育→販売という流れが存在します。

この流れのどこにLPを組み込むかで構築方法が大きく変わるため、まずは全体像を理解して、正しいアプローチを行えるようになることが非常に大切です。

2.ライティングスキル

すがちさん

「LP制作」と聞くとデザインやコーディング面に意識が行く方が多いですが、ライティングスキルのほうが圧倒的に重要です。

やはり商品を売るためには、文章で読者の行動を促す必要があるので。

ワカジツ

LP制作=デザインが大切だと思っていましたが、実はライティングのほうが重要なんですね…!

すがちさん

そうですね。文章を読み進めてもらうために、デザインを見やすく整えていくという考え方のほうが合っていると思います。

ところがライティングまでしっかり勉強している方はそこまで多くないので、ここがLP制作者としての差別化のポイントですね。

ワカジツ

なるほど…!ライティングができるかどうかで、単価は大きく変わりそうですね。

3.デザインスキル

すがちさん

僕のなかでは、マーケティングやライティングの次に、デザインスキルが必要になるというイメージです。

僕は、あくまでも「デザインはライティングを引き立てるもの」だと考えています。

もちろん業界やジャンルによっては、ゴリゴリにデザインしたLPが求められることもあるのですが、LPの本質を考えるとライティングのほうが重要度は高いですね。

ワカジツ

なるほど。

デザインではなく、マーケティングやライティングの知識を優先しておかないと、商品が売れるLPは作れないんですね…!

4.サイト構築スキル

すがちさん

サイト構築スキルもLP制作者にとっては必要な能力なのですが、個人的に重要度は最も低いと思っています。

構築=サイトをネット上に公開するためだけに必要なものであって、正直ここに時間をかけても商品の売上にはつながらないんですよね。

でも実際は一番時間がかかる部分なので、いかに時短して、公開までのスピードを速めるかを考えることが肝心です。

ワカジツ

素人の僕としては、サイトを構築するための勉強が一番大変だと思っていたのですが、重要度は低いんですね…。

すがちさん

そうなんです。また最近はノーコードやWordPressテーマによるサイト構築が登場しているので、以前のようにHTMLやCSSをゴリゴリ書く必要性は低くなりました。

僕はいまはWordPressのテーマをベースとして、部分ごとにコーディングをしてデザインを変えることで対応しています。

ノーコードだとどうしてもカスタマイズ性が低いのですが、WordPressであれば幅広いデザインに対応できるので、時短を考えるとおすすめですね。

5.広告運用スキル

すがちさん

いままで説明した4つのスキルさえあれば、商品の販売につながるLP制作は可能です。

あとはプラスして、広告運用のスキルも身につけておくと、さらに幅が広がります。

やはりLPと広告は紐づいていることが多いので、知識だけでもあると便利ですね。

ワカジツ

広告運用に関して、どのような知識を持っておくといいのでしょうか?

すがちさん

広告運用は効果を計測する必要があるので、最低でもタグの設置方法は覚えておかないと、クライアントのニーズに対応できなくなってしまいます。

あとは広告は反応に応じてブラッシュアップする作業が必要になるので、運用について理解がないと、適切なメンテナンスができません。

自分で出稿する必要はないですが、LP制作者として知識だけは持っておきましょう!

すがちさん

なお広告運用スキルはプラスアルファで持っておいた方がいい知識であって、やはり意識すべきは1~4までのスキルです。

もしLP制作に必要なスキルについて詳しく学習したい方は、「ゼロから“売れる”LPを作るために必要な全てが学べるLP制作完全マニュアル」を参考にしてみてください。

サイト構築やデザインだけでなく、マーケティングやライティングテクニックなど、LP制作に必要なスキルをこの教材だけで学べるように作成しました。

ここまでLPに特化して作った教材は他にないと自負しているので、LP制作に興味がある方に、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!

フリーランスがLP制作案件を獲得する5つのコツ

ワカジツ

最後に、フリーランスがLP制作案件を獲得するコツがあれば教えてください!

すがちさん

  1. まずはホームページ制作の案件獲得に励む
  2. 自分のホームページを持っておく
  3. オフラインの営業にも力を入れる
  4. 紹介で仕事を得られるように努力する
  5. Web制作会社や広告運用者とのつながりを持つ

です。それぞれ詳しく解説していきます!

1.まずはホームページ制作の案件獲得に励む

すがちさん

繰り返しになりますが、LP制作は求められるスキルが多いため、いきなり制作者として仕事を獲得するのはハードルが高いです。

そこでまずは「ホームページ制作者」として実績を積んだほうが、効率よく知識を身につけられます!

ワカジツ

ホームページ制作のほうが、求められるスキルが少ないということでしょうか?

すがちさん

そうですね。ホームページの場合はある程度パターン化されているので、基本的なサイト構築スキルとデザインスキルがあれば仕事を獲得できます。

ホームページ制作で基本的なスキルを磨きつつ、並行してライティングやマーケティング知識を身につけてから、LP制作にかじを切っていくほうが効率的ですね。

2.自分のホームページを持っておく

すがちさん

LP制作者としての、自分のホームページを持っておくと、案件獲得につながりやすいです。

自分のデザインスキルの証明になりますし、SEOを意識したブログ記事を増やしていくことで、検索エンジンからの問い合わせ増加にもつなげられます。

すがちさん

僕は愛知県に住んでいて、「愛知県◯◯市のホームページ制作」というのを意識したブログ記事を更新した結果、検索から複数回仕事を受注したことがあります。

もしSEOに関する記事執筆は難しいとしても、プロフィールや実績を載せておくサイトを用意しておくのは、営業するうえで効果的ですね。

ワカジツ

確かにホームページはあったほうが、自分のPRにつなげられそうですね。

3.オフラインの営業にも力を入れる

すがちさん

LP制作の案件を受注するためには、オフラインの営業も非常に大切です。

特に駆け出しのころは、クラウドソーシングなどのオンライン上のマッチングサービスだけでは、なかなか仕事を獲得できません。

ワカジツ

そうなんですか!?

クラウドソーシング=初心者が案件を獲得するために使う場所だと思っていました…!

すがちさん

LPは売上に直結するので「ある程度お金を出してもいいから、信頼できる人がいい」というニーズがあるんですよね。

そのため、まったく実績のない初心者だと、仕事を得るのが難しくなってしまいます。

ワカジツ

そこでライバルの少ない、オフラインでの営業を増やすということでしょうか?

すがちさん

そうです!近くの制作会社や店舗に足を運んで、LPの需要がないかを確認してみてください。

商工会の集まりやイベントに足を運ぶのも効果的です。

LPの需要がない場合でも、ホームページ制作案件であれば受注できることもあるので、面倒ですが最初はオフラインも視野に入れて活動していきましょう。

4.紹介で仕事を得られるように努力する

すがちさん

クライアントに向き合って仕事を進めていれば、他の人を紹介してくれたり、口コミで活動が広がったりしていきます。

ひとつ仕事を取れたら、他の人に紹介してもいいと思われるような仕事を行っていきましょう。

ワカジツ

クライアントの満足度を高めるには、どのように取り組めばいいのでしょうか?

すがちさん

満足いただける成果物を作成するのは前提として、やはり基本的なことですが、即レスや自発的な提案が大切ですね。

「紹介したい」と思われる人材になるために、クライアントと信頼関係を築くことを意識してみてください。

5.Web制作会社や広告運用者とのつながりを持つ

すがちさん

いままでの話と付随するのですが、Web制作会社や広告運用者など、案件を豊富に持っている人とのつながりを持っておくと、定期的に仕事が得られます。

同業で人手が足りていないところは結構多いので、メールや直接訪問などで、コツコツ営業を重ねることが大切です。

ワカジツ

同業とのつながりが持てると、安定して仕事が獲得できそうですね。

すがちさん

あとはSNSでも同業者はたくさんいるので、Twitterアカウントを作って交流することも、案件獲得につながりやすいです。

さらに影響力のあるインフルエンサーとつながれると、紹介案件も得やすくなります。

最初は難しいかもしれませんが、少しずつスキルを身につけていって、色々な人との関係性を深めてみてください!

ワカジツ

ありがとうございました!

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Brainの内容(一部抜粋)
  • LPの基礎知識編
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  • サイト設計編、ライティング編
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