読者ニーズを満たせば検索ボリュームは重要視しなくてOK！キーワードの選定方法も紹介

「検索ボリュームを調べるのにおすすめのツールは何？」
「検索ボリュームはどれくらいのキーワードが狙い目？」
「上位表示される記事を作成して、ブログで稼げるようになりたい」

ブログを運営していると、キーワードの検索ボリュームをどのように参考にすべきか迷うことがあるかもしれません。検索ボリュームが大きいキーワードだと競合が多く、小さすぎると集客が見込めないのではないかと不安になる方も多いでしょう。

しかし、検索ボリュームを重視するのではなく「キーワードの選定」のほうが大切です。稼げるブログを育てたい方は、キーワード選びに力を入れましょう。

この記事では、以下の内容について解説しています。

• 検索ボリュームとは？
• 検索ボリュームを調べるのに役立つ無料ツール
• キーワードの選定基準5つ

稼げるブログをつくりたい方は、ぜひ最後までお読みください。

検索ボリュームとはどれだけ検索されたかがわかる数値のこと

Googleなどの検索エンジンで、対象のキーワードが月々どれくらい検索されているかをチェックできます。トレンド感の指標になるため、最近話題になっているのか、常に検索され続けているキーワードなのかを調べるのにも役立ちます。

検索ボリュームが大きいほど、たくさんの方が検索しているということです。検索ボリュームが多いキーワードで上位表示されれば、記事を読んでくれる可能性が高まります。ブログのキーワード選定の際に役立つ指標です。

検索ボリュームは3つに分類できる

月間の検索回数に応じて、以下の3つに検索ボリュームは分類されます。

• 【1万～】ビッグキーワード
• 【1,000～1万】ミドルキ―ワード
• 【1,000以下】スモールキーワード

それぞれ解説していきます。

1. 【1万～】ビッグキーワード

検索ボリュームが1万以上のキーワードは「ビッグキーワード」と呼ばれます。多くの方が検索するので、上位表示させられるとプレビュー数が格段にアップします。

たとえば「ペットショップ」の検索を調べてみると、月間67万件以上調べられています。ほかにも「エアコン掃除（9万件）」「食器洗い乾燥機（1.5万件）」などもビッグキーワードです。

1万件以上のビッグキーワードで上位表示されると、プレビュー数が伸びるため、商品やサービスの売り上げが立つ見込みが高まります。ビッグキーワードで上位表示させられれば、大きく稼げるようになることも夢ではありません。

2. 【1,000～1万】ミドルキ―ワード

ミドルキーワードの検索ボリュームは、1,000～1万件までです。ビッグキーワードでは解決できなかった悩みを、もっと詳しく調べたいときに使用されることが多いです。

たとえば「ペットショップ　犬」。ペットショップには猫や小動物もいるため、犬に特化した情報を得たいと考えた方が検索すると予想できるでしょう。ちなみに「ペットショップ　犬」だと1,600件の検索ボリュームでした。

大まかなニーズではなく、一緒に検索されたキーワードをもとに、読者の悩みを深く考える必要があります。読者の役に立つ記事をつくり、上位表示を狙いましょう。

3. 【1,000件以下】スモールキーワード

月間1,000件以下の検索ボリュームの場合、スモールキーワードと呼ばれます。検索ボリュームが低いため、競合サイトが少ないことが特徴です。ミドルキーワードで調べてみたものの、もっと深く知りたいときなどに使用されるでしょう。

また、そもそも需要が多くない場合もスモールキーワードに該当します。たとえば「ペットショップ　オンライン」は、320件の検索ボリュームでした。

ほかにも「ペットショップ　犬　一覧（～100件）」など、ビッグキーワードにいくつかの単語をプラスすることで、スモールキーワードを探せます。競合サイトが少ないので、上位表示させられる可能性があります。しかし、検索している方が少ないためプレビュー数に伸び悩むかもしれません。

検索ボリュームを調べるのに役立つ無料ツール5選

検索ボリュームの調査にはツールを使用するのがおすすめです。

• Googleキーワードプランナー
• Keyword Surfer
• ruri-co
• Ubersuggest
• aramakijake.jp

それぞれの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. Googleキーワードプランナー

Googleが提供しているツールです。1つのキーワードを調べると、関連するものも一覧で表示されるのが便利なツールです。一覧になったキーワードをExcelやGoogleスプレッドシートでダウンロードできます。

記事化したいキーワードを1つずつピックアップするのに役立つでしょう。ただし、検索ボリュームは「100～1,000」といったおおまかな数字の表記なので、詳細はわかりません。

2. Keyword Surfer

Chromeの拡張機能として利用できるのがポイントです。Google検索すると検索窓の右側に詳細なボリュームが表示されるので、一目で結果がわかります。

さらに、関連性のあるキーワードも検索一覧ページの右側に掲載されるので、すぐに確認したいときにぴったりです。ただし、日本語表記には対応していません。翻訳機能を使用しても、違和感のある日本語表現が気になる可能性があります。

3. ruri-co

面倒な会員登録やアプリのインストールが不要なので、手軽に利用できます。詳細な検索ボリュームの調査ができるだけでなく、関連性のあるキーワードも一覧で表示してくれるのが便利なツールです。

また、上位表示されている記事のタイトルで使用されている語句などが一覧でわかります。検索ボリュームの調査だけでなく、タイトルを決めるときにも役立つでしょう。

4. Ubersuggest

検索ボリュームの詳細だけでなく、さまざまなデータを調査できます。モバイルやパソコンのどちらからの流入が多いかや、SEOの難易度がわかるのがポイントです。

SEOの難易度がわかると、そのキーワードで競合サイトに勝てるかどうかの目安になります。ただし、無料で使用するには1日3回までと利用制限があります。24時間経過しないと、あらためて調査できない点にご注意ください。

5. aramakijake.jp

会員登録不要なのでブラウザから手軽に検索ボリュームを確認できるのが魅力のツールです。詳細な検索ボリュームの予測がわかるので、キーワードの需要があるかを見定めるのに役立つでしょう。

また、競合サイトの分析ができるので、勝てるコンテンツをつくりたいときにも参考にできます。ただし、あくまでも検索ボリュームの「予測」しかわかりません。過去のデータを見るためには、ほかのツールと併用する必要があります。

検索ボリュームは無視してOK！大切なのは「競合がいない勝てるキーワードを見つける」こと

検索ボリュームはあくまでも「目安」として考えてください。記事を書く際は、勝てるキーワードを探しましょう。競合が「いない」キーワードを選定し、どうやって稼ぐかを考えることが重要です。

アフィリエイトサイトを運営している人が「稼ぎやすい案件を狙いましょう」とよく発信していますが、上位表示されなければ収益化は困難でしょう。稼ぎやすいキーワードではなく、勝てるキーワードを見つけだしてください。

また、記事づくりでは、稼ぐことではなく「読者の役に立つ情報を提供する」ことを目的にしましょう。読者が「この記事は有益だった」と感じれば、Googleからの評価が上がりやすくなります。

上位表示させるためにも、稼ぐことが目的とならないよう注意しましょう。

検索ボリュームよりも大切なキーワードの選定基準4つ

キーワードを選定するのは難しいものです。選定基準を4つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

• 案件を先行して決めない
• 誰も参入していないキーワードを見つける
• 競合サイトをチェックする
• 読者のニーズを満たす記事を書く

ひとつずつ解説します。

1. 案件を先行して決めない

キーワードは案件から決めるのではなく、競合に勝てるかどうかを基準に選定しましょう。案件を先行してしまうと、ドメインパワーが強い競合サイトに負けてしまう可能性があります。

稼ぎやすいといわれる案件や、1件当たりの単価が高い案件は多くのブロガーが参入しているため、個人ブロガーにはおすすめできません。単価の高い案件で記事を書いても、上位表示できないことがあります。案件から決めるのではなく、競合がいないキーワードを見つけるようにしましょう。

しかし、キーワードを選定するのは難しいですよね。ブログで月商500万円を稼ぐいちのせさんが解説する「キーワードの選定方法」を理解すれば、旅行していても稼げるブログがつくれるかもしれません。関連記事「検索して出てくる「SEOキーワード選定ノウハウ」をブログ初心者が真似してはいけない！完全放置で月500万円以上稼ぐアフィリエイターが実情を暴露」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

検索して出てくる「SEOキーワード選定ノウハウ」をブログ初心者が真似してはいけない！完全放置で月500万円以上稼ぐアフィリエイターが実情を暴露

2. 誰も参入していないキーワードを見つける

キーワード検索していると「こんなの誰が調べるの？」と思うことがあるかもしれません。また、そのキーワードが収益化に結び付くとは考えられないと感じることがあるでしょう。しかし、意外にも一見稼げなさそうなキーワードでも収益化が可能です。

競合がいないキーワードを見つけたあとに「どうやって稼ごうか」と考えることが大切です。稼ぐことではなく、読者のためになる記事をつくることを目的に、どのようなキーワードが最適かを考えましょう。

ビッグキーワードと呼ばれる月々1万件以上検索されるキーワードで上位表示させるには、競合がいない穴場を探すことが大切です。

3. 競合サイトをチェックする

SEOキーワード選定「バイト飛んだ(590)」

雑記ブロガー用、ないしは関連する特化サイト運営者さん向けのキーワード。

・タウンワークのサイトで検索意図を満たした記事が上位にあるものの、（深ぼってみてないのでぱっと見だが）完全一致がなさそう。… pic.twitter.com/BDqQjB2fBe

— いちのせ＠キーワード選定＆特化サイト (@ichinose_seo) December 21, 2023

上位表示されている競合サイトを研究するために、Google検索で狙いたいキーワードを検索してみましょう。そのジャンルに特化したサイトなのか、ドメインパワーは強いのかなどを確かめられます。

たとえば「バイト飛んだ」というキーワードを検索すると、トップ3はタウンワークの記事が独占しています。本来、Googleはどのような検索環境でも、同じサイトから2つまでしか上位表示させないというルールがあるのです。

そのため「バイト飛んだ」というキーワードは、競合記事が弱いため参入の余地があると考えられるでしょう。

4. 読者のニーズを満たす記事を書く

競合サイトがいないからと、記事を適当に書いてはいけません。読者のためになる高品質な記事をつくることを心がけましょう。質のいい記事は検索上位に表示されやすく、プレビュー数も増やせます。

読者が「この記事は有益だった」と感じれば、Googleからの評価につながります。また、ある程度記事を書くのに慣れて、コンテンツがたまってきたら過去に執筆した記事のブラッシュアップも行うことも大切です。

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