「Lステップの回答フォームでは何ができるの?」
「どんな設定をすると使いこなせるの?」
「返信率を上げるにはどうしたらいい?」
こんなお悩みにお答えします。
Lステップの回答フォームでは、アンケートや申し込み機能を設定できます。年齢や性別、興味のあることなど、顧客情報を集めて管理できるのがメリットです。さらに、集めた情報をもとに配信を設定すれば、来店や商品への申し込みにつなげられます。
ただし、詳細な機能や設定項目がわからなくて、どのように扱えばいいかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の内容を解説します。
- Lステップの回答フォームでできること
- 配信設定しておきたい項目
- 返信率を上げるポイント
回答フォームを使いこなして売り上げや来店につなげたい考える方は、ぜひ最後までお読みください。
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目次
Lステップの回答フォームでできる6つの機能
Lステップの回答フォームでは、以下6つの機能を設定できます。
- アンケート機能
- 回答にあわせた配信の設定
- 回答期限の設定
- 予約や申し込みフォームの設定
- 長文メッセージの配信
- データ分析
それぞれ順番に解説します。
1. アンケート機能
Lステップの回答フォームでは、アンケート機能を活用して顧客情報を集められます。
「タイトル」と「説明文」を入力したら、アンケート項目を設定できます。タイトルは短く端的に入力して、説明文に回答してもらうメリットを入れておきましょう。以下の説明文を参考にして、文面を記入してみてください。
- タイトル:アンケート
- 説明文:最適な情報を届けたいのでアンケートにご協力ください
アンケートの結果は「友だち情報」に登録されて、いつでも閲覧できます。Lステップの管理画面から確認できるため、より細かいターゲティングに活用できるのです。
2. 回答にあわせた配信の設定
アンケート結果にあわせた配信を設定できるのも、回答フォームのメリットです。アクション設定で配信をセットすれば、ユーザーの興味があるものに限定して訴求できます。
たとえば、アンケートで「美容品が欲しい」という結果が得られたら、化粧品や乳液など美容関連に限定して購入を促せます。
ユーザーの興味がある情報を届けて、商品販売や来店につなげましょう。
3. 予約や申し込みフォームの設定
回答フォームでは、イベントやセミナーの予約申し込みに利用できます。
LINE公式アカウントでも予約申し込みは設定できますが、1件ごとに対応しなければいけません。
Lステップと組み合わせれば、予約後の「登録完了メッセージ」を自動で送れます。また、予約フォームで質問を募集しておけば、回答を準備しておけます。
4. 回答期限の設定
回答フォームでは、回答期限の設定が可能です。
アンケート機能を使った回答において、ユーザーは期限がない質問をなげかけられると返信を先送りにする可能性があります。
そこで、回答期限を設けることで、ユーザーに「◯日まで返信しなきゃ……」と締切効果を狙えます。
申し込みの回答率を上げられるため、予約機能を使うときはぜひ試してみてください。
5. 長文メッセージの配信
LINE公式アカウントでは1吹き出しにつき500文字の制限があります。回答フォームを使えば2,000文字までの長文メッセージを送れるのです。
LINEの通常配信でも複数の吹き出しを使えば、メッセージを送れますが縦長になるため、どうしても見づらくなります。そこで、回答フォームを使えば、スッキリとした見た目で情報を届けられるのです。
6. データ分析
「スタンダードプラン」と「プロプラン」に限定されますが、回答フォームを使ってデータを分析できます。
具体的には、コンバージョン率やURLクリック率の測定が可能です。購入率が低い場合、テキストを修正してみてクリック率があがるか検証するのに役立ちます。
さらに「プロプラン」では流入経路分析とクロス分析が可能です。
流入経路分析では、友だちがどこから登録したかを特定できます。たとえば、以下の登録先にあわせて、配信内容をかえると商品の成約率アップが期待できます。
- SNS経由:Twitter・YouTube・Instagramなど
- 広告経由:SNS広告やGoogle広告など
- 店舗経由:店舗で登録
クロス分析ではアンケートで集めた情報をもとに、ユーザーごとのコンバージョン率を測定できます。たとえば、20代男性の成約率が低かったら、専用のテキストを修正して成果がでるか計測してみるなどです。
SNSや店舗など複数の媒体を使ってLINE登録者を増やすなら流入経路分析が役立つので、プロプランの契約を検討してみてください。
Lステップの回答形式の種類を解説
回答フォームには10種類の項目を設定できます。それぞれの機能は、以下のとおりです。
- 中見出し:中見出しを作成します。設問の区切りで使えます。
- 小見出し:小さな設問を追加します。
- 記述(テキストボックス):1行で回答できるボックスを追加します。
- 段落(テキストエリア):複数行の回答ができるボックスを追加します。
- チェックボックス:2択以上のチェック形式で回答できるフォームを追加します。
- ラジオボタン:2択のチェック形式で回答できるフォームを追加します。
- プルダウン:プルダウンによる選択フォームを追加します。
- ファイル添付:ファイル添付できるフォームを追加します。
- 都道府県:プルダウンで都道府県を選択できるフォームを追加します。
- 日付:カレンダーや日付を入力するフォームを追加します。
それぞれの回答項目を使ってみて、操作方法に慣れましょう。
Lステップの回答フォームで設定しておきたい4項目
ここまで、Lステップで使える機能を説明してきました。自由にカスタマイズして使ってもいいのですが、知っておくと便利な機能があります。
そこでこちらでは、Lステップの回答フォームで設定しておきたい4つの項目を紹介します。
- アンケート回答後の完了メッセージを入れる
- セクションを追加で質問を区切る
- セミナーや来店予約後のリマインダ配信を設定する
- 友だち情報とタグを設定する
それぞれ順番に解説します。
1. アンケート回答後の完了メッセージを入れる
アンケート機能を設定したら、完了メッセージを追加しましょう。ユーザーは回答したあとにメッセージが届かないと「本当に回答が送れているの?」と不安を感じるものです。
画像のとおり「アクション設定」からアンケートのお礼を配信すると、ユーザーの不安が解消されて満足度は高まります。ぜひ、試してみてください。
2. セクションを追加で質問を区切る
アンケートによっては、質問が長くなるケースが出てきます。そこで使えるのが「セクションの追加」です。
セクションを追加した回答フォームは、前のセクションへ回答したあとに表示されます。人は長文を見ると入力が面倒に感じて離脱につながるので、1画面の設問を少なくすると回答率アップにつながります。
3. セミナーや来店予約後のリマインダ配信を設定する
セミナーやイベント申し込み機能を入力したら、かならずリマインダを設定しましょう。リマインダとは、参加者に対して開催日を再びお知らせする機能です。
たとえば、開催の2〜3日前に「◯日はセミナー開催日です。当日会えるのを楽しみにお待ちしております。」と配信してみてください。参加者はセミナーの予定を忘れる心配が少なくなるうえ、メッセージから親近感を覚えるため、信頼関係を構築しやすくなります。
セミナーやイベントを実施する場合は、忘れずにリマインダを設定してみてください。
4. 友だち情報とタグを設定する
Lステップでは、友だちに任意のタグを設定できることです。年齢や性別、職業、有料会員などのタグを設定しておけば、ユーザーごとに最適なメッセージを配信できます。
回答フォームでタグを設定する方法については、アクション設定を押してください。
タグ操作を選択すると、任意のタグを設定できます。
リピーターの獲得や商品販売に、タグ設定を役立ててみてください。
Lステップの回答フォームへの返信率を上げる3つのポイント
LINEへの登録者は増えたものの、ただアンケートを配信するだけでは、なかなか回答は返ってきません。
そこでこちらでは、回答フォームへの返信率を上げる3つのポイントを解説します。
- 回答特典を準備する
- 具体的な回答時間を伝える
- テキストの質問を減らす
それぞれ順番にみていきます。
1. 回答特典を準備する
返信率を上げるうえでもっとも有効な方法は、回答特典を準備することです。ユーザーにとってアンケートの回答は面倒に感じられるため、ただお願いするだけだと返信はきません。
返信率をあげたいなら、以下の方法を試してみてください。
- 割引クーポンを配布
- ポイントをプレゼント
- お得な情報を紹介
- 無料相談実施
ユーザーにとってのメリットを伝えて、アンケートを効率的に回収しましょう。
2. 具体的な回答時間を伝える
アンケートを実施するときは、具体的な回答時間を伝えてください。
アンケートに回答するとき、ユーザーは「どのくらい時間を取られるだろう……」と不安に感じるからです。
時間は短ければ短いほうが回答率は高まります。具体的には3分以内を目安に質問を絞ると、ユーザーの負担は軽減されます。
アンケートの目安時間を教えてあげて、ユーザーの不安を取り除きましょう。
3. テキストの質問を減らす
テキストの質問を減らすのも、回答率をあげるうえで重要な要素です。
人は選択形式で回答するほうが、文章を打つ手間がないため、気軽に返信できるからです。
たとえば「仕事を教えてください」と質問するより「あなたの仕事はなんですか?以下の中から該当するものを選んでください」のほうが、チェックをつけるだけで済みます。
チャック形式の選択肢が増えても、テキストの質問を減らすように努力しましょう。
Lステップの回答フォームを使った3つの活用事例
Lステップの回答フォームの使い方について解説してきました。ただし「事業にどう活かしたらいいかわからない」と思う方もいるのではないでしょうか。
そこでこちらでは、具体的な3つの活用事例について紹介していきます。
- 不動産サイトの活用事例
- 美容院の活用事例
- オンラインスクールの活用事例
それぞれ順番に解説するので、参考にしてみてください。
また、顧客との信頼関係を構築して売り上げを向上させるLステップ戦略を知りたい方は、以下の教材が参考になります。本事例とあわせて、ぜひ参考にしてみてください。
1. 不動産サイトの活用事例
不動産サイトでは、新規顧客の獲得が問題にあげられます。そこで、ローンの無料診断を回答フォームに設置すれば、LINE登録数の増加が見込めます。
住宅を購入したい世帯にとって不動産のローン審査が通るかは気になるポイントです。銀行の審査は手間だけど、手軽に診断できるなら試してみようと考える人は多くいます。
自社サイトで無料診断を設置できそうなら、ぜひ回答フォームを活用してみてください。
2. 美容室の活用事例
美容室の場合、リピート率の改善目的でLステップの回答フォームが活用できます。
来店時に顧客への問診用のカルテを回答フォームで制作すれば、自然にLINE登録をうながせます。さらに、来店から1ヶ月後に次回訪問の案内と、LINE限定割引を配布すればリピート率のアップが期待できるのです。
リピート率のアップ施策として、ぜひ回答フォームを活用してみてください。
3. オンラインスクールの活用事例
オンラインスクールの活用では、回答フォームを使って成約率のアップが見込めます。
たとえば、無料体験への申し込みにつなげたい場合、広告を使えばLINE登録者数を増やせます。
このとき、回答フォームを使って無料診断を実施しましょう。無料体験への参加ハードルを下げられるうえに、顧客情報をもとに最適なシナリオを配信すれば、申し込み率の増加が見込めます。
ほかにも、Lステップを使ってイベントの告知をすれば、無料体験に参加しなかったユーザーを集めることが可能です。オンラインスクールへの申し込みにつなげたい方は、ぜひLステップの回答フォームを活用してみてください。
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