「ランサーズでの副業に興味がある」
「他のサイトとの違いを知りたい」
「初心者でも稼げるのかな」
このように考えていませんか?
近年では、クラウドソーシングサイトを活用して副業を始める人が増えています。人気の高いランサーズですが、特徴や評判がわかならいと登録するかどうか迷いますよね。
そこでこの記事では、利用者の口コミを交えながら以下の内容を徹底解説していきます。
- ランサーズの概要
- 初心者が利用するメリットとデメリット
- 稼ぐためのコツ
- トラブルを避けるための注意点
最後まで読めば、ランサーズが自分に合っているかを判断できるようになります。副業で稼ぐためのコツも紹介するので、ぜひ役立ててください。
目次
ランサーズの概要を3つのポイントで解説
こちらでは、ランサーズの基本情報を3つのポイントに分けて紹介します。
- 抜群の知名度と豊富な案件数
- 仕事形式は3種類
- 手数料は報酬額の5~20%
順番に詳しく見ていきましょう。
1.抜群の知名度と豊富な案件数
ランサーズは2008年に設立された、国内最大級のクラウドソーシングサイトです。2021年3月期での登録会員数は129万人、クライアントも46万社と、圧倒的な支持を得ています。
受注できる仕事は350種類とかなり幅広く、仕事依頼は登録者だけが見られる非公開情報を含めて210万件以上あります。ランサーズで受注できる仕事の主なジャンルは、以下の通りです。
- コンサルティング
- 事務、コンサル、専門職
- システム開発、運用
- ライティング、ネーミング
- デザイン制作
- 写真、動画、ナレーション
- Web制作、Webデザイン
- 翻訳、通訳
知名度が抜群かつ豊富な案件数を誇るランサーズは、副業を始めるなら登録必須のサイトといえます。
2.仕事形式は3種類
ランサーズの仕事形式は、3種類あります。それぞれの特徴を事前に知っておけば、自分に合う仕事を見つけやすくなります。
1.コンペ案件
コンペ案件は、複数のユーザーから提案を募り、クライアントが気に入ったものを採用する形式です。基本的には採用されなければ報酬は得られませんが、なかには参加報酬が用意されているケースもあります。
コンペ案件はロゴのデザインや商品のネーミングなど、センスとスキルが求められる仕事でよく見られる形式です。
2.タスク案件
先着順で作業ができ、募集人数が上限に達したら自動的に締め切られる形式がタスク案件です。スキルや経験がなくてもこなせる仕事が大半なので気軽に挑戦できる反面、単価は低めに設定されています。
実績のないランサーズ初心者は、まずタスク案件から取り組むのが一般的です。
3.プロジェクト案件
プロジェクト案件は、募集されている案件に対して自分の希望契約金額を提案する形式です。報酬や納期を調整し、クライアントから選ばれた人だけが案件に着手できます。
Webライターなどの仕事ではプロジェクト案件が多く採用されており、タスク案件に比べると単価は高めのものが多くなっています。継続的に仕事を受注できる可能性がある点も、プロジェクト案件の魅力です。
3.手数料は報酬額の5~20%
ランサーズは登録自体は無料です。しかし、報酬が発生した際にはシステム手数料がかかります。
以下の表の通り、ランサーズでは報酬額によって手数料率が異なります。
報酬額 | 手数料率 |
10万円以下部分 | 20% |
10~20万円部分 | 10% |
20万円以上部分 | 5% |
「部分」という表記は、所得税率の考え方と同じです。たとえば契約金が15万円の場合、10万円までが手数料20%、10万円を超える5万円の部分のみが手数料10%になります。
副業初心者がランサーズを利用する5つのメリット
副業初心者がランサーズを利用するメリットは、主に5つあります。
- 初心者でも案件を獲得しやすい
- サポート体制が充実している
- 請求書を作る手間がかからない
- 仮払い機能があるので安心
- 実績によってスカウト依頼がくる
登録をするかの判断基準にもなる内容なので、ぜひ確認してみてください。
1.初心者でも案件を獲得しやすい
案件数が豊富にあるランサーズなら、副業初心者でも案件を獲得しやすいです。たとえば、アンケート回答やデータ入力などの単純作業であれば、専門知識やスキルを求められません。
また、受注から報酬の受け取りまでをランサーズ上で完結できるのも、嬉しいポイントです。営業や契約の知識がない人でも、スムーズに案件を獲得できます。
2.サポート体制が充実している
以下のように、ランサーズはサポート体制が充実しています。
- 24時間365日受付のオンラインサポート窓口
- AI (人工知能) による悪質な行為を自動検出
- 不審なユーザーの監視
実際のの利用者からも、サポート体制は好評です。
ランサーズとクラウドワークスってよく並列で扱われるけど、ライターに関しては圧倒的にランサーズの方が使いやすいと思う(お客さんの質とかも含めて)サポートもちゃんと対応してくれるし
最初クラウドワークス使ってたけどその後ランサーズしか使わなくなった
個人の感想だけど#ランサーズ— 元弁護士の法律ライター🌟mimi (@pirica8) July 23, 2019
困ったことがあってもしっかりとサポートしてもらえるため、副業初心者でも安心して仕事を進められます。
3.請求書を作る手間がかからない
請求書を作る必要がないので事務作業を簡略化できるのも、ランサーズを利用する強みです。
クライアントと直接契約をしている場合、毎月請求書を作成しなければならないケースがほとんどです。請求書の作成には、意外と手間も時間もかかります。
しかし、ランサーズを利用すれば、請求書を作成するはずだった時間も仕事のために使えます。時間を有効に使って効率的に稼げるのはメリットです。
4.仮払い機能があるので安心
ランサーズには仮払い機能があるので、仕事を終えたのに報酬が支払われないことはありません。
クライアントはあらかじめ、支払う予定の報酬をランサーズに振り込んでいます。納品が完了すると、ランサーズから受注者へ報酬が支払われる仕組みです。
「ランサーズで仕事完了後の入金が行われず、クライアントと連絡が取れない」
って話をよく聞くけど、未払いの心配は不要です。エスクロー後に着手していれば、強制的に入金処理が行えます。
未払いに怯えないために、システム手数料を払っているようなものです😇
— UMA@フリーランスWebライター&ディレクター (@UMA70056016) July 20, 2020
初めての副業では「無事に報酬が支払われるのか」といった不安を感じる人が多いですが、ランサーズを利用すれば解消されます。
5.実績によってスカウト依頼がくる
クライアントからスカウト依頼があるのも、ランサーズの特徴です。プロフィールやポートフォリオを登録すると、閲覧したクライアントから仕事のスカウトが届きます。
最近ランサーズでの問い合わせが増えてて、毎日新規相談のメール返してる。
こうやって営業せずお仕事の相談をいただけるのは、とてもありがたい限り☺️
— とっとこランサー (@Tottokolancer) October 13, 2020
実績や評価が高い人ほどスカウトは届きやすくなり、条件のいい案件を獲得できます。仕事を頑張るほど高収入が狙いやすくなる仕組みは、ランサーズで副業を始めるメリットです。
副業初心者がランサーズを利用する3つのデメリット
ランサーズを副業初心者が利用する場合、デメリットも3つあります。
- スキルがないと稼ぎづらい
- 悪質なクライアントも存在する
- 大きな案件に携わるのが難しい
後悔をしないためにも、把握しておきましょう。
1.スキルがないと稼ぎづらい
専門知識や経験が必要ない初心者向けの案件は、単価が低くなりがちです。そのため、スキルがないとランサーズでまとまった額を稼ぐのは難易度が高いです。
たとえば、誰でもできるアンケート回答やモニター案件は、報酬が1件あたり数十円というケースも珍しくありません。コツコツと継続しても、小遣い程度にしかならないでしょう。
初心者でも始めやすい反面、スキルがないと稼げないのはランサーズの難点です。
2.悪質なクライアントも存在する
ランサーズには、膨大な量の案件が掲載されています。運営による監視もされていますが、どうしても悪質なクライアントが一定数存在します。
なかには、法律違反をさせようとする非常に悪質なものもいます。
ランサーズで著作権法違反をさせる
案件を見かけた漫画の紹介サイトで
個人のもっている漫画をスキャンして
コマを画像として使うというもの著作権法違反です
しかも
ランサーに漫画画像を用意させることで
訴えられた時に「ライターが勝手にやったんです」
言い逃れできる仕組み気をつけて!
— もも__2022中受終了🐙🌸 (@momo_39_39) May 11, 2019
基本的にはトラブルが少ないランサーズですが、悪質なクライアントがいる点には注意が必要です。
3.大きな案件に携わるのが難しい
ランサーズのクライアントは、中小企業が流通総額の約9割を占めています。そのため、大企業からの依頼や注目度の高い案件は少ないのが実情です。
大企業の案件もまれにありますが、実績としての公表がNGとされている場合がほとんどです。「転職活動で役立つ実績や経験を積みたい」という目的で副業を始める人には、デメリットだといえます。
ランサーズを活用した副業で稼ぐためのコツ3選
こちらで紹介する3つのコツを意識すれば、副業初心者でもランサーズで稼げます。
- 実績を増やす
- 認定ランサーを目指す
- プロジェクト案件で継続して仕事をする
ライバルと差をつけるためにも、ぜひチェックしてみてください。
1.実績を増やす
実績を増やすことが、ランサーズで稼ぐための近道です。
プロフィールページでは、どれだけの仕事をこなしてきたのかの実績が表示されます。十分な実績があると、クライアントの目にもとまりやすくなります。
実績がまったくない場合、仮にスキルがあっても信頼できる人物なのか判断が難しいです。そのため、クライアントは安心して仕事を任せられません。
最初は低単価のタスク案件しか受注できないかもしれませんが、実績を積むためと割り切りましょう。コツコツ信頼を勝ち取ることが、今後の案件獲得につながります。
2.認定ランサーを目指す
ランサーズにはランク制度が設けられていて、最上位が「認定ランサー」です。認定ランサーになると、クライアントからの信頼度が大幅に高まり、スカウト依頼などで高単価案件を受注しやすくなります。
ランサーズが定める認定基準は、以下の通りです。
- 獲得報酬額: 各カテゴリの上位20%
- クライアントからの評価:過去1年間の「満足」の割合が95%以上
- 仕事完了率: 90%以上
- タスク承認率: 90%以上
- 24時間以内のメッセージ返信率: 80%以上
- ランサーズへのログイン: 最終ログインが1ヶ月以内
- 各種認証やプロフィールの登録: 後述の項目が認証済み・登録済み
過去1年間の実績をもとに、毎月審査が実施されます。登録時は初心者であったとしても、努力次第で誰でも認定ランサーとして活動できる可能性があります。
ライティングを始めて3ヶ月で認定ランサーに昇格し、先月シルバーランサーに降格してたけど今月また認定ランサーになりました。
こういう制度があるランサーズは、初心者でも、副業か本業かを問わず楽しみながら続けやすいよね。 pic.twitter.com/IaNe5DU4XM
— めんおう|SNSマーケ (@mennousan) July 1, 2019
モチベーション維持にも役立つので、ぜひ目指してみてください。
3.プロジェクト案件で継続して仕事をする
プロジェクト案件を狙うのも、ランサーズの副業で稼ぐコツです。
プロジェクト案件でクライアントが満足する成果を出せれば、継続して仕事を任せてもらえる可能性が高いです。その結果、安定収入が見込めます。
また、副業で稼ぐために大事なのは、時給を高めることです。継続案件を獲得できれば営業活動にかかる時間を削減できるので、時給アップにつながります。
継続的に稼いでいきたいのならば、プロジェクト案件を効果的に活用してください。
ランサーズで副業を始める際の注意点3つ
ランサーズで副業を始めるにあたって、注意すべき点が3つあります。
- 作業量と報酬が見合っているかチェックする
- 仮払いを確認してから着手する
- システム外でやり取りをしない
トラブルを回避するためにも、事前に確認しておきましょう。
1.作業量と報酬が見合っているかチェックする
ランサーズでは、契約時に作業内容と金額が提示されています。
しかし、なかには相場以下の報酬を提示している案件も少なくありません。たとえばシステム開発の案件では、制作会社にかける金額の1/5ほどを提示しているケースもあります。
損をしないためには、事前に仕事内容や作業量に見合った報酬額に設定されているかを、きちんと確認することが大切です。
2.仮払いを確認してから着手する
ランサーズで受注した案件は、必ず報酬の仮払いを確認してから着手しましょう。仮払い前に作業を始めてしまうと、仕事がキャンセルされた場合の作業時間は返ってきません。
『クライアントにただ働きさせられないか心配だ』と悩むwebライターは、悩まなくても大丈夫です😃
仮払い後に作業する、これを徹底すればただ働きは絶対にありません。もし納品後にクライアントと連絡が取れなくなっても、ランサーズやクラウドワークスに相談すれば報酬は得られます、仮払い後ならね😉— ひーちゃん@webライター (@hichanblogger) January 19, 2020
もしクライアントと連絡が取れなくなっても、仮払い後なら運営に相談すれば報酬を得られます。時間や労力を無駄にしないためにも、仮払いの確認は徹底するよう気をつけてください。
3.システム外でやり取りをしない
クライアントとやり取りをする際は、必ずランサーズのシステム内で行ってください。個人間でやり取りをすると、トラブルに発展するケースもよくあります。
もし報酬未払いなどがあった場合も、事実確認をできないのでランサーズは補償してくれません。
余計なトラブルを引き起こさないためにも、システム外でのやり取りはしないように注意してください。
副業を始めるならランサーズ以外にSNS運用もおすすめ
これから副業を始めるのであれば、ランサーズは登録すべきサイトだといえます。しかし、クライアントワークでは、稼げる金額にある程度の上限があります。
そこでおすすめなのが、SNS運用です。収益を得るまでのハードルはやや高いですが、仕組み化できれば少ない労力で効率的に稼げます。
専門的なスキルや自分の商品を持っているなら、Twitter運用がうってつけです。具体的な運用方法が知りたい人は、Brainの「【Twitterマーケティングマスター講座】フォロワーを増やし、感謝されながら収益化につなげる10の運用テンプレ-ト」をぜひチェックしてみてください。
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