時給が低いコーダーの特徴とは？爆速でコーディングを終わらせるテクニックを時給5,000円超のプロが解説

インタビュアーのワカジツです！本日はよろしくお願いいたします。

早速ですが、時給が低いコーダーの特徴について教えてください。

私が考える時給が低いコーダーの特徴は、次の3つです。

1. コーディングを速くするためのテクニックを探しに行かない
2. 作業の無駄や非効率な部分に気づけない
3. 同じコードを1から書いている

それぞれ詳しく解説するので、なかなか時給単価が上がらず悩んでいる方は、ぜひ確認してみてください！

時給が低い要因には、そもそも「速くなるテクニックを知らない・探しに行かない」というものが挙げられます。

案件の納期が迫っているという理由もありますし、実務とは別の部分で時間を使う必要があるので、面倒だと感じてしまう人が多いんですよね。

なるほど…確かに納期が最優先なので、ついつい後回しにしてしまう人はたくさんいそうです。

コーディングには「知っているだけで一気に時短になるテクニック」がたくさんあります。

僕は以前は1時間近くかかっていた作業が、効率化によって5分で済ませられるようになりました。

常に自分の作業に疑問を持って、効率化するノウハウを見つけていかないと、いつまでも時給はアップしません。

1時間の作業が5分になるのは、時給で見ると大きく変わりそうですね…！

コーディングのテクニックを探しに行かないというケースに付随して、「自分の作業の無駄や非効率さに気づけていない」という人もいます。

無駄に気づかないと、探しに行こうとも思えないですよね。

確かに…。こうさんは、自分の非効率さに気づくことが多いのでしょうか？

そうですね。僕の性格的な部分もあるのですが、常に「もっと速くできないか？」ということは考えています。

例えばマウス操作ひとつ取っても「もっとカーソルが速く動かないかな」「そもそもマウスを使わないで済む方法はないか」などを考えながら仕事をしていますね。

毎回の仕事で非効率だと感じた部分をメモして、納品が終わってから効率よくできる方法を探しています（笑）

かなりストイックですね…（笑）

大変ではありますが、「自分が当たり前にやっている作業でも、もっと効率化できる方法があるのでは」という視点がないと、時給は高くなりません。

ずっと同じ流れでコーディングを行っている方は、一度作業方法を見直してみることをおすすめします。

コーディングにおいて、過去に作ったコードを使い回すという機会は非常に多いです。

過去のコードを後から使えるようにわかりやすくストックしていないと、毎回1からコードを作ることになるので、非常に非効率だといえます。

使い回す機会が多いのに、ストックしておかない理由にはどのようなものがあるのでしょうか？

これは単純に面倒くさいからだと思います（笑）

一度作ったコードを、すぐに取り出せるように見やすくまとめるのってかなり大変なので。

でもストック作業をやっておかないと、自分が作ったコードが資産にならず、時給も上がっていきません。忙しいなかでも時間を作って、少しずつストックを増やしていくことが重要ですね。

それでは、コーダーが時給をアップさせるコツを教えてください！

ちなみに、時給はどれくらいを目指せばいいのでしょうか…？

Web制作の業界でよく言われるのは「時給3,000円を目指そう」ということです。

時給が3,000円あれば、1日8時間作業することで、土日を休みにしても月収50万円を超えられます。

1. 早い人が使っているテクニックの情報を集める
2. コーディング以外のコミュニケーションを効率化する
3. VSCodeのショートカットをできるだけ駆使する
4. 使い回せるコードをちゃんとストックする

これらのコツを使えば、時給3,000円どころか5,000円も目指せると思うので、ぜひ参考にしてみてください！

コーディングを勉強したての段階から、稼いでいるコーダーが使っているテクニックや時短の情報を集める意識を持つことが大切です。

毎回のコーディングで自分なりに課題を見つけて、解決できる方法を調べるようにしましょう。

効率化のテクニックは、どこから探せばいいのでしょうか？

情報は色々なところに散らばっているので、正直どこを見ればいいというものはありません。YouTubeや書籍など、色々な情報に触れることが大切です。

そのため「◯◯で見つける」というよりは、1日◯時間は情報を集めるという形で、時間を決めて効率化の方法を探すことをおすすめします！

時給を高めるにはコーディングを効率化すればいいと考えがちですが、クライアントとのコミュニケーションの部分を時短することでも、時給アップが実現可能です。

コーディング以外の部分にも目を向けて、時短できる場所がないか探してみてください。

こうさんはコミュニケーションの部分は、どのように効率化したのでしょうか？

私は案件終わりに品質チェックの報告書をメールで提出していたのですが、文章を作るのに30分くらいかかっていました。

そこで「メールを打たなくてもいい方法はないか」ということを考えた結果、いまは画面録画ツールを使って、動画で品質チェックを送っています。

動画だと10分くらいの撮影で済みますし、クライアントからも「わかりやすい」と言っていただけるので、かなり効果を実感できました。

時短ができて、さらにクライアントの評価も上がるのはメリットが大きいですね…！

コーディングを行う際に、VSCode（Visual Studio Code）を使っている方は多いと思います。

このVSCodeにはかなり多くのショートカットがあるのですが、活用できている人はかなり少ない印象です。

これはVSCodeの厄介な部分なのですが、いくつかのショートカットはデフォルトで設定されていないので、見つけることすら難しいんですよね。

使いやすいショートカットがデフォルトで使えないのはつらいですね…（笑）

ショートカットは知っているだけで時短につながるので、常にチェックすることをおすすめします！

先程の「時給が低いコーダーの特徴」でも紹介したのですが、自分が作ったコードをストックしておかないと、いつまで経っても効率化ができません。

自分でコード集を作って、すぐに使えるようにしておくことが大切です。

コードはどのようにまとめていけばいいのでしょうか？

私は以前Notionなどでまとめていたのですが、いまはVSCode内にストックしています。

VSCode内だと、使いたいときに2～3文字打てば呼び出せるようになるので、他のページに遷移する時間を短縮可能です。

なるほど。普段よく使うツールのなかでストックできると、一気に効率化できそうですね。

あとはWordPressの構築時も、過去に使ったコードをテンプレート化して使えるようにしておくと、一気に効率化できます。

WordPressの構築はほとんど同じ作業を行うため、過去のコードをコピペするだけでも対応可能です。

時短するにも、色々な方法があるんですね。

そうですね。作業の時短というのは、「すぐに◯時間削減できた！」みたいなものは少なくて、1分とか5分とかの短縮を積み重ねていくイメージなので、なかなか大変です。

そこで私は今回「【時給5,000円コーダーを目指す】 コーディング時給アップ講座」というBrainを公開しました。

私が2年の実務でコツコツ積み上げた217種類のスピードアップテクニックを、すぐに使える形でまとめています。

私はもともとサラリーマンという働き方がすごく嫌で独立して、いまはコーディングのおかげで幸福度の高い生活を送っています。

今回のBrainも、時短テクニックで時給をアップさせて、嫌な仕事をしている人を減らしたいと思って作りました。

先程も言いましたが時給3,000円もあれば、自由な時間を確保しつつ、余裕を持って生活できる収入を得られます。ぜひBrainを手に取って、コーダーとしてどんどん時給を高めていってください！

ありがとうございました！