「フリーランスエンジニアになりたいけど稼げるか不安…」
「フリーランスエンジニアのメリットとデメリットが知りたい」
「おすすめのエージェントを教えてほしい」
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
近年働き方改革や多様な価値観の影響で、フリーランスを目指す人は増加傾向にあります。エンジニアはフリーランスとして働ける職種のため、独立を検討している方もいるでしょう。
しかし収入面や社会的信用度の低さなどから、なかなか一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- フリーランスエンジニアの働き方
- メリット・デメリット
- フリーランスエンジニアのなり方
- おすすめのエージェントサイト
本記事を読めばフリーランスエンジニアとして活躍できる方法がわかりますので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
フリーランスエンジニアの2つの働き方
フリーランスエンジニアとは、企業に所属せずに自分自身で案件を獲得して仕事をする働き方です。フリーランスエンジニアの働き方には、以下の2種類が存在します。
- 在宅型
- 常駐型
案件やクライアントによって異なるため、それぞれの特徴やポイントを見ていきましょう。
1. 在宅型
在宅型はクライアントから依頼された仕事を、自宅やコアワーキングスペースなどで行います。働く時間やスタイルを自分で決められるため、自由度が高い点がメリットです。
一方でタスク管理や営業も自分で行う必要があり、ビジネススキルがないと大きく稼ぐのは難しいです。また単発案件が多いため、収入の安定性は常駐型のほうがあります。
また在宅型には成果物を納品するだけでなく、労働力を提供する「準委任契約」という方法も存在します。労働力に対して報酬が発生するため、収入が安定しやすいでしょう。
2. 常駐型
常駐型は業務契約を交わしたクライアントのオフィスに出勤して、仕事を行うのが一般的です。クライアントの社員ではありませんが、オフィスで案件を一緒に行うイメージです。
常駐型は会社員と同じ職場で働ける点や、比較的収入が安定しやすい点がメリットと言えます。長期案件などに関わる機会も多く、在宅型よりも単発案件が少ないです。
一方会社員と同じような勤務時間を定めているクライアントも多いため、在宅型よりは時間や場所の自由はなくなります。
フリーランスエンジニアのメリット4選
フリーランスエンジニアになるメリットは、以下の4つです。
- 年収アップの可能性が高い
- 場所や時間にとらわれずに働ける
- 人間関係のストレスがなくなる
- 新しいスキルを身につけられる
フリーランスになるか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 年収アップの可能性が高い
同じスキルなら、企業で働くよりもフリーランスのほうが年収が高くなるといわれています。
フリーランスはクライアントとの間に企業が存在しないため、中間コストが不要です。クライアントが企業エンジニアとフリーランスに同条件で仕事を依頼した場合、フリーランスのほうが多額の収入を得られます。
レバテックによると、フリーランスエンジニアの平均年収は744万円です。一方企業エンジニアの場合、平均年収は417万円です。さらにフリーランス白書では、全体の約1割が年収1,000万と回答しています。
フリーランス白書のデータには、エンジニア以外の職種も含まれています。しかしエンジニアでも、年収1,000万の達成は可能でしょう。
フリーランスはスキルがあれば高単価案件を多く獲得できるため、年収もアップしやすいです。
参考：フリーランスエンジニアの手取りは？税金はいくら？
参考：フリーランス白書2020
2. 場所や時間にとらわれずに働ける
在宅型の場合、納期を守りタスクの進捗が順調であれば、場所や時間の制限なく自由に働けます。
自由度の高さを活かして、育児に参加したり家族との時間を優先したりする人も多いです。人が少ない平日に、病院や役所に行くこともできます。
ただし案件によっては稼働日数や曜日が指定されている場合があるため、事前に確認するのがおすすめです。
また常駐型の場合は、会社員と同じように出勤時間や曜日が決められている場合が多いです。
3. 人間関係のストレスがなくなる
フリーランスは仕事内容だけでなく、誰と働くかも自分で決められます。そのため会社員に比べると、人間関係のストレスは少ないです。
会社員は苦手な人がいたとしても、一緒に仕事をしなければなりません。また仕事内容も選べないため、ストレスを感じている方もいるでしょう。
一方フリーランスは苦手な人がいれば、一緒に働く必要はありません。現在会社員で人間関係に悩んでいる方にとっては、フリーランスになるメリットは大きいです。
4. 新しいスキルを身につけられる
フリーランスは、自分で身につけるスキルも選べます。例えば新しいプログラミングコードを覚えたいのであれば、身につけられる案件に応募したり、自分で勉強の時間を取るなどの方法があります。
自分に足りていないスキルを身につければ仕事の幅も広がり、高単価案件を獲得できる可能性が高いです。
フリーランスとして活躍するには、スキルアップが必要不可欠です。いやいや身につけるよりも楽しんで勉強したほうが、習得スピードが速いでしょう。
フリーランスエンジニアのデメリット
フリーランスエンジニアのデメリットは以下のとおりです。
- 収入が安定しない
- 事務作業を自分で行わなければならない
- 福利厚生がない
- 社会的信用が低い
フリーランス白書によると、フリーランスの課題として「収入の不安定さ」を挙げている人は、全体の約55%に登ります。フリーランスは会社員と違って福利厚生や有給制度がないため、休んだ期間が長いほど、収入が減ります。
また事務や経理なども存在しないため、請求書作成や帳簿付けなども自分で行わなければなりません。収入が上がれば外注したり税理士に依頼したりする方法もありますが、基本的には自分で行う方が多いです。
フリーランスは収入の安定性に欠けるため、社会的信用も低くなります。ローンや賃貸契約などは、収入額よりも継続して稼げているかが審査基準です。そのため会社員と比べると、審査に通りにくいのが現状です。
自由度の高さや人間関係の良さを取るのか、収入の安定性や社会的信用を優先するのかで、選択が変わります。フリーランスはデメリットも大きいため、よく考えて決めるのがおすすめです。
参考：フリーランス白書2020
フリーランスエンジニアになるための4ステップ
フリーランスエンジニアになるためには、以下の4ステップを踏む必要があります。
- 正社員や派遣社員で実績を積む
- スキルを身につける
- ポートフォリオを作成して営業する
- 案件を獲得して仕事をこなす
独立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 正社員や派遣社員で実績を積む
フリーランスになるためには企業で正社員や派遣社員として働き、実績を積む必要があります。独立後にクライアントになるのはほとんどが企業のため、現場の状況を理解していたほうがスムーズに仕事を進められるからです。
クライアントは未経験者と経験者から応募が来た場合、実績豊富な人を採用する傾向にあります。まずは会社員として現場で働きながら、独立できるように経験を積みましょう。
2. スキルを身につける
フリーランスとして稼ぐためには、スキルが必要不可欠です。未経験や独学でもフリーランスにはなれますが、経験やスキルがないと大きく稼ぐのは難しいでしょう。
スキルを身につけるには、会社員として現場で働くのがおすすめです。給与をもらいながら、エンジニアに必要なスキルを身につけられます。
「より多くのスキルを身につけたい」「他に人にはないスキルを身につけたい」という場合は、オンライン講座やスクールなどで勉強すると効果的です。
多くのオンライン講座やスクールでは、現役や元エンジニアとして活躍していた人が相談に乗ってくれます。エンジニアとしてのスキルに加え、フリーランスとして活躍するためのヒントも見つかるでしょう。
3. ポートフォリオを作成して営業する
ポートフォリオは、自分のスキルや実績をアピールする履歴書のようなものです。フリーランスは自分で営業を行い案件を獲得しなければならないため、ポートフォリオは非常に大切です。
ポートフォリオを作成すれば、企業へのアピールだけでなく、サイト制作で集客もできます。ポートフォリオには、以下の内容を掲載するのがおすすめです。
- 使用可能なプログラミング言語
- 使用可能なツール
- 得意分野
- 保有資格
- 実績
- 制作過程
- 料金やサービス内容
ポートフォリオを制作する際は、企業の機密情報を掲載しないように注意しましょう。
4. 案件を獲得して仕事をこなす
案件を獲得したら、ひたすら仕事をこなします。クオリティの担保はもちろん、納期厳守や円滑なコミュニケーションも大切です。こまめに進捗を共有したり、クライアントの負担を減らす提案をしたりするなどを心がけましょう。
クライアントからの信頼を得られれば、単価アップや新たな案件を紹介してもらえる可能性が高くなります。単価が上がれば少ない稼働時間で稼げるようになるため、理想的な働き方の実現が可能です。
フリーランスにおすすめのエージェントサイト5選
フリーランスにおすすめのエージェントサイトは、以下の5つです。
- レバテックフリーランス
- テックビズフリーランス
- Midworks（ミッドワークス）
- Tech Stock（テックストック）
- ポテパンフリーランス
それぞれの特徴を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. レバテックフリーランス
引用：レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、業界最大級である約40,000件の案件を持っています。高単価案件も多いため、安定収入を得やすい点が特徴です。
エンジニアに特化したアドバイザーが、案件の紹介やサポートを行ってくれるため、自分の希望にマッチしたクライアントが見つかる可能性が高いです。
案件紹介だけでなく、無料で1対1の相談会も実施しています。相談会では年金や保険などの手続きや、キャリアの疑問・悩みなどを話すことができます。
フリーランスは税金を自分で支払う必要があるため、相談に乗ってくれる点は選ぶ際の大きなポイントになります。
レバテックフリーランスは、高単価案件が多くサポートも充実しているため、まずは登録してみるのがおすすめです。
2. テックビズフリーランス
引用：テックビズフリーランス
テックビズフリーランスは約30,000件の案件を持っており、ミドル層のエンジニア紹介が強みです。コンサルタント全員が独立経験を持っているため、フリーランスに寄り添った提案やサポートをしてくれます。
特に開業や税金関係のサポートが手厚く、税理士が確定申告などを無料で対応してくれます。また応募や紹介から最短3日で案件に参加できるため、今すぐ働きたい方におすすめです。
テックビズフリーランスは、フリーランスの悩み全般を解決してくれるエージェントなので、ぜひ登録してみてください！
3. Midworks（ミッドワークス）
引用：Midworks
Midworks（ミッドワークス）は、プログラミング言語やフレームワークなど、幅広い条件から案件を選べます。福利厚生も充実しており、以下のサービスを無料で受けられます。
- クラウド会計ソフト「freee」の利用
- 案件受注期間中は生命保険の半額を負担
- 月3万円の交通費支給・月1万円の書籍や勉強会費用を支給
- リロクラブの利用
- 賠償責任補償
正社員と同様の手厚いサポートが受けられるため、安定性を求める人におすすめです。さらに万が一案件が途切れた場合は、想定単価の80%を受け取れる報酬保障サービスも利用できます。
フリーランスの不安要素である収入面をカバーしたサポートが多いため、 Midworks（ミッドワークス）に登録すれば、精神的負担が減るでしょう。
4. Tech Stock（テックストック）
引用：Tech Stock
Tech Stock（テックストック）は、エンジニア特化型のエージェントです。スキルや実績に加えて、あなたのキャリア像を考慮した上で案件を紹介してくれます。そのため将来的にキャリアアップを視野に入れている人におすすめです。
専任のコンサルタントがつき、希望に合った案件を厳選して紹介してくれる点も特徴のため、スムーズに案件に参画できるでしょう。
Tech Stock（テックストック）は、手厚いサポートを希望する人にピッタリのエージェントと言えます。
5. ポテパンフリーランス
引用：ポテパンフリーランス
ポテパンフリーランスは、自分に合った案件を見つけやすいのが特徴です。実は外部のエンジニアを募集を実施すると、開発内容が漏れるリスクがあります。そのためエンジニアが必要なのに募集できない企業も多いです。
一方ポテパンフリーランスでは、企業担当者に募集案件のヒアリングを行っています。直接話を聞くことで漏洩のリスクを防げるため、個人ではなかなか獲得できない案件が見つかる可能性があります。
また税金や保険についてもスタッフがサポートしてくれるため、独立したばかりの方でも安心して利用できるでしょう。
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