TikTokのアカウントがBANされる4つの理由とは！具体的な復元方法やシャドウバン対策を解説

「TikTokのアカウントが突然BANされてしまった！どうして？」
「BANされたらアカウントを元に戻せないの？」
「新しくアカウントを作り直すべき？」

頑張って育てたアカウントが突然BANされると、どうしたら良いかわからず焦ってしまいますよね。

せっかく増えたフォロワーもまた「0」からスタートになるのかと不安に思っているかもしれませんが、実はアカウントを復元させる方法はいくつか存在します。

この記事では、アカウントがBANされる理由や、アカウントを復元させる方法について解説しています。アカウントを元通りに復元し、引き続きフォロワーを伸ばしていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

TikTokのアカウントがBANされる4つの理由

アカウントがBANされる理由は、以下の4つが考えられます。

• 利用規約を違反した
• 自動ツールを利用した
• スパム判定された
• 複数のデバイスからログインした

ひとつずつ解説していきます。

1.利用規約を違反した

TikTokには利用規約が定められています。そのため、違反すればアカウントBANの対象となってしまいます。
6つの利用規約について紹介するので、ご確認ください。

差別的な発言をした

人種や性別、宗教などを差別するような発言や行動はしてはいけません。また、特定の人や団体同士を衝突させようとしたり、挑発したりするような動画の投稿も禁止されています。

もし違反すれば、アカウントBANされるだけでは済まず訴訟されてしまう可能性もあるので、十分に注意しましょう。

暴力や違法行為などの安全性を脅かした

武器や薬物の使用や、暴力的なシーンなどは投稿できません。視聴者が恐怖を感じるような動画の投稿は禁止されています。

さらに、見ている人が暴動を起こすような挑発もしてはいけません。

嫌がらせや誹謗中傷をした

特定の誰かに向けた悪意のある嫌がらせや誹謗中傷もしてはいけません。
嫌がらせや誹謗中傷がきっかけで自死を選ぶ人も出てきてしまっているため、今後さらに厳しく制限される可能性もあります。

また、勝手に個人情報を公開することは「犯罪」なので、絶対に行ってはいけません。

性的虐待などのコンテンツを公開した

性的虐待だけでなく、売春行為などの投稿も禁止されています。

性的なコンテンツを投稿したいという意図でなくとも、出会い系サイトへの勧誘もアカウントBANの対象となることがあるので、注意が必要です。

なりすまし行為をした

他人になりすましてはいけません。TikTokでは、他人の迷惑となる行為や名誉毀損をする行為は禁止されています。

また、スパム行為も禁止されているので大量のメッセージの送信などは行わないようにしましょう。

知的財産権の侵害をした

音楽を使用する場合、TikTokでの使用が許可された曲かどうかをきちんと確認しましょう。

動画を作成する前に「楽曲を選ぶ」の欄に使用したい音楽が入っているかチェックしてください。
選択できる曲はJASRACによって管理されているため問題なく使用できますが、選択できない曲は著作権を侵害してしまう恐れがあります。

また、上記以外にもフォロワーの購入や、再生自動化ツールの使用も禁止されているので注意が必要です。

TikTokのフォロワー購入の危険性については「【危険】TikTokのフォロワー購入はリスクだらけ！理由と安全な増やし方を紹介」の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2024年3月1日 【危険】TikTokのフォロワー購入はリスクだらけ！理由と安全な増やし方を紹介

2.自動ツールを利用した

TikTokでは、動画再生数やいいね数を自動で増やせるツールの使用を禁止しています。そのため、自動ツールの使用が発覚すると、アカウントがBANされてしまうことがあるのです。

実際にTikTokの規約には以下のように記されています。

人為的にエンゲージメントを増やしたりTikTokのレコメンドシステムを欺むこうとするサービスと取引することは許可されません。不正に水増しした指標を使用したアカウントやコンテンツを見つけた場合は、関連する偽のフォロワーや「いいね」を削除します。

一部抜粋引用：コミュニティガイドライン | TikTok

自動ツールは便利ですが、使用しないようにしましょう。

3.スパム判定された

動画投稿時にハッシュタグを多用したり、短時間に動画を何本も投稿したりすると、BANされることがあります。TikTokの運営がスパムと間違えてしまうことがあるからです。

特にアカウントを作りたてのときは、フォロワーを増やすためにたくさんのハッシュタグを利用したくなりますが、多用するとスパムと勘違いされてしまいます。ハッシュタグの使用はひとつの動画に対し4〜5つ程度に抑えるようにしましょう。

また、何本か連続して動画を投稿したいときには、数時間あけるようにするとBAN対策になります。

4.複数のデバイスからログインした

アカウントにログインするときは、ひとつのデバイスから行うようにしましょう。複数のデバイスからログインしようとすると、TikTokの運営側が「アカウントが乗っ取られている」と勘違いし、BANさせてしまうことがあります。

アカウントを複数人で運用していると、それぞれのパソコンやスマートフォンからログインしたくなりますが、TikTokでは適していません。面倒ですが、ログインするときのデバイスを決めておきましょう。

ビジネスアカウントで複数の社員がひとつのアカウントを運用しているときによくある現象です。アカウントを複数人で運用するときには、十分に気をつけてください。

TikTokのアカウントがBANされるとどうなる？

これまで育てたアカウントがBANされてしまうと、以下のような影響を受けます。

• フォローやフォロワーの「数」が0になってしまう
• 新しい動画の投稿ができない
• これまでに投稿していた動画を誰からも見てもらえなくなる
• 悪質な理由でBANされると、再度のアカウント作成が難しくなる可能性がある

特に、少しずつ増えたフォロワーが一瞬にして「0」になってしまうことは、精神的なダメージも大きいでしょう。動画を楽しんでくれている人たちに新しいコンテンツを届けられないことは、クリエイターにとっては苦痛に感じてしまうものです。

また、これまでに投稿した動画がおすすめ欄に載らなくなるので、再生数がグンと下がります。

しかし、BANされたとしてもアカウントを復元させる方法はいくつかあります。次の章にて解説するので試してみてください。

BANされてしまったTikTokのアカウントを元通りに復元するための4つの方法

アカウントを復元させるには、以下の4つの方法があります。

• TikTokの運営に「異議申し立て」をする
• 対象の動画を削除する
• TikTokの運営に問い合わせる
• 諦めて新しいアカウントを作成する

ひとつずつ試してアカウントを元通りに復元させましょう。

1.TikTokの運営に「異議申し立て」をする

アカウントを見返してみても「どうしてBANされたのかわからない」という場合には、異議申し立てをしましょう。

稀ではありますがBANされるひとつの理由として、運営の誤操作のこともあるからです。異議申し立てを行うことで、TikTokが間違いを認め、アカウントを復活させてくれる可能性があります。

異議申し立ての方法は、次の通りです。

1. アカウント停止の通知を開く
2. 「異議申し立て」をタップする
3. 表示される指示に沿って操作する

異議申し立ての際に、過去に投稿した動画を削除してはいけません。
運営から「違反した動画を投稿していたんだな」と勘違いされ、アカウントが永久停止処分となってしまうことがあります。

異議申し立て中は、運営から連絡が来るまでアカウントを触ることなく、じっと待っておきましょう。

2.対象の動画を削除する

TikTokの運営から来ている通知を確認し、違反対象となっている動画を削除することでアカウントを復元できます。
通知なしにBANされてしまった場合は、規約違反している動画がないか見返してみましょう。

投稿者本人だと気づけないこともあるので、身近な人に「規約違反になっていそうな動画がないか見てほしい」とチェックをお願いすることも効果的です。

対象の動画が判明し削除することでアカウントが元通り復元できれば、またこれまで通り投稿できます。面倒ですが、違反している動画がないかひとつずつ確認してみてください。

「TikTokアカウントや動画の削除方法を解説！注意点も紹介」の記事で、動画の削除方法をぜひチェックしてみてください！

2023年9月1日 TikTokアカウントや動画の削除方法を解説！注意点も紹介

3.TikTokの運営に問い合わせる

対象の動画を削除してもアカウントが復元されないなら、TikTokの運営に問い合わせてみましょう。どうしてアカウントが復元されないのかがわかるかもしれません。

ただし、TikTokにて復元しても問題ないかどうかを審査しなくてはならないので、アカウントが元通りになるまでに数日かかることを把握しておきましょう。復元されるまで待ち遠しいですが、何度も問い合わせの連絡を送ることは控えてください。

4.諦めて新しいアカウントを作成する

何をしてもアカウントが復元されない場合は、アカウントを作り直しましょう。フォロワーもまた「0」からのスタートとなりますが、これまでの動画を再投稿すれば再度フォローしてくれる可能性もあります。

ただし、規約違反の対象となった動画は投稿してはいけません。いくつかの動画を再投稿しているうちに、誤ってアップしてしまうことがないように気をつけましょう。

BANされたTikTokアカウントが復活した人たちの事例

アカウントがBANされてしまったものの、元通りに復元できた人たちの口コミを紹介します。

【朗報】かとにち！神に見捨てられてなかった⭐️
ほら！やっぱり❣️信じてよかった
tiktokアカウント、配信永久BANされた
って悲しんでいましたが、
なんと！ライバー事務所の方が本社に弁明をしてくださり、永久BAN解除されました！
このアカウント一生大切にします
これからもお願いします pic.twitter.com/LWu0LU32Nb

— かとうにちようび！☀ (@katochapurin1) 2023年8月14日

私も前に同じ理由で、何でこれで？！ってのでBANされたけど、
異議申し立てしたら24時間以内に解除されたから
はるちも異議申し立てが即通る事を願う

まじでTiktokはAIがポンコツ

— こもち️ｱｴﾃﾎﾟｯﾁｬﾘﾃﾞｲﾙ (@comochi49) July 6, 2023

おはようございます
TiktokのBAN解除されました
少しでも怪しまれないように気をつけます。(T_T) pic.twitter.com/mj8TyYMD3Q

— でかケツ (@taurijpnzN) May 23, 2023

このように、BANされてしまったとしても問題なければ元通り復元させられます。BANされたからと諦めてしまうのではなく、できることを試してみてください。

TikTokのアカウントBANを防ぐ3つの方法

TikTokのアカウントがBANされないように、3つの対処法を紹介します。

• TikTokの規約を確認する
• 慎重に動画のテーマを選ぶ
• 投稿する前に誰かにチェックしてもらう

ひとつずつ解説していきます。

1.TikTokの規約を確認する

規約に違反しなければ、アカウントがBANされることはありません。必ずTikTokの規約を確認し、違反のないアカウント運営を心がけましょう。

規約は細かく難しい言葉で書かれているため読みづらいかもしれませんが、アカウントを守るためには知っておかなければなりません。

特に、知的財産権の侵害は引っかかりやすく、アカウントBANの対象となっていることが多いため注意しましょう
。許可されていない音楽を使ったことが原因で、アカウントがBANされてしまうことがあります。

動画を投稿する前に、規約を違反していないか確認する習慣をつけましょう。

2.慎重に動画のテーマを選ぶ

TikTokを使用する年代に若年層が多いということもあり、投稿された動画が不適切でないかについての審査は厳しくなっています。
未成年の子どもたちが動画を見て、悪影響を受ける可能性があると判断されればアカウントBANの対象です。

どのようなテーマの動画を投稿するかは慎重に選択しましょう。また、運営がアクションを起こさなくても、第三者が通報することでアカウントがBANすることもあります。誰が見ても楽しめる動画の投稿を心がけましょう。

3.投稿する前に誰かにチェックしてもらう

動画の撮影・編集が終わったらすぐにでも公開したいところですが、誰かに一度動画の確認をしてもらいましょう。できるだけたくさんの人に見てもらうことで、さまざまな視点で規約を違反していないかチェックできます。

自分ひとりで確認して投稿していると、規約違反しているか気づけず再度アカウントBANしてしまう可能性があります。年代や性別などにかかわらず、複数人にチェックしてもらってから投稿するようにしましょう。

TikTokが伸びなくなったらシャドウバンも確認しよう

TikTokのシャドウバンとは、ユーザーに対して運営側が予告なく実施する投稿制限を指します。「投稿した動画がおすすめ欄に表示されなくなる」「検索欄に表示されなくなる」といった大きなペナルティが課せられるので、注意が必要です。

シャドウバンを放置し続けるとアカウントが伸びにくくなり、TikTok活動を続けられなくなる恐れもあります。シャドウバンにいち早く気づき、早急に対処することで被害を最小限に食い止められるでしょう。

TikTokのシャドウバンを確認する3つの方法

TikTokのシャドウバンを確認する方法として挙げられるのは、以下の3つです。

1. おすすめからの流入数を見る
2. 再生回数のチェックを行う
3. 「いいね」してきたユーザーをチェックする

どのように確認すればいいのか、具体的に見ていきましょう。

1.おすすめからの流入数を見る

インサイト機能で各動画の視聴元を確認して「おすすめ」からの流入が著しく減少していないかチェックしましょう。過去の動画と比較して「おすすめ」からの視聴数が大幅に減少している場合、シャドウバンの可能性があります。

インサイトはビジネスアカウントで利用可能なので、未設定の場合はビジネスアカウントに切り替えることが必須です。以下の手順でビジネスアカウントに切り替えておきましょう。

2.再生回数のチェックを行う

投稿した動画の再生回数が、直近で急激に減少していないか確認しましょう。とくに新規投稿が以前よりも再生されない場合、シャドウバンの可能性を疑う必要があります。

再生回数の減少が継続している場合、特にシャドウバンの可能性が高まります。再生回数はすぐに確認できる指標の1つなので、毎日観察する癖をつけましょう。

3.「いいね」してきたユーザーをチェックする

新しい動画に対する「いいね」が主に既存のフォロワーからのみであるか確認しましょう。フォロワー以外からの「いいね」やコメントが減少している場合、シャドウバンの可能性があります。

また、メインの視聴者層で新規が増えていない場合も危険です。「いいね」やコメントの傾向、視聴者層を分析し、異常がないかを定期的に把握しましょう。

TikTokのシャドウバン対策法3選

TikTokのシャドウバン対策法として、以下がおすすめです。

1. 原因になっている動画を削除する
2. 解除されるまで投稿数を抑える
3. 規約を遵守した動画を作成する

シャドウバンの可能性を感じた場合は、すぐに取り組んでみましょう。

1.原因になっている動画を削除する

コミュニティガイドラインに違反している可能性のある動画を特定し、削除しましょう。とくに成人向けコンテンツや暴力的な内容、著作権侵害の疑いがないか内容を見て確認してみてください。

削除後、アカウントのパフォーマンスが回復するか様子を見ましょう。回復しない場合は、ほかに問題がある動画があるかもしれないので要チェックです。

2.解除されるまで投稿数を抑える

シャドウバンの解除が確認できるまで、新規投稿を控えるのも1つの手段です。過剰な投稿や、スパム行為と見なされる可能性のある行動はとくに避けましょう。

アカウントの信頼性を回復させるため、一定期間は様子を見て運用する必要があります。もし回復しない場合は、原因になっている動画がないか併せて確認してみることも大切です。

3.規約を遵守した動画を作成する

TikTokのコミュニティガイドラインを再確認し、遵守するよう心がけましょう。とくに再生数を稼ぐための過激な内容の動画などは控えるべきです。

また、低クオリティな動画の大量投稿などもシャドウバンに引っ掛かりやすくなります。目先の再生回数稼ぎよりも、中長期目線で長く運営できるような体制づくりを意識しましょう。

「TikTokのシャドウバンには要注意｜10個の原因や確認の仕方・対処法まで徹底解説」の記事もチェックして、シャドウバンに備えましょう。

2022年12月27日 TikTokのシャドウバンには要注意｜10個の原因や確認の仕方・対処法まで徹底解説

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