キーワード選定はブログにおいて重要！選び方の手順やおすすめツール5選も解説

「キーワード選定ってどうやってやるの？」
「初心者がブログのキーワード選定をするコツを知りたい」
「キーワード選定におすすめのツールを知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

ブログで読者が求めている情報を提示して収益化を目指すなら、キーワード選定は必須です。しかし「どうやってキーワードを選定すればいいのか分からない…」という方もいるでしょう。

そこで本記事では、以下の内容について解説します。

• ブログでキーワード選定が重要な理由
• キーワードの選定方法
• おすすめのツール

キーワード選定のポイントを知って、読者に刺さる記事を書けるようになりたい方は、ぜひ最後までお読みください。

ブログのキーワード選定とはターゲットの検索語句を予想すること

キーワード選定とは、ユーザーが検索する語句を考えることです。検索ワードには「読者の検索意図」が反映されており「どんな疑問や悩みを抱えているのか」を予想できます。

例えば「ハンバーグ 作り方 簡単」と「ハンバーグ 作り方 プロ」では、読者が求めている情報は異なります。

前者は「料理があまり得意ではないが、主婦のため作らなければならない。しかしなるべく簡単に作りたい」という検索意図を予想できます。

一方後者は「料理が好きで、プロレベルの味を再現したい」という検索意図を読み取れるでしょう。

ブログにおけるキーワード選定は「どのようなニーズを持つ人に記事を読んでほしいのか」を明確にするのが目的です。

ブログでキーワード選定が重要な理由4選

ブログでキーワード選定が重要な理由は、以下の4つです。

1. SEOで上位表示させるため
2. 記事のテーマを明確にするため
3. 質の高い記事にするため
4. ブログの運営をやりやすくするため

1つずつ解説します。

1. SEOで上位表示させるため

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。ブログを「Google」や「Yahoo！」などの検索結果で上位表示させるために必要です。

ブログのアクセス内訳は、80%〜90％が検索からだと言われています。つまり多くの人にアクセスしてもらい、自分の記事を読んでもらうためには、SEO対策が欠かせません。

SEOに強いブログを作るポイントは、以下の3つです。

• 記事には必ずキーワードを設定する
• 適切なキーワードを選ぶ
• 検索意図に沿った記事を書く

検索エンジンは、ユーザビリティ（利便性）の高さを大切にしています。そのためキーワードの検索意図をクリアしている記事を、上位表示する傾向にあります。

Googleなどに「検索意図をクリアしている」と判断されるように、積極的にキーワードを記事内に落とし込むことがポイントです。

2. 記事のテーマを明確にするため

キーワードを選定すると、記事のテーマやターゲットが明確になります。読者にはっきりとテーマを示すためには、タイトルや見出しにキーワードを入れましょう。

タイトルや見出しにキーワードを設定すると、どんな内容の記事なのかを読者が判断しやすくなるからです。

例えばキーワードが「ハンバーグ 作り方 簡単」だとします。タイトルは「主婦必見！5分でできる簡単なハンバーグの作り方を解説」などにすると、どんな内容の記事なのかが一発で分かります。

タイトルや見出しで記事の内容が分かると、読者の離脱防止にも効果的です。

3. 質の高い記事にするため

キーワードを選定すると、読者の求めている情報を提示しやすくなるため、記事の質が上がります。読者がインターネットで何かを検索するのには、必ず理由（検索意図）があります。

例えば「ハンバーク 作り方 簡単」で検索している人は、ハンバーグを簡単に作れる方法を知りたい可能性が高いです。

ハンバーグを簡単に作りたい人に向けてレシピを教えてあげれば「この情報がほしかったんだよね！」と喜ばれます。

読者に喜んでもらえる記事=質の高い記事とも言えるため、検索エンジンからの評価もアップしやすいです。

4. ブログの運営をやりやすくするため

キーワードを設定すると、ブログで発信するジャンルやテーマが定まりやすくなります。特にブログで収益化を目指すなら、発信ジャンルやテーマを絞るのがおすすめです。

1つのジャンルやテーマに絞ることで権威性が高まるため、読者からの信頼がアップします。

もしあなたが読者だった場合、自分の知りたいことに関連する記事を100書いている人と10書いている人、どちらのほうが信頼できるでしょうか。

専門性がありそうなのは、100記事書いている人のほうでしょう。またジャンルやテーマを絞って発信すると、検索エンジンからの評価も上がりやすくなります。

ブログのキーワード選定を5ステップで解説

ブログのキーワード選定は、以下の5つのステップで行います。

1. ブログのテーマとメインキーワードを決める
2. ペルソナを決める
3. 関連キーワードを洗い出す
4. キーワードを整理する
5. 検索結果を調べる

1つずつ解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ブログのテーマとメインキーワードを決める

ブログのテーマを決めなければ、適切なキーワードは選べません。就活系のブログなのに「ハンバーグ 作り方 簡単」というキーワードにはならないですよね。

ブログのテーマは、自分の趣味や特技に関連したものにするのがおすすめです。趣味や特技なら記事が書きやすく、権威性も獲得しやすいからです。

テーマを決めたら、メインキーワードを設定しましょう。例えばブログのテーマが「就活」なら、メインキーワードは「就活」です。

2. ペルソナを決める

ペルソナは、ブログの読者像を仮定することを指します。就活ブログのペルソナは、以下のとおりです。

• 22歳
• 女性
• 都内のアパートでひとり暮らし
• 就活が面倒くさいと思っている、あまりやる気はない

ペルソナは、狭く深く設定するのがポイントです。あくまでも仮定なので、年齢や状況なども考えてみてください。

記事は、特定の1人に刺さるように意識して書くのがおすすめです。1人に向けて書くと、結果的により多くの人に刺さる記事になります。

3. 関連キーワードを洗い出す

関連キーワードとは、メインキーワードと関連性の高いキーワードのことです。例えばメインキーワードが「就活」なら「就活 やばい」「就活 面接」などが関連キーワードです。

関連キーワードは、Google検索結果の下部に表示されています。また専用ツールを使用して調べる方法もあります。

関連キーワードは数が多いため、ジャンルやテーマに合いそうなものは、なるべくたくさんリストアップしておくのがおすすめです。

4. キーワードを整理する

関連キーワードをリストアップしたら、以下の順序で整理します。

• 検索ボリュームを調べる
• 検索意図をまとめる
• 優先順位をつける

それぞれ見ていきましょう。

検索ボリュームを調べる

検索ボリュームとは「検索エンジンで何回キーワードが調べられたか」を表す数字です。キーワードの競合性や、上位表示の難易度が分かります。

検索ボリュームの種類は、大きく分けて以下の3種類です。

• ビッグキーワード：10,000～
• ミドルキーワード：1,001～9,999
• スモールキーワード：～1,000

ビッグキーワードは「就職」など、1単語のケースが多いです。競合が多く、大手企業なども含まれている可能性も高いので、上位表示を狙うのは難しいでしょう。

ミドルキーワードは「転職 つらい」など、2単語で構成されている傾向にあります。ビッグキーワードよりは上位表示されやすいですが、数字の幅が広いため、キーワードによります。

初心者は、スモールキーワードを狙うのがおすすめです。ロングテールキーワードとも呼ばれ「就活 やりかた 分からない」など3単語以上で構成されているケースもあります。競合が少なく、ニーズも掴みやすい点がメリットです。

ただし検索ボリューム100以下のキーワードは、選ばないようにしましょう。そもそも検索する人が少ないため、上位表示されてもアクセス数が伸びない可能性があります。

検索意図をまとめる

ボリュームを整理したら、検索意図をまとめます。実はスモールキーワードを100個集めても、100本分の記事が書けるわけではありません。重複しているキーワードも多いため、実際は半分くらいという場合もあります。

例えば以下の3つのキーワードは、検索意図が近いと考えられます。

• 就活 つらい
• 就活 やめたい
• 就活 面接 受からない

「読者は検索をとおして何を知りたいのか」を想像して、近い検索意図をまとめるのがポイントです。

優先順位をつける

検索意図ごとにまとめたら、それぞれのキーワードに優先順位をつけます。優先順位が高いキーワードを使った記事から作成するのがおすすめです。

収益化を目指すのであれば、以下の順位で優先度をつけましょう。

• 読者の悩み解決に役に立つか
• オリジナリティが出せるか
• 商品やサービスの販売につなげられるか

特にサラリーマンや主婦など副業でブログを運営する方は、優先順位をつけて執筆したほうが、効率的に記事を量産できます。

5. 検索結果を調べる

検索結果の調査は、ライバルのキーワードを除外できたり記事が具体的になったりする点がメリットです。検索結果の調べ方は以下の2つがあります。

• 検索結果から競合を分析
• 検索結果からニーズを確認

候補のキーワードを検索画面に入力し、どのような記事が上位なのかを確認しましょう。検索した結果、大手企業などのサイトが多ければ、キーワードを選び直したほうが良いです。

また上位記事を確認して、読者はどのような内容を求めているのかを確認するのも大切です。自分の記事にも落とし込めれば、上位表示される可能性があります。

ブログのキーワード選定におすすめのツール5選

ブログのキーワード選定におすすめのツールは、以下の5つです。

1. Googleキーワードプランナー
2. ラッコキーワード
3. Ubersuggest（ウーバーサジェスト）
4. Ahrefs（エイチレフツ）
5. Googleトレンド

それぞれの特徴を解説するので、自分に合ったツールをぜひ使用してみてください。

1. Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Google広告に出稿するキーワードの選定が行えるツールです。他にも検索ボリュームや競合の強さなどの調査が行なえます。

Googleアカウントを持っていれば、広告を出していなくても検索ボリュームを調べられます。また関連キーワードのリストアップも可能です。キーワード選定だけなら、無料で利用できます。

2. ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、サジェストキーワード・共起語などを調査できるツールです。検索窓に調べたいキーワードを入力するだけで一覧表示されるため、ピックアップや検索意図が確認しやすい点がメリットです。

また上位10位までの記事の見出し（hタグ）の抽出が可能なので、競合調査や読者ニーズの把握にも向いています。

基本的に無料で使用できますが、検索ボリュームを確認したい場合は、プレミアムプラン（月額440円）への加入が必要です。

3. Ubersuggest（ウーバーサジェスト）

Ubersuggest

Ubersuggest（ウーバーサジェスト）は、アメリカのマーケターであるニール・パテルによって開発されたツールですが、日本語でも使用できます。

サジェストキーワードの調査だけでなく、検索ボリュームやSEO難易度の同時チェックも可能です。無料で使用できますが、1日3回までの検索制限があるため注意しましょう。

大量のサジェストキーワードを抽出するなら、有料プラン（月額2,999円〜）がおすすめです。

4. Ahrefs（エイチレフス）

Ahrefs

Ahrefs（エイチレフス）は有料のツールで、スタンダードプランの場合、月額約$199がかかります。Ahrefsを使用すると、以下の情報の確認が可能です。

• 競合の流入キーワード
• 順位
• 集客数
• 被リンク

費用はかかりますが、その分本格的なSEOツールとしての機能を兼ね備えています。

5. Googleトレンド

Googleトレンド

Googleトレンドは、Googleが無料で提供しているツールで、キーワードの検索回数の推移を把握できます。Googleキーワードプランナーと違い、アカウントがなくても使用可能です。

ホーム画面の検索欄にキーワードを入れると、折れ線グラフで検索ボリュームの推移が表示される仕組みです。データはつねにリアルタイムで計測されているため、最新情報を獲得できます。

0からブログを始めた人に向けた完全ロードマップ【再現性を高める作業スケジュール付】

しかまるさんが執筆したBrain「【完全ロードマップ】ブログ初心者から1年間で「月121,712円」稼いだ方法論」では、初心者がブログで目標金額を稼ぐノウハウを、再現性の高いスケジュール付きで公開しています。

「これからブログを始めたい」「すでにブログを書いているけど、稼げていない」という方には、必見の内容です！

▼無料のインタビュー記事はこちら▼

【超初心者向け】ブログの始め方7ステップ！売上月300万円超えのしかまるさんが徹底解説

＞＞【超初心者向け】ブログの始め方7ステップ！売上月300万円超えのしかまるさんが徹底解説