【2025年】YouTubeのハッシュタグは何個までがベスト？メリット・注意点や活用するポイントも解説

YouTube動画の概要欄につけられる「ハッシュタグ」は、チャンネル運営における非常に重要な要素です。

ハッシュタグを適切につけることで、YouTubeからの評価も上がり、チャンネルが伸びやすくなります。

しかし、ハッシュタグの作用はYouTube上では確認がしづらいものになっています。どんな効果をもたらすのか、何個つければベストなのか分かりにくいですよね。

そこでこの記事では、ハッシュタグは何個つければ良いのかを以下の4つの項目で解説します。

• ハッシュタグの基礎知識
• ハッシュタグのベストな個数とつけ方
• ハッシュタグのメリットと注意点
• ハッシュタグの活用ポイント

ぜひ最後まで読んで、自分のチャンネル運用に役立ててください！

【基礎】YouTubeのハッシュタグとは？タグとの違いも解説

まずハッシュタグの基礎知識について、以下の2つの項目から解説します。

ハッシュタグの概要

ハッシュタグは、タイトルや動画概要欄に書き込むタグです。動画のカテゴリーや内容を示すキーワードの前に「#（シャープ）」をつけて付与します。

動画のカテゴリーや内容を明確に示すのが、ハッシュタグの役割です。視聴者はハッシュタグがあれば、自分の見たいカテゴリーの動画にアクセスしやすくなります。

YouTubeアルゴリズム的にも、ハッシュタグは有効です。同じハッシュタグ同士の動画で結びつくため、関連動画で表示されやすくなる傾向にあります。

ハッシュタグはSNS共通の機能としてYouTube以外のSNSとの連携にも活用できるため、使い方をマスターしておくと非常に便利です。

ハッシュタグとタグ（メタタグ）の違い

タグ（メタタグ）とは、動画投稿時にオプションでつけるキーワードを指します。タグを付与すれば、YouTubeのアルゴリズムに動画のカテゴリーや内容を伝えられます。

タグを付与するには、動画情報を入力するときに「タグ」という欄に入力してください。

タグはハッシュタグと違い、なるべく多くのキーワードを羅列するのが良いとされています。

視聴者に見えるハッシュタグと違い、タグはYouTube側にしか見えません。あくまでYouTubeに動画の内容を伝えるための機能と覚えておきましょう。

【結論】ハッシュタグは3～5個つけるのがベスト！その理由は？

結論からいうと、1つの動画につけるハッシュタグは3～5個がベストです。理由としては、以下の3つが挙げられます。

• 動画の内容を表すのに多すぎるハッシュタグは必要ない
• ハッシュタグは概要欄の上に最大3つまでしか表示されない
• ハッシュタグが多すぎるとアルゴリズムから悪い評価を受けやすい

ハッシュタグは最大60個までつけられますが、そこまで多いハッシュタグは必要ありません。関連性の高いハッシュタグを、絞って付与するほうが重要です。

あまり多くのハッシュタグをつけると、YouTubeからスパム判定を受ける可能性もある点に注意しましょう。

【画像つき】新規投稿動画にハッシュタグをつける方法を解説

まずYouTubeにログインし、右上の「＋」から「動画をアップロード」を選択して、投稿する動画をアップロードしましょう。

アップロードが始まったら、動画の詳細を入力する画面に入ります。動画のタイトルや説明欄に「#◯◯◯」という形でハッシュタグを書き込んでください。

ハッシュタグの入力が終わったら、動画詳細をすべて入力し、動画を投稿すれば完了です。

【画像付き】既存動画にハッシュタグをつける方法を解説

既存動画にハッシュタグをつけるには、まずYouTubeStudioに入り「コンテンツ」をクリック。

その後、ハッシュタグをつけたい動画をクリックしてください。

動画の詳細画面に移行したら、説明欄に「#◯◯◯」の形でハッシュタグを書き込みましょう。

ハッシュタグが書き込めたら、右上の「保存」をクリックして完了です。

YouTube動画にハッシュタグをつけるメリット3選

動画にハッシュタグをつけるメリットは、主に以下の3つです。

1. 関連動画に表示されやすくなる

YouTubeが関連動画を表示する際は、以下に挙げるメタデータを参照しているとされています。

• タイトル
• 動画説明文
• タグやハッシュタグ
• 字幕情報

よって、同じハッシュタグをつけた動画同士は、アルゴリズムで結びつきやすくなります。関連動画として認識してもらうためにも、ハッシュタグはかならずつけましょう。

2. SEO対策ができ上位表示されやすくなる

SEOとは「Search Engine Optimizatio（検索エンジン最適化）」という用語を指します。

SEO対策をすることで、Googleなどの検索エンジンでコンテンツを上位表示させ、ユーザーの流入を増やせます。

そしてハッシュタグは、SEO対策にも有効です。ハッシュタグやタイトル、説明文を最適に調整すれば、YouTubeだけでなく、Googleのアルゴリズムからも良い評価を得られます。

すると、YouTube検索結果のみならず、Google検索結果でも結果上位に表示される可能性が高くなります。

少し専門的な話ですが非常に有効なテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。

3. 【上級者向け】オリジナルのハッシュタグでブランディングができる

チャンネル独自のハッシュタグを作れば、チャンネルのブランディングも可能です。

ヒカキンさんの「Hikakin Games」チャンネルにおける、マインクラフトのプレイ動画は好例です。ヒカキンさんは「#ヒカクラ」というオリジナルハッシュタグを使い、シリーズ同士の関連性を高めています。

このようにシリーズやチャンネル同士の動画をハッシュタグで結びつければ、関連シリーズへの視聴者の誘導も容易になります。

ただし、これはある程度動画を投稿した後に出てくるメリットです。最初のうちは、あまり効果は実感できない点に注意してください。

YouTubeでハッシュタグを活用する5つのポイント

ハッシュタグを活用するためには、以下の5つのポイントを押さえましょう。

1. 関連性の高いキーワードを優先する

ハッシュタグ活用のための1番のポイントは、関連性の高いキーワードを優先して配置することです。

概要欄冒頭にハッシュタグを書き込む際、最初に配置した3つは、概要欄を閉じていても優先的に表示されます。

この3つに関連性の高いキーワードを入れると、以下の2つの良い効果があります。

• 視聴者が視覚的に動画のカテゴリーや内容を把握しやすくなる
• YouTubeのアルゴリズムに動画の内容を伝えやすくなる

関連性が高いキーワードの具体例を以下に提示するので、参考にしてください。

• ゲーム実況：#ゲーム #（ゲーム名） #ゲーム実況
• キャンプ系：#キャンプ #ソロキャンプ #アウトドア
• AI関連動画：#AI #ChatGPT #Gemini

関連性の高いキーワードを意識してハッシュタグを選び、より効果的に動画の価値を伝えましょう。

2. 検索数の多いキーワードを使う

検索数が多いキーワードは「ビッグワード」と呼ばれ、以下のような抽象度の高い単語が当てはまります。

• ゲーム
• 音楽
• アニメ
• 商品紹介 など

検索数の多いキーワードをハッシュタグに入れると、視聴者のニーズをつかみやすくなります。

ですが、ビッグワードは動画数も多いので、ビッグワードだけでハッシュタグを構成すると、他の動画に埋もれがちです。

そこで、ハッシュタグを入力する際は、抽象度の高いキーワードから順に入れていきましょう。例えば、節税対策に青色申告を勧める動画であれば、以下のようになります。

#節税 #税金対策 #確定申告 #青色申告

YouTubeの検索ボリュームは、Ahrefsが出している「YouTube Keyword Tool」が便利です。登録なしで無料で使えるので、ぜひ試してみてください。

3. 競合の動画を参考にする

競合の動画が、どのようなハッシュタグをつけているか参考にするのも大事です。再生数が多い競合が使っているハッシュタグをリサーチし、自分の動画にも取れ入れましょう。

注意点として、チャンネル独自のハッシュタグの模倣はやめましょう。あからさまな相乗り行為になり、最悪の場合、スパム判定を受けるかもしれません。

同じハッシュタグをつけて、再生数の多い動画の関連動画として表示されれば儲けものです。視聴者の流入が期待でき、登録者数も増加する可能性があります。

4. トレンドワードを参考にする

トレンドワードとは、その時点で爆発的に検索数が多いキーワードのこと。季節のイベントや時事ニュースなどに関連する単語が当てはまります。

一例を以下に挙げるので、参考にしてください。

• 季節イベント：#正月 #クリスマス #夏休み
• 芸能ニュース：#（芸能人の名前） #（人気の歌手）
• スポーツイベント：#ワールドカップ #パリ五輪

トレンドワードはある時点に限って検索数が非常に多いため、再生回数が稼ぎやすくなります。長期的に再生数を稼ぐのは困難ですが、一時的なチャンネル集客の助けになることでしょう。

5. チャンネル独自のハッシュタグを作る

チャンネル独自のハッシュタグを設定すると、視聴者に自分の他の動画を訴求しやすくなります。

チャンネル独自のハッシュタグは、必然的に自身のチャンネルと関連性が高いワードです。そのため、YouTubeのアルゴリズムから良い評価を受けやすくなります。

また独自のハッシュタグの検索結果には、自分の動画のみが表示されるのも良い点です。ハッシュタグ経由で、他の動画を見てもらえる確率が高まります。

ただし独自のハッシュタグは、チャンネルの知名度が低いとあまり意味がありません。チャンネルがある程度の知名度をもったところで、取り入れるのがおすすめです。

YouTube動画にハッシュタグをつける際の注意点3選

ハッシュタグをつける際に、気をつけたい点は以下の3つです。

1. 必要以上にハッシュタグをつけない

ハッシュタグは最大60個まで自由につけられますが、適切なハッシュタグの数は3～5個です。特段の事情がない限り、6個以上つけるのは控えましょう。

あまりにハッシュタグが多くついていると、視聴者がパッと身で動画の内容を判断できなくなります。加えて、YouTubeアルゴリズムがスパム動画と誤解し、悪い評価を下す可能性もあります。

そもそも、動画の内容を説明するためであれば、ハッシュタグは3～5個で十分です。それ以上つけても意味はほぼないので、濫用は避けましょう。

2. 動画に関係ないハッシュタグをつけない

動画への関係性が低いハッシュタグは、つけないほうが無難です。

動画に関係ないハッシュタグをつけると、興味のない視聴者の検索結果に動画が浮上する可能性があります。すると、視聴者から嫌悪感をもたれ、低評価につながりやすくなります。

YouTube公式からも、関係性が低いハッシュタグの使用はポリシーで禁じられているため注意してください。

誤解を招くコンテンツ: 動画またはプレイリストと直接関係のないハッシュタグを追加しないでください。誤解を招くようなハッシュタグや無関係なハッシュタグは、動画やプレイリストが削除される原因となります。詳しくは、誤解を招くメタデータに関するポリシーをご覧ください。

引用：YouTubeヘルプ

あまりに悪質なハッシュタグの濫用は、規約違反によるチャンネルの凍結を招く恐れがあります。

3. 2単語以上のキーワードは間にスペースを入れない

2単語以上のキーワードの場合、間にスペースを入れてはいけません。スペースで区切ると、前半部分のみがハッシュタグとして認識されてしまいます。

例えば「カメラ 初心者」を1つのハッシュタグにしたいときは「#カメラ初心者」と入力してください。「#カメラ 初心者」とすると、前半の「#カメラ」の部分のみがハッシュタグになってしまいます。

ハッシュタグを正しく機能させるために、スペースの有無には十分気をつけましょう。

【完全外注】1日1時間の稼働時間で最高月収1,000万円を達成したYouTube運営法を紹介

ハッシュタグは、動画と動画を結びつける大切なツールです。複数の動画を関連動画として認識させることで、再生数の向上が狙えます。

自分のチャンネルにある程度の動画がストックされれば、ハッシュタグの有用性は高くなります。

ですが、動画制作は、多大な時間と労力を必要とするものです。すべてを1人で賄うとなると、動画説明文やメタタグまで気が回らないかもしれません⋯。

そこで、必要になってくるのが動画制作や編集の「外注化」です。外注化をマスターすれば、複数アカウントを1人で回すことも可能となります。

運営する複数アカウントをハッシュタグでつなげば、さらなる再生数の飛躍が狙えそうですよね⋯！

そこでおすすめしたいのが、けいごさんのBrain「【実働1時間で毎月500万稼ぐ組織を作る】非属人YouTube運用外注化マスター講座」です。

当Brainでは、効率よくYouTubeチャンネルを運営するための外注化ノウハウを細かく解説しています。

さらに組織管理シートやディレクター教育シートなどの特典も充実。本格的なYouTube運用を始めたい人には、必携のツールといえるでしょう。

もし外注化について興味があれば、ぜひ以下のインタビュー記事から詳細を確認してみてくださいね。

2024年5月25日 【実働1時間】フル外注で非属人YouTubeチャンネルを運営する手順7ステップ！売上を伸ばすコツを累計2億円稼いだプロが伝授