「正社員からフリーランスになる場合ってどうすればいいの？」
「正社員からフリーランスに転職すると、どんなメリット・デメリットがあるの？」
正社員からフリーランスになろうと考えている人は、このように考えているのではないでしょうか。
正社員からフリーランスになる際の手続きは簡単なので、正しいやり方を知っていれば問題ありません。
今回の記事では正社員からフリーランスになる際の手続きや、フリーランスになるメリット・デメリットについて詳しく解説します。
高収入になる方法も解説しているので、これからフリーランスになろうと考えている人はぜひご確認ください。
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目次
【3ステップで解説】転職してフリーランスになる方法
転職してフリーランスになる場合、以下の手順で進めましょう。
- 事業計画を立てる
- 開業届を出す
- 青色申告承認申請書を提出する
それぞれの手順について、順番に解説します。
1. 事業計画を立てる
まずはフリーランスとして、事業計画を立てましょう。
事業計画を立てる場合は、以下のフレームワークを使うとスムーズです。
| Why(なぜやるか) | ・なぜその事業（仕事）に取り組むのか ・将来的に目指すビジョンを決める |
| What(何を売るか) | ・どんな仕事をするのか ・もしくはどんな商品を販売するのか決める |
| Where/Whom(誰に売るか) | ・どんな業界で活動するのか ・顧客はどの層を意識しているのか |
| How to (どのように売るか) | ・どのように営業するのか ・クラウドソーシングサイト、直営業など具体的な方法を決める |
| When(いつ行うか) | ・新規業務の開始、外注化など細かいスケジュールを立てる ・目標達成までの期限なども決める |
| Who(誰が) | ・請け負った案件を誰が行うのか決める ・将来的には外注なども見据えるのか考える |
| How Much(いくらで) | ・売上目標を達成するための単価設定を行う ・取引条件の設定も重要となる |
事業計画を決めておくと年間目標、やるべきことなども見えてくるので、フリーランスになる前に設定しておきましょう。
2. 開業届を出す
フリーランスになる場合、確定申告をする必要が出てきます。
自分の情報を登録するために、自分の地域を担当する税務署に開業届を出しましょう。
開業届のフォーマットは、国税庁の公式ホームページからダウンロードできます。
項目する内容も少ないので、フリーランスになって1か月以内に提出するように心がけましょう。
3. 青色申告承認申請書を提出する
青色申告ができるようになると、年間65万円の節税につながります。
ただし、青色申告を行うためには、自分の地域を担当する税務署に青色申告承認申請書を提出する必要があります。
開業届と同じく、青色確定申告承認申請書は国税庁の公式ホームページからダウンロードが可能です。
開業届と同じタイミングで出しておくと良いでしょう。
転職してフリーランスになる4つのメリット
転職してフリーランスになるメリットとして、主に以下の4つがあります。
- 自分の好きな時間で働ける
- 人間関係に悩まなくなる
- 収入アップするスピードが早くなる
- 自分の好きな仕事をやれる
これからフリーランスになる場合、必ずチェックしておきましょう。
1. 自分の好きな時間で働ける
転職してフリーランスになると、決まった時間に起きる必要がなくなります。
昼に起きて仕事を始めても仕事のクオリティが高く、納期に間に合えさえすれば文句を言われません。
会社員だと朝早くから夜遅くまで働く必要がありますが、フリーランスは好きな時間帯で働けます。
「時間に縛られたくない」「子供の面倒を見ながら仕事したい」という人にとって、とくに大きなメリットです。
2. 人間関係に悩まなくなる
フリーランスはさまざまな案件をかけもちしながら働くことがほとんどです。
1つの企業案件で働くということはまれなので、人間関係に縛られることはありません。
会社で働いていて、今までさんざん人間関係に悩まされてきた人にとって大きなメリットです。
条件にもよりますが自分にあわない案件があれば、契約解除や辞退もできるので気兼ねなく働けるでしょう。
3. 収入アップするスピードが早くなる
スキルや実績のあるフリーランスは、多くの企業や発注者から高い需要があります。
高単価の案件も狙いやすくなるため、会社員よりも収入アップするスピードが早いのが強みです。
また、労働集約型ではなく組織化をすることで、自分が手を動かさなくても仕事が回る仕組みを作れます。
上手く仕組化をすれば月収100万円も難しくないので、積極的に狙っていきましょう。
4. 自分の好きな仕事をやれる
フリーランスはフリーライター、動画編集など好きな仕事を中心的に進められます。
会社員のように雑務をふられるケースも少ないので、自分の仕事に集中することが可能です。
自分の好きな仕事を続けられると、モチベーションの向上にもつながります。
現在の仕事にモチベーションを感じられていないのであれば、フリーランスで働き始めてみると良いでしょう。
転職してフリーランスになる3つのデメリット
転職してフリーランスになる場合、以下のようなデメリットもあります。
- 福利厚生がなくなる
- 収入の保証がなくなる
- 休みが不規則になる
メリットだけではなく、デメリットもあわせてチェックして理解度を高めましょう。
1. 福利厚生がなくなる
フリーランスは会社員と違って、福利厚生がなく不便さを感じる場面があります。
例えば、以下の例が挙げられるでしょう。
- 雇用保険
- 有給休暇
- 健康保険
- 住宅手当
- 社員食堂
- レジャー施設の割引
とくに有給休暇がない点は、大きな痛手です。
会社員よりも休めなくなるので疲れを感じやすくなったり、友人や家族と予定をあわせづらくなったりします。
待遇に関しては会社員の方が優れているので、その点も念頭に置いてフリーランスになるか決めましょう。
2. 収入の保証がなくなる
会社員はパフォーマンスに関係なく、固定給をもらえます。
一方で、会社員は月の受注量で月収が決まるので注意が必要です。
例えば、4月は50万円稼げても、次の月は受注量が下がって20万円に落ち込むといったケースも珍しくありません。
また、会社員のように残業代、インセンティブもない点に注意しましょう。
とくにフリーランスになりたての場合は、会社員よりも月収が下がりやすくなる傾向があります。
3. 休みが不規則になる
会社員のほとんどはシフト、土日休みで休むことが可能です。
一方でフリーランスには決まった休みがないので、自分で設定する必要があります。
多くの受注をしてしまうと、労働量が増えるので休めなくなるケースも珍しくありません。
また、フリーランスには有給休暇がない分、会社員よりも休みが減りやすいので注意しましょう。
転職してフリーランスになる際におすすめの仕事5選
転職してフリーランスになる際におすすめの仕事として、以下の5つをピックアップしました。
- Webライター
- デザイナー
- 動画編集者
- Lステップ代行
- プログラマー
初心者でも始めやすい仕事ばかりなので、1つずつ詳細をチェックしましょう。
1. Webライター
Webライターは、Web記事や企業のコラムなどを中心に執筆するライター。
特別なスキルがなくても始めやすい仕事なので、フリーランスとして独立する際におすすめです。
とくに国語や現代文に対して苦手意識がなかったという人は、問題なく始められるでしょう。
また、Webライターで文章力を鍛えると、将来的にビジネスを始める際の基礎的な能力が備わります。
スキル0の状態からフリーランスを始めるのであれば、Webライターから挑戦してみましょう。
フリーライターの始め方は「【簡単】フリーランスライターのなり方を5ステップで解説！より早く収入をアップさせる方法も紹介」でも解説しています。フリーライターを目指す人にとって、必見の内容です。
【簡単】フリーランスライターのなり方を5ステップで解説！より早く収入をアップさせる方法も紹介
2. デザイナー
企業のホームページ、LP、広告などで使われるクリエイティブを作成するのがデザイナーの主な仕事です。
最近ではYouTubeのサムネイルやバナー、SNSのクリエイティブ制作なども需要が高まっています。
常に需要がある仕事なので、一度しっかりとスキルを身につけておくと安心です。
また、デザインの知識があると、ライターや動画編集を始める際にも有利に進められます。
デザインはすべての仕事の基本となるので、まずはデザイナーとして独立するのも手段の1つとしておすすめです。
3. 動画編集者
動画編集者は、YouTubeや企業のPR動画などを制作する仕事です。
基本的にはPremiere Proというソフトを使って、動画を編集します。
近年では教材の量も増えている傾向にあり、未経験からでも問題なく始めることが可能です。
また、動画の需要は近年伸びており、YouTubeに参入する企業も増えているので高い将来性があります。
今後AIにとって代わられにくい市場でもあるので、これからフリーランスを始める際の仕事の1つとして覚えておきましょう。
動画編集をこれから始めたい人は「【未経験OK】フリーランス動画編集者の始め方を5ステップで解説！気になる月収や案件の獲得方法も紹介」で詳しく解説しています。
動画編集者を始める際に重要なポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
【未経験OK】フリーランス動画編集者の始め方を5ステップで解説！気になる月収や案件の獲得方法も紹介
4. Lステップ代行
Lステップ代行は、インフルエンサーや企業のLINE配信を代行する仕事です。
近年ではLINEで顧客を教育する手法が主流となりつつあり、Lステップ代行の需要が伸びています。
Lステップ代行の知識を身につけて仕事をこなしていると、マーケティングの知識も身につけることが可能です。
また、Lステップ代行からライティング、デザインの仕事にもつながりやすいので、単価を上げやすいのも強みといえます。
マーケティングの知識が身につくとより単価アップも目指しやすくなるので、フリーランスの仕事の1つとしておすすめです。
Lステップ代行の始め方は「Lステップの習得におすすめな教材やスクール6選！5つの比較ポイントを徹底解説」でも紹介しています。独学に不安を感じている場合は、ぜひチェックしてみてください。
Lステップの習得におすすめな教材やスクール6選！5つの比較ポイントを徹底解説
5. プログラマー
プログラマーは、スキルがあれば月収50～100万円も難しくありません。
古くからある職業なので教材も多く、未経験からでも挑戦が可能です。
ただし、ほかの仕事と比べると参入障壁が高い傾向にあります。
需要が途絶えない仕事の1つですが、難易度が高いので未経験から始める場合は十分に学習時間を担保しておきましょう。
転職してフリーランスになってさらに稼ぐ方法
転職してフリーランスになってさらに稼ぐ場合、以下の考え方を持っておきましょう。
- 独学に走らずに学ぶ
- 労働集約型から脱して組織を作る
- コンテンツビジネスを始める
将来的に大きく稼ぎを伸ばしたい人にとって、必見の内容です。
1. 独学に走らずに学ぶ
知識・スキル0の状態からフリーランスになると、どのように学んでいけばいいのかわからなくなります。
独学で進めると挫折するリスクが上がるので、プロからノウハウを学んでおくと安心です。
「フリーランスが売上を拡大できない5つの要因とは！月商を1桁アップさせる改善策を事業コンサルタントが伝授」という記事では、全国100店舗を展開するサロンでマーケティング統括をしているコンサルタントのノウハウが学べます。
これから本格的にフリーランスになりたいと考えている人は、プロから学んでスタートダッシュをしましょう。
2. 労働集約型から脱して組織を作る
ライターや動画編集者として働き続けていると、いつか収入の限界が来ます。
自分で手を動かし続けていることから、どうしても作業量に限界が来るためです。
より収入をアップさせたいのであれば組織化して、自分の手を動かさなくても仕事が回る仕組みを作る必要があります。
暇になった時間で案件を取り、組織を拡大していけば月収100～200万円も難しくありません。
労働集約型から早期に脱して、組織を作れるように意識しながら行動していきましょう。
3. コンテンツビジネスを始める
フリーランサーとして受託事業のみに取り組むのも1つの道ですが、並行してコンテンツビジネスを始めるとさらに収入がアップします。
自動で商品が売れる仕組みを構築すれば、コストをかけずとも売上が立つビジネスモデルを手に入れることが可能です。
受託事業とコンテンツビジネスを並行できれば、青天井で収入を拡大できます。
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