「Xにマナーってあるの?」
「知らないうちに失礼なことをしてないかな」
「余計なトラブルは避けたい」
このように考えていませんか?
Xは、誰でも気軽に情報発信をできるSNSです。しかし、幅広い層のユーザーがいるので、マナーに関する考え方もさまざまです。
使い方を誤ると、予期せぬトラブルに発展する危険性もあります。
そこでこの記事では、公式ヘルプページの見解を交えながら、Xのマナーについて詳しく解説していきます!
最後まで読めば、めんどうなトラブルを回避して、安心してXを楽しめるようになる内容です。X初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
初心者が理解すべきX(Twitter)の特徴
初心者が理解すべきXの特徴は、以下の3つです。
- 全世界に公開される
- 拡散力が強い
- トレンドの影響が強い
それぞれどのような特徴があるか、見ていきましょう。
1. 全世界に公開される
Xは、投稿が全世界のユーザーに公開されることが基本です。投稿が非公開設定でない限り、他のユーザーが閲覧、シェアしやすく、簡単に広がります。
情報が瞬時に多くの人に伝わるため、特定の個人情報や場所を不用意に投稿すると、想定外のトラブルを引き起こす可能性が高まります。初心者は、発信する内容に慎重になり、無用なリスクを避けるように心がけましょう。
2. 拡散力が強い
たった1つの投稿が数百、数千の「リポスト(リツイート)」によって広がり、短時間で多くの人に届きます。良い内容なら宣伝効果がありますが、問題のある投稿だと批判も拡散され、炎上に発展しやすくなるので注意が必要です。
不適切な表現や主張が、意図しない反響を呼ぶことがあるため、投稿前に内容を見直す習慣をつけると良いでしょう。高い拡散力が時にデメリットになることもあるので、慎重に越したことはありません。
3. トレンドの影響が強い
Xでは、最新のニュースや話題に関連する投稿は優先的に表示され、多くの人の目に留まります。より露出を高めるという意味でも、トレンドに合わせて内容を工夫すると効果的です。
しかし、無理に流行を追いかけたり、自身の価値観にそぐわない内容を発信すると、信頼性を損なう場合もあります。トレンドにうまく乗るためには、自分のスタンスを守ることも大切です。
【絶対に守るべき】X(Twitter)のマナー5選
Xでは、絶対に守るべきマナーが5つあります。
- 攻撃的な行為をしない
- 著作権を侵害しない
- 他人の個人情報を載せない
- スパムと見なされる行為をしない
- デマを拡散しない
順番に詳しく見ていきましょう。
1.攻撃的な行為をしない
Xは、誰もが意見や考えを自由に発信できる場所です。しかし、他のユーザーが恐怖に怯えるような行為は認められていません。
ヘルプセンターによると、以下のような攻撃的な行為は禁止されています。
- 身体的な脅迫
- 誹謗中傷
- 不適切な性的誘いかけ
- 多数の死傷者が発生した事件の否定 など
違反をすると、運営側からツイートの削除やアカウントの凍結といったペナルティを受けます。また、ひどい場合だと刑事事件に発展したケースも少なくありません。
匿名でも利用できるとはいえ、発信内容に責任を持ち、危険行為をしないのは最低限守るべきマナーです。
2.著作権を侵害しない
著作権の侵害をしないように気をつけてください。Xは写真や動画を簡単に投稿できるので、気づかないうちに著作権を侵害しているケースも珍しくありません。
たとえば、タイムラインに流れてきた画像を保存やスクショをして、自分のツイートとして投稿するのは著作権違反に該当します。
意図的ではなかったとしても罪に問われますし、Xは膨大な数のユーザーが利用しているので誰かに見つかります。
Xを健全に使用するためにも、一度「著作権に関するポリシー」に目を通してみてください。
3.他人の個人情報を載せない
Xでは、他ユーザーの個人情報を、明確な同意や許可なく公開・投稿することを禁止しています。晒し行為はプライバシー侵害にあたり、Xルールの違反と見なされます。
- 氏名
- 住所や所在地
- 電話番号
- 口座番号やクレジットカード情報
などの個人情報を載せたツイートは削除され、アカウントは凍結されるようです。
余計なトラブルを引き起こさないためにも、Xの「個人情報および私的なメディアに関するポリシー」を確認しておくことを推奨します。
4.スパムと見なされる行為をしない
スパムとは、無差別かつ大量にばらまかれる投稿やメッセージのことです。Xでは、他ユーザーの体験を操作または侵害する行為として禁止されています。
- アカウントの大量登録
- 複数のアカウントで同一の内容をツイートする
- フォロワーやエンゲージメントの購入や販売
- 一方的にDMを大量に送る
- ハッシュタグの乱用
などの行為をすると、スパムと認識されてしまう可能性が高いです。安全にアカウントを運用するためにも、節度のある使い方を心がけてください。
5.デマを拡散しない
近年ではSNS、なかでもXによるデマの拡散が問題視されています。リツイート機能の拡散性の高さや、誤った情報を信じた人が真偽を確認しないまま悪意なく発信してしまうのが原因とされています。
特に災害時など、社会情勢が不安定な状況下ではデマが拡散されやすい傾向です。Xではリンク元を開かずにリツートをすると警告が出るなどの仕様変更はされていますが、効果が十分とはいえません。
「有名人が言っているから」「みんながリツイートしているから」などの理由で、確認せずに誤った情報を拡散しないように注意してください。
【フォローに関して】X(Twitter)のマナー5選
こちらでは、フォローに関してのマナーを5つ紹介していきます。
- 誰でも自由にフォローしてOK
- リスト追加も問題なし
- フォローバックは必須ではない
- フォローバックされなかったら外してもいいが悪印象を与える
- いきなりのDMは要注意
トラブルを回避するためにも、ぜひチェックしてみてください。
1.誰でも自由にフォローしてOK
Xでは、誰でも自由にフォローしてOKです。Facebookのような承認制ではありません。
ただし、ツイートを非公開にしているアカウントの場合は、相手の承認がないとフォローできません。ユーザー名の横に鍵のマークがあると、非公開にしているアカウントです。
また、ツイートを公開しているにも関わらず、何のアクションもなくフォローされるのを嫌がる人も少なからず存在しています。
無言フォローを嫌う人は、プロフィールに記載している場合がほとんどです。念のため、フォローをする前にプロフィールを確認しておくと安心です。
2.リスト追加も問題なし
Xのリストとは、興味関心のあるテーマごとにアカウントをグループ化して管理できる機能です。リストは自分で作成したり、他ユーザーが作ったものをフォローしたりできます。
リストへの追加も、自由におこなって問題ありません。しかし、リストを公開していると相手に「○○さんがあなたをリスト『▲▲』に追加しました」と通知されます。
相手に通知がいくのが気になる場合は、リストを非公開にしておくのがおすすめです。
3.フォローバックは必須ではない
フォローされた相手を自分もフォローする行為を「フォローバック」と呼びます。しかし、誰かにフォローされたからといって、フォローを返さなければならないルールはありません。
なかには相互フォローの関係になっているかを気にする人もいますが、基本的に自分がフォローしたい人だけをフォローする使い方でOKです。
「この人はフォローバックしたほうがいいのかな?」と都度悩むのは大変なので、どういう人をフォローするかの基準を事前に作っておくとストレスなくXを使えます。
4.フォローバックされなかったら外してもいいが悪印象を与える
Xユーザーのなかには、フォロワーを増やすためにまず自分がフォローし、フォローバックされなかったら解除するという人も一定数存在します。
フォロー返しを目的にフォローする、もし返してくれなかったら外す、どちらも規約違反ではありません。しかし、フォローを外された相手は嫌な気持ちになるでしょう。
フォローバックされないからといってフォローを外すのは、ルール違反ではありませんがマナー違反となる行為です。
5.いきなりのDMは要注意
Xでは、相手が許可していれば誰にでもDMを送れます。しかし、まったく交流がない相手にDMをいきなり送ると、嫌がられる可能性があります。
できればリプライなどで交流し、ある程度親しくなってからDMを送るほうが無難です。
どうしてもDMを送りたい場合は丁寧な文章を心がけ、送る時間も配慮するなど、失礼のないようにマナーをきちんと守るようにしてください。
【ツイートに関して】X(Twitter)のマナー5選
ツイートに関するマナーは、主に5つあります。
- 相手の許可なく写真を投稿しない
- 知らない人はタグ付けしないほうが無難
- 巻き込みリプをしない
- ネガティブな空リプをしない
- ネタバレに気をつける
見落としがちなミスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.相手の許可なく写真を投稿しない
Xでは、許可をとっていない相手が写った写真を投稿しないようにしてください。
ユーザーのなかには、顔出しをNGにしている人も多いです。無許可で写真を投稿するのはプライバシー侵害に該当し、トラブルの原因になります。
特にイベントでの集合写真など、たくさんの人が写った写真には要注意です。許可を確認できていない人が写っている場合は、スタンプで隠すなどの対策をしてください。
2.知らない人はタグ付けしないほうが無難
Xのタグ付けは、ツイートに写真を載せる際に使う機能です。写真に写っているアカウント名をツイート内に表示でき、プロフィール画面まで誘導できます。
すでに交流がある相手であったり、事前にタグ付けする許可をもらっていれば問題ありません。しかし、相手が知らないうちにタグ付けをして写真を投稿するのは、よく思わない人も多いです。
写真を投稿する際は、顔出しとあわせてタグ付けをしていいかも相手に確認しておくと安心です。
3.巻き込みリプをしない
巻き込みリプとは、自分が直接的に会話していない相手にリプライしてしまうことです。
たとえば、AさんのツイートにBさんがリプライをしたとします。あなたがBさんにリプライをした際、Aさんは巻き込みリプをされたことになります。
デフォルトの設定では、リプライがされる度に通知が送られてくるため、うるさいと迷惑に感じる人たちも少なくありません。
巻き込みリプを防止するために、リプライをする前に第三者のユーザー名が含まれていないかを確認してください。
4.ネガティブな空リプをしない
空リプとは、特定の相手に対する発言をリプライ機能を使って直接伝えずに、タイムラインに公開する形で発言することを指します。
バレないと思っていても、相手に気づかれるケースは多いです。たった一言のツイートが、人間関係のトラブルに発展することも珍しくありません。
自分の悪口や否定的な意見をこっそり述べられるのは、誰でも嫌な気分になるものです。空リプは陰湿な行為ともいえるので、しないのがマナーです。
5.ネタバレに気をつける
Xでは、ネタバレに注意するのもマナーの1つです。Xに限らずSNSではリアルタイムな話題や情報がどんどん流れてきますが、ネタバレされるのを極端に嫌うユーザーも存在します。
特に気をつけたいのが、話題の映画が公開された直後やサッカーなどのスポーツイベントの終了時です。何気なくツイートしたものがネタバレになってしまい、閲覧したユーザーの反感を買うケースは珍しくありません。
投稿の最初に【ネタバレ注意】と書いて注意喚起するなど、多方面に配慮して発言するとトラブルを回避しやすくなります。
X(Twitter)でよく見るマナー用語5選
こちらでは、Xでよく見るマナー用語を5つ紹介します。
- 「FF外から失礼します」
- 「無言フォロー」
- 「パクツイ」
- 「炎上」
- 「晒し」
それぞれの意味や使い方を、詳しく見ていきましょう。
1.「FF外から失礼します」
「FF」は、フォロー・フォロワーの関係を指します。「FF外」はお互いフォローし合っていないという意味になり、初めてリプライをするときなどに使う表現です。
Xでは発信内容が広く公開されるので、知らない人とコミュニケーションをとる機会も多くなります。「FF外から失礼します」を使わなかったとしても、特に失礼に当たることはありません。
しかし、なかには突然リプライなどが来るのを不快に思う人もいるので、マナーの1つとして知っておいて損はない用語です。
2.「無言フォロー」
無言フォローは、相手にあいさつをせずにフォローすることです。
そもそもXでは、フォローするときにあいさつをする必要はありません。しかし、Xには多くの利用者がいるため、マナー違反に感じる行為も人それぞれです。
なかには「無言フォローは失礼だ」と考えるユーザーもいます。もしプロフィールに「無言フォローNG」などと書かれている場合は、一言声をかけてからフォローしたほうが無難です。
3.「パクツイ」
パクツイは「パクリツイート」のことです。他人のツイートを盗用して、あたかも自分のオリジナル投稿のように見せかける行為を指します。
なかでも多いのが、バズった投稿のパクツイです。注目を集める可能性がありますが、著作権違反に該当しますし、ユーザーからの反感も買います。
トラブルの原因になるので、パクツイはしないように徹底してください。共感したり情報を広めたいと思ったりしたら、リツイート機能を活用しましょう。
4. 「炎上」
Xにおける「炎上」とは、投稿内容が原因で多くの批判や非難が集まり、予期しない形で話題が広がる現象を指します。たとえば、差別的な発言や誤解を招くような内容が投稿されると、多数のユーザーが批判のコメントやリポストを行い、その投稿が一気に拡散します。
炎上すると、多方面から攻撃されるだけでなく、フォロワーが減少するなどの影響もあります。対策として、投稿前に内容を慎重に確認し、特定の立場や人を誹謗中傷しないことがおすすめです。
5. 「晒し」
Xでの「晒し」は、他人の情報や投稿を本人の許可なく公開し、意図的に多くの人に見せる行為を指します。晒しには、特定のユーザーのアカウントやプライベートな情報を無断で共有する場合も含まれ、対象者にとって大きなストレスや不利益を生む行為です。
個人的なやり取りや写真が他のユーザーに共有されると、プライバシーが侵害され、場合によっては法的な問題に発展することもあります。晒し行為はマナー違反であり、トラブル回避のためにも行わないようにするべきです。
関連記事「【完全保存版】Twitterのフォロワーを増やす5つの手順!伸びない理由や効果的な施策を解説」も併せて参考にして、安全な形でフォロワーを増やしましょう。
【完全保存版】Twitterのフォロワーを増やす5つの手順!伸びない理由や効果的な施策を解説X(Twitter)を本格的に取り組むならプロから教わるのが近道
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