Brainメディア運営部です!
今回は弊社代表の迫佑樹とInstagramフォロワー6万人のあおさんによる過去の対談内容をもとに記事を執筆しました。
簡単にお二人の紹介をさせていただきます。


Brainメディア運営部です!
「フリーランスで仕事をしているのに、なかなか単価が上がらない……」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実際、多くのフリーランスが〝単価1円〟や〝低単価案件〟から抜け出せずに悩んでいます。
私たちが驚いたのは、ライター1文字0.5円だった方が、たった1年で〝2.5円〟に単価をアップさせた実例です。
単価5倍は、単純に収入が5倍になることを意味します。
では、なぜそれほど単価を上げられる人と、ずっと安いままの人がいるのでしょうか?
結論から言えば、「発注者の本音」と「単価を上げる正しい行動」を理解しているかどうか。
単価が上がる人は、仕事が丁寧だからでも、スキルが高いからでもありません。
「辞められたら困る存在」になることで、自然と単価が上がっていくのです。
本記事では、フリーランス支援の専門家である〝あおさん〟の知見をもとに、単価アップの具体戦略を解説していきます。
・発注者が単価を上げたくなる理由
・収入を最大化する4つの行動習慣
・単価が上がらない人の共通点とその解決策
これらを、実例を交えながら分かりやすくお伝えしていきます。
「単価1円から抜け出せない…」と悩んでいる方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
なぜ〝単価が上がらない〟のか?|多くのフリーランスが知らない3つの原因
フリーランスとして働くなら、〝単価を上げる〟ことは収入アップの最短ルートです。
なぜなら、単価が1.5倍になるだけで、同じ作業量でも収入は1.5倍に増えるからです。
にもかかわらず、多くの人は「単価アップ」より「仕事量を増やす」ことに目を向けてしまいます。
また「スキルを磨けば自然と単価は上がるはず」と信じてしまう人も少なくありません。
ですが実際は、努力しても単価が上がらないフリーランスが大多数です。
それはなぜか?
原因は、「発注者の本音」と「選ばれる構造」に気付けていないから。
単価を上げたければ、まず「なぜ上がらないのか?」という問題の正体を知ることが先です。
この章では、単価が上がらない3つの根本原因を解説していきます。
現状の働き方で収入が伸び悩んでいる方は、必ずチェックしてみてください。
単価を上げるより〝仕事量〟で増やそうとしていないか?
単価が上がらないフリーランスの多くは、〝仕事量を増やす〟ことで収入アップを目指しています。
「1案件5万円なら、月に10件受ければ50万円稼げる」
このように考えてしまうのは、ごく自然なことです。
しかし、仕事量に頼った働き方では、次第に限界が訪れます。
時間と体力には限りがあるからです。
1日24時間という制約の中で、「量」だけで稼ぐ働き方は、いつか壁にぶつかります。
さらに、低単価の案件ばかりを受けていると、「安い人」というイメージが定着してしまい、新規クライアントからも安く見積もられるようになります。
つまり、働いても働いても収入が増えにくい「安さのスパイラル」に陥ってしまうのです。
本来は、同じ時間でより高い対価を得られるように〝単価〟を上げていくことが重要です。
単価を上げれば、案件数を増やさなくても収入は伸ばせるからです。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 仕事量に頼る働き方は〝時間の限界〟で頭打ちになる
- 低単価案件ばかり受けると〝安い人〟と認識されてしまう
- 単価アップは〝労働量を増やさず収入を増やせる唯一の手段〟
「頑張っているのに伸びない…」という方は、単価アップへの意識転換が必要です。
「スキルさえ磨けば単価が上がる」は誤解
「もっとスキルを磨けば、単価は自然に上がるはず」
そう信じているフリーランスは多いですが、これは大きな誤解です。
なぜなら、〝発注者〟はあなたのスキルの細かさまで判断できないからです。
たとえば動画編集で言えば、カットやエフェクトの精度が上がっても、クライアントはそれを詳しく評価できません。
彼らが見るのは、「成果が出ているか」「辞められたら困るか」というシンプルな事実だけです。
さらに、発注者は「今の価格で依頼できるなら、それでいい」と考えるのが普通です。
相手から「この人はスキルが高いから、単価を上げてあげよう」と言ってもらえることは、ほぼありません。
スキルアップ自体は素晴らしいことですが、「スキルを磨く=単価が上がる」とは限らない。
この事実を知らないと、努力しても単価が上がらないまま疲弊してしまいます。
SNS運用で同じミスを繰り返さないためにも、次の内容を頭に入れておいてください。
- スキルを磨いても〝発注者は気付かない〟場合が多い
- 単価アップは〝スキルの高さ〟ではなく〝価値の伝え方〟で決まる
- 単価を上げたいなら、〝スキル以外〟の要素にも目を向けるべき
「頑張っているのに報われない」という人ほど、この誤解を解いておくことが重要です。
「選ばれる側」のままでは単価は絶対に上がらない
もう1つの大きな原因が、「選ばれる側」であることに気付いていない点です。
今のあなたは、「仕事をください」と営業し、選んでもらう立場ではないでしょうか?
この状態にいる限り、単価は上がりません。
なぜなら、仕事を選ぶのは〝発注者〟だからです。
発注者にとっては「価格で比較して選ぶ」ことが普通の判断軸です。
あなたがどれだけ努力しても、他に安い人がいれば、そちらに依頼が流れてしまう。
これが「選ばれる側」のリスクです。
一方で、「選ぶ側」になることができれば、状況は一変します。
発信力や影響力があれば、仕事は向こうから集まります。
その時、あなたは「どの仕事を、どの価格で受けるか」を自分で決められるようになる。
つまり、「選ばれる側」から抜け出すことが、単価アップの本質なのです。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- 営業して仕事を取っている間は〝選ばれる側〟である
- 選ばれる側では〝価格比較〟され続ける
- 発信力などで〝選ぶ側〟に立つと単価は一気に跳ね上がる
「なぜ単価が安いのか?」の答えは、あなたの立ち位置に隠れているのです。

仕事を選ぶ側になれた人だけが、単価を自分で決められるようになるんですよ!
発注者はなぜ単価を上げるのか?|クライアント心理から考える〝単価アップの本質〟
単価を上げたいなら、〝クライアントの心理〟を理解することが最優先です。
なぜなら、単価を決めるのは、あなた自身ではなく〝発注者〟だからです。
どれだけ実力をつけても、発注者が「この単価のままでいい」と思えば、あなたの単価は一生変わりません。
では、クライアントはどんな時に単価を上げるのでしょうか?
その答えはシンプルです。
「辞められたら困る」と感じた瞬間、単価は上がります。
「他社に奪われたくない」と焦った時も、単価を上げる理由が生まれます。
つまり、単価アップの本質は〝替えのきかない存在になること〟なのです。
この章では、発注者の本音に焦点を当てながら、単価アップの仕組みを具体的に解説していきます。
「辞められたら困る人」になることが最優先
単価を上げたいなら、まず目指すべきは〝辞められたら困る存在〟になることです。
発注者にとって単価アップは、好意でも恩義でもありません。
あくまで〝辞められたら自分が困るから〟という理由で、単価を上げるのです。
たとえば、あなたがもし発注者側だったとします。
1人のパートナーが、自分が望むクオリティを常に満たし、指示しなくても先回りして動いてくれたら…。
「この人に辞められると本当に困る」と自然に感じるはずです。
この「辞められたら困る状態」を作れた人は、単価交渉すら必要ありません。
発注者の方から「金額上げるので続けてくれませんか?」という話が出ることも珍しくありません。
逆に言えば、あなたが今も「替えのきく存在」である限り、単価は上がらないのです。
単価アップとは、あなたの働きぶりが〝リスク〟と〝重要性〟の両面から評価されること。
まずは「この人に辞められたら困る」と思わせること。
これが最短ルートです。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- クライアントは〝自分が困る〟時に単価を上げる
- 辞められたくない存在になることが最優先
- 先回りや配慮で「替えのきかない存在」に近づける
単価アップの第一歩は〝リスク回避〟のために選ばれる人になることです。
「他社に奪われたくない」から単価は上がる
単価を上げる理由は「辞められたくない」だけではありません。
発注者は、「他社に奪われたくない」と感じた瞬間にも、単価を引き上げます。
たとえば、あなたがライターだった場合。
今の単価で満足している発注者でも、「この人が他のメディアで書き始めたら困る」と思えば話は変わります。
「うちの専属でお願いしたい」「他に取られるのは嫌だ」と感じれば、発注者は自ら単価アップを提示することもあるのです。
この背景にあるのは、人間の〝比較心理〟です。
同じクオリティでも、「他の誰かに取られそう」と思った途端、価値は高く見えるもの。
だから、あなたが「常に誰かに取られそうな存在」になれれば、それ自体が単価アップの武器になります。
ポイントは、あなた自身が「今忙しい」「仕事を選んでいる」という雰囲気を醸し出すこと。
「この人、いつ他に行ってしまうか分からない」と思わせることが、実は単価を上げるための強力な手段になるのです。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 「他社に取られそう」と思わせると単価は上がる
- 人間は比較心理で〝価値〟を高く感じる
- 「常に誰かに奪われそうな人」でいることが戦略になる
単価アップとは、〝他より良い条件を提示してでも囲いたい〟と思わせる心理戦でもあるのです。
「替えがきかない存在」になる具体的な行動例
最後に、「どうすれば替えがきかない存在になれるのか?」という実践例を紹介します。
ポイントは、「丁寧さ」と「+αの行動」です。
たとえば、依頼された仕事だけでなく、関連する作業を先回りして提案・実行すること。
・過去のデータを調べて修正を先回りする
・指示される前に改善案を提案する
・納品後のアフターフォローまで丁寧に行う
このように「言われたこと以上」を提供できる人は、自然と「替えがきかない存在」として扱われます。
さらに、クライアントの事業全体を理解し、「自分はこの事業の一員である」という意識を持って動くこと。
そうすることで、単なる外注ではなく〝事業パートナー〟と認識されていきます。
例えば、発注者の過去の実績やデータを勝手に見て、「次の改善点はここだと思います」と提案できる人。
発注者が気付いていない課題まで拾える人。
そんな行動が積み重なれば、単価交渉すら不要になります。
あなたは〝この人に頼むしかない〟と思われる存在になれるのです。
あらためて、行動に落とし込むべきポイントを簡単にまとめておきます。
- 依頼された仕事だけで満足しない
- 「先回り」と「+α」で貢献する
- 事業全体を意識して動く
- 外注ではなく「パートナー」と認識される存在を目指す
「この人じゃないと困る」と思わせた時、単価アップは自然に起こります。

替えがきかない人って、特別なスキルじゃなくて〝心配り〟で作れるんですよ!
単価が自然に上がる人の4つの行動習慣とは?
単価が上がらない原因は分かった。
では、〝単価が自然に上がる人〟は何をしているのでしょうか?
結論から言えば、単価が高いフリーランスには共通する4つの行動習慣があります。
それは「丁寧な仕事」「論理的な単価交渉」「スキルの進化」「発信力の獲得」です。
これらは決して特別な才能ではありません。
毎日の働き方や姿勢の中で作られていくものです。
本章では、単価アップを実現する4つの行動習慣を、具体例とともに詳しく解説していきます。
仕事の〝丁寧さ〟で信頼残高を積み上げる
単価アップの最初の条件は〝仕事の丁寧さ〟です。
理由はシンプルで、「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえることが、発注者にとって最大の価値だからです。
具体的には以下のような行動が重要です。
・納期は必ず守る
・依頼された仕事+αの情報提供をする
・過去データやコメントなどから改善点を拾う
たとえばライターであれば、記事を納品するだけでなく、「前回の記事に関する反応もチェックしたところ、次回は〇〇の情報も補足できそうです」と提案してみる。
動画編集なら、指示される前に改善点を見つけ、次回案を出してみる。
こうした小さな丁寧さや心配りが積み重なると、あなたは「辞められたら困る人」になっていきます。
丁寧な人は、何よりも「安心」を売っています。
安心こそ、単価が自然に上がる最大の武器です。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- 丁寧な仕事は〝安心〟という最大の価値になる
- 指示+αの提案で「先回りする人」になれる
- 安心と信頼は単価アップの土台になる
細かい丁寧さこそ、信頼残高を積み上げる最短ルートです。
単価交渉は〝論理〟で納得させる
単価アップは「感情」ではなく「論理」で勝ち取るものです。
単に「上げてください」とお願いするのではなく、「だから上げるべき」という根拠を提示できるかどうか。
たとえば動画編集であれば、
・3ヶ月でチャンネル登録者数が4,000人増えた
・合計100万回再生を達成した
・LINE誘導数が2,000人に達し、売上が200万円発生した
このような具体的な成果や数字を出して、「この結果は自分の提供価値です」と示すことで、発注者は納得せざるを得なくなります。
また、リスク回避の心理も重要です。
「この人に辞められたら困る」「離脱されたら売上が落ちる」
そう思わせることができれば、発注者は自然と単価アップを受け入れます。
感情ではなく論理で説得すること。
これが、単価アップを実現するための必須スキルです。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- 単価アップ交渉は〝成果〟と〝数字〟で説得する
- 売上や成果に対する自分の価値提供を明示する
- リスク回避の心理を活用して納得感を作る
論理で納得させた単価アップは、交渉後の信頼関係も崩れません。
「進化する姿」を見せて価値を高める
単価が上がり続ける人に共通するのは〝進化を見せる〟ことです。
同じ仕事を繰り返しているだけでは、単価は止まります。
発注者は「この人は常に進化している」と感じる人に対して、「今よりもっと高く払ってもいい」と思うのです。
具体的な例を挙げます。
・ライター→デザイン→動画編集とスキルを増やした人
・バナー制作→資料作成→LP制作と業務範囲を広げた人
このように、1つのスキルに付随する関連スキルを増やしていくことで、あなたの単価は一気に跳ね上がります。
重要なのは、「やりの範囲が増えている」と気付かせること。
常に新しいスキルや成果を発注者に報告し、成長している姿を見せ続ける。
その結果、あなたは単なる作業者ではなく〝ビジネスパートナー〟として単価を評価されるようになります。
この内容を実際に使う際、特に意識したいポイントは次の通りです。
- 「1スキル職人」は単価が頭打ちになりやすい
- 掛け算スキルで「広がる人」になる
- 進化する姿を見せることで「価値の増加」を伝えられる
成長している人だけが、単価アップという評価を受け続けられるのです。
発信力で〝仕事を選ぶ側〟に変わる
最後の行動習慣は〝発信力〟です。
これは単価アップの仕組みを根本から変えてしまう最強の武器です。
なぜなら、発信力を持った瞬間、あなたは「仕事をください」と営業する側から、「どの仕事を受けるか」を決める側に変わるからです。
たとえばX(旧Twitter)やInstagramで情報発信をしていると、あなたの存在は見知らぬクライアントにも届きます。
すると「依頼したい」というDMや問い合わせが自然と届くようになります。
その時、あなたは「いくらで受けますか?」と聞かれる側です。
この瞬間、単価はあなたが決められるのです。
「この金額なら受けますよ」という提示に、相手が納得すれば、その金額で成立します。
発信力がなければ、あなたは価格比較され続けるだけ。
だからこそ、自分の考えやノウハウを発信して影響力をつけること。
これが単価アップの最強手段なのです。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 発信力があれば「価格を決める側」になれる
- 営業型の働き方から卒業できる
- 発信している人に高単価依頼は集中する
- 情報発信は単価アップの仕組みを変える武器になる
仕事を選ぶ側に変わった瞬間、単価は自分で設定できる世界に入れるのです。

発信力って、単価を上げるための一番シンプルで最強な武器なんですよ!
クライアントとの最初のやり取りで〝信頼残高〟をつくる具体的な方法を解説しています。
仕事の丁寧さが単価アップにつながる仕組みを知りたい方は必見です。
たった1回のやり取りで信頼を勝ち取る|受注が止まらない人の共通点7選
単価アップの限界を突破する|収入50倍を実現した〝掛け算スキル〟戦略
単価を上げ続けたいなら〝1スキル特化〟から脱却する必要があります。
理由はシンプルで、1つのスキルには必ず〝単価の上限〟が存在するからです。
「動画編集者」「ライター」「デザイナー」…。
どれだけ技術を磨いても、そのスキル単体ではクライアントが支払える金額に限界があります。
ですが、1つのスキルに〝別のスキル〟を掛け合わせることで、単価は簡単に跳ね上がります。
いわば「足し算」ではなく「掛け算」でスキルを組み合わせるイメージです。
この章では、「1スキル特化では稼げない理由」と「単価50倍になった実例」、さらに「受注を広げる具体的な戦略」までを、事例を交えて解説していきます。
1スキル特化では収入は頭打ちになる
単価アップを目指す多くの人が陥る落とし穴。
それが〝1スキル特化〟の状態です。
たとえば動画編集だけを極めようとする。ライティングだけに集中する。
この状態だと、ある程度まで単価は伸びますが、どこかで必ず止まります。
クライアントは、「動画編集は1本〇〇円」「記事は1本〇〇円」という相場観で発注しているからです。
この壁を突破するには、「1つのスキル」だけに依存しないことが重要です。
別のスキルを組み合わせ、「この人に頼めばまとめて解決できる」と思わせること。
これが単価の天井を超える鍵になります。
掛け算スキルがなければ、あなたはいつまでも「比較される側」のまま。
スキルの選び方ひとつで、あなたの収入は大きく変わるのです。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- 1スキル特化では〝単価の限界〟に必ずぶつかる
- 単価は「相場」で決まるため、技術だけでは突破できない
- 別スキルとの掛け算が「天井突破」の鍵になる
スキルの組み合わせ方が、収入を決める時代です。
「スライド制作×原稿」で単価50倍になった事例
ここで実際の事例を紹介します。
あるデザイナーは、もともと〝バナー制作〟のみを請け負っていました。
単価は1枚1万円。
ですが、単価の限界に悩み、「バナー制作」から「スライド制作」へ仕事を広げたのです。
さらに、スライドに付随する「原稿作成」まで巻き取ることに。
結果、1枚1万円だった単価が、なんと1案件40万円にまで跳ね上がりました。
なぜか?
スライドと原稿をセットで納品できることで、クライアントにとっては「企画〜資料作成まで丸投げできる存在」となったからです。
単純な作業者から「業務全体を任せられるパートナー」に昇格したのです。
掛け算スキルは、単価だけでなく「依頼される仕事の範囲」も広げてくれる。
この結果、2日で35万円という収入が現実になりました。
同じ時間でも、掛け算スキルを持つ人だけが〝単価50倍〟の世界に行けるのです。
ここまでの重要なポイントを整理すると、次の通りです。
- 「スキルの組み合わせ」で単価は一気に跳ね上がる
- 業務範囲が広がることで「パートナー扱い」される
- 1案件数十万円が現実になるのは〝掛け算〟のおかげ
スキル単体の価値ではなく、「組み合わせ」で勝負する視点を持つことが重要です。
「1つの受注」から派生案件を生むコツ
もう一つ、収入を増やすための現実的な方法が〝受注の派生〟です。
たとえば、あなたが動画編集の案件を受けたとします。
そこで「この動画を活用するためのLP(ランディングページ)制作も提案できますよ」と派生提案ができたらどうでしょうか?
動画制作+LP制作で、受注単価は一気に数十万円規模になります。
このように、「受けた仕事を起点に関連業務を巻き取っていく」ことが、収入を劇的に増やす戦略です。
コツは、「この作業だけ」で終わらせず、「関連する課題」を提案していくこと。
たとえば動画なら、「動画からLINE誘導の導線設計まで対応します」と提案する。
ライターなら、「記事から商品販売までの導線改善までやります」と巻き取る。
仕事の出口(目的)を理解して、業務範囲を広げていくこと。
これが、単価の限界を突破し続けるフリーランスの思考法です。
この内容を実際に活かすため、次の3つのポイントを意識してください。
- 受注した案件から「関連業務」を提案する
- 業務の「出口」まで理解して動く
- 「作業者」から「課題解決パートナー」に立ち位置を変える
この積み重ねが、1つの受注を複数案件に育てる力になります。

1つの仕事を広げられる人だけが、収入を無限に伸ばせるようになるんですよ!
SNS発信を習慣化できない方は必見です。
影響力を武器に単価交渉すら不要になる仕組みを目指したい方に役立つ内容です。
SNS発信が続かない人へ|成果を出す人がやっているマインドセット5選
なぜ〝影響力ゼロ〟のフリーランスは単価が安いままなのか?
あなたがどれだけスキルを磨いても、単価が上がらない理由はシンプルです。
それは、今のあなたが〝選ばれる側〟にいるからです。
発注者に営業して仕事をもらう…この働き方では、いつまでも価格競争から抜け出せません。
では、どうすれば単価が上がるのか?
答えは「発信力」にあります。
自ら情報発信をして〝影響力〟を持つことで、あなたは仕事を「選ぶ側」に立つことができます。
この章では、「なぜ発信力のない人は単価が安いのか?」という構造的な理由を、3つの視点から具体的に解説していきます。
「営業型」の働き方は単価が上がらない
多くのフリーランスが陥っているのが、〝営業型〟の働き方です。
営業型とは、「自分から仕事を取りに行く」スタイルのこと。
たとえばクラウドソーシングサイトで案件を探し、応募し、価格交渉をして仕事を取る…この繰り返しです。
この働き方は、一見効率的に見えますが、実は単価アップには最も不向きです。
なぜなら、常に〝選ばれる側〟だからです。
発注者は、多数の応募者を価格で比較し、より安く依頼できる人に仕事を振る。
その結果、どんなに実力があっても、価格勝負から抜け出せないのです。
あなたが今も営業型の働き方をしているなら、単価が上がらないのは当然です。
単価を上げたいなら、「営業して選ばれる側」から脱出しなければいけません。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- 営業型の働き方は〝常に価格比較〟される働き方
- 選ばれる側のままでは単価は絶対に上がらない
- 単価アップには「営業卒業」が必要になる
いつまでも自分で営業し続ける働き方では、単価は伸びません。
「選ばれる側」から「選ぶ側」へ|発信力の重要性
単価アップのために必要なのは、〝選ぶ側〟に立つことです。
選ぶ側に立つ最大の武器が「発信力」です。
発信力とは、あなたの考えや実績、価値観を発信している状態のこと。
X(旧Twitter)・Instagram・ブログ・YouTube…どんな手段でも構いません。
重要なのは、「あなたの存在や価値」が見つけてもらえることです。
発信を続けていると、次第にあなたに興味を持つ人が現れます。
そしてある日、こう言われるようになるのです。
「〇〇さんにお願いしたいのですが、単価はいくらですか?」
この瞬間、あなたは仕事を選ぶ側に変わります。
単価は、あなた自身が提示することができるのです。
発信力は、「自分が価格を決められる側」に移行する最短の武器です。
営業で選ばれる人から、影響力で選ぶ人へ。
この転換が、単価アップには欠かせません。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 「選ぶ側」にならない限り単価は上がらない
- 発信力があれば、依頼が向こうから届く
- 発信力は価格を自分で決められる武器になる
単価はスキルではなく、立ち位置で決まる時代です。
発信力があれば単価交渉すら不要になる
さらに強調したいのは、発信力があると〝単価交渉自体が不要〟になるという点です。
発信力を持ったフリーランスには、「いくらでお願いできますか?」という問い合わせが届くようになります。
その瞬間、あなたは価格を提示する側です。
例えば、あなたが「この条件なら30万円で受けます」と言えば、それが価格になります。
発注者が納得すれば成立し、合わない場合は別の人を選べばいいだけ。
交渉は必要ありません。
価格を主導できる人だけが、単価の上限を突破できるのです。
発信力は、単価アップにおける「ゲームチェンジャー」です。
影響力を持つことで、単価は自然と上がり続ける仕組みが完成します。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- 発信力があれば〝価格提示〟は自分からできる
- 「この金額で受けます」で完結できる世界に入れる
- 単価は〝交渉〟ではなく〝設定〟できるようになる
発信している人だけが、単価交渉不要の世界で仕事を選べるのです。

発信しているだけで仕事が来て、単価も自分で決められるようになるんですよ!
毎日の小さな工夫で〝発信力〟を育て、高単価案件を獲得できる人になるためのコツが学べます。
発信に苦手意識のある方にもおすすめの記事です。
発信力が劇的に伸びる〝1日1分〟の習慣とは?
まとめ|単価アップは「4つの掛け算」でしか実現できない
単価を上げることは、フリーランスにとって収入と自由を手にする〝最短ルート〟です。
けれど多くの人が「仕事量を増やす」「スキルを磨く」といった遠回りを選び、いつまでも低単価のループから抜け出せずにいます。
この記事でお伝えしてきたのは、単価アップとは〝相場〟や〝スキル〟だけで決まるものではない、という現実です。
単価は、あなたが「発注者にとってどれだけ必要な存在になれるか」で決まります。
そして、それを実現する具体的な方法が、以下の4つの掛け算でした。
1つ目は〝丁寧さ〟。
ただ作業をこなすのではなく、相手の期待を超える提案や先回り行動を積み重ねること。
2つ目は〝論理的な単価交渉〟。
「だから単価を上げるべきだ」と数字と成果で証明すること。
3つ目は〝進化する姿〟を見せ続けること。
スキルを組み合わせ、成長する自分をクライアントに伝えること。
4つ目は〝発信力〟。
営業するのではなく、自分を知ってもらい、仕事を選べる立場に変わること。
この4つを意識できた人だけが、単価アップを仕組み化し、自由に働く未来を手にしています。
「自分には特別な才能がない」と感じている方もいるかもしれません。
ですが単価アップとは、才能ではなく、〝考え方〟と〝行動の設計〟で決まるものです。
あなたがこれまで培ってきたスキルは、きっとすでに価値のあるものです。
あとはその価値を、どう伝え、どう伸ばすか。
その先に、あなたが望む収入と働き方は、きっと待っています。
焦らず、一歩ずつ。あなたのペースで、未来を変えていきましょう。
【普通の女子大生が200万超え】Instagramのアカウント設計~収益化までの全ノウハウ
あおさんが執筆したBrain「【普通の女子大生が200万超え】インスタのアカウント設計から収益化までの全ノウハウ」では、実際にあおさんがInstagramを運用して集めた再現性の高いノウハウを解説しています。
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