【実例あり】顔出しなしでYouTubeを収益化する4ステップ！運営のコツを月間広告収益700万円超のDioさんが公開

インタビュアーのワカジツです！本日はよろしくお願いいたします。

早速ですが、顔出しなしのYouTubeチャンネルを始めて、収益化につなげるまでの流れを教えてください。

YouTubeはチャンネルが増えすぎて広告収入で稼ぎづらいという話も聞きますが、いまからでも結果を出せるものなのでしょうか？

YouTubeはまだまだ稼げるので、いまから参入しても遅いということはありません！

僕も2021年の11月という後発での参入でしたが、1年で月の広告収益が700万円を超えました。

では、どのようにYouTubeチャンネルを作っていくのか、全体の流れを4つのステップにわけて紹介します！

リサーチとジャンル選定は、これで勝ち負けが9割決まるくらい、大切な作業です。

伸びているチャンネルやジャンルを調べて、自分でもできそうなものを見つけていきます。

まずは、すでに伸びているチャンネルを見つけていくことが大切なんですね。

ちなみに伸びているチャンネルを見つけるには、どうすればいいのでしょうか？ツールなどを使うのでしょうか。

いえ。実は僕はリサーチツールは一切使っていません。やるのは、ただひたすらYouTubeを観まくることです。

YouTubeを観ているなかで「これはフル外注でも伸ばせそうだな」と思えるチャンネルが見つかったら、実際に自分で作ることを検討します。

Dioさんは「フル外注できるかどうか」を判断軸にしているんですね。

そうですね。そのほうが色々なジャンルにチャレンジできるので。

例えばゆっくり解説系の動画は間違いなくフル外注できますし、主婦がやっている暮らし系のVlogも、動画撮影に協力していただける主婦が見つかれば再現できます。

最初はひたすらYouTube動画を観続けて、自分でもできそうな伸びているジャンルを見つけていきましょう。

いくら人気のジャンルだからといっても、伸びているチャンネルとまったく同じ内容だと再生数は増えません。

そこで、いまあるチャンネルと差別化できるようなコンセプトや企画を考えていきます。

なるほど…。そのコンセプトや企画はどのように考えていくのでしょうか？

僕は「誰に何の価値を届けるのか」ということを考えて、コンセプトを作っていきます。

例えば僕がYouTubeに参入した2021年末ごろは、レトロゲームの解説動画がかなり流行していました。

そこで作ったのが、次のチャンネルです。

「あの頃の思い出をもう一度」というコンセプトで、過去のゲームのあるあるを紹介していくチャンネルです。

予算の関係ですぐに辞めてしまったのですが、名作ゲームの難しかったポイントなどを、大人の男性に懐かしんでもらえるような動画をアップしていました。

わずか10本しか動画をアップしていないのに、50万回の動画もあるのはすごいですね…！

当時はポケモン系のレトロゲーム解説が流行っていたので、切り口を変えてファイナルファンタジー系で攻めていました。

もちろん似たようなチャンネルはあったのですが、競合に負けないようにクオリティを高めて、後発でも勝てるような動画づくりを意識したことで大きく伸ばせましたね。

企画を考えたら、20本～30本を目安にして、動画を一気に投稿していきます。

そして投稿が終わったら、1ヶ月ほど放置します。

え、放置してしまうんですね！

はい。YouTubeのアルゴリズム的に、チャンネルを作ってから最初の1～2ヶ月は、どんな動画も再生数があまり伸びません。

そのため、最初にいくらアナリティクスなどを分析しても意味がないので、放置して別のチャンネル案を考えることをおすすめします。

予算に余裕があるなら、最初から2～3チャンネルくらい作っておくと、成功確率が高まりますよ。

1～2ヶ月放置すると、動画が大きく伸びるジャンルが見つかります。

伸びるチャンネルが見つかったら、あとは伸びた理由を分析して、新たに動画を追加していきましょう。

失敗したチャンネルも「なぜ伸びなかったのか」を分析することで、次の運営に役立てることが可能です。

1番のリサーチに戻って、繰り返しチャンネルを作ってみてください！

それでは、顔出しなしでYouTubeチャンネルを伸ばすコツを教えてください！

1. 最初は質よりも数をこなす
2. 企画力を伸ばす
3. 誰よりも「暇になる」という意識を持つ

です！それぞれ詳しく解説していきます。

最初は「どれが質のいい動画なのか」がわからない状態だと思います。ところが初心者ほど「質を意識しないと」と思って、時間をかけて動画を作りがちです。

正直初心者が考える「質」が間違っていることも多いので、まずはとにかく数を作ることが肝心ですね。

確かに質の高い動画って言われても、イメージが湧かないですね…。

ちなみにどれくらい量をこなせばいいのでしょうか？

最初は1ヶ月に20～30本ほどアップロードするチャンネルを、10チャンネル作るくらいの気持ちでいったほうがいいです。

10チャンネルも作れば2～3個は当たるので、かけた時間をペイすることも十分可能だと考えています。

もし資金に余裕があるなら、外注も取り入れて、とにかく量をこなすようにしましょう。

10チャンネルとなると、最低でも200本くらい動画をつくるということですね…！

ちなみに外注するとなると、いくらくらいかかるのでしょうか？

フル外注で運営する場合、1本1.5万円くらいになると思います。なので300～450万円くらいですね。

もちろん全部を外注せずに、動画編集や台本づくりだけでもOKです。

300万円～と聞くと高いと感じるかもしれませんが、チャンネルが当たると1ヶ月の広告収入が100万円を超えることも珍しくありません。

量をこなして、少しでも早く黒字化できるように取り組みましょう。

僕は「再生回数＝属人力×企画力」だと考えています。

例えば、有名芸能人なら適当な店でラーメンを食べるだけでも数十万再生を記録できると思いますが、一般人なら行列のできる名店に行くなどの企画がないと再生数を獲得できません。

顔出しなしの非属人チャンネルだと属人力が1の状態なので、いかに企画力を伸ばしていくかが大切です。

企画力は、どのように伸ばしていけばいいのでしょうか？

やはりYouTubeをとにかく観ることですね。

そしてただ観るだけではなく、「誰が観ているのか」「なぜ伸びているのか」を考えるようにしましょう。

YouTubeを日常的に観ている人は多いですが、裏側まで考えられている人はほとんどいません。
この作業が企画力を伸ばすカギになるので、日頃のYouTube視聴から意識を変えていきましょう。

YouTubeで稼ぐとなると、継続が非常に大切です。

ところがチャンネル運営に多くの時間を取られて疲弊している状態だと、疲れてしまって続かず辞めてしまうケースをよく見かけます。

継続するためにも、自分が暇になるという意識を持っておきましょう。

余裕を持った運営を行うのは大切ですね…！

ちなみに、どのように行動すれば時間を作った運営ができるようになるのでしょうか？

一番は外注と仕組み化です。顔出しなしのYouTubeチャンネルの一番の魅力は「誰でも作れる」という点なのに、なかなか外注に踏み切らない人は多いんですよね。

外注できないと自分が大変になるだけなので、参入当初から意識して外注化を進めて、自分の指示能力を高めるトレーニングを積んでいきましょう。

最初は大変ですが、徐々に楽になっていって、2ヶ月もすればかなり余裕を持って運営を進められますよ。

もし外注化が苦手という方は、僕のBrain「【月収益0→200万円達成】YouTube完全初心者を育てる非属人チャンネル運営完全マニュアルを大公開！」をご利用ください。

このBrainは、僕が普段スタッフに教育している内容をマニュアル化したものです。外注先にBrainの内容に基づいた施策を進めてもらうだけで、チャンネル運営ができるように作っています。

外注化でいちばん大変な「教育」部分を担える教材なので、スタッフへの指示出しが面倒な人や、チャンネル運営が伸び悩んでいる人に、ぜひ手に取っていただきたいです！

最後に、顔出しなしで伸びそうなYouTubeジャンルを教えてください！

1. 日本称賛
2. 大谷翔平
3. 世界情勢
4. ずんだもん

以上の4つは、かなり伸びやすいジャンルです。運営するチャンネルのジャンル選びに迷っている方は、ぜひ内容をご確認ください！

最近のYouTubeは、比較的高齢者向けの動画が伸びる傾向にあります。

そこで「日本はすごい！」ということを伝える日本称賛系の動画は、よく伸びていますね。

音声合成ソフトを使えば誰でも作れるので、おすすめのジャンルです。

プロ野球の大谷翔平選手に特化したチャンネルも、かなり勢いがあります。

野球が好きで野球のYouTube動画を作りたいという人がいたら、プロ野球チャンネルを作るのではなく、大谷翔平選手のチャンネルを作れというくらいです。笑

いまはもう、野球全体よりも大谷翔平選手のほうがパイが大きいんですよね。

まさか個人のほうが伸びるなんて…笑

ちなみに、これも実は一種の日本称賛系なんですよね。世界で活躍している大谷選手はすごい！みたいな。

話題性もあるし、伸ばしやすいジャンルのひとつです。

ロシアやウクライナの戦争など、世界情勢について説明する動画も伸びています。

いまは世界情勢が不安定な状態なので、今後どうなるのかが気になっている人が増えている印象です。

とはいえ若い人はあまり気にしていないので、こちらもどちらかというと高齢者向けのジャンルですね。

音声読み上げソフトウェアのずんだもんを使ったチャンネルです。

ゆっくり解説の新たな演出方法として、急激に伸びています。

従来のゆっくり解説は音声を読み上げて解説する形だったのですが、ずんだもんは再現VTRのような、ストーリー性のある演出が可能です。

ずんだもん自体は以前よりあったのですが、ここ数ヶ月で一気に伸び始めて、トレンドになっています。

ストーリー性があって観やすい動画ですね！

ずんだもん系の動画は台本力が求められるので、参入障壁は他のチャンネルよりも高めです。

ただこれから本格的にYouTube運営を仕事にしていきたいなら、いずれは台本力を高めていく必要があるので、いきなり参入してもいいかもしれません。

まずはトレンドや人気ジャンルにしっかり乗っかって、自分なりの切り口を見つけてみてください！

ありがとうございました！