Twitter広告の費用は自分で設定が可能！課金方法や広告の種類も解説

「Twitter広告の費用っていくらかかるの？」
「あまり予算をかけられないけれど、広告は出せる？」
「Twitter広告の出し方が知りたい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか？

Twitter広告は自分で費用を設定できるため、最低いくらからなどのルールはありません。しかし広告配信を行うには、出稿枠をオークションで落札する必要があります。

方法がわからない方のために、本記事ではTwitter広告について、以下の内容を解説します。

• Twitter広告の費用感
• 広告の入札方法
• 課金方法
• 広告の種類
• Twitterの費用対効果を高める方法

本記事を読めば、費用感や課金方法などの金額面だけでなく、広告の種類や効果的に運用するポイントが分かります。ぜひ最後までお読みください。

Twitter広告の費用は自分で設定できる

Twitter広告の費用は、最低いくらからなどのルールはないため、予算に合わせて設定が可能です。極端ですが、100円からでも始められます。

しかし小額だと、広告の露出は少なくなります。Twitter広告はオークション形式で入札を行うため、競り負けると出稿が難しいからです。

オークションで入札するためには、予算は最低でも数万円は確保すると良いでしょう。

予算の目安は月額10万円〜ほど、より本格的に運営したい場合は、30万円以上は確保しておきたいところです。

さらに広告代理店などに外注する場合は、実際にかかった金額に加えて運用手数料が発生する可能性があります。

Twitter広告はルール上自分で費用を設定できますが、実際は最低でも10万円ほどかかると考えておきましょう。

Twitter広告の入札方法は3種類

Twitter広告の費用は、オークション形式で決定します。他に広告を出したい人と競り合い、落札に成功すれば表示される仕組みです。

入札方法は、下記の3つです。

1. 自動入札
2. 上限入札単価
3. 目標入札単価

オークションで競り勝つには、入札額だけでなく、共感度やリーセンシ―（真新しさ）などの品質スコアも考慮されます。そのため、普段のツイート内容にも注意を払いましょう。

1. 自動入札

自動入札は自分で設定した予算に基づいて、最小限の金額で最も良い結果が得られるように、費用が自動的に調整されます。

他の広告出稿希望者と競り合うために入札額が自動的に選択されますが、自分が設定した予算は超えません。
例えば、予算を5万円に設定した場合は、範囲内で最も良い結果が得られるように調整が行われます。

新しく広告を配信したい・時間をかけずTwitter運用を行いたい場合などに、おすすめの方法です。

2. 上限入札単価

上限入札単価は、1回あたりの課金で支払い可能な金額を、正確に指定します。指定金額を超える入札はありません。

例えば「55,500円まで」など、100円単位まで上限の設定が可能です。

広告予算が決まっている・1回あたりの入札金額を大体把握できている場合などにおすすめの方法です。

初心者には少し難しい入札方法のため、ある程度経験がある人に向いています。

3. 目標入札単価

目標入札単価は、請求可能な課金ポイントごとに、支払い可能な入札金額を指定できる方法です。

入札金額を設定すると、Twitter広告のプラットフォームが、目標に近いもしくは下回るように料金の最適化を行います。

目標入札単価は、広告キャンペーンで以下の目的を選択した場合に利用できます。

• フォロワー数
• ウェブサイトのクリック数
• リーチ
• アプリのインストール数
• アプリのエンゲージメント数

平均目標金額が入札されやすいように最適化されるため、単価の高い広告を落札できる可能性がある点がメリットです。

ただし入札する際は、金額面だけでなくツイートの内容やリツイートの頻度などの品質スコアも考慮されます。

Twitter広告の課金方法7選｜費用相場も解説

Twitter広告の課金方法は、下記の7つです。相場も併せて記載しています。

各方法の詳細は、以下で解説します。

1. クリック数課金

広告をクリックすると課金が発生します。費用は、ターゲットや規模によって変わります。

相場は、1クリックあたり15円〜200円ほどです。

2. インプレッション数課金

広告が1,000回表示されるごとに、費用が発生します。

相場は、1,000インプレッションあたり300円〜600円ほどです。

3. 動画再生数課金

掲載した動画が50％以上表示された状態で、2秒間の再生または全画面表示などのアクションがあった場合、費用が発生します。

相場は1再生で3円〜15円ほどで、上記の条件が達成されなかった場合、費用は無料です。

4. プレロール再生数課金

プレロールは、Twitterで配信される動画の前に表示される広告を指します。

相場は1再生で5円〜20円ほどです。

5. アプリインストール数課金

アプリをインストールしたり、起動するためにクリックしたりすると発生します。

相場は、1インストールあたり80円〜200円ほどです。

6. フォロワー獲得数課金

広告経由で自分のアカウントがフォローされると発生します。

相場は、1フォローあたり30円〜100円ほどです。

7. エンゲージメント数課金

広告のリツイートやいいねなど、ユーザーが何らかのアクションを起こした場合に発生します。

相場は、1エンゲージメントあたり30円〜100円ほどです。

Twitter広告を簡単に出せる2つの方法

Twitter広告は、先述した7つより簡単に運用できる方法も存在します。

1. クイックプロモート
2. オートプロモートクイックプロモート

「Twitter運用に時間をかけられない」「いちいち設定するのが面倒くさい」という場合におすすめです。1つずつ解説します。

1.クイックプロモート

クイックプロモートは、広告の掲載ツイートと配信国を選択して利用します。
管理画面などはなく、スマートフォンやパソコンから広告に使用したいツイートを選ぶだけで、自動配信が可能です。

本格的な広告運用を始める前に、ツイートのユーザー受けをチェックしたい場合などに、おすすめです。

相場は約5,000円〜50万円で、予算に応じて5段階から選べます。

2.オートプロモートクイックプロモート

オートプロモートクイックプロモートは、ツイートが自動選択されて広告が配信されます。

• 配信国
• 25種類のカテゴリー
• 350種類のトピック

から、ターゲティングの特徴を最大5個まで設定が可能です。

一度設定を行えば自動で広告配信ができるため、初心者や運用する時間がない方におすすめです。また月額9,900円のため、毎回予算を設定しなくて良い点も魅力と言えます。

Twitter広告の種類5つを解説

Twitter広告の種類は、下記の5つです。

1. プロモ広告
2. フォロワー獲得広告
3. Twitterテイクオーバー
4. Twitterライブ
5. Twitter Amplify

1つずつ見ていきましょう。

1. プロモ広告

タイムライン上に広告が表示されます。最もスタンダードな配信方法で、多くの企業が利用しています。

タイムライン上に広告が流れるため、商品・サービスの認知やサイト流入が見込める点がポイントです。
他にも通常のツイートと同様、リツイートやいいねが行えます。

プロモ広告は

• 文字のみ
• 画像
• 動画

など、さまざまな形式に対応しているため、表現の使い分けも可能です。

尚、ユーザーに表示されるプロモ広告は、1日1回です。

2. フォロワー獲得広告

ユーザーが現在フォローしていないアカウントで、興味を持ちそうなものを紹介します。

タイムラインだけでなく、おすすめユーザーや検索結果画面にも広告が表示されるため、フォロワー数獲得が目的の場合に有効です。

ユーザーにフォローされない限り課金は発生しないため、経費を抑えたい・確実性を優先したい方におすすめです。

3. Twitterテイクオーバー

Twitterテイクオーバーは、タイムラインや「話題を検索」タブの目立つ部分にハッシュタグや動画などが表示されます。
トレンドの場合は、24時間1番上に表示される点もポイントです。

Twitterテイクオーバーは、タイムラインの上部に表示されるため、ユーザーが現在起きていることを見つけやすいと言えます。

そのため、リーチの獲得やTwitter上での話題化が見込めるでしょう。

4. Twitterライブ

ライブ配信を動画広告形式で行います。「イベントページ」と呼ばれる、ライブ配信専用ページの開設も可能です。

イベントページを利用すると、特定のハッシュタグをつけたライブ配信に関連するツイートを一覧で表示できます。そのため、ユーザーの反応をリアルタイムで確認できる点もポイントです。

またTwitterライブで広告を配信すると、リツイートによる拡散や参加者数のアップも見込めます。

5. Twitter Amplify

Twitter Amplifyは、投稿した動画の再生前と再生後に表示されるプレロール広告です。テレビCMの広告プロモーションをイメージすると分かりやすいでしょう。

Twitter Amplifyは「Amplifyプレロール」と「Amplifyスポンサーシップ」の2種類が存在します。

• Amplifyプレロール：Twitterの提携パートナーの中から、関連するカテゴリを配信
• Amplifyスポンサーシップ：特定のパートナーの動画のみを配信

状況に応じて、適切な種類を選択するのがおすすめです。

Twitterの費用対効果を高める方法6選

Twitterの費用対効果を高める方法は、下記の6つです。

1. 広告の目的を明確にする
2. ターゲットを絞って最適な方法を選ぶ
3. リツイートされる広告を作る
4. リターゲティング配信をする
5. フリークエンシー設定をする
6. LPOのクオリティも高めておく

1つずつ解説します。

1. 広告の目的を明確にする

目的に沿ったキャンペーンや配信方法を設定しないと、効果が現れません。

例えば、フォロワーを獲得したい・自社Webサイトの流入を増やしてコンバージョンを上げたいなどが目的として考えられます。

目的を定めると最短ルートで施策が行えるため、必ず明確にしておきましょう。

2. ターゲットを絞って最適な方法を選ぶ

Twitter広告は、趣味・嗜好などのデータをベースとした様々なターゲティングを用いています。

そのため効果的に広告を配信するには、ターゲットを絞って最適な方法を選ぶ必要があります。

具体的には

• どのようなツイートであれば、ターゲットの興味・関心を惹けるか
• どのような広告であれば、再生してもらえるか

などを考えると良いでしょう。

ターゲットユーザーに響くコンテンツを明確にして、最適な方法で広告を配信すると、効果が期待できます。

3. リツイートされる広告を作る

Twitter広告は、リツイートされる広告づくりが重要です。

広告の掲載には費用が発生しますが、リツイートされて出回ったツイートには費用が発生しません。

そのため、ユーザーによる2次拡散を狙ったほうが、費用対効果が高くなります。

ユーザーが思わずリツイートしたくなる広告をつくるためには、ターゲットの深掘りが不可欠です。

どのようなコンテンツが響くのかなどを分析して、広告に反映しましょう。

4. リターゲティング配信をする

リターゲティング配信は、すでに認知されているユーザーに対して再びアプローチができます。
そのため、通常の配信よりもコンバージョンがしやすい点がメリットです。

リターゲティング配信は

• プロモアカウント
• プロモツイート
• プロモトレンド

のすべてで配信ができます。

5. フリークエンシー設定をする

フリークエンシーは、1人あたり何回まで広告を表示するかをあらかじめ設定できます。

何回も同じ広告を目にすると、しつこく感じられてしまいます。
何度も目にすることで、サービスや商品にネガティブなイメージを持つ可能性もあるでしょう。

そこでフリークエンシーを設定すれば、ユーザーが同じ広告を何回も見る事態を防げます。

ただし、すべての広告にフリークエンシーを設定できるわけではありません。

• リーチ
• エンゲージメント
• 動画再生数
• プレロール再生数

に限られている点も覚えておきましょう。

6. LPOのクオリティも高めておく

LPOは、ランディングページ最適化を指します。広告だけでなく、移動先のLPOのクオリティも高めておく必要があります。

ユーザーが広告に魅力を感じてランディングページに飛んでも、クオリティが低ければ最終的なコンバージョン獲得は難しいです。

広告は、あくまでもサービスや商品に興味を持ってもらうための手段です。LPOも力を入れて作成しましょう。

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