Brainメディア運営部です!
今回は、1000人以上が参加したWEBデザインスクールを運営する、
出永紘己(いでなが ひろき)さんに情報提供していただき、「40代初心者から始めるWEBデザイナーロードマップ」について、
お伝えしていきます!
まずは、出永さんのプロフィールについて、紹介させていただきます。
「40代・未経験からWebデザイナーなんて…無理じゃない?」
そんな不安を抱えたまま、手を止めていませんか?
実は今、〝ノーコードツール〟と〝無料実績作り〟を武器に、ゼロから収入を得ている初心者が急増しています。
その鍵となるのが、〝Canva〟〝Figma〟〝STUDIO〟という無料ツール。
お金も専門知識も不要で、誰でもホームページやバナーが制作できる時代が到来しているのです。
とはいえ、「本当に未経験で仕事になるの?」という不安は当然でしょう。
結論から言えば、答えは〝YES〟。
重要なのは、「ツールの正しい使い方」と「無料から始める実績作り」の2つを組み合わせることです。
例えば、テンプレートを模写するだけでも仕事につながることをご存じですか?
さらに、SSL化やGoogleアナリティクスの設置といった“初心者でも提供できるサービス”は、驚くほど多くの人に喜ばれます。
無料で価値提供 → 実績と信頼を獲得 → 商品提案で収益化。
このシンプルな3ステップを実践できれば、〝誰でも選ばれるWebデザイナー〟は現実になります。
本記事では、〝未経験から最短で月5万円〟を目指すための具体的ロードマップとして、
無料ツールを使った学習法から、無料実績の積み方、収益化の流れまで体系的に解説します。
「副業を始めたい」「これから稼げるスキルを身につけたい」という方にこそ、読んでいただきたい内容です。
目次
なぜ今、未経験からWebデザイナーを目指すべきか?
「未経験からWebデザイナーになれるのか?」そう不安に思っている方こそ、今この瞬間から目指すべきです。
なぜなら〝AI時代〟という追い風の中で、
「全てを1人で完璧にこなす」必要がない働き方が当たり前になりつつあるからです。
例えば最近では、ノーコードツールやテンプレート活用によって、
初心者でも高品質なWebサイト制作が可能になりました。
さらに、Webデザイナーという肩書が「コードを書く人」だけを意味する時代は終わり、
SNS運用や簡単なバナー制作まで含めた“幅広い役割”として認知され始めています。
これからWebデザインを学ぶなら、
最短距離で「仕事になる」スキルだけに絞ってスタートすること。
それこそが、失敗しない戦略です。
この章では、Webデザイナーという職業の未来、
初心者が失敗するNG思考、そして「人とのつながり」を仕事に変える最新の働き方についてお話ししていきます。
「AIで仕事が消える」は本当か?Webデザイナーの未来
結論から言えば、〝Webデザイナーの仕事がAIで消える〟というのは誤解です。
確かに、画像生成AIやノーコードツールの進化は目覚ましいものがあります。
テンプレートや自動化機能を使えば、簡単なWebサイトは誰でも作れる時代になっています。
しかし、それが「デザイナーという職業の終わり」を意味するわけではありません。
理由はシンプルです。
〝お客様ごとに異なる課題を理解し、適切な提案をする〟という仕事はAIに代替できないからです。
例えば、あなたが店舗経営者だったとして、Webサイトを作りたいと考えたとき。
最初に求めるのは「デザイン」ではなく、「誰に、何を、どう伝えれば集客できるのか?」という相談相手ではないでしょうか?
AIは「作業」はできても、「関係性」は築けません。
実際、現在Webデザインの現場では、「制作前の相談」のニーズが急増しています。
お客様が本当に困っているのは「見た目」ではなく、
「売上」や「集客」といった本質的な課題だからです。
だからこそ、人間のWebデザイナーに求められているのは、「手を動かす技術」ではなく、
「課題を引き出し、提案する力」なのです。
〝相談できるWebデザイナー〟になること。
これが、AI時代でも消えない仕事を得るための最大の戦略です。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- 〝AIでWebデザインの仕事が消える〟というのは誤解である
- 本当に求められるのは「デザイン」ではなく「課題解決」の相談相手である
- 「制作前の相談」のニーズが急増しているという現場事実を知っておく
- 〝相談できるWebデザイナー〟こそがAI時代に選ばれる存在である
AIの進化を恐れるのではなく、人間だからできる「提案力」を磨くことこそが未来を切り拓く鍵です。
「全て自分で」はNG?40代未経験が失敗する理由
未経験者がWebデザイナーを目指すとき、
多くの人が抱くのが「全部自分でできるようにならなければならない」という思い込みです。
しかし、この考え方は〝大きな落とし穴〟です。
理由は、Webデザインの業務範囲は非常に広く、
すべてを独学で身につけるのは現実的でないからです。
デザインソフトの操作、コーディング、ライティング、SEO対策、写真選び……
どれも一朝一夕に身につくものではありません。
40代から新たな挑戦をするあなたに必要なのは、
最短で〝仕事になる領域〟だけに絞って学ぶ戦略です。
具体的には、ノーコードツールの活用が鍵となります。
たとえば、「STUDIO」というツールを使えば、コードが全く書けなくても、
プロ品質のホームページ制作が可能です。
これはHTMLやCSSなどの専門知識が不要という意味で、
初心者にとって大きな武器になります。
さらに、あなたができないことは〝他の誰かに任せればいい〟のです。
名刺デザインが苦手なら、Canvaが得意な仲間に依頼すればよい。
SEO対策に詳しい知人にアドバイスをもらうのも一つの方法です。
自分の得意な領域に集中し、できない部分は外部に頼る。
これが、40代・未経験から最短で仕事に繋げるための考え方です。
「1人で全部やろう」とする完璧主義を手放すこと。
これが失敗しない第一歩です。
特に意識したいポイントは次の通りです。
- 「全部自分でやらないと」という考え方自体が失敗の原因になる
- ノーコードツール(STUDIOなど)を活用すれば専門知識は不要
- 自分でできない作業は他人に頼って良いと知っておくこと
- 得意な領域に集中し、仕事に直結する部分だけを学ぶのが最短ルート
苦手を埋めることに時間を使うより、「得意を売る」視点が結果的に収益化を早めます。
「ご縁」を仕事に変えるWebデザイナーの新常識
あなたは〝仕事は営業して取るもの〟と思っていませんか?
実は今、仕事を獲得しているWebデザイナーの多くは、「ご縁」から仕事を得ています。
これは、お客様と直接やり取りしながら進めるWeb制作という仕事ならではの特徴です。
特に無料ツールを活用すれば、制作費がかからないため、「知り合い」から依頼されやすくなります。
例えば、あなたがCanvaで簡単なサムネイル制作を無料で引き受けたとしましょう。
完成したサムネイルを見たお客様は、「この人、他のデザインもできるのでは?」と考えます。
そして「じゃあ、ホームページもお願いできる?」と新たな依頼が生まれるのです。
最初は単なる知り合いだった人が、仕事相手になる。
これが〝ご縁を仕事に変える〟という考え方です。
さらにSTUDIOを使えば、「サービスページ」を作って自分のスキルを見える化できます。
ホームページを持っていることで、「この人はプロなんだ」と信頼されやすくなるからです。
営業せずとも、あなたの周りにいる知人、家族、SNSのフォロワーが最初のお客様になり得ます。
そこから徐々に紹介が広がり、安定した仕事につながっていくのです。
「ご縁を育てる」こと。
これが、今のWebデザイナーにとって最大の営業戦略と言えるでしょう。
あらためて、ポイントを簡単にまとめておきます。
- Web制作は「ご縁」から仕事になるケースが非常に多い
- 無料での制作提供がご縁を仕事に変える起点になる
- 自分のスキルはホームページで見える化しておくこと
- 「紹介」で仕事が広がるのがWebデザイナーという職業の特徴
無理な営業よりも、目の前のつながりを大切にする方が、自然と仕事が増えるのが今の時代です。

大切なのは、無理に売り込まず〝ご縁〟から自然に信頼を積み重ねていくことですよ!
【STEP1】無料ツールだけでスキル習得は可能か?
結論から言えば、〝無料ツールだけでWebデザインを学び、仕事にする〟ことは可能です。
理由は、現代のWebデザインに求められているのが「高度な専門技術」ではなく、
「ノーコードツールを活用したシンプルなサイト制作」だからです。
プロレベルのコーディングスキルや高価なソフトは不要。
無料で使えるツールを選び、その正しい使い方を習得すれば、
十分に仕事につながる実力が身につきます。
例えば、「Canva」「Figma」「STUDIO」といった無料ツールを使えば、
ホームページ制作やバナー作成はもちろん、
自分だけのポートフォリオサイトまで作れるようになります。
実際に多くの未経験者が、これらのツールで実績を作り始めています。
この章では、無料ツールを活用した具体的な学習法と、
それぞれのツールの使い分けについて詳しく解説します。
①Canva|なぜ初心者はまず〝Canva〟を選ぶべきか
初心者が最初に触れるべきツールは〝Canva〟です。
理由はシンプルで、「無料で直感的にデザインが作れる」「テンプレートが豊富」「失敗しにくい」という3つの特徴があるからです。
多くの人がWebデザインを難しく感じる原因は、「白紙の状態から何かを作ろうとすること」。
でもCanvaなら、最初から用意されたテンプレートを選ぶだけで、
誰でもプロっぽいデザインが作れます。
例えば、YouTubeのサムネイルやInstagram投稿画像の制作は、
Canvaだけで十分仕事になります。
文字入れ・画像挿入もドラッグ操作でOK。
デザイン経験ゼロでも始められるのが最大の魅力です。
加えて、Canvaは無料プランでも十分な機能が使えます。
テンプレート、フォント、画像素材なども豊富。
もちろん有料プランにすればさらに便利ですが、
初心者のうちは無料版で問題ありません。
「デザインに自信がない」「パソコン操作に不安がある」という方こそ、
まずはCanvaから学ぶのが正解です。
あらためて、ポイントを簡単にまとめておきます。
- 〝Canva〟は初心者に最適な無料ツール
- テンプレートが豊富なため失敗しにくい
- バナーやサムネイル制作はCanvaだけで十分可能
- 有料プランは必須ではなく、無料版でも仕事にできる
「最初の一歩はCanvaから」これが未経験者の最短ルートです。
テンプレート模写がスキルになる?Canva独学法
「デザイン力をどう鍛えればいいのか分からない」
そんな悩みを持つ初心者におすすめなのが、〝テンプレート模写〟です。
Canva内にあるプロのテンプレートを「そのまま真似して作る」だけ。
このシンプルな練習法が、実は最短でデザインスキルを磨く方法です。
なぜなら、最初から「正解の形」を手本にすることで、
無駄な自己流に陥らず、配色やレイアウトの基礎が自然と身につくからです。
白紙から考えるより圧倒的にラクで、かつデザインの「感覚」が磨かれていきます。
たとえば、バナーの配置をそのまま再現するだけでも、
「文字のバランス」「余白の取り方」が感覚的にわかってきます。
実際、多くのプロデザイナーも模写からスキルを磨いています。
Canvaのテンプレート模写は、初心者でも続けやすい上に
「実際に仕事で使えるクオリティ」に直結する練習法。
迷わず取り入れるべき方法と言えるでしょう。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- テンプレート模写は初心者に最適な練習法
- プロのデザインを真似することで感覚が身につく
- 白紙からではなく「正解の型」から学ぶのが最短
- 実際の仕事で使えるスキルが身につく
「デザインは模写から」。これは覚えておくべき原則です。
学び直し不要|Canvaの正しい教材選び
Canvaを学ぶ際に「独学で本当に大丈夫かな?」と不安に思う方も多いはずです。
結論から言えば、初心者でも安心して学べる教材は数多く存在します。
特におすすめなのが、書籍タイプの教材です。
具体的には、「Canva 基本&デザインの知識 無限に役立つ使いこなし152」という書籍。
Canvaの基本操作から実際の制作例まで丁寧に網羅されており、
「動画を見るよりも本で手元に置いておきたい」という方に最適です。
もちろん、YouTubeなどの動画教材を使って学ぶのも有効です。
ただし、情報が断片的になりやすいため、
基礎を網羅できる書籍と併用するのがおすすめです。
重要なのは、「とにかく教材を1つに絞って繰り返すこと」。
あれこれ手を出さず、一冊を繰り返し実践することで確実にスキルは身につきます。
ここまでの内容を、シンプルに整理すると次のようになります。
- 書籍タイプの教材が初心者にはおすすめ
- YouTube動画は補助的に使うと効率的
- 情報は分散させず「1つに絞る」のが重要
- 教材を「見て満足」ではなく「手を動かす」ことで成果に繋がる
教材選びよりも、1つの教材を「やり切る」ことを大切にしてください。
②Figma|画像編集と何が違う?FigmaでUIデザイン入門
Canvaに慣れてきたら、次に学ぶべきは〝Figma〟です。
Figmaは「ユーザーインターフェースデザインツール」と呼ばれ、
Webサイトやアプリなど「ページ全体のデザイン」を作るのに特化しています。
画像編集ソフトとは違い、画面全体の構成や情報設計を行うツールです。
「Canvaはサムネイルやバナーなど単体画像」
「FigmaはホームページやLPなどページ全体」。
この役割の違いを覚えておきましょう。
Figmaは無料で使えるのに、多くのプロが実務で活用しています。
実際にFigmaでホームページのデザイン案(ワイヤーフレーム)を作ることで、
仕事として通用する「UIデザイン」のスキルが身につきます。
初心者には少し難しそうに感じるかもしれませんが、操作は非常にシンプル。
学ぶ価値は十分にあります。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- Figmaは「ページ全体の設計」に使うツール
- Canvaは単体画像、Figmaはページデザインと用途が異なる
- Figmaは無料でもプロが使う本格ツール
- UIデザインを学ぶならFigmaが必須になる
画像編集ではなく「ページ全体」をデザインできる力がFigmaで手に入ります。
「ポートフォリオサイト」を作れ!Figma学習のゴールとは
Figma学習のゴールは、〝自分自身のポートフォリオサイトを作ること〟です。
ポートフォリオサイトとは、自分の作品やスキルをまとめた「自己紹介用ホームページ」のこと。
これがあることで、お客様に「この人に頼みたい」と思ってもらえるようになります。
Figmaでは、まず「ポートフォリオサイトのデザイン案」を作成します。
ヘッダー、メニュー、作品一覧、自己紹介文……
これらをパーツごとに設計していくことで、「ホームページを作る感覚」が掴めるようになります。
そして重要なのは、完成したデザイン案をそのまま放置せず、
次の工程(STUDIOでのサイト構築)へと繋げることです。
最初の目標は「1つ、自分のサイトを完成させる」。
これだけで、初心者から一歩抜け出した実力が手に入ります。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- Figma学習のゴールは「ポートフォリオサイト」の完成
- ヘッダーや作品一覧など、実際のページ構成を考えながら設計する
- Figmaで作ったデザインはSTUDIOで形にしていくこと
ポートフォリオがあるかないかが、仕事依頼の獲得率を大きく左右します。
独学でOK|Figma習得に役立つ教材&実践法
Figmaの学習に不安を感じる方も多いでしょう。
ですが実際は、「独学でも十分に使いこなせる」のがFigmaの魅力です。
操作が直感的でシンプルなため、学びやすいツールと言えます。
おすすめの教材は、「最新のもので作って学ぶFigma New ステップバイステップで身につけるWeb UIデザインの基本」という書籍。
Figmaを使ったWebデザインの基礎が、画像付きで丁寧に解説されています。
また、YouTubeにもFigmaの操作動画が多数あります。
特に手を動かしながら学ぶのが重要なため、
「動画で操作を見て→自分で真似して作る」という流れが効果的です。
ポイントは、「ポートフォリオサイトを作る」という明確な目標を持つこと。
学ぶべき操作が自然と見えてくるからです。
難しそうに感じても、実際に触れば簡単な操作に驚くはずです。
自分のペースで学んでいきましょう。
ここまでの内容を、一度整理してみます。
- Figmaは操作が直感的で独学でも学びやすい
- 書籍と動画を併用し、手を動かしながら学ぶのが効果的
- 「ポートフォリオサイト作り」という明確な目標を持つこと
- 触って慣れることが最も重要な学習方法
独学に不安を感じる必要はありません。行動しながら学んでいくのが最大の近道です。
③STUDIO|なぜノーコードがホームページ制作の最適解なのか
最後に学ぶべきツールが、〝STUDIO〟です。
STUDIOは、「実際のホームページを作る」ためのノーコードツール。
HTMLやCSSなどのプログラミング知識が一切不要で、
デザイン案をそのまま形にできます。
「Figmaでデザインする→STUDIOで実際に作る」。
この流れを覚えておくとよいでしょう。
近年、STUDIOは多くの企業や個人事業主が採用している人気ツールです。
シンプルでわかりやすいインターフェース、無料で始められる手軽さが特徴です。
特にWeb制作を副業やフリーランスとして始めたい方にとっては、
「ノーコードでホームページを作れる」という事実そのものが大きな武器になります。
難しい技術を覚える必要はありません。
STUDIOを使えば、初心者でもプロ品質のホームページが作れるようになります。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- STUDIOはノーコードでホームページを作れる無料ツール
- Figmaで作ったデザインを形にできる
- 初心者でもプロ品質のサイトが作れるようになる
- Web制作副業を始めるならSTUDIOの活用は必須
今の時代、ホームページ制作は「ノーコードで作れる時代」になっていることを理解しておきましょう。
「営業不要」のサービスページはSTUDIOで作れ
STUDIOを学ぶ最大の理由は、「営業不要の仕組み」を作れることにあります。
具体的には、STUDIOで〝自分のサービスページ〟を作ることができます。
これは、あなたが提供できる仕事(バナー制作・サムネイル作成・簡単なホームページ制作など)を紹介するページです。
このページがあることで、SNSで知り合った方や、
無料で制作を受けたお客様に「実はこういうこともできますよ」と自然に案内できるようになります。
つまり、営業をかけなくてもページを見てもらうだけで提案になる。
これが、STUDIOでサービスページを作る最大のメリットです。
ホームページを持っているだけで「ちゃんとした人だ」と信頼されやすくなります。
STUDIOなら、それが誰でも実現可能です。
ここまでの話をシンプルにまとめておきます。
- STUDIOで自分のサービスページを作ることができる
- 営業せずとも「ページを見せるだけ」で提案できる
- 自分の仕事を見える化することが信頼獲得に繋がる
- サービスページ作りがSTUDIO学習のゴールになる
営業が苦手な方ほど、STUDIOで「営業しなくていい仕組み」を作っていくことが重要です。
無料で始めるSTUDIO学習法|サイト3つ作ればOK
STUDIOの学習法はシンプルです。
結論から言えば、〝3つのサイトを作ること〟がゴールになります。
まず1つ目は、「自分のポートフォリオサイト」。これは必須です。
Figmaで作ったデザインをもとに、STUDIOで形にしていきます。
2つ目は、「サービスページ」。
あなたの提供できる仕事を紹介するサイトです。
バナー制作、サムネイル作成、簡単なホームページ制作など、できることをまとめましょう。
そして3つ目は、「別デザインの練習用サイト」。
同じ型だけではなく、異なる構成やデザインにも挑戦することで、
STUDIOの使い方がより深まります。
STUDIOは公式教材が少ないため、本やYouTubeで操作を見ながら作業するのがおすすめです。
迷ったら実際に触ってみること。操作は驚くほど簡単です。
3つのサイトが完成した時、あなたは「自分でWebサイトを作れる人」になっています。
そこから仕事は自然と広がっていくでしょう。
SNS運用で同じミスを繰り返さないためにも、次の内容を頭に入れておいてください。
- STUDIO学習の目標は「3つのサイト制作」
- ①ポートフォリオ②サービスページ③練習用サイトを作る
- 操作は簡単なので「触って覚える」のが正解
- 3サイトが完成すれば、自分の商品を持った状態になる
実践と経験が最大の教材です。まずは1つ目のサイト作りから始めてみてください。

難しく考えず、まずは1つ自分のサイトを作ること!それが一番の成長につながりますよ!
【STEP2】実績ゼロ→依頼獲得!〝無料で実績作り〟戦略
〝無料で制作を請け負うこと〟は、初心者が最短で依頼を獲得するための重要な戦略です。
「無料で受けるなんて損じゃないの?」と感じる方も多いかもしれません。
しかし実際は、無料で実績を作り、お客様とのご縁を増やすことこそが、あなた自身の収入につながっていきます。
なぜなら、Webデザインは〝目に見える成果〟が信頼と依頼に直結する仕事だからです。
どれだけ技術を磨いても、ポートフォリオや制作実績がない限り、
仕事を依頼されることはありません。
実績を積む方法として「無料提供」はリスクゼロかつ再現性の高い手段と言えるでしょう。
例えば、バナー制作、SSL設定、Googleアナリティクス設置など、
「初心者でも提供できる無料サービス」は意外に多く存在します。
これらを組み合わせることで、お客様との信頼関係を築き、次の仕事につなげることが可能です。
この章では、無料サービスを武器にした実績作りと、
依頼につなげる具体的なステップを解説していきます。
「無料は損」ではない?実績0から始める収益化ステップ
「無料で仕事を受けるのは損では?」と感じる方もいるでしょう。
ですが結論から言えば、〝初心者が最短で収入を得るための近道〟が、無料での制作提供です。
理由はシンプルです。
実績ゼロの初心者にお金を払って依頼してくれるお客様は、ほぼいないからです。
お客様にとって、経験も作品もない相手にお金を払うのは大きなリスクです。
だからこそ、最初は無料で実績を作ることが必要になります。
具体的には、知り合いやSNSのフォロワーなどに「無料で制作しますよ」と案内し、
小さな依頼から受けていきます。
その際にポイントとなるのは、「お客様の困りごとを解決できるサービスを提案すること」です。
単なる練習目的ではなく、相手にとって価値ある制作をすることで、「無料なのにありがとう!」と喜ばれるのです。
さらに、制作後に「実績として掲載しても良いか」を確認しておけば、
ポートフォリオとして活用でき、次の依頼獲得につながります。
無料で受けることで信頼と実績を同時に得られる。
この仕組みを理解できるかどうかが、初心者が最短で収益化できるかを左右します。
あらためて、ポイントを簡単にまとめておきます。
- 無料提供は「損」ではなく「収益化の起点」になる
- 最初の依頼は知人やSNSフォロワーがターゲット
- 練習ではなく「相手の困りごと解決」を意識すること
- 「実績公開OK」の確認を忘れずポートフォリオ化する
無料での制作は信用構築と実績作りの両方ができる最強のステップです。
初心者が作れる〝無料提供サービス〟はこれだ
「とはいえ、自分に何が提供できるか分からない」という方も多いでしょう。
実は、初心者でも喜ばれる〝無料提供サービス〟は以下の4つです。
バナー・サムネイル制作
YouTubeのサムネイルやSNSのバナーは、CanvaやFigmaだけで簡単に作れます。
プロの技術がなくても、テンプレートを活用することで十分なクオリティになります。
見た目の変化が分かりやすいため、お客様にとっても満足度の高いサービスです。
Googleアナリティクス設置
ホームページにGoogleアナリティクスを設置する作業も、
お客様から喜ばれる無料サービスの一つです。
これはアクセス解析ツールを導入する作業ですが、
やり方さえ覚えれば誰でもできるもの。
それでも多くの方は自分で設置できずに困っています。
初心者でも提供できる価値のあるサービスです。
SSL化対応
ホームページのURLを「http」から「https」に変更するSSL化も、
お客様に喜ばれる無料サービスです。
これは安全な通信を保証する設定であり、Google検索順位にも影響します。
しかし多くのホームページが未対応のまま放置されています。
簡単に設定できるため、初心者でも十分提供できるサービスです。
STUDIOで簡単ホームページ制作
STUDIOというノーコードツールを使えば、
簡単なホームページ制作も無料提供サービスになります。
自分でテンプレートを活用しつつ、
依頼者の自己紹介や事業紹介のページを作ってあげるだけでも
「本当に無料でいいの?」と驚かれることが多いです。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の4つです。
- CanvaやFigmaを使った「バナー・サムネイル制作」は簡単かつ喜ばれる
- Googleアナリティクス設置は初心者でもできる価値提供
- SSL化は必須設定。作業は簡単でも意外と喜ばれる
- STUDIOで簡単なホームページ制作も提供可能
これらの無料サービスを組み合わせることで、お客様にとって実用的な提案ができるようになります。
「お客様の困りごと」って何?ヒアリングの正解とは
無料サービスを提供する際に大切なのは、
「自分のやりたいこと」ではなく、「お客様の困りごと」を解決することです。
では、お客様の困りごととは何でしょうか?
それは、「今すぐ解決したい小さな悩み」のことです。
例えば、「ホームページのSSL化が分からない」「Googleアナリティクスの設定ができない」
「インスタのプロフィール画像が微妙で悩んでいる」など、
ちょっとした技術的な悩みが意外と多いのです。
ここで重要なのは、「悩んでいることは自分では些細に見えても、お客様にとっては深刻な場合が多い」ということです。
だからこそ、相談を受けたら「私にできる範囲でお手伝いしますよ」と伝えてください。
ヒアリングのコツは、〝できるだけ具体的に〟質問すること。
「スマホで見た時、見にくくないですか?」と画面を見せながら聞いたり、
「最近SNSの画像とか困ってないですか?」と軽く尋ねるだけでも、
意外と話が広がります。
「今すぐ困っていること」に目を向けて提案する。
これが、お客様に喜ばれるサービス提供の基本です。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 「お客様の困りごと」に目を向けるのが提案の基本
- 「小さな技術的な悩み」を解決できるだけで喜ばれる
- 悩みは本人にとっては深刻であることを忘れない
- 具体的な質問でヒアリングを深めていくことが大事
サービス提供は「相手の悩み」を解消するという視点で考えてみましょう。
無料サービス提案ページをSTUDIOで作るべき理由
最後に大切なのが、「無料サービスをどう提案するか」です。
単に「無料でやります」とSNSで伝えるだけでは、信頼されません。
そこで役立つのが、STUDIOで自分の〝サービスページ〟を作る方法です。
このページには、「どんな無料サービスが提供できるのか」
「なぜ無料でやっているのか」「どんな実績があるのか」などを丁寧にまとめます。
シンプルで構いません。STUDIOならテンプレートがあるため、
初心者でも簡単にページが作れます。
サービスページがあることで、お客様は安心して依頼できるようになります。
「この人なら大丈夫そう」と思ってもらえることが、依頼獲得の重要なポイントです。
さらに、「無料サービスの理由」を記載しておくことも大切です。
例えば、「実績を積むために無料で制作しています」など、
誠実に伝えることで信頼されます。
STUDIOを活用して、「あなたのサービスを可視化すること」。
これが無料サービスを提案する上での最大の武器になります。
ページを持つことが「信頼の証明」になる時代です。
SNS運用で同じミスを繰り返さないためにも、次の内容を頭に入れておいてください。
- サービスページを持つことが依頼獲得への信頼獲得になる
- STUDIOならテンプレート活用で簡単にページが作れる
- 「無料の理由」を書くことで誠実さが伝わり信頼度が上がる
- 「サービス内容」「実績」「依頼方法」もページ内で明示する
サービス内容は口頭よりも「見える化」して伝える方が信頼につながると覚えておきましょう。

自分のサービスを見せるだけで信頼って生まれるんです!
まずは小さく公開してみましょう!
【STEP3】無料→有料に変える!商品提案とクロージング法
〝無料で仕事を受ける〟ことはゴールではありません。
最終的に目指すのは、無料サービスをきっかけにして〝有料の商品やサービスを購入してもらうこと〟です。
これが、初心者がWebデザインで収益化するための現実的なステップになります。
では、なぜ無料提供からスタートするのか。
それは、お客様に信頼される前から商品を売ろうとすると、拒否されてしまうからです。
お金を払う側の心理として、「この人に頼んで本当に大丈夫かな?」という不安があるのは当然のこと。
そこで、まずは無料で困りごとを解決し、「この人ならお願いしてもいいかも」と思ってもらえる関係性を作ることが重要になるのです。
たとえば、バナーの無料制作からスタートし、
作業中に「何か他に困っていることはありませんか?」と悩みを聞き出す。
そこで出てきた悩みに対して、ピンポイントの商品提案をする。
この流れこそが、初心者でも無理なくできる自然な営業プロセスです。
この章では、売り込まずに商品を提案する方法から、
失敗しないクロージング、アフターフォローの重要性まで、
〝無料→有料〟につなげる具体的な方法を解説していきます。
「売り込まない営業」が最も売れる理由とは
結論から言えば、〝売り込まない営業〟こそが一番売れる方法です。
理由はシンプルで、人は「売り込まれると拒否したくなる」心理を持っているからです。
例えば、街中でいきなり声をかけられて商品の説明をされたら、
多くの人は身構えてしまうはずです。
ではどうするべきか?
答えは、〝提案ではなく、相談〟から入ることです。
「スマホでホームページ見た時、少し見づらくないですか?」
「この画像、もっと印象的にできますよ」
こうしたさりげない質問や助言は、押し売りに感じられることなく、
「この人は自分のことを考えてくれている」とお客様に伝わります。
そして「実はこういうことで困っていて……」とお客様自身が悩みを話してくれるようになるのです。
営業とは、売り込むことではありません。
〝相手の悩みを聞き出し、必要な解決策を自然に提示すること〟です。
この考え方を持つだけで、売り込まずに仕事が取れる人になれます。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- 人は売り込まれると本能的に拒否する
- 営業は「相談」から入ると自然に受け入れられる
- さりげない質問が信頼構築につながる
- 営業とは「悩みの聞き出し」と「解決提案」である
売ろうとせず、「相談される人」になることが収益への近道です。
商品提案のタイミング|無料制作→悩み相談→提案の流れ
商品提案は「どのタイミングでするか」で成功率が大きく変わります。
最も自然で失敗しにくいのは、次の順番を守ることです。
無料でバナーや簡単なホームページなどを制作する
作業中や納品時に、「他に困っていることはないか?」と相談を受ける
出てきた悩みに対して「こういう方法もありますよ」と商品を提案する
この流れを守ることで、お客様は「営業された」とは感じません。
むしろ、「この人は自分のことを本当に考えてくれている」と信頼感を持つのです。
たとえば、無料でYouTubeのサムネイルを作った際に、「インスタの投稿画像も最近困っていて…」と相談されたら、「SNS全体のデザイン整えましょうか?」と提案する。
この形が一番スムーズです。
提案は〝悩みに対する答え〟として提示すること。そうすることで、クロージングも自然な流れになります。
営業を意識せず、相談の延長で提案すること。
それが初心者にとって成功する営業法です。
あらためて、ポイントを簡単にまとめておきます。
- 無料制作中や納品時に「悩み相談」のタイミングが生まれる
- 悩みが出てきたら「解決策」として自然に提案する
- 「営業」と思わせないのが成功する提案のコツ
- 提案は「売る」ではなく「答えとして提示する」
タイミングと順番を守るだけで、初心者でも自然な商品提案ができます。
「SNS改善できますよ?」が最強の提案になる理由
数ある商品提案の中で、初心者でも提案しやすく、
お客様に喜ばれやすいのが〝SNS改善〟です。
なぜなら、多くの個人事業主や店舗オーナーは、
SNSを活用したいと思いつつ、画像の作成や投稿内容に悩んでいるからです。
特にインスタグラムやX(旧Twitter)の運用は、多くの人が手探り状態。
ここにデザイン面でサポートできる余地は十分にあります。
たとえば、インスタグラムの投稿テンプレートを作成したり、
プロフィールページのバナーを整えたりするだけでも、
「SNS全体が見違えるようになった」と喜ばれます。
「SNS改善できますよ?」という一言は、「売り込み」ではなく「提案」に聞こえます。
「そうなんです!困っていたんです!」と前向きな反応をもらいやすい提案です。
SNSは〝今すぐ困っている人〟が多いジャンル。
だからこそ、初心者でも提案しやすく、喜ばれる商品になるのです。
この話の要点をシンプルに整理してみましょう。
- SNSは「困っている人」が多いジャンル
- デザイン面の改善提案はすぐに喜ばれる
- 「SNS改善できますよ?」は売り込み感がなく自然に響く
- 投稿テンプレートやプロフィール画像の改善が効果的
SNS提案は、初心者でも成果につながりやすい優秀な商品になります。
サービス提案後に失敗しないアフターフォロー術
商品提案をした後、もう1つ重要なのが〝アフターフォロー〟です。
「一度提案して断られたら終わり」と思っている方が多いですが、
実際はここからが重要。
お客様は断った理由をすぐには教えてくれないことも多いため、
しつこくならない範囲で「タイミングを見て、再提案する」のが大切です。
具体的には、「この間ご提案した件、今はまだタイミング違いますか?」とサラッと聞くこと。
あくまで相手のペースに合わせることで、押し売り感なく再提案ができます。
また、「何かお困りごとがあればいつでもご連絡ください」と一言添えるだけでも、
お客様との関係性は途切れません。
案外、そこから別の仕事を紹介されることもあります。
提案して終わりではなく、「関係性を続ける意識」を持つこと。
これが収益化への大きな差になります。
断られたら終わりではありません。
タイミング次第で、提案は何度でも成立するものです。
ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 提案後の「アフターフォロー」で関係性を切らさない
- 断られても「タイミングが違っただけ」と考える
- サラッとした再提案で押し売り感を与えないこと
- 「いつでも相談ください」の一言で関係を維持できる
提案して終わりではなく「関係性を作る」ことが収益化の本当の鍵です。

断られることを怖がらずに!
関係をつなげておく人が、最終的にチャンスを掴んでいけますよ!
「全部1人で」は古い!未経験こそ〝チーム制作〟を選べ
結論から言えば、〝未経験からWebデザイナーを目指すなら、最初からチームで仕事を進める〟ことが成功への近道です。
なぜなら、今のWeb制作現場は「1人で何でもこなせる人」より、
「それぞれが得意なことを分担できるチーム」のほうが圧倒的に成果を出せる時代だからです。
特に40代未経験者は「全て自分で解決しよう」とすることで遠回りしがち。
むしろ「できないことは頼る」という姿勢こそが、収入につながっていきます。
例えば、バナー制作は自分が担当し、
コーディングや動画編集は他の人に任せる。
そうすることで〝自分の得意〟だけで仕事を受注できるのです。
実際に多くの未経験者が、SNSで知り合ったデザイナー仲間と協力しながら案件をこなしています。
この章では、「なぜ未経験こそチーム制作を選ぶべきか」という理由から、
「仕事拡張の型」「得意に集中する働き方」まで、
チーム戦略の具体的な実践法を解説していきます。
なぜ40代初心者は「チーム」で仕事を取るべきか?
40代からWebデザイナーを目指す場合、必ず直面するのが「全て1人でできない」という現実です。
この時に、「自分ができないから無理だ」と諦めてしまう人が多いのですが、
実はこれが大きな勘違い。
〝できないことは誰かと組んで解決すればいい〟というのが今のWeb制作業界の常識です。
たとえば、バナーやサムネイルはCanvaで作れるけれど、
ホームページのコーディングは分からないという場合。
無理してHTMLやCSSを学ぶのではなく、「その部分は得意な人にお願いする」という考え方が重要です。
そもそもお客様は「誰が作ったか」ではなく「成果物のクオリティ」に価値を感じています。
つまり、自分1人で完成させることにこだわる必要はないのです。
また、年齢が上がるほど「失敗したくない」「迷惑かけたくない」という心理が働きます。
ですが、それは間違い。
できないことは素直に周りを頼ることが、40代初心者が生き残る最大の武器になります。
〝チーム制作〟は初心者こそ積極的に取り入れるべき戦略です。
この話の内容を、少し整理しておきます。
- お客様は「誰が作ったか」ではなく「完成したもの」に価値を感じる
- 40代初心者は「1人で全部」は目指さず、周りを頼ることが重要
- 得意な部分だけ担当し、苦手はチームに任せればOK
- 「できないから無理」ではなく「できない部分は任せればいい」
「できないから動けない」ではなく、「できる部分から動く」ことが重要です。
できないことは外注でOK|仕事拡張の3つの型
「チーム制作」と聞くと難しく感じる方もいるかもしれません。
しかし実際はシンプルです。
〝自分でできない作業は、他の人に頼む〟これだけです。
具体的には、次の3つの型を使えばOKです。
部分外注型
ホームページ制作の一部だけ(コーディングや写真撮影など)を外注する方法。
自分はできる作業だけ担当します。
ペア案件型
デザイナー仲間と一緒に案件を受けて、役割分担して進める方法。
例えば、あなたがデザイン、相手がコーディングを担当。
丸投げ紹介型
自分では対応できない案件は、知り合いの制作者に完全に紹介してしまう方法。
紹介料をもらえる場合もあります。
このように、自分ができないことを他人に頼ることで、「自分ができる仕事」だけで案件を獲得できるようになります。
大切なのは、「全てできる人」になることではなく、
「できることを仕事にする」考え方です。
これが仕事拡張の基本になります。
一度、ここまでの重要なポイントをまとめてみましょう。
- 「部分外注型」「ペア案件型」「丸投げ紹介型」の3パターンで外注OK
- 苦手は外注して「できること」だけ仕事にする発想が大事
- 全部できる人を目指すより、仕事は分担した方が成果が出やすい
- 外注は「難しい」ではなく「仕事を拡張する手段」と捉える
「苦手は誰かと組めばいい」と気づけた瞬間、仕事の選択肢は一気に広がります。
「自分の得意」に集中する働き方が稼げる理由
最後に覚えておきたいのは、「得意に集中することが収入につながる」という原則です。
Web制作の世界では、「何でもできる人」よりも、
「1つの分野で安定して成果を出せる人」の方が選ばれる傾向にあります。
例えば、バナー制作が得意なら、バナー制作専門で仕事を取る。
ホームページデザインが好きなら、そこに集中する。
そのほうがスキルも磨かれ、仕事の質も高まり、
結果的にリピートや紹介が生まれやすくなります。
逆に「全部できるようになってから動こう」としていると、
いつまで経っても案件は取れません。
また、「できないことはチームで補えばいい」という意識を持てば、
自分の得意を武器にして仕事ができるようになります。
チーム制作は、〝苦手を克服する方法〟ではなく、〝得意を伸ばすための仕組み〟です。
「自分の得意なことだけをやる」というシンプルな働き方こそが、
実は一番早く稼げる方法なのです。
あらためて、ポイントを簡単にまとめておきます。
- 得意に集中した方がスキルも案件も安定しやすい
- 「全部できるようになってから」は時間の無駄になりやすい
- 苦手はチームに任せれば問題ない
- チーム制作は「得意を伸ばすための仕組み」と捉える
「得意だけで仕事する」。この働き方が今のWeb制作業界のスタンダードになっています。

苦手は無理せず任せればOK!
得意だけ伸ばす方が、結果的に早く稼げますよ!
【まとめ】40代・未経験から最短で稼げるWebデザイナーになる方法
結論から言えば、〝40代・未経験〟でもWebデザイナーとして稼げる時代です。
なぜなら、今のWeb制作業界は「技術力」よりも「お客様との信頼関係」や「提案力」に価値が置かれるようになっているからです。
特に個人事業主や中小企業のお客様にとっては、
〝話を聞いてくれる人〟〝困りごとを解決してくれる人〟こそが信頼され、選ばれる時代になりました。
実際、バナー制作やホームページ制作は、
CanvaやSTUDIOなどの無料ツールを使えば初心者でも十分に対応できます。
大切なのは〝技術の高さ〟ではなく、〝今のお客様の悩みに対して、どんな提案ができるか〟という姿勢なのです。
これまでの常識に縛られず、「できることから」「人とのご縁から」始めること。
それが、40代未経験でも最短で収入を得られるWebデザイナーになるための現実的な方法です。
この章では、具体的な成功法則を3つの視点から総まとめしていきます。
「今から始める」が最大の差別化
「もう40代だし、今からでは遅い」と悩む方は多いかもしれません。
しかし結論から言えば、「今から始めること」こそが、最大の差別化ポイントになります。
理由は明確です。
世の中の多くの人は、「いつかやりたい」「興味はあるけど」と考えながら、一歩を踏み出せずにいるからです。
例えば、周囲に「Webデザインを始めた40代の知人」が何人いるでしょうか?
おそらくゼロに近いはずです。
だからこそ、あなたが最初の一人になるだけで、それは十分に価値になるのです。
さらに、40代ならではの「人脈」や「信頼感」も武器になります。
同世代の経営者や店舗オーナーとの繋がりは、若手デザイナーには真似できない強力な営業資源です。
「若い人には頼みにくい」と考えるお客様も、
40代という年齢があるだけで安心して依頼してくれる場合もあります。
大切なのは、「やってみたい」と思ったタイミングで始めること。
始めた人だけが、選ばれる立場になれるのです。
ここまでの内容を、シンプルに整理すると次のようになります。
- 「今から始めること」自体が差別化になる
- 40代という年齢や人脈が強力な営業資源になる
- 「若い人には頼みにくい」というお客様心理がある
- 行動した人だけが仕事を獲得できる立場になれる
誰よりも早く行動することが、最大の武器になると知っておきましょう。
「無料」「ご縁」「提案力」が武器になる
40代未経験からWebデザイナーとして収入を得るために大切なのは、「技術力」ではありません。
武器になるのは、「無料サービス」「人とのご縁」「提案力」の3つです。
まず、「無料サービス」は最初の実績づくりに欠かせません。
サムネイルやバナー制作、SSL化、Googleアナリティクス設置など、
初心者でも提供できる無料サービスを通じて「喜ばれる経験」を積むことが重要です。
そこで得た実績は、次の依頼への確実なステップになります。
次に、「ご縁」です。
実際に無料制作をしたお客様は、あなたにとって大きな財産となります。
なぜなら、そのお客様自身から再依頼が来たり、知人を紹介してくれたりするからです。
Web制作は「人との繋がり」で広がる仕事です。
ご縁を大切にする姿勢が、長期的な収入を生むことにつながります。
そして、「提案力」です。
お客様は技術的なことは分かりません。
「もっとこうしたら見やすくなる」「SNSのデザイン整えましょうか?」と、
相手目線で必要なことを提案する力こそが、選ばれる理由になります。
これら3つの武器を活かせば、40代未経験でも十分に戦えるのです。
特に意識したいポイントは次の通りです。
- 「無料サービス」で最初の信頼と実績を得る
- 「ご縁(人との繋がり)」が仕事を広げる
- 「技術」より「提案力」で選ばれる時代
- 「相手目線の提案」が収益の鍵になる
今持っている人脈と姿勢だけで十分戦えることを忘れないでください。
「初心者だからこそ選ばれる」時代が来ている
最後に強調したいのは、「初心者だからこそ選ばれる」時代になっている、という事実です。
なぜなら、多くの個人事業主や中小企業のお客様は、「プロのデザイナー」に対してハードルの高さや不安を感じています。
料金が高そう、専門用語が多そう、自分の意見を聞いてもらえなさそう――
そういった壁を感じて依頼を躊躇している方が非常に多いのです。
一方で、「初心者」「未経験」と素直に伝えてくれる人には、
「話しやすい」「一緒に考えてくれそう」という安心感を持ちます。
さらに、「実績を作りたいので無料で制作しています」と説明されれば、
「それならお願いしてみようかな」と思ってもらえる確率は一気に上がるのです。
つまり、初心者であること自体が信頼獲得の材料になる。
これは他の業界ではあまり見られない、Webデザインという業界ならではの特徴と言えるでしょう。
今は、「初心者だからこそ選ばれる」という追い風が吹いている時代です。
この流れを活かして、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。
このパートで押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- 「初心者=親しみやすい」という安心感が武器になる
- 「プロ」より「素直な初心者」が選ばれるケースが多い
- 無料制作は信頼と受注への入り口になる
- 初心者であること自体が営業トークになる
「初心者だから」と悩むより、「初心者だからこそ」選ばれる時代を前向きに活かしていきましょう。
【出永紘己(いでなが ひろき)さんの公式YouTube】『いでランド / 未経験からWEBデザイナー』はこちら!
出永さんのYouTube「『いでランド / 未経験からWEBデザイナー』」では、実際に出永さんがWEBデザインの基礎から応用まで幅広いノウハウを解説しています。
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