「仮想通貨は将来性がない?」
「今から始めても無駄になってしまうのだろうか」
「将来性が期待できる銘柄はある?」
このような悩みを抱えていませんか?
結論からいうと、仮想通貨はまだまだ伸びる可能性が高く、将来性がある金融資産です。ですが、多少なりともお金が動くものなので、将来性を望める確かな理由を知っておきたいですよね。
そこで、この記事では以下4項目で仮想通貨の将来性について解説します。
- 仮想通貨に将来性があるといえる理由
- 仮想通貨に将来性がないといわれる理由
- 将来性がない仮想通貨を選ばないポイント
- 今後が期待できる仮想通貨
仮想通貨で損をしたくない、将来的に稼げる通貨に投資したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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目次
【結論】仮想通貨はまだまだ将来性アリ!伸びる可能性がある理由を5つ解説
仮想通貨がこれからも伸びるであろう理由を、以下5項目で解説します。
- ビットコイン(BTC)は4回目の半減期後も価格が安定している
- 市場全体が1度急落したが復調しつつある
- 著名トレーダーが今後のピークを予想している
- ビットコインETFが次々と承認されている
- ドナルド・トランプが仮想通貨への支援を表明している
1. BTC(ビットコイン)は4回目の半減期後も価格が安定している
BTC(ビットコイン)には過剰な出回りを防ぎ、価格の安定を図るための「半減期」というものがあります。ビットコインは、約4年毎にある半減期を迎えるとマイニング報酬が半減します。
ビットコインは2024年4月に4回目の半減期を迎えました。ですが多少の上下はあったものの、価格の乱高下は起きませんでした。
2024年10月現在、ビットコインは供給量が半減したにもかかわらず、価格が順調に上昇しています。このことから、今後も仮想通貨市場は上昇していく可能性が高いと考えられています。
2. 市場全体が1度急落したが復調しつつある
2024年8月初旬、ビットコインを始めとした仮想通貨市場は1度大きく急落しました。一時期1,000万円以上にもなったビットコイン価格は、当時約800万円を割り込んでいます。
しかし2024年10月現在、市場は徐々に復調して上昇トレンドが続いています。ビットコイン価格も、900万円まで回復しました。
今後もゆるやかな上昇トレンドは続くと考えられており、ふたたび1,000万円台に乗る可能性は十分にあります。
3. 著名トレーダーが今後のピークを予想している
多くの著名トレーダーが、今後の仮想通貨市場の成長を予測しています。一部にはかなり強気な予想もありますが、業界全体としては、上昇トレンドを支持する声が多いです。
例えば、著名トレーダーであるピーターブラント氏は、2025年9月にビットコイン価格のピークが来ると予想しています。
著名トレーダーのピーター・ブラント氏は6月2日、ビットコイン(BTC)は以前の半減期後の強気市場の軌道をたどる場合、2025年8月末から9月初めの間に13万ドルから15万ドルのサイクルピークに達する可能性があると主張している。
「コインテレグラフジャパン」の記事より引用(外部サイト)
この読みが正しければ、ビットコインを中長期的に保有しておくことで、多大な利益が見込めます。ただしあくまで専門家の予想であり、必ずしも上がるわけではない点は留意しておきましょう。
4. ビットコインETFが次々と承認されている
2024年10月現在、アメリカでビットコインの現物ETF(上場投資信託)が次々と承認されています。
ビットコインがETFに承認されると、大手証券取引所で取引が可能です。投資家がビットコイン市場に流入しやすくなるので、市場全体の価格上昇が期待できます。
ビットコインETFの普及は、今後の仮想通貨の発展における重要な要素となる可能性が高いです。
5. ドナルド・トランプが仮想通貨への支援を表明している
2024年7月、次期アメリカ大統領候補であるドナルド・トランプ氏は、仮想通貨市場への支持を表明しています。
トランプ氏は27日、テネシー州ナッシュビルでのビットコイン会議で「米国が地球上の暗号資産の首都となり、世界的なビットコイン大国となることを確実にするための計画を示そう。われわれはそれを成し遂げるだろう」と語った。
「Bloomberg」の記事より引用(外部サイト)
2024年10月現在、トランプ氏の保有する仮想通貨は総額1億~7億円ほど。さまざまな通貨に分散投資を行い、資産を形成している様子です。
上記の理由から、現在行われているアメリカ大統領選にてトランプ氏が勝利した場合、ビットコインは最高値を更新する見込みが出ています。
現在、次期アメリカ大統領の最有力候補はトランプ氏とされているため、11月に仮想通貨のピークが来る可能性は十分にあります。
仮想通貨は将来性がない・やめとけと言われる4つの理由
仮想通貨に将来性がない、といわれている理由は、大きくわけて以下4つです。
- 今後さらなる規制がかかる可能性があるから
- 価格変動が大きくギャンブル性が高いから
- 詐欺やハッキングのリスクがあるから
- 税金の仕組みが複雑だから
1. 今後さらなる規制がかかる可能性があるから
仮想通貨に関する法律は現在でも調整されつつあるため、今後の動向によっては規制がさらに厳しくなる可能性があります。
日本では2017年4月1日に「暗号資産法」が施行されましたが、内容は販売する業者への規制を定めるものです。2024年10月時点の日本では、個人で仮想通貨を購入したり売ったりすることへの制限はありません。
ただし諸外国では、個人の取引に制限を設けている国も存在します。
仮想通貨に対して厳しい規制をかけている国はまだあまり多くありません。ですが、規制に動いている国が増えれば、日本にも規制の波がくる可能性はあります。
2. 価格変動が大きくギャンブル性が高いから
仮想通貨は株式や金銀などに比べ、価格変動がとても激しい金融商品です。ギャンブル性の高さは否定できないため、売買には注意が必要です。
事実として、仮想通貨の中でも知名度の高いビットコインは、流通し始めた頃は1BTC=1円以下でした。しかし2024年10月現在では、1BTC=900万円以上と凄まじい価格になっています。
仮想通貨の価格は、世界情勢や地政学的リスクなど、さまざまな要因で大きく変動します。仮想通貨取引を行ううえでは、常に最新の情報を追うことがもっとも重要です。
3. 詐欺やハッキングのリスクがあるから
仮想通貨は個人・企業問わず、過去多くのサイバー攻撃に晒されてきました。仮想通貨を扱ううえでは、詐欺やハッキングの被害に遭わないセキュリティ対策は必須です。
米連邦捜査局(FBI)によると、2023年の仮想通貨詐欺の被害額は、約7,935億円と驚異的なものでした。
米連邦捜査局(FBI)は9月9日、2023年の暗号資産(仮想通貨)関連の詐欺被害額が前年から45%増加し、56億ドル(約7,935億円)超に上ったと発表した。
「Yahoo!JAPANニュース」より引用(外部サイト)
仮想通貨詐欺は足がつきにくいため、1度に高額な被害が出る場合がほとんどです。くれぐれも、自分のアカウントのパスワードは絶対に流出させないようにしてください。
4. 税金の仕組みが複雑だから
仮想通貨で得た利益には、所得税がかかります。ただし仮想通貨周りの税金の仕組みは現在も調整中であり、ユーザー参入の大きな障壁となっています。
例えば、以下のような疑問は、専門家によって意見がわかれているので注意してください。
- 仮想通貨はいずれのタイミングで利益として計算されるのか
- 仮想通貨の購入費用は経費として計算できるのか
- NFTは金融資産として扱うのか
上記の内容は素人目では判断がとても難しく、現状では税務署の判断に委ねられます。もし仮想通貨で大きな利益を得た場合は、税理士や会計士に相談するのがおすすめです。
仮想通貨で利益を得るうえでは、税金の問題は避けて通れないことを理解しておきましょう。
将来性がない仮想通貨を選ばないための3つのポイント
仮想通貨には10,000以上の銘柄があるので、どれを選べばよいか迷う人が多いと思います。そこで、仮想通貨の選び方を、3つのポイントに絞って解説します。
- 時価総額ランキングの高い銘柄を選ぶ
- 国内取引所で扱っているものを選ぶ
- ホワイトリストに載っている仮想通貨を選ぶ
1. 時価総額ランキングの高い銘柄を選ぶ
時価総額ランキングが高い銘柄は、価格が安定しているものが多いです。下落リスクも低く損失を抑えられる銘柄が多いので、特に初心者はランキングが高い商品を選びましょう。
時価総額ランキングが低くマイナーな銘柄は「草コイン」と呼ばれます。草コインは価格変動が大きく、あっという間に損失を出してしまうリスクが高いので注意してください。
仮想通貨総額のランキングは、以下のようなサイトでチェック可能です。
日本国内の取引所は、基本的に時価総額が高い銘柄しか扱っていません。国内限定で取引をするならば、リスクを低く抑えられます。
2. 国内取引所で扱っているものを選ぶ
取引する仮想通貨を選ぶ際は、人気だけでなく取引のしやすさも重要なポイントです。メジャーな銘柄であっても、取引所によっては流通量が少ない場合もあるためです。
仮想通貨は、基本的に人対人の取引で売買します。流通量が少ない銘柄を選んでしまうと、暴落した際に損切りがし辛いデメリットが発生します。
国内取引所で流通しているものであれば、全体の流通量も多く安心です。慣れていない人は、国内取引所で扱っている銘柄のみを売買しましょう。
3. ホワイトリストに載っている仮想通貨を選ぶ
将来性のある仮想通貨を選ぶなら、ホワイトリストに載っているかを確認するといいでしょう。
ホワイトリストは金融庁が公開しているもので、登録されている仮想通貨の交換業者が掲載されています。ホワイトリストに載っているということは、きちんと許可を得た上で取引を行っているということです。
リストに掲載されているかどうかはJVCEAの「取扱暗号資産及び暗号資産概要説明書」で確認できます。
ただし、リストにあるからといって金融庁が仮想通貨の安全を保証しているわけではない点は留意しておいてください。
将来性が期待できる仮想通貨5選
最後に将来性が期待できる仮想通貨銘柄を、5つピックアップして紹介します。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- BNB(バイナンスコイン)
- SOL(ソラナ)
どの通貨を選ぶか迷う方は、ぜひ参考にしてください。
1. BTC(ビットコイン)
ビットコイン(BTC)は、世界で初めてできた仮想通貨です。2024年10月時点では、時価総額約180兆円でランキング1位となっています。
提携企業が多く、決済の際や国際送金手段にもビットコインが選ばれるケースが多くなっています。
中央銀行といった管理者がいないため、インターネットがつながる場所であればどこでも取引できるのが特徴です。
流動性が高く、収益性が期待できるのもビットコインの魅力のひとつ。初心者は、まずビットコインからスタートすることをおすすめします。
2. ETH(イーサリアム)
ETH(イーサリアム)は2024年10月現在、時価総額約45兆円とビットコインに次ぐ時価総額ランキング2位をキープしています。
イーサリアムは「スマートコントラクト」と呼ばれる機能を採用しており、ブロックチェーン技術により契約内容を自動で実行できるのが特徴です。契約内容を改ざんされるリスクを回避できるため、今後は金融機関の手続きなどにも採用される可能性があります。
イーサリアムはアプリ内での決済やネットワークを利用する際の手数料を支払う手段などに用いられており、ビットコインとは異なる分野での需要が高くなっています。
3. XRP(リップル)
リップル(XRP)は2024年10月現在、時価総額約5兆円円で時価総額ランキングは7位となっています。主に国際送金に特化しており、世界各国で送金サービスとして採用されています。
これまでの国際送金は複数の銀行を経由しなければならず、手続きに時間がかかったり手数料がたくさん発生したりするデメリットがありました。
しかし、リップルを利用すれば、素早く低コストで送金できるようになります。実用化が進んでおり、将来性が期待できる通貨といえます。
4. BNB(バイナンスコイン)
BNB(バイナンスコイン)は、世界一の仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」の独自通貨です。数多のアルトコインの中では、もっとも勢いがある銘柄といえます。
バイナンスコイン最大の特徴は、中央集権性が高い銘柄である点。バイナンスの独自通貨なので、価格がビットコインに大きく影響される他、バイナンスの動向にも引っ張られる傾向があります。
中央集権性が高い点は、仮想通貨のコンセプトとは外れたものです。ですが、独自の経済圏を形成していることで、価格が安定している点は注目です。
基本的にはビットコインに投資をし、分散投資先としてバイナンスコインを利用するのがおすすめです。価格が安定している通貨なので、今回紹介するBrainを作成したしょーてぃさんも、投資先としておすすめしています。
5. SOL(ソラナ)
SOL(ソラナ)は、2024年10月現在、時価総額ランキング5位の仮想通貨です。さまざまな汎用性を持つブロックチェーンを持つため、現在注目されています。
ソラナ最大の利点は、取引スピードがとても速い点です。世界最大のブロックチェーンであるイーサリアムチェーンより高速とされており、別名「イーサリアムキラー」とも呼ばれています。
ソラナが注目を浴びた理由は、2024年5月にPaypalのステーブルコイン「PYUSD(Paypal USD)」がソラナをサポートしたことです。
Paypalにソラナのブロックチェーンがサポートされたことにより、さまざまなソラナチェーンの通貨がPaypalで使える可能性が出てきました。
ソラナは他のメジャー銘柄同様、仮想通貨市場全体のトレンドに価格が左右されます。ビットコインの分散投資先としても有用です。
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